船殻解析
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<カーボン船のねじれ剛性>

#2000年10月2日#ジョー#
うちの研究室での自分の研究は自律移動する双胴のソーラーボートです。大きさは長さ3.8m、幅2m、重さ100kgほどです。
 船体をつなぐのにカーボンコンポジット材をチャンネル状にしたものをフレームとして、夏に琵琶湖に浮かべに行ったのですが、ねじれが大きく船の剛性が足りないということで解析をしてどのような形状がいいのかということを卒業研究で取り上げることにしました。

 Pro/Mの解析でもフレームがもっとねじれると思ったのですが意外とねじれませんでした。
 そのときのねじれによる変形の量(見た目)と、Pro/Mで解析した値とがあまりに違っているため、材料よりはボルトで締結している部分のばか穴などに原因があるのではと思い、前回のような質問をしました。

 材料の物性値はそのカーボン材のメーカーから値を教えてもらっているので、正しい値だと思います。

#2000年11月3日#imada#
船の解析は境界条件が難しそうですね。
拘束条件が厳し過ぎたりしませんか?

FRPだったら本体は結構剛性があると思いますのでやはり結合部が怪しいですね。。。
実機を何らかの形で測定できるといいんですけど。

#2000年11月3日#ジョー#
拘束条件は回転をすべてフリーにしたりしているので、拘束条件が厳しすぎる
ということはないと思います
(編集担当:Happy 2001/12/15)





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