鋳造解析
TOP > 構造解析  >  加工解析  > 鋳造解析
diecast:ダイキャスト

鋳造部品の解析
#No.1006 #2001年4月9日 # 浅香唯唯
弊社では、アルミダイカスト部品の開発もやっていますが、
先日設計者から、相手部品への取り付け面の平面度が悪い
のだが、こういった鋳造部品の"反り"、"曲がり"を解析で
きないかともちかけられ、今あるソフト(I-DEAS)
では無理です、と答えたところ、できるソフトがないか、
探してほしい、と言われました。
いくつかカタログを見てはいるのですが、凝固解析ソフト
の機能のなかに、"引け巣欠格の予測"というのがあります
が、これで解析出来るのでしょうか。あるいは、非線形解
析ソフトの領域になるのでしょうか。ご存知の方がいまし
たら御教示願います。

☆社内に、CAEについて頼る人がいない私にとって、こうい
う掲示板のページがあると、とても助かります

#No.1007 # 2001年4月9日 # モLD
こんにちは
> 弊社では、アルミダイカスト部品の開発もやっていますが、

私のところも鋳造成形行ってますが、相変わらず職人芸です。
シミュレーション域では、流体の範疇になるかと思います。
確かに、ダイカスト(低粘性)は少ないんですよね。

触角は立てているのですが、知っている限りで以下になります。
参考になれば幸いです。
日立さんの最近できたものです。よく出来ていると思います。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9905/0524a.html
おそらく見ているカタログものかと
http://www.komatsu.co.jp/kcx/tech/3dcad3.htm
(編集担当:チャーリー 2001/12/23)



No.111 鋳造用解析ソフト?
 投稿者 なをき  投稿日 1999年8月21日(土)20時57分
鋳造用金型の設計、製作をして10数年になりますが
鋳造方案の設計には、毎回頭を悩ませています。
どうすれば、より品質の安定した鋳物が出来るか・・・。
どうすれば、より歩留りの良い方案が出来るか・・・。
今までの経験から何とか設計をしていますが、いまだに
自分の設計に自信、確信が持てません。
もしも上手く行かず、金型を修正、改造するとなると大変な
時間と費用がかかってしまいます。

そこで、CAEの力を借りて流れの解析、凝固解析等の計算
をして、より良い設計をしたいと思っています。

市販の鋳造用解析ソフトもあるようですが、どの程度信頼のおける
物なのか、導入するにあたりどの程度の専門知識が必要なのか
プロの皆様の助言がいただければ幸いです。
----------------------------------------------------------
 投稿者 よし☆彡    投稿日 1999年8月22日(日)02時41分 削除

解析をする場合も時間と費用がかかりますよ。まして、経験の少ないときは特に!

流れの解析、凝固解析等の計算を自分で理解するのは最初は大変ですから
いろいろな販売元と会って話をしたほうが良いと思います。
いずれにしてもキーは物性と評価でしょうね。解析精度やどこまで計算に考慮
するかは後からでも出来るので、まず、キーの2つをがんばって入手されたら
いいと思います。
 評価は応力値がどうのこうのと言ってはいけません。もっと具体的に
成分応力をどのように評価して行くのか、疲労曲線をどう変換して使って行くのか
などを、先におしえてもらった方が良いと思います。
 金型は試行錯誤や経験が積みにくいので、最初からノウハウを手に入れたら
いいと思います。情報を入手出来なければ効果が出ないから導入検討を止めると
いえば、特別なものでなければ入手できると思いますよ。

--------------------------------------------------------------------------------
No.114 Re:No.111 鋳造用解析ソフト?
 投稿者 ハッピー  投稿日 1999年8月22日(日)11時26分 削除

>そこで、CAEの力を借りて流れの解析、凝固解析等の計算
>をして、より良い設計をしたいと思っています。

ウォットォゥ!! なおき さんて、そういうご専門だったんですか。

鋳造解析の勉強なら、大中先生(大阪大学工学部)が著わされたこの本を読まれる
ことをお奨めします。
「コンピュータ伝熱・凝固解析入門(副題:鋳造プロセスへの応用)」
著者:大中逸雄
出版:丸善株式会社。初版:昭和60年、 350項
価格:5200円(税抜き)

この本は、鋳造プロセス解析プログラムを自作しようとする人のために書かれたも
のです。熱伝導、流体などの理論、凝固現象の基礎からプログラム例まで分かりや
すく書かれている上に、実際に計算をするのに必要な物性値や境界条件の見積もり
方、さらに解析を湯口・押湯などの型設計に活用する方法なんかも書いてあるので、
「自作するつもりはなく、市販ソフトを使う」という人にも、きっと役に立つと思
います。それに「使うだけ」の人でも多少は理論を知っておかないとネ。
大きな書店には置いてあるかもしれませんが、おそらく注文取り寄せでしょうから
なるべく早いアクションをZEHI。数百万のソフトから見れば安いもんです。

あと、市販ソフトとしては、コマツソフトの「JSCAST」がお奨めでしょうか。

http://www.ens.co.jp/cat/text/a0500.html
「JSCAST」は、各種鋳造プロセスにおいて、溶けた金属が鋳型内を流動、充填、
冷却、凝固していく過程を、シミュレーションするシステムです。(以下、略)

コマツ(小松製作所)での鋳造・型設計の業務の中で開発されたプログラムを
市販しているものですが、おそらくこの手の中では最古参ソフトの一つでしょう。
多分、鋳造解析なんて言うのは、モデル化の仕方などノウハウの塊で、どれだけ
実プロセスに適用してその結果をソフト改良にフィードバックしているかが重要
でしょう。その点、自社業務に適用しつつ...というのは強いと思います。
開発者の長坂ナントカさんの講演を聞いたことがありますが、地道に開発して
いるなぁと感じました。

#私のフリートーク書き込みに触発されて書き込まれたとおっしゃる「なおきさん」
に私が書き込み返すことになるとは。縁は異なもの、おつなもの、ですね。

#よし☆彡さんが書かれたようにノウハウ勝負だと思います。なおきさんの設計
ノウハウと解析ノウハウをどう結び付けるか。それをサポートできるソフト会社を
見つけることがポイントかも。大学の先生に相談に乗ってもらうのも有効かも。
凝固収縮時の割れや、残留応力なんて話は市販ソフトで対応できるのかどうか...
(編集担当:なをき 1999/08/21)





NCnetwork