TOP > 四方山情報 > 材料物性 > 一般 |
<SPHDなどの真応力-真歪みの材料特性>
# 2003年4月3日 # No.5049 # 零細企業 #
SPHDとかSPHC、SPCCの様な一般的な材料の
真応力-真歪みの材料特性カーブを知りたいのですが、どうすれば良いのでしょうか?
一般的特性(公称値等)は各種テキスト等にあるので問題がないのですが真応力・真歪はさすがにのっていません。
これらは実験するしかないのでしょうか?
材料メーカーに聞いても、家のような零細企業には冷たい態度ですし、、、。
工業試験センター等ならば、有料で試験してもらえるとは思うのですが
なにせこの御時世、我社もあまりお金はかけられないのです。
解析に詳しい皆様なら、良いお知恵を拝借できると思い、書き込んで
みました。お願いします。
# 2003年4月3日 # No.5050 # チャーリー #
どんな目的で使われるか掲示されると別な意味でたくさんレスつくと思います。
S-S(ε-σ)曲線らしきものは、得られているとします。
真歪は、対数歪とも言われます。
ε=∫dε=∫dL/L=log(L/L0)=log((L-L0)/L0)
大変形でなければ、σは、公称応力=真歪として構いません。
いいところ公称値で、10%ぐらいかなーと思います。
# 2003年4月3日 # No.5051 # 零細企業 #
ありがとうございます。
実はプレス加工で使用するつもりなのです。
いま取引先(親会社)に出向いて仕事をしているのですが
そこにプレス用のソフトがあります。
過去の簡単な製品と比較をしたいのですが、材料特性が
わからず困っているのです。
# 2003年4月4日 # No.5053 # ピピ #
私はプレス加工や剛塑性解析は全く扱ったことがありませんのでピントが外れているかもしれませんが、自分の勉強も兼ねて調べてみました。
ポイントを絞ってグーグルすると、意外と情報があるもんです。
検索条件:硬化則 n
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.mech-da.co.jp/mechnews/2000-3/00-3-4.html
検索条件:硬化則 鋼板
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.tuat.ac.jp/~kuwabara/gyouseki/h12sae2.gif
どちらのHPも、零細企業さんが知りたい情報満載ですよ。
一つ気になるんですが、SPHCなどは調質の度合いによって、降伏点伸びの状態が変わってくると思うんですけど、その辺の扱いが難しそうですね。
余談ですが、圧延鋼に関して調べていたところ、
SPC:冷間圧延鋼板、SPH:熱延鋼板の後に続くC・D・Eの意味が分かりました。
今までは、単純に(A・B・)C・D・Eの意味だと思ってたんですが、
C:Commercial
D:Deep Drawn
E:Deep Drawn Extra
なんだそうです。JIS記号ってのも、ほとんどコジツケですね(笑)分からない訳です。
ま、工具の”K”、高級の”K”に比べればマシですが...
# 2003年4月3日 # No.5059 # 零細企業 #
> ポイントを絞ってグーグルすると、意外と情報があるもんです。
> 検索条件:硬化則 n
ありがとうございます。
硬化則がポイントなんですね。今回は何とかなりそうです。
ところで皆さんは、どうやって材料特性を入手しているのでしょう?
(その他の材料も、これからは必要になりそうな予感。)
この件でいろいろと勉強した結果、この世界は構造解析よりも
材料特性がとてもシビアなことが分かりました。
構造解析は少しかじった事があります。そのときは材料特性には
そんなに気を配らなかったです。(線形なので当たり前ですけど。)
# 2003年4月7日 # No.5061 # 秀 #
> ところで皆さんは、どうやって材料特性を入手しているのでしょう?
by 零細企業さん
我社ではLS-DYNAを使って冷間鍛造の解析を行っているのですが
塑性変形させる材料特性は試験場で引っ張り試験や圧縮試験を行い
その数値を応力-ひずみ曲線に変換して使用しています。
弾性域内で使用する材料については材料屋さんに頼んで
密度やヤング率やポワソン比などを入手しました。
(編集担当:Happy 2003/10/18)
<物性値の入入手方法>
# 2002年6月11日 # No.3201 # nfx #
フリーで且つ日本語で物性値が沢山載っているサイトってあるんですかねー。
そんなおいしい所はやはりないのでしょうか?
どなたか知って見える方お教えて下さい。
また解析をなさっている方は物性値をどの様に集めておられるのかも教えてほしいです。
お願いします
# 2002年6月12日 # No.3202 # ハッピー #
話が外れますが、自動翻訳ソフトをPCにインストールすれば、英語HPも
一発翻訳で、そこそこ使えますヨ。
こちらは以前見つけた英語HPです。
http://www.matweb.com/
# 2002年6月12日 # No.3203 # ichinokubo #
なかなかないですね。物性情報が豊富なサイトというのは。
基本的にメーカーが商品の宣伝を兼ねて物性データを載せている、あるいは提供しているのがほとんどです。
有料ならいくらでもいいものがありますけど・・・。
材料物性を集めて掲載しているサイトのリンク集などは役に立つでしょうか?
インターネット上の材料ファクトデータベース
http://inaba.nims.go.jp/netnavi/MatF/MatF.html
教えられるのはこの程度までですね。
>また解析をなさっている方は物性値をどの様に集めておられるのかも教えてほしいです。
基本的に自分で測定します。あるいは、社内の技術者に測定してもらいます。
”物性値を集める”作業は、急な解析で物性を測定しているヒマがないときだけです。
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<歪速度依存性データの入手について>
# 2002年6月6日 # No.3189 # グリーンチャンネル #
はじめて参加させて頂きます。
現在Ls-dynaで衝撃解析に取組もうとしていますが、勉強不足のため何がなんだか良く分かっておらず足踏みしております。
まず手始めに歪速度依存性の材料データを入手したいのですが、その測定方法や測定業者を知りません。
どなたか教えて頂けないでしょうか。
測定対象としては樹脂材料で歪速度10程度(引張速度600mm/s)までを考えております。(樹脂なので成形条件によってばらつくのは覚悟しています)
また、得られたデータを真応力、真歪にする方法(くびれちゃったりしたらどうなるの?)も合わせてご指導下さい。
すみませんが皆さん、この勉強不足な私に愛の手を差し伸べてください。
# 2002年6月6日 # No.3190 # よし☆彡 #
はじめまして!材料メーカが既に持たれてるので,それを入手する方が
良いと思います.
最近は無料で提供しないとこが増えたそうですけど,,,,
また試験をされる場合は,蛇の道は蛇と言うことで近くの受託試験会社に聞かれるのが近道だと思います.
テスト形状は試験機の性能と要求試験速度に合わせて作るので,先に試験機の情報を入手することが先ですかね.
頑張ってください.
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<材料データベース>
# 2002年4月26日 # No.3040 # ハッピー #
Net上でフリーの材料データベース(26000種)がありました。
「MatWeb」metals, plastics, ceramics, and composites
http://www.matweb.com/
材料によって、登録されている情報の量は異なるようですが、例えばステンレスについて
下記情報があります。
Mechanical Properties
Hardness, Brinell
Hardness, Rockwell
Tensile Strength,ultimate
Tensile Strength, Yield
Elongation @ break
Modulus of Elasticity
Compressive Yield Strength
ご参考まで
(編集担当:Happy 2002/11/09)