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http://www.nasl.t.u-tokyo.ac.jp/nonlinear/ |
<非線形CAE講演会>
# 2002年10月30日 # No.3876 # ハッピー #
非線形CAE勉強会主催の、講演会の案内がありましたので紹介します
ドイツ計算力学の権威Peter Wriggers 教授(ハノーバー大学)の
招待講演が、12月3日、4日に慶応大と東北大でそれぞれ開かれるそうです。
参加無料&自由
非線形CAE勉強会ホームページ
http://www.nasl.t.u-tokyo.ac.jp/nonlinear/second/
の「特別講演会」をチェック下さい。
講演内容は、
1)接触問題(Adaptive、接触面のスムージング表現...)
2)大変形問題のシェルのAdaptive解法(板成形
3)新素材開発における均質化プロセスのシミュレーション
4)硫化プロセスのシミュレーション
などだそうです。
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<もろもろサイト(2>
# 2002年10月19日 # No.3750 # ハッピー #
CGとメッシュの関係という意味では、粘土細工のようなモーフィングも典型でしょうか
CG:
http://pegasus.cypher.sfc.keio.ac.jp/cgsoft/Release/Textbook/morph02.html
メッシュ:
http://www.fordbetterideas.com/tc/main/featuredtech/mesh.htm
http://www.igenie.co.jp/license/index.html
CAEモデルで直接形状変更スタディをやって、最終結果をCADにReverseできるとCAD→CAEという流れを逆転できるかも
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<陰解法vs陽解法>
# 2002年10月17日 # No.3712 # ハッピー #
> ansysの最大の利点は、連成機能ですね。私もすばらしいと思います。
> とはいっても、使ったことはないですが、LS-DYNAもかなりいいと思いますよ。
> OEMとはいえ、陽解法が主導権を握らないのはどうしてなんでしょうか?
by チャーリーさん
非線形CAE勉強会でも当然「陽vs陰」解法のレクチャーがあり静的大変形座屈問題に関するDynaとAbaqusのベンチマークテスト結果が紹介されました。
結果、陽解法でも解の振動は激しいものの最終的に得られる変形は、陰解法と大差ない結果が得られてました。
(by超CAEエキスパート。素人だと陰解法同士でも結構差が生じたりします)
ただ、当然の事ながら陽解法では、マスを与えた上で「速度」制御で変形させるため、速度によって答えが変わってしまう。
現実もそうだ!と言えばそうなんでしょうが、準静的な問題を陽解法で解く時には、計算時間を短縮するために物性値や速度をいじって計算時間を短くしたりする場合もあるので問題によってはノウハウが必要?
それと、先生が強調されてましたが、シェル要素だけでも何種類もあって問題によって、どう使い分けるのか?もノウハウになりそう。
#また陰陽論議が始まるかも...
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<もろもろサイト>
# 2002年10月19日 # No.3729 # ハッピー #
非線形CAE勉強会で紹介頂いた役立ち(かも)サイトを列挙しておきましょう。
気が向いたらどうぞ
http://www.ncac.gwu.edu/ 米国交通安全局公開のCAEモデル(286000節点!)
http://feainformation.com/m-pdf/960key1.pdf(Dynaユーザーマニュアル
http://feainformation.com/m-pdf/960key2.pdf (Dynaユーザーマニュアル
http://feainformation.com/m-pdf/theory.pdf (理論マニュアル
http://www.ulsab-avc.org/OverviewReportPage.php (超軽量車開発CAEモデル
http://www.cs.berkeley.edu/~jrs/mesh/ (CGにメッシュ技術が進出
http://www.geomagic.com/products/wrap/ (Reverse Engineeringにも
http://www.cosmosm.com/accustress2.htm (Hexa vs Tetra 精度比較
http://www.pointwise.com/prod/gg.htm (最近のCFDメッシュ
http://www.numeca.be/hexpress_home.html (最近のCFDメッシュ
http://www.centaursoft.com/ (最近のCFDメッシュ
http://www.truegrid.com/para.html (最近の構造メッシュ
http://www.lasso.de/ (板金メッシュ ANSA
メッシュ研究先端サイト
http://www-users.informatik.rwth-aachen.de/~roberts/meshgeneration.html
http://www.andrew.cmu.edu/user/sowen/mesh.html
http://www-2.cs.cmu.edu/~ph/mesh.html
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<計算機の原点=タイガー計算機>
# 2002年10月18日 # No.3724 # ハッピー #
次世代ソフトセミナー、非線形CAE勉強会で聞いた
ご紹介したい話はいくらでもあるんですが、
招待講演であった計算機の歴史は面白かった。
分子動力学は正に計算機発達の恩恵を享受しているわけですが、
話は計算機の原点、知る人ぞ知る「タイガー計算機」から始まった!んです。
http://www.wizforest.com/gear/tiger/
http://www.tiger-inc.co.jp/temawashi/temawashi1.html
学生の頃、研究室の戸棚にあって器用な先輩がガラガラ回しながら遊んで使ってましたっけ。
*驚いたこと、その1
タイガー計算機は日本人による発明であること!
(こりゃノーベル賞ものでは?)
*驚いたこと、その2
その人の名が「寅次郎」で「虎印計算機」という名前のゆかり
*驚いたこと、その3
えいやっとタイガー計算機の処理能力を見積もると10^-2FLOPS(熟達した人)で、ノイマン型計算機が登場以来の、計算機のスピードアップの推移直線を時代を遡って外挿すると、このタイガー計算機(1923年)がきちんと性能推移直線に乗る!こと。
タイガー以来、40年間で10^13倍もの速度向上が果たされた、
と、さすが大先生も振り返ると感慨深げでした。
今の学生さんが40年経って60才を迎えるころには、
TelaFLOPS→Peta→Yota→→→無量大数FLOPS、そんなわけないか。
最後に、固体力学から分子動力学に渡る先生らしく、
「微細構造をモデル化しないままにズームアップしてもダメ。
CAE技術者が良く陥るからご注意!」と蘊蓄頂きました。
# 2002年10月18日 # No.3725 # よし☆彡 #
計算機もインターラクティブからWINDOWSのようなイベントドリブンになり,
アクションが無ければ,待ってなさい(無駄に時間を過ごせ).と変わってきたので, 逆に何を計算させるんだろうと悩んでしまいますねぇ.
解析するには良いけど,モデル作るにはどうかなぁーAIでも搭載してるのかも,,(笑)
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<非線形CAE@中国>
# 2002年10月14日 # No.3701 # ハッピー #
NHKスペシャルで中国が最近良く取り上げられています。
昨日は、「遂に純国産で国際レベルの乗用車が開発&販売された!」
それを支える部品メーカーの一つ、後部トランクの気密ラバー・シールメーカーの開発に焦点が当てられていました。
自動車メーカーからの基本寸法と概略図を基に、CADで構想設計をするわけですが、それを直ちに非線形CAEで確認&見直しのサイクル。
ラバー・シールはご存知のように、トランクを閉めるとぐしゃっと
潰れてしまい、その状態で気密性を保つわけです。
当然、非圧縮性・非線形材料の接触(Self Contact)大変形解析。
パーティションで整然と仕切られた綺麗な設計室の中、
設計担当者のマシンに工場長以下主要メンバーが集まり、解析アニメを見て
「この変形状態じゃイカン。ここをこう変えてはどうだ?」
「じゃやってます」と、その場でモデル変更して即解析&アニメ、を繰り返し
「これでバッチリだ」
で、製造、納期に間に合い、耐水試験に合格、ハッピーエンド。
非線形CAE勉強会で「ゴムのProny級数が難しい...」という議論を聞いた後だったので印象的なシーンでした。
材料ライブラリーを作り込んでいるんでしょうネ。
非線形CAEが、設計ツールとして使われている分かり易い事例でした。
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<非線形CAE勉強会>
# 2002年9月30日 # No.3633 # ハッピー #
関西CAE懇話会&非線形CAE勉強会の土日特訓に参加させて頂きました。
http://www.cae21.org/
180名もの有志が集まって熱気で暑かったこと。
極めて濃密な2日間、いや勉強になりました。
有難うございました。
後半も楽しみですが、その前に前半の復習をしっかりしておかないと。
# 2002年10月14日 # No.3698 # ハッピー #
~後半~
この土日は、MultiPhysicsと題し、電磁場、凝固、樹脂流動、音響と幅広い内容が一日!
そして関心大のメッシュ分割、非線形解法、陰・陽解法比較、そして多くの事例紹介が一日!
これまでソルバー、プリポスト等いろんなプログラム開発&解析に首を突っ込んできた
私も最後は頭が朦朧としました。皆さんの熱意には頭が下がります。
今後、分科会活動が始まるそう
・加工CAE分科会
・ゴムなどの材料非線形分科会
・非線形CAEプログラミング分科会
Webページに案内が出るそうですので要注目です。
http://www.nasl.t.u-tokyo.ac.jp/nonlinear/
http://www.cae21.org/
関西CAE懇話会もそうですが、企業と大学が一緒になってCAEのレベルアップ
を図る取り組みが益々パワーアップすることが重要でしょうネ。
東大「計算科学技術連携研究センター」
http://www.fsis.iis.u-tokyo.ac.jp/index.html
も産学連携が目的だそうですが、
いずれの場合も企業からの受け身でない前向き参加が必須ですね。
#講義で紹介いただいた、メッシュ研究先端サイトです。
http://www-users.informatik.rwth-aachen.de/~roberts/meshgeneration.html
http://www.andrew.cmu.edu/user/sowen/mesh.html
http://www-2.cs.cmu.edu/~ph/mesh.html
(編集担当:Happy 2002/11/16)