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<ansysの塑性理論>
No.6081# 2003年11月7日# Commencement#
ANSYSで弾塑性解析をはじめた者です。
一般的な弾塑性解析では、その塑性構成方程式に
①ひずみ増分理論(incremental strain theory)
②全ひずみ理論(total strain theory)
の2種類のいずれかを用いるようですが、ANSYSの
(1)静的微小変形option
(2)静的大変形option
では、それぞれ①②のどちらの理論を用いて解析されているのでしょう
か? ANSYSのHELPでDOCUMENTATIONを検索してもこの記述が見つからないのです。
ご存じの方、どうかご教授いただくようお願い申しあげます。
No.6083# 2003年11月7日# Pero#
こんにちは.ANSYSを使用していないので,分かりませんが,弾塑性では,ひずみが
10%を超える場合が多いと思われるので,ひずみ増分理論,全ひずみ理論に関係なく
(2)の静的大変形optionを用いて解析される方が良いのではないかと思います.
静的大変形optionと静的微小変形optionはUpdate Lagrangeを使うかどうかの違い
だと思いますので,直接的にはひずみ増分理論,全ひずみ理論に関係がないのでは
と思います.(間違ってたらごめんなさい(*_*))
静的微小変形optionでは,ひずみは数%ぐらいしか対応できないと思います.
また,余談ですがMarcでは,Post処理にて相当塑性ひずみを出力する際,
・Equivalent Plastic Stain・・・全ひずみ理論による塑性ひずみ
・Total Equivalent Plastic Stain・・・ひずみ増分理論による塑性ひずみ
の両方を出せますよ.ANSYSにも両方あるのでは?
なお塑性加工のように,ひずみが大きく進行する場合は,ひずみ増分理論のほうが良い
みたいです.
No.6084# 2003年11月7日# Commencement#
Peroさん、お返事ありがとうございます。
おっしゃる通り、局部的には結構大きな歪が出る解析をしているので、
大変形optionを使用しています。
また、ANSYSのポストプロセッサーでは、相当塑性歪の出力はあります
が、全相当塑性歪の出力はありません(全相当歪という出力はありま
すが、これは歪の弾性成分と塑性成分の和という意味での全です)。
結局は、歪増分理論と全歪理論で、解析結果に大差無いであろうこと
は予想しています。実際、多くの論文や教科書でそのような結果が
紹介されています。私がなぜ2理論のどちらで計算されているかを
知りたいかというと、(1)ANSYSを単に解析ツールとして使用している
だけでなく、最低限の内容(計算方法)も知っておいた方が良いため、
(2)解析方法を論文やレポートなどに記載する際に必要な情報である
ため の二つの理由です。
No.6100# 2003年11月11日# よし☆彡#
>・Equivalent Plastic Stain・・・全ひずみ理論による塑性ひずみ
>・Total Equivalent Plastic Stain・・・ひずみ増分理論による塑性ひずみ
上記のそれぞれは、等価塑性ひずみ、全等価塑性ひずみ、なので
熱ひずみなどが足されなければ、同じ値になると思いますよ。
> ansysの塑性理論
by Commencementさん
線形はひずみ増分理論、全ひずみ理論ともに関係ないと
思いますが、一般的な非線形汎用のソフトは、ひずみ増分理論で
扱ってるので、非比例負荷の経路について心配する必要はない
と思いますよぉ~
No.6102# 2003年11月11日# Commencement#
よしさん、お返事ありがとうございます。
ANSYSでもひずみ増分理論の可能性が高いということですね。
了解しました。
(編集担当:うし 2005/01/16)
<ANSYSでの熱伝導率について>
No.6049# 2003年10月31日# sakon#
はじめまして。
ANSYSでアルミの誘導加熱を電磁場-伝熱の連成解析をしているのですが、
アルミの材料モデルを温度依存性を考慮して入力する際に、例えば、
体積抵抗率[Ω・m]は0℃・20℃・100℃についてそれぞれの値を入力しますが、
熱伝導率[W/mK]を入力するときに単位にKが入ってのに温度依存性を
0℃・20℃・100℃と、℃で入力して大丈夫なのでしょうか?
伝熱解析セミナーを見ると典型的な単位系(SI)として[W/m℃]となってます。
他の材料モデルはすべて℃で入力し、アルミの温度分布も℃で得たいのです。
例題などを見ても℃に対し、[W/mK]もあれば[W/m℃]で入力しているものも
あるので、悩んでいます。
[W/mK]→[W/m℃]に変換し統一する必要があるのでしょうか?
よろしくお願いします。
No.6051# 2003年10月31日# tos#
> 熱伝導率[W/mK]を入力するときに単位にKが入ってのに温度依存性を
> 0℃・20℃・100℃と、℃で入力して大丈夫なのでしょうか?
大丈夫です。摂氏(℃)でも絶対温度(K)でも構いません。
> [W/mK]→[W/m℃]に変換し統一する必要があるのでしょうか?
1℃も1Kもスカラー量としては同じなので統一しても変わりません。
(単位変換で何倍かする必要なし)
基本的に熱の解析は摂氏(℃)と絶対温度(K)の違いは
気にする必要はありません。
ただし輻射の解析で、ステファン-ボルツマンの法則は
絶対温度で定義しているので、注意は必要です。
(編集担当:うし 2005/01/16)
<単位について>
No.5370# 2003年6月12日# atmori #
単位系には苦しめられます。N,m系でやれば問題ないのはわかっているん
ですが、扱っているものが小さいのでN,mm系でやってます。
そうすると例えばアルミニウムは
E=70300[N/mm2] , 密度=2.7e-6[kg/mm3] になるはずですが
Ansysの場合、密度=2.7e-9[kg/mm3]ってやらないと、
振動固有値が合わないんですよ。
(重力加速度が9.8m/sec2じゃなくて9800mm/sec2になるので、この1000倍を密度で補正する)
No.5371# 2003年6月12日# グリーンチャンネル#
お世話になります。グリーンチャンネルと申します。
これはANSYSに限ったことではなく、dyna、i-deas、marcみんなそうですよ。
この場合N/mmの記述が適切ではなく、Nを⇒質量(kg)、長さ(mm)、時間(s)に分解するといいと思います。
したがってこの場合、密度を補正するというのではなく応力、ヤング率の単位をmN/mmの記述が単位系の統一になるかと思います。
あまり動的解析では皆さん使っていない単位系かもしれませんが、i-deasではデフォルトがこれだと思います。
以上ご参考になれば
No.5376# 2003年6月12日# tonne#
> E=70300[N/mm2] , 密度=2.7e-6[kg/mm3] になるはずですが
> Ansysの場合、密度=2.7e-9[kg/mm3]ってやらないと、
> 振動固有値が合わないんですよ。
> (重力加速度が9.8m/sec2じゃなくて9800mm/sec2になるので、この1000倍を密度で補正する)
ふむふむ、atmori氏は多分勘違いをしておられるぞ。
1000倍で補正するのではなく3桁上の単位のトンを使えばすむことじゃ。
わしのようなじじいは昔kgfなる力の単位を使っていたのじゃが、この時は
密度を重力加速度の9800mm/sec^2でわって、2.7E-10kgf/(mm/sec^2)なる
意味のない単位を使ったものじゃ。
たぶんこれと混同しておるな。
いまでも工学単位系を使い続けているというつわものもいるようじゃが・・・。
No.5378# 2003年6月12日# atmori#
なるほど(笑)、Ansysを使い始めた時にAnsysサポートからいろいろ
単位系の事は教わって試行錯誤したあげく、
>やっぱり、応力はMPaで見たいんですよ。
と同じ結論に達したんです。
最近の材料物性の本って、許容応力とかの単位がMPaで書いてるんで、
N/mm2=1E6N/m2=1MPaになるんで、応力をN/mm2にしておけばそのまま
MPaの数値が使えるんですよ。
あと、CADの寸法はmm単位だし。
まぁ僕も大学ではkgf/cm2で計算していたような気もするんですけどね。
(編集担当:うし 2005/01/16)
<接触解析>
No.5228# 2003年5月20日# atmori #
AnsysEDで趣味レーションしてみました。
円錐だと収束しないです。(そこがEDのメッシュ数の悲しさで)
円錐台にしました。あと軸対称じゃなくて1/4モデルにしました。
1/4にして、分割面を対称境界にしました。こうすれば
モデルが横方向に動くことが防げます。
まぁあんまり細かいこと書くとツッコミが来るので、そこはそれ、
趣味レーションで(笑)、
要は「1/4対称モデルだとどうでしょうか?」って書きたかっただけです。
↓(93kB)
http://atmori.info/engineer/test/p2.gif
(編集担当:うし 2005/01/16)
〈 データーの取り込み〉
# No.5281 # 2003年5月28日 # Yu #
みなさんはじめまして。
私はANSYSを使い始めたばかりなのですが
どうぞよろしくお願いします。
今現在、ANSYSを用いて応力解析を行っているのですが、
対象が複雑な形状で困っています。
AUTO CAD2000(LT)で製作したモデルをANSYS(ver6.0)に
なんとか取り込んで使用する事はできるのでしょうか?
初歩的な事柄かもしれませんが、
どなたかご助言いただけると幸いですm(_ _)m
# No.5286 # 2003年5月28日 # atmori #
こんちにちは。
> AUTO CAD2000(LT)で製作したモデルをANSYS(ver6.0)に
ということは、2次元押し出しモデルになるのでしょうか?
AutoCADでDXFを作成し、それを3DCADで読み込み、押し出して
厚みをつけて、IGESで書き出してAnsysで読み込んでみると、ちゃんと
ソリッドとして読めているようです。
お手元にIGESを出力できるCADがあったら、それを使ってみてください。
無ければPTC/ProDesktopは無償なので(半年ごとに更新登録が必要ですが)
使えるかと思います。
ProDesktopに関しては、Googleで Pro/Desktop を検索すると
多数見つかりますので、ご参考にしてください。
昔、私も勢いにまかせてページ作ったのですが
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://atmori.info/engineer/pro-desktop/index.htm
ほったらかしなので、情報が古いかもしれません。
あ、一つだけ注意ですが、Pro/Desktopを使う場合、入出力する
フォルダにスペースや漢字を含むとうまくいかないみたいなので
c:\iges\ とかいうフォルダを作って、そこにファイルを
作るようにしたほうがいいみたいです。
# No.5288 # 2003年5月28日 # Yu #
丁寧なご回答ありがとうございましたm(_ _)m
これから色々と試行錯誤して試してみようと思います。
ProDesktopについてのHP、ぜひ参考にさせていただきます。
(編集担当:うし 2003/11/27)
< シェル要素とビーム要素の混合モデル >
# No.4701 # 2003年2月4日 # MAYU #
補強がある平板の解析を行っています。
平板の片面に補強のための梁があり、その反対面から荷重を加えるといったものです。
補強にビーム要素(オフセットさせている)、平板にシェル要素を使用していますが、ビーム要素とシェル要素の節点の部分で悩んでいます。
節点を共有(マージ)する方法や、節点を共有せず『ばね』でビーム要素とシェル要素の節点をつなげたりしているのですがばね定数の設定がまた難しい・・・)
なかなか実測値(たわみ)に近づきません。
このような解析で何か良い方法がありましたら、お教え願います。
ちなみにソフトはANSYSで、線形静解析で行っています。
本文章でイメージがつきにくいかも知れませんが、宜しくお願い致します。
# No.4703 # 2003年2月4日 # dan #
わざわざビーム要素を使わなくても、すべてシェル要素でモデルを作成すればよいかと思いますが、できない理由でもあるのでしょうか。
# No.4708 # 2003年2月5日 # ハッピー #
> 補強がある平板の解析を行っています。
> なかなか実測値(たわみ)に近づきません。
by MAYUさん
解析が実測に合わない場合、拘束部のモデル化が効いていることが良くありますよ。
解析で「完全拘束」としても実際にはガタや変形があったり。
あと、基本的な話でヤング率などの物性値。
実験で荷重が一様な圧力になっているかどうか、とか
# No.4710 # 2003年2月5日 # よし☆彡 #
通常はシェル要素の節点を用い梁要素を抜けなく作成します.
また,オフセットはなるべく小さな物を用い,なるべく面外方向のみ
オフセットすべきでしょう.いづれにせよ,何が構造に利くのかを
あらかじめ予測することが大切です.
シェルとオフセットされた梁を別節点で定義する方法を書かれてますが,
物理的な意味があるなら良いのですが,たぶん無さそうな様子なうえ,
モーメントが伝わらない問題もありますので,基本的にはNGだと思います.
(実はシェルと梁を接続してもソルバーの中で経験的な剛性で1つのモーメントは殺されてるはずですが,,,,それはさておいて)
私が感じることは,ハッピーさんの指摘されてる拘束条件の影響が大きい気がします.膜応力が発生しなければ条件により約倍は違いますから,,,
また,一般にシェルや梁は多くのユーザが意識されずに使われてますが,用いられる仮定によりある程度使い分けが必要です.特にマニュアルに薄肉,厚肉とか書かれてる場合は要注意ですが,その点などは大丈夫でしょうか?
# No.4711 # 2003年2月5日 # ピピ #
ハッピーさん、よし☆彡 さんが鋭い指摘をされてますが、ちょっと追加です。
補強材はアングル鋼やチャンネル鋼などでしょうか?
ビーム要素だと、単純な線になってしまいますけど、強軸方向を意識していないとトンチンカンな設置をしてる場合がありますので、ご確認を。
danさんご指摘のように、梁をシェル要素でモデル化した場合と比較してみることも不可欠だと思います。
補強材は平板に溶接されているものと推測しますが、実際の溶接条件を考慮したモデル化を心がけた方が良いと思います。バネ要素などで数字だけ合わせてしまうとその場だけの解析になってしまうような気はします
# No.4714 # 2003年2月5日 # MAYU #
danさん,ハッピーさん,よし☆彡さん,ピピさんご指摘ありがとうございました。
ハッピーさん,よし☆彡さんご指摘の通り、実験での拘束および荷重条件と、
解析上での拘束および荷重条件で差が生じることは理解しているつもりですが・・・
再度、解析モデル・拘束・荷重条件等見直してみます。
danさんご指摘の、補強をシェル要素でモデル化といったことでも検討してみたいと思います。また分からないことがありましたら、よろしくお願い致します。
(編集担当:うし 2003/11/27)
<AnsysでP法>
# 2003年1月13日 # No.4504 # atmori #
そういえばAnsys-EDにもP法があったなぁ、って今ごろ思い出して使ってみました。
こんな感じでいいのかなぁ?
3メッシュしか切ってません(笑)
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://atmori.info/engineer/test/ansys-p/
(編集担当:Happy 2003/09/29)
<ANSYSの流体構造連成>
# 2002年10月16日 # No.3703 # C++ #
ANSYSの流体・構造連成機能に
流体メッシュと構造メッシュが一致しない場合も
対応できるようになったって、
理屈は出来ると分かってても便利ですね~これは!
http://www.cybernet.co.jp/news/no103/ansys.pdf
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<樹脂の反りの精度が上がらない。多彩な議論>
# 2002年9月30日 # No.3634 # ランティス #
はじめまして。早速ですが質問があります。
ANSYSを使って、熱硬化性樹脂と金属板の積層材について、175℃で貼り合わせて、常温に下がるときの熱変形(反り量)の解析を行っていますが、実測値と計算値が3割以上ずれてしまいます。
樹脂物性には温度依存性がありますので、各温度ステップごとに材料定数を変えて求めた反り量を最終的に足し合わす、という形で解析を行っています。
実測値とsim値が3割もずれるというのは何がまずいのでしょうか?
樹脂の物性値(横弾性係数、線膨張係数)は実測した値を使用していますし、金属も銅材なので一般的な値を使用していますので、物性値がずれているというのも考えにくいです。。
何かアドバイス等ありましたらお願いいたします。
# 2002年9月30日 # No.3636 # チャーリー #
#反り量を最終的に足し合わす、ってどういうことでしょうか?
初期状態→(加熱)→ 170°→ (冷却)→常温 の解析が必要そうに感じますです。
工程1での伸び、工程2での収縮の比が偉いことなるからではと考えてます。
他には、弾性率も変化しますし、化学反応の強度上昇もありそうですね。
# 2002年9月30日 # No.3637 # saito #
>> 樹脂物性には温度依存性がありますので、各温度ステップごとに材料定数を変えて
>> 求めた反り量を最終的に足し合わす、という形で解析を行っています。実測値と
>#反り量を最終的に足し合わす、ってどういうことでしょうか?
線形解析を、樹脂物性を変えて何パターンか行って、その反り量を足し合わせると理解しましたが、いかがでしょう?
ANSYSは物性値の温度依存性を考慮できるので
非線形解析にしたほうがよいのでは・・・
先の方法では、樹脂と銅が(モデル全体が)同じ割合で温度低下していくという前提が必要と思いますが、対象はそのようなものですか。
# 2002年9月30日 # No.3638 # チャーリー #
> 実測値と計算値が,3割以上ずれてしまいます。
(余談)3割程度でしたら、御の字と考えておりますが
実験結果のばらつきも結構多いとも推測してますが、、、(笑)
# 2002年10月1日 # No.3640 # かんきち #
> ANSYSを使って、熱硬化性樹脂と金属板の積層材について、175℃で貼り合わせて、
> 常温に下がるときの熱変形(反り量)の解析を行っていますが、実測値と計算値が
> 3割以上ずれてしまいます。
要素タイプや境界条件、初期温度が正しく与えられており、
さらに、
・実験値の方が反り量が小さい。
・冷却速度が大きいほど反りが大きくなる。(計算結果と近くなる)
・樹脂のガラス転移点温度が175℃より低い。
としますと、樹脂の応力緩和の影響が推測されると思います。
まずは文献等をあたってみては如何でしょうか?
積層はりの粘弾性解析の文献が機論などに何件か出ています。
個人的には粘弾性モデルで解くのが正攻法と思うんですが、
ANSYSで温度依存の線形粘弾性モデルは使えるのでしょうか?
甚だ不親切なレスですいません。
# 2002年10月1日 # No.3641 # ランティス #
皆さん、たくさんの返信ありがとうございます。一つ一つ返事してみたいと思います。
○チャーリーさん、saitoさん
>線形解析を、樹脂物性を変えて何パターンか行って、その反り量を足し合わせると理解
>しましたが、いかがでしょう?
その通りです。
>ANSYSは物性値の温度依存性を考慮できるので
>非線形解析にしたほうがよいのでは・・・
今回の場合ですと、175℃から25℃までの温度変化があり、その間での
物性値変化もあります。
ANSYSでは温度依存の物性値は最終温度での値のみが参照されます。
解析で175℃から25℃までの温度変化を与えると、25℃での物性値のみが使用されるため、途中の物性値変化は全く考慮されません。
175℃から25℃をいくつかのステップに分けて計算したこともありますが、意図するものとは異なりました。(詳細は忘れました、すみません)
そのため、温度ごと(10℃おき)に物性値を変えた解析を行い、それを足し合わせるということやり方に到達しました。
ANSYSのサポートにもいろいろ問い合わせて、自分が判断した最良の方法です。
>先の方法では、樹脂と銅が(モデル全体が)同じ割合で温度低下していくという前提が
>必要と思いますが、対象はそのようなものですか。
はい、温度は一様と見なせます。
>(余談)3割程度でしたら、御の字と考えておりますが
>実験結果のばらつきも結構多いとも推測してますが、、、(笑)
え!3割で御の字ですか!(^^; 私は5%ぐらいを目指したいのですが、無理ですかね?
実験結果のばらつきは1割程度です。
○かんきちさん
> ・実験値の方が反り量が小さい。
> ・冷却速度が大きいほど反りが大きくなる。(計算結果と近くなる)
> ・樹脂のガラス転移点温度が175℃より低い。
>としますと、樹脂の応力緩和の影響が推測されると思います。
>まずは文献等をあたってみては如何でしょうか?
>積層はりの粘弾性解析の文献が機論などに何件か出ています。
>個人的には粘弾性モデルで解くのが正攻法と思うんですが、
>ANSYSで温度依存の線形粘弾性モデルは使えるのでしょうか?
実測値よりsim値が小さくなります。
粘弾性を考慮するべきかと考えましたが、そうするとさらにsim値が
小さくなりますます実測値から遠くなりますよね。なので困っていたのです。
(ANSYSは粘弾性は考慮できます。私は使い方が分かりませんけど)
他になにか思い当たることはありませんでしょうか??
ほんとに「3割だと御の字」なのでしょうか。。
# 2002年10月1日 # No.3642 # チャーリー #
> 他になにか思い当たることはありませんでしょうか??
> ほんとに「3割だと御の字」なのでしょうか。。
175℃時の形状って本当に実測できますか?
私のところは、金属の場合でも諦めてます。(笑)
粘弾性もいいけど、温度PEAK時の形状が決めてのような気がします。
# 2002年10月2日 # No.3636 # saito #
>ANSYSでは温度依存の物性値は最終温度での値のみが参照されます。
>解析で175℃から25℃までの温度変化を与えると、25℃での物性値のみが
>使用されるため、途中の物性値変化は全く考慮されません。
これってそうなんですか?
自分の認識では,温度に依存した物性値で計算できたと思ったのですが・・・
マニュアル見ても,参照温度を6個ぐらい定義できるように書いてあるし。
温度低下をいくつかのステップに分けて計算すれば,各ステップ毎の温度で物性値を決めるんじゃあないでしょうか?
# 2002年10月2日 # No.3647 # ランティス #
>これってそうなんですか?
>自分の認識では,温度に依存した物性値で計算できたと思ったのですが・・・
>マニュアル見ても,参照温度を6個ぐらい定義できるように書いてあるし。
>温度低下をいくつかのステップに分けて計算すれば,
>各ステップ毎の温度で物性値を決めるんじゃあないでしょうか
例えば、線膨張係数、ヤング率を次のように入力して、0℃から100℃までの
変形・熱応力を解析したとします。
温度 線膨張 ヤング率
25 10e-6 2500
50 10e-6 2500
75 20e-6 1000
100 20e-6 1000
ここで0℃から100℃までの熱応力を1ステップで求めると
物性値は100℃での値のみが使われて途中の物性値変化は考慮されませんよね。
25℃ステップで解析すると各最終温度での物性値が使われて、ステップごとの結果が出てきます。 ここまでは認識があってると思います。
タイムステップを使ってランプ荷重(荷重を徐々に負荷する)を使って4ステップで解いたとしても、ランプ荷重の設定が温度荷重に対しては効かないため、0℃→100℃の結果が4つ出てきてしまい、結局途中の物性値の温度依存性は考慮されない結果が出てきてしまいます。
温度変化をいくつかのステップに分ける方法を私は知りませんので、バッチファイル内で、DOループでREFTとTUNIFを変化させてステップ毎に解くというやり方をしています。(最後に結果を足しあわせます)
saitoさん、ANSYSをお使いのようですが、温度変化をステップ毎に分けるいい方法はご存知ないでしょうか?
# 2002年10月2日 # No.3648 # ichinokubo #
> タイムステップを使ってランプ荷重(荷重を徐々に負荷する)を使って4ステップで
> 解いたとしても、ランプ荷重の設定が温度荷重に対しては効かないため、
> 0℃→100℃の結果が4つ出てきてしまい、結局途中の物性値の温度依存性は考慮
> されない結果が出てきてしまいます。
by ランティス さん
これはおかしいですね。
saitoさんも言われているように、”温度低下をいくつかのステップに分けて計算すれば,
各ステップ毎の温度で物性値を決め”て計算されますよ。
どこか設定がおかしいと思います。
もっと簡単にLSFILEを使ってLSSOLVEで解いてみてはいかがですか?
# 2002年10月2日 # No.3649 # ランティス #
○Ichinokubo さん
>もっと簡単にLSFILEを使ってLSSOLVEで解いてみてはいかがですか?
これは私がやっている
「バッチファイル内で、DOループでREFTとTUNIFを変化させてステップ毎に解くというやり方」と同じですよね。
バッチファイルでやるかLSFILEを使うかだけの違いだと思います。
バッチファイルを使っているのは、ステップごとの計算をしたあとの結果をLoadCaseファイルに書き出す作業と、結果を足しあわす作業を一度に処理するためです。
ちなみに計算の部分のバッチファイルを書き出すと次のようになっています。
*do,ii,1,15,1
tref,175-10*(ii-1)-5
tunif,175-10*(ii-1)+5
time,ii+1
solve
*enddo
これできちんと各温度ステップごとの物性値を使って計算できています。
私が問題としているのは、このやり方で実測値と合わないので、解析の考え方は合っているのか?
やり方は正しいのか?他にいい方法は無いのか?ということなのです。
Ichikuboさんがおっしゃっている「Referenceの温度を変えているとすると、そのたびにその温度を無応力状態にしていることになりますが、どう対応してますか?」というところが気になります。
私のやり方ではステップ毎に初期応力が0になるのですが、
前ステップの応力状態を引き継ぐ方法があるのでしょうか?
> タイムステップを使ってランプ荷重(荷重を徐々に負荷する)を使って4ステップで
> 解いたとしても、ランプ荷重の設定が温度荷重に対しては効かないため、
> 0℃→100℃の結果が4つ出てきてしまい、結局途中の物性値の温度依存性は考慮
> されない結果が出てきてしまいます。
これは、SolutionControlのTimeStepの機能を使っては同様の解析が出来ないと言いたかったのです。
saitoさんが「温度低下をいくつかのステップに分けて計算すれば,
各ステップ毎の温度で物性値を決めるんじゃあないでしょうか? 」といったのがSolutionControlの機能を使ってはどうか、と言っていると思ったものですから。
# 2002年10月2日 # No.3650 # saito #
>*do,ii,1,15,1
>tref,175-10*(ii-1)-5
>tunif,175-10*(ii-1)+5
>time,ii+1
>solve
>*enddo
このコマンド列で,TREF,175として解析したら,
最後のステップの結果はどうなるのでしょう。
TREF一定だと,物性の温度依存性が考慮されないから
上のような方法を取られていると考えればいいですか?
# 2002年10月2日 # No.3651 # ichinokubo #
>SolutionControlのTimeStepの機能を使っては同様の解析が出来ない
>と言いたかったのです。
by ランティス さん
できますよ。
ただ、ランティスさんのようにTUNIFを使うとできないと思います。
節点に温度負荷(BFとかで)を与えて解析すれば大丈夫ですよ。
(コマンドで書いてもらうほうがよく伝わりますね)
>私のやり方ではステップ毎に初期応力が0になるのですが、
>前ステップの応力状態を引き継ぐ方法があるのでしょうか?
初期応力のインポート機能を使えばいいんじゃないでしょうか。
形状変化分もUPCOORDを使えば何とかなるんじゃないかな。
# 2002年10月2日 # No.3653 # ランティス #
○saitoさん
>TREF一定だと,物性の温度依存性が考慮されないから
>上のような方法を取られていると考えればいいですか?
そうです。線膨張係数であればRef温度からの平均線膨張係数を入力しておけば考慮できるんですが、ヤング率の温度依存性は考慮されませんので。
○Ichinokuboさん
>できますよ。
>ただ、ランティスさんのようにTUNIFを使うとできないと思います。
>節点に温度負荷(BFとかで)を与えて解析すれば大丈夫ですよ。
なるほど、節点に温度負荷を与えると出来ました。
でもこれだと、例えば、0℃から100℃までを5ステップで解析した場合、
0℃→20℃+20℃→40℃+40℃→60℃+60℃→80℃+80℃→100℃ではなく
0℃→20℃、0℃→40℃、0℃→60℃、0℃→80℃、0℃→100℃になるようですね。
つまり最終ステップの0℃→100℃では100℃の物性値が参照されてしまい1ステップで解いたのと同じ結果になってしまいます。
途中の物性値変化は無視されてしまうようです。悲しい。。
>初期応力のインポート機能を使えばいいんじゃないでしょうか。
>形状変化分もUPCOORDを使えば何とかなるんじゃないかな。
形状変化の取り込みはUPGEOMコマンドですよね。応力のインポート方法をご存知でしたら教えていただけませんか?
# 2002年10月2日 # No.3654 # ichinokubo #
> 形状変化の取り込みはUPGEOMコマンドですよね。応力のインポート方法を
> ご存知でしたら教えていただけませんか?
by ランティス さん
最近この種の解析をしていないので、うろ覚えなところがありますが・・・
solveの前に
ISWRITE,ON
として、解析を実行します。
すると、jobname.istというファイルが自動的に作成されます。
これが初期応力のデータになっています。
後はこのファイルを
ISFILE,read,jobname,ist
で読み込んであげれば初期応力のインポートになる、はずです^^;)
# 2002年10月2日 # No.3655 # ランティス #
Ichinokubo さん
ばっちりインポートできました。ありがとうございます。
このコマンドをバッチファイルの中に組み込んで計算してみます。
# 2002年10月2日 # No.3656 # チャーリー #
> ちょっと説明不足でしたが、実測できてるのは常温での反りのみです。
> 175℃で金型内で成型されるので、175℃でフラットのはずです。
> その後樹脂の硬化収縮と熱収縮が起きます。当然金属も収縮します。
> 高温時の反りを測定できる環境があって、高温で数ポイント測定できれば
> sim条件、物性値入力のヒントになると思っているんですけど。。
私の遠まわしな言い方がわるく、伝達しきれてないようです。すみません。
逆解析ってご存知ですか?
# 2002年10月2日 # No.3657 # ハッピー #
ANSYSの話題花盛りですね。
他ソフトのユーザーの方から見ると、
>*do,ii,1,15,1
>tref,175-10*(ii-1)-5
>tunif,175-10*(ii-1)+5
>time,ii+1
>solve
>*enddo
などというプログラム言語が何故現れるの?と思われるかもしれませんが、
ANSYSは入力データの中でFortranチックのプログラムが書けるんですヨ。
時間増分のくり返しをdoループで表して、ステップiiごとに解析条件を変えたりif文で途中結果に応じて条件を変えるのも手のもの。
他ユーザーの方も、書き込みから中味を解読してみては?
# 2002年10月3日 # No.3661 # saito #
いろいろ意見出しましたが,
降伏などの弾塑性解析でないかぎり,温度依存性を定義しようと
最初と最後の状態でしか結果は出ないんじゃないかという
気になってきました。(だからこそ線形なのではないかと・・・)
だから3割の誤差とは,解析処理方法の問題でなく,
物性値が違っているとか,実測値に誤差を含んでいたとか。
# 2002年10月3日 # No.3662 # ランティス #
○saitoさん
>降伏などの弾塑性解析でないかぎり,温度依存性を定義しようと
>最初と最後の状態でしか結果は出ないんじゃないかという
>気になってきました。(だからこそ線形なのではないかと・・・)
つまり、実際の現象では途中の経路がどうであろうと、到達温度の物性値が同じであれば同じ結果になるのでは、ということでしょうか?
○チャーリーさん
>逆解析ってご存知ですか?
いえ、聞いたことありませんが。どういう解析でしょうか?
# 2002年10月3日 # No.3663 # saito #
>つまり、実際の現象では途中の経路がどうであろうと、到達温度の物性値が同じであれば
>同じ結果になるのでは、ということでしょうか?
いえ,実際の現象は途中の経路で結果が変わるかもしれませんが,
現在作られている解析モデルでは,途中の経路がどうであっても同じ
結果しか出ないのでは・・・と考えたのですが。
# 2002年10月3日 # No.3665 # チャーリー #
> >逆解析ってご存知ですか?
>どういう解析でしょうか?
いくら解析をやってもそり量は、最終的には接着剤の塗布量(体積)に依存しませんか?
そうでなければおかしいし、線膨張係数の体積比率で決定されるはず。
計算で行おうとすると、初期の高温状態が金属体に対して接着材料面積が大きいものでないとつじつまが合わなくなったり矛盾に陥ったりします。
層方向や、幅方向での異方性なんかもあるよって意見もあるはずなので樹脂材のしわ等の影響確認ということでしたら、saitoさん指摘の非線形が必要になるのでは?
と感じたのですが、
蛇足でした、逆解析。岩盤解析によく利用されているようです。
# 2002年10月4日 # No.3669 # かんきち #
> いえ,実際の現象は途中の経路で結果が変わるかもしれませんが,
> 現在作られている解析モデルでは,途中の経路がどうであっても同じ
> 結果しか出ないのでは・・・と考えたのですが。
おっしゃる通りだと思いますが、違うのでしょうか?
レスされた他の方々は、「違う」という認識なのでしょうか?
一般論ですが、樹脂成形で冷却経路が反りに与える影響は大きいと思います。
これは、冷却プロセスだけ変えて実験してみれば確認できます。
この影響が大きいならば、可塑性や粘弾性などを解析モデルに導入しないと、反り量を正しく計算することはできないと思います。
勿論、常に瞬間的に冷却するなら粘弾性の影響は無視できますが。
でも、これらの導入は反り量を小さくし、更に実験とずれてしまいますね。
現状の反り量の計算値が「不当に」小さいという可能性は無いでしょうか?
接着層など影響の他にも、たとえば、
・実際の硬化収縮が非常に大きい (線膨張に含めて考慮?)
・要素タイプが不適切。(ロッキングや砂時計の影響)
・厚さ方向の要素分割数が不十分。
・拘束条件をが不適切。(反りを妨害している)
・初期温度分布が実験のそれと大きく異なる。
などなどなど。
# 2002年10月4日 # No.3670 # ランティス #
みなさんからいろいろアドバイスいただきましたが、やはり樹脂を相手にする以上、粘弾性の考え方を入れないとダメなんでしょうね。
線形モデルで解こうとしている事自体が間違っているのかもしれません。
反りの計算値が実測より小さいのですが、よく考えると、樹脂の線膨張がTgを境に接着相手の金属より小さくなるので、冷却途中に一旦大きく反ったものがTgを過ぎると反りが戻るので、粘弾性を取り入れることで実測値に近づくのかもしれません。
とはいっても、粘弾性を理解できる知識も無いし、どこから手をつけていいのやら皆目見当がつきません。粘弾性解析関係の論文とかいくつか手に入れて読んでも「?」です。
どういう物性値が必要なのか、解析条件をどう設定するか、
といったところを解説してある書籍、文献は無いものでしょうか。
(ANSYS工学解析入門の弾塑性解析版みたいな。。)
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<薄板のねじれ解析をAnsysEDでしたいのですがメッシュ制限が...>
# 2002年7月5日 # No.3288 # としりん #
はじめて投稿します。
ANSYS・EDで長い薄板の固有振動数を求めようとしているのですが、 節点数の制限に制約されています。
(1.5m×0.5m×0.001m)
分割してする方法などよい方法があれば教示してください。
# 2002年7月5日 # No.3289 # saito #
30分割×10分割×1分割=300要素で十分解析できると思いますが,
どのような振動を想定されているのでしょう?
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<電磁場解析で回転する導体の速度を変化させるには?>
# 2002年7月2日 # No.3280 # たけし #
皆様、はじめまして。
私は今ANSYSを使って三次元磁場解析(SOLID117)を行おうとしている者ですが、一つどうしてもわからない部分が出てしまったので質問させてください。
解析の中で導体を回転振動させる必要があるのですが、この回転振動させる方法がわからないので困っています。
回転自体はReal Constantsで設定できることがわかったので、これでHarmonic解析を行えばよいのかなと最初思ったのですが、ANSYSのHelpを読んだところHarmonic解析でも速度は一定のままだそうなので、この方法では無理なことがわかりました。
もしお分かりの方がいましたら、ぜひご回答をよろしくお願いします。
# 2002年7月3日 # No.3281 # チャーリー #
はじめまして、ANSYSわからないのと、詳しい方の回答がこれに続くと願って(笑)
動解析は周期境界といって、周波数毎の応答を解くことになります。
おそらく時刻歴応答のことかと、、、、境界条件を時間ステップで入力し、
それ毎に解きます。
回転は、軸の自由度の設定とrotationの境界で加えることができると思います。
もしかすると右ねじの法則ですか?(笑)
解決済みでしたらすみません。
# 2002年7月4日 # No.3285 # たけし #
早速のご回答、ありがとうございます。
私が行ったのは要素に速度の自由度を与えて、回転の角速度を決めるというやり方ですが、上記の方法はこれとは異なるものでしょうか?
時刻暦応答は私も考えたのですが、いずれにしても速度を正弦的に変化させる方法が未だにわからないです。
速度を電流のように荷重として与えることができれば、周波数解析で正弦的に変化させることもできるかなと思ったのですが…。
> もしかすると右ねじの法則ですか?(笑)
実は渦電流解析をやろうとしています。
一定の角速度で渦電流を計算するところまでは、一応できるようになったのですが…。
# 2002年7月4日 # No.3287 # チャーリー #
> 速度を電流のように荷重として与えることができれば、
> 周波数解析で正弦的に変化させることもできるかなと思ったのですが…。
角速度を時間積分すると変位角、角速度を微分すると、角加速度
正弦は、位相以外と係数以外変わらないので、Harmonic(周波数)解析でしたら周波数一周期の、最大応答物理量なり平均をもとめるのと思うのですが
ソルバ内か、プリで境界をどれを入力するかは、時間(周期的)な制約があるか、 オプションを求められるととおもいます。
# 2002年7月6日 # No.3295 # ハッピー #
> 実は渦電流解析をやろうとしています。
> 一定の角速度で渦電流を計算するところまでは、
> 一応できるようになったのですが…。
byたけしさん
電磁場において速度による渦電流項は、Je=σ(V×B)(VクロスB)で表されますね。
(フレミングの右手の法則)
速度ベクトルと、磁束密度ベクトルの外積の方向に渦電流が生じる。
Bは未知数です。Vは既定値の場合が多いです。
ですから、速度と言っても動力学の速度とは異質のもですね、たぶん。
「回転の角速度W」を与えることは出来る...ということは、ANSYSは内部で、V=rWで各位置の半径rを使って速度Vを求めているものと思います。
ANSYSのリアルコンスタント(定数)を正弦波状に変化させるには、私のANSYS知識ではAPDL(マクロ)を使って、Doループを回すのがてっとり早いと思います。
Doループの内部で、W=W0×sin(at)として、tをDoカウンターに関連付ける。
違うかな?
#因みにローレンツ力は、F=J×B(左手の法則)で、Jに上のJeを代入すると、FはVと逆向きになります。つまり、磁場中を運動する物体には抵抗力が作用します。
# 2002年7月8日 # No.3297 # よし☆彡 #
> ですから、速度と言っても動力学の速度とは異質のもですね、たぶん。
>byハッピーさん
この速度は動力学的な意味を持つと思いますが,FEM上で空間固定か物質固定
という違いがあるという理解で良いですか?
# 2002年7月8日 # No.3298 # たけし #
ご回答ありがとうございます。
今現在もいろいろと試行錯誤中ですが、
> ANSYSのリアルコンスタント(定数)を正弦波状に変化させるには、
> 私のANSYS知識では
> APDL(マクロ)を使って、Doループを回すのがてっとり早いと思います。
> Doループの内部で、W=W0×sin(at)として、
> tをDoカウンターに関連付ける。
> 違うかな?
ハッピーさんのこの方法を試してみようと思います。
(まずはAPDLについて勉強しなくては…)
話は逸れますが、皆様はANSYSについてはどのような文献で勉強されているのでしょうか?
工学解析入門とCYBERNETのマニュアルを今は使っているのですが、磁場解析についてはそれほど詳しい部分まで載っていないように思います。
市販の文献は数が少ないようですし…。
# 2002年7月8日 # No.3301 # ハッピー #
> この速度は動力学的な意味を持つと思いますが,
エネルギーの意味で全てつながっています。
積極的に活用するのが回生ブレーキ、ECB(EddyCurrentBrake)
など。電磁力関連のダイナミクスシンポジウムが機械学会、
電機学会のまさに学際連成で、毎年開かれてます。
ECBでも電磁場、熱伝導、動力学と、頭がパニクります。
> FEM上で空間固定か物質固定という違いがある
何れの解き方もあると思いますが今回の場合は
空間固定と思っています。違っていたらすみません。
# 2002年7月9日 # No.3303 # よし☆彡 #
> エネルギーの意味で全てつながっています。
> by ハッピーさん
ということは,場が違うという意味ですね.たぶん
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<スプリングの加工プロセスを解析したいのですが>
# 2002年7月2日 # No.3278 # 立花 #
スプリングの加工をそのまま計算に乗せたいのですが、
どのような方法でモデルを構築したらいいでしょうか?
# 2002年7月2日 # No.3279 # よし☆三 #
計算をしなくてはならない問題が発生したのですか?
# 2002年7月7日 # No.3296 # ハッピー #
スプリングの加工はどういうプロセスなのでしょう?
条鋼を引き出して、次にコイル状に成形して、最後に熱処理?
コイルへの成形過程が問題ですか?
# 2002年7月8日 # No.3300 # 立花 #
本当は材料物性を計りたいんですが、小さいのでテストピースの削り出しができないんです。
それで、塑性加工の解析をしたら、それなりのものが出るかと?
結局、残留応力なんですよ。
# 2002年7月10日 # No.3308 # チャーリー #
>結局、残留応力なんですよ。
by 立花さん
コイル状でしたら、ビーム要素螺旋なんかでモデル化
節点の回転自由度の伸縮方向拘束なんかしてみたらいかがでしょうか?
1.荷重vs伸びで比較して弾性率を決める。
2.残留応力が顕著な場合の伸びを決定し、
評価応力相当の降伏値を決定し、塑性域硬化則を決定する。
# 2002年7月12日 # No.3312 # 立花 #
>コイル状でしたら、ビーム要素螺旋なんかでモデル化
>節点の回転自由度の伸縮方向拘束なんかしてみたらいかがでしょうか?
螺旋のビーム要素があるのですか?初心者なので始めてき聞きました。
ANSYSを使用していますがその要素はありませんでした。
自作するのでしょうか?
>1.荷重vs伸びで比較して弾性率を決める。
>2.残留応力が顕著な場合の伸びを決定し、
>評価応力相当の降伏値を決定し、塑性域硬化則を決定する。
SS線図を書くのですね。
バネの軸方向(?)ではなくて、曲げなんですが、それでも同じでしょうか?
荷重、伸びの比較は実験と平行しないと正確なカーブが得られないということでいいでしょうか?
# 2002年7月12日 # No.3313 # チャーリー #
> ANSYSを使用していますがその要素はありませんでした。
> 自作するのでしょうか?
バネのセンターラインを要素分割することです。
Ansysは、使わないのですが、line要素はあると思います。
> SS線図を書くのですね。
> バネの軸方向(?)ではなくて、曲げなんですが、
> それでも同じでしょうか?
曲げでも、拘束は一緒になるかと思います。
ただ大変形問題ですので、収束するかどうかはわかりません。
> 荷重、伸びの比較は実験と平行しないと正確なカーブが
> 得られないということでいいでしょうか?
ばねそのものの圧縮伸び(ばね定数)でシミュレーションでの、材料を推測といった姑息な事ですが実際には、変位へのあわせるので、jisに載っている
線弾性率などより大き目になると思います。
何を行いたいかはわかりませんが、基本的には、実験は必要と思います。
切り出す事で、不可能という事での回答です。
# 2002年7月12日 # No.3315 # よし☆彡 #
>螺旋のビーム要素があるのですか?初心者なので始めてき聞きました。
>ANSYSを使用していますがその要素はありませんでした。
>自作するのでしょうか?
曲がり梁なので軸方向2次要素でさらに断面内で積層構造である,少なくてもANSYS:BEAM23
のような断面内積分点を多く持った弾塑性BEAMが3D化したものをつかうのが理想ですが, そんな要素あったっけ?
PS.ANSYSファンが多いんですよね,この掲示板
# 2002年7月15日 # No.3325 # 立花 #
現在使用しているバージョンは5.6ですが、
3次元の弾塑性ビームはないようです。手元に6.0が届いているんですが
バージョンを上げればできるとか?ですか?
やはり実験ですか。でもテストピースによる削り出しが出来なければ
それでSS線図を特定するしかないですよね?
お金をかけるより、自分で色々やったほうが得るものは大きいかもしれません。
# 2002年7月15日 # No.3327 # Ichinokubo #
いつ頃だったか忘れましたが、MLにANSYSのBeam要素を使ったばね解析の事例(STRUCTURAL ANALYSIS OF COMPRESSION SPRING)を投稿された方がいました。
わたしはまったくの異業種なので、Input Fileを一度実行したきりすっかり忘れてましたが、ようやく思い出しました。
さすがに全文書くというわけにはいきませんが、使用しているVersionは5.6、要素はBeam189です。
見た範囲では弾性解析(接触は使ってますが)ですので、参考になるかどうかはわかりませんが、どうしましょう?ご入用ならお送りしますが。
# 2002年7月15日 # No.3328 # 立花 #
そうでしたか。また見落としていました。
私の持っている要素ライブラリーが古くてCONTA174までしか載っていないのをいいことに、HELPを参照していませんでした。
解析事例については、大変参考になるのでぜひ見たいものです。
# 2002年7月15日 # No.3330 # チャーリー #
> やはり実験ですか。でもテストピースによる削り出しが出来なければ
> それでSS線図を特定するしかないですよね?
ばねそのものは、線形機能するものですから
まずは、線形でいいのではと考えているのですが
bylinearっていって2直線近似も検討をつけるにはいい方法です。
Ansysの梁要素は、非線形を使えるのかどうかはもちろんわかりません。
> お金をかけるより、自分で色々やったほうが得るものは大きいかもしれません。
エンジニアとしては、いつかは正味を確認しなければと切望する時が
いつかはくるもんと思ってます。(笑)
# 2002年7月15日 # No.3331 # 立花 #
わかりました。2直線近似で検討します。
> 一番上の選択メニュー覧に載ってますョ。
> 材料には詳しい方がいるので、御存知の方がいるような気もします。
ありがとうございました。確認してみます。
# 2002年7月15日 # No.3336 # よし☆彡 #
> わかりました。2直線近似で検討します。
曲がり梁は断面の応力勾配が線形で無いので,その方が良いと思いますね.
>使用しているVersionは5.6、要素はBeam189です。
> by Ichinokuboさん
ありましたね.Beam189 Timoshenkoの積層モデルが,,,徐々に塑性化させる
ので実際に即した解析ができそうですね.
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<接線係数がよく分かりません!>
# 2002年5月30日 # No.3159 # teru #
大変形解析を行うにあたり塑性域を考慮するための降伏応力と接線係数が必要になってくるのですが、この接線係数を探してまして弾塑性、材力の本をみてもでてきませんでした。
どなたかどの参考書に接線係数の値(例えばアルミや鋼)が書いてあるのかをご存知の方、もしよろしければご教授ねがいます。
よろしくお願いします。
# 2002年5月30日 # No.3161 # atmori #
http://www.clubsse.com/advc/examples/elasticplastic_2/
とかですかねぇ?
降伏応力は理科年表とかJISに書いてあると思います。
全く文献が無い場合、無責任モードだと(笑)、とりあえず硬化係数を弾性係数の1/100にしてます。
(どうせ圧延鋼とかだと、降伏点なんてはっきり出ないだろうし。)
# 2002年5月31日 # No.3165 # チャーリー #
> どなたかどの参考書に接線係数の値(例えばアルミや鋼)が
> mentatにDBなどありませんでしたっけ。
ご存知の方、助け合いましょう。
# 2002年6月1日 # No.3170 # teru #
>ご存知の方、助け合いましょう。
ありがとうございます.
mentatというのをgoogleで調べてみましたらmsc.mentatのことなんですね.
ちょっと勉強...(笑)うーんなんかすごそうですね.
私はちょっと悩んだ末,接線係数を縦弾性係数の約100分の1くらいに設定して簡単な問題をといてみたんですが
(引っ張り試験みたいに片側全拘束でもう片側は引っ張り荷重で)
接線係数を入力してないものと接線係数を入力したものとを比較したら変形形状や応力分布図が変化してない.
うーん.なぜ?
今月号のCAD&CGの薄板のやつは変化してたんだけどねぇ.
# 2002年6月1日 # No.3171 # よし☆三 #
こんにちわ,teruさん
たぶん応力は変わらないと思いますよ.でも,変わりに荷重変位曲線は変わったのではないかな? 確かめてみてはどうですか?
> 今月号のCAD&CGの薄板のやつは変化してたんだけどねぇ.
例えば同じ鋼といっても,線形では全て同じ特性で扱いますが,
非線形になると同じで無くなることが大変ですよね.
実際もそうですが,例えば引っ張り試験の速度を変えると応力の発生する場所さえ異なることも起きるのです.
面白いと思いません?
# 2002年6月2日 # No.3173 # atmori #
> 変形形状や応力分布図が変化してない.
今話題の(笑)AnsysEDでやってみました。
http://www.hoops.ne.jp/~atmori/fem/nonlin/index.htm
単純な引っ張りの場合、応力分布図は変化しないと思いますが、
変形形状は変わると思うのですが。
# 2002年6月2日 # No.3174 # teru #
よし☆三さん,atmoriさんありがとうございます.
私は非常にうれしいです.
>http://www.hoops.ne.jp/~atmori/fem/nonlin/index.htm
見てみました.ありがとうございました
これを印刷してやってみたいと思います.
私の場合ですけど移動硬化則ではなく等方硬化則でやっていましたので
変形形状や応力分布図が変化してなかったんだと思います.
うーんでもなぜ移動硬化則なんだろうという状況です.
私もまだまだ勉強不足ですね(笑)
ところで自分もANSYSのディレクトリの中をgrep検索でtangent modulusと検索したらヒットしました.
アルミの降伏応力は420MPa,接線係数は100MPaでした.でわ~.
# 2002年6月2日 # No.3175 # atmori #
> 私の場合ですけど移動硬化則ではなく等方硬化則でやっていましたので
> 変形形状や応力分布図が変化してなかったんだと思います.
http://baseweb.kuciv.kyoto-u.ac.jp/ss2000/ohp-yamaguchi.pdf
によると、移動でも等方でも、逆負荷をかけるまでは、同一の過程を辿るようです。
> うーんでもなぜ移動硬化則なんだろうという状況です.
つっか、Ansysの非線形解析説明書では、移動硬化で例題の説明があったので、それしか試した事がありません(笑)
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<ANSYSのビーム要素でMises応力の表示の仕方について>
# 2002年5月27日 # No.3150 # MAYU #
こんにちは
ANSYSのビーム要素について質問があります。
ANSYSのビーム要素で相当応力の結果を出力するにはどうすればよいのでしょうか?
要素テーブルを定義して・・・
という方法でしょうか?
ご存知の方がいましたら、教えて下さい。
宜しくお願い致します。
# 2002年5月28日 # No.3153 # ハッピー #
ポストプロセッサーのグラフィック処理ですか?
ANSYSでは、単なる線状の梁要素も、「実体表示」で、角棒なら角棒として表示できますよね?
(表示制御/スタイル/サイズと形状/リアルコンスタントに基づく要素形状表示on)
この状態でポストプロセッサーすれば、あたかもソリッド要素の如く、ミーゼス相当応力も表示できると思いますが...ご質問に対しピントがずれているかも。
# 2002年5月30日 # No.3158 # MAYU #
おっしゃる通り「リアルコンスタントに基づく要素形状表示」をonにすれば、相当応力の表示ができるのですが、この「実体表示」は梁断面の向きを確認するだけの機能という話を聞いていたので、他に方法があるのかなぁ・・・と思い投稿してみました。
ハッピーさんは、通常この方法で相当応力をプロットしてますか?
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<板成形での「しわ」の判定の仕方?>
# 2002年5月22日 # No.3127 # hiropon #
初めて投稿させていただきます。
いつも拝見させて頂いております。
解析駆け出しの若輩者にとって、ここはとても勉強になります。
さて、現在アルミ材の”かしめ”後の変形形状を予測する為、
弾塑性解析を行っています。
かしめ前形状の代表的なパラメータをふって実験比較した所、
形状に関しては、実験とほぼ合っている結果が得られました。
(たまたまかもしれませんが。。。)
しかし、一部の表面上に”しわ”が発生している形状条件がありました。
しわは、解析結果でどう判断すれば予測できるのでしょうか?
表面にしわがでるということは、
表面の組織が圧縮に耐えかねなかったということでしょうか?
主応力を比較すればわかるのでしょうか?
初歩的な質問で申し訳ないのですが。
今までそのような検討をされた方がいましたら、
教えて頂けると助かります。
# 2002年5月22日 # No.3128 # imada #
しわができるような部位(比較的薄い部分)の面内の圧縮応力を見てみれば予想がつくのでは?
おりあえず最小主応力を見てみるとおおよそのあたりはつくかと思います。
# 2002年5月23日 # No.3129 # ハッピー #
imadaさんも指摘されてますように、圧縮応力による座屈現象と見なせると思います。
# 2002年5月23日 # No.3131 # dan #
> しわは、解析結果でどう判断すれば予測できるのでしょうか?
プリ・ポスト、ソルバーは何をお使いでしょうか。
成型解析用のものだと、結果としてシワを出力できるようです。
私が以前見せてもらった解析結果では、近辺の板厚減少量との相関がありそうな感じでした。単に形状のからみで、近くに板厚が減りやすいところがあっただけかもしれませんが。
# 2002年5月23日 # No.3133 # チャーリー #
> さて、現在アルミ材の”かしめ”後の変形形状を予測する為、
> 弾塑性解析を行っています。
> かしめ前形状の代表的なパラメータをふって実験比較した所、
> 形状に関しては、実験とほぼ合っている結果が得られました。
もう既に、達人さんです。
> しかし、一部の表面上に”しわ”が発生している形状条件がありました。
> しわは、解析結果でどう判断すれば予測できるのでしょうか?
> 表面にしわがでるということは、
> 表面の組織が圧縮に耐えかねなかったということでしょうか?
> 主応力を比較すればわかるのでしょうか?
imadaさん、ハッピーさんの指摘メカニズムの座屈だと思います。
しわを表現する場合、圧縮で密度を増加させるのは不自然です。
解析での形状が近似しているようでしたら、あまり応力は変わらないと思います。
逆にしわが寄っているような解析箇所の板厚など見てもいいのではないでしょうか?
シミュレーションにて、座屈、しわを表現させる上で、増分法という計算の細工が必要になります。
おそらく使用されているアプリケーションに機能があるような気がします。
弧長増分法とかいうものです。
# 2002年5月24日 # No.3134 # imada #
> 弧長増分法とかいうものです。
by チャーリーさん
弧長増分法=RIKS法 ですね。
過去に実施した経験では、時間がかかった割には応力分布から予想された以上の情報は得られなかったような記憶があります。
ただし、この辺が解析の肝(狙い)であるなら、多少ノウハウを蓄積する必要があるでしょうね(メッシュ分割の粗さ等)。
# 2002年5月25日 # No.3137 # チャーリー #
> ただし、この辺が解析の肝(狙い)であるなら、多少ノウハウを
> 蓄積する必要があるでしょうね(メッシュ分割の粗さ等)。
全く指摘の通りです、解析の収束がMESHの形状依存性が強いのですがしわが出力できます。
To hiropyonさん
もし断面2Dでの解析できたら、勘違い書き込みですので許してください。
# 2002年5月25日 # No.3139 # hiropon #
レス遅くて申し訳ありません。
各アドバイスありがとうございます。
以下簡単ですが、返答(?)いたします。
>とりあえず最小主応力を見てみるとおおよそのあたりはつくかと思います。
by imada さん
最小主応力を見てみました。
確かにしわ発生位置は高いですが、発生しなかった条件との差はあまりない?
>圧縮応力による座屈現象と見なせると思います。
by ハッピー さん
社内先輩の回答も同様でした。(勉強不足がバレバレです。)
>プリ・ポスト、ソルバーは何をお使いでしょうか。
by dan さん
現在もう一つの話題になっているANSYSです。
>弧長増分法とかいうものです。
by チャーリー さん
???。ソリューションオプションで見たことがあるようなないような・・・
>もし断面2Dでの解析できたら、勘違い書き込みですので許してください。
by チャーリー さん
軸対称でやっちゃっています。
具体的には、鉄球にそってアルミのソケットをかしめています。
そのソケット内面にしわがでます。
むりやりしぼめているので、円周及び経線方向に圧縮が生じ
しわがでるのは当たり前のような気がします。
でも、でるやつとでないやつの閾値をどう判断したらよいのか迷っています。
表面が座屈する応力ってどう出せばいいのでしょうか?
ただ単に、引張側の降伏応力じゃないんですよねー。
表面垂直方向に押さえがあるかないかでもかなり変わってきそうだし・・・。
もっと勉強してみます。
# 2002年5月25日 # No.3140 # ハッピー #
> でるやつとでないやつの閾値をどう判断したらよいのか迷っています。
> 表面が座屈する応力ってどう出せばいいのでしょうか?
by hiroponさん
座屈発生は単に応力だけでは決まりません。
形状・寸法比、拘束条件などが大きく影響します。
一度、機械工学便覧、設計便覧などで、座屈荷重の種々の計算式を見られると、「座屈し易い条件」「座屈しにくい条件」が、理解できるかも知れませんヨ。
# 2002年5月25日 # No.3142 # Ichinokubo #
>プリ・ポスト、ソルバーは何をお使いでしょうか。
> by dan さん
> 現在もう一つの話題になっているANSYSです。
>
> >弧長増分法とかいうものです。
> by チャーリー さん
> ソリューションオプションで見たことがあるようなないような・・・
ANSYSでは arc-length method ですね。(C****NETはどう訳していたか・・・?)
ARCLEN, ON, MAXARC, MINARC
(MAXARC default = 10 MINARC default = 1/1000)
で機能します。
GUI(@6.0)では、ソリューションコントロールのAdvanced NLタブ-
Arc-length optionsで、
Activate arc-length method
にチェックを入れます。
ただ、デフォルトではなかなか収束しないので(-_-メ)、Maxarcなどに適当
な数値を入れます。
座屈応力の出し方は、Helpの例題とかVM17(飛び移り座屈)なんかが参考
になると思います。
あと、CY****ETのANSYSユーザー専用コーナーに空き缶の座屈解析事例
がありますね。
どちらもInput Fileなので、座屈解析の設定方法などは、まずはこれらを
真似してみるのがいいでしょう。
# 2002年5月26日 # No.3144 # C++ #
> 座屈応力の出し方は、Helpの例題とかVM17(飛び移り座屈)なんかが参考
> になると思います。
> あと、CY****ETのANSYSユーザー専用コーナーに空き缶の座屈解析事例
> がありますね。
> どちらもInput Fileなので、座屈解析の設定方法などは、まずはこれらを
> 真似してみるのがいいでしょう。
例題は参考になるけれど、その前に座屈がどういうものか、理論式を含めて
しっかり勉強しないとね。 ^^;;
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<ANSYSのユーザーサブルーチンはどうやって使うのですか?>
# 2002年4月18日 # No.3003 # ハッピー #
ANSYSのユーザーサブルーチンを使ったことのある方はおられませんか?
サンプルや実行方法のチュートリアルを探しているのですが見つからなくて。
FilmやFlux、Wolkhard、Creepなど何でも構いません、よろしくお願いします。
# 2002年4月18日 # No.3004 # バンターニ #
こんにちは!パンターニです。勘違いでしたらすみませんが○○SYSのユーザーサブルーチンは、マクロのことでしょうか?マクロでしたら、ソフトのインストールフォルダ¥○○SYS inc¥○○SYS57¥docuに、ころがってますよ。拡張子はmacです。私自身はサポートからもらったエリア内の平均温度を計算するマクロは良く使ってました。
# 2002年4月18日 # No.3005 # Ichinokubo #
> サンプルや実行方法のチュートリアルを探しているのですが見つからなくて。
Guide to ANSYS User Programmable Features
があります。サポートに連絡すれば購入できます。ANSYS5.5のCD-ROMにも入ってるそうです。
もっとも、これがあってもわたしにはわからなかったですが・・・。
UPFを使うためのファイルはデフォルトではインストールされてません。
CD-ROMの中のCustomフォルダの中にあるはずです。そこに事例もあったかと。
とりあえず、Visual Fortranが必要です。
# 2002年4月19日 # No.3010 # ハッピー #
Ichinokuboさん、バンターニさん、Res有り難うございます。
私がしたいのは、Fortranで任意のConvex条件などを定義する、コンパイラーが必要な方のユーザーサブルーチンです。
MarcやAbaqusではコマンドラインのオプションフラグを立てて、ファイル名を入力すればOKなわけですが、統合環境型のANSYSではどうやってコンパイル&リンクするのか分からなかったもので。
ANSYSでもユーザーサブルーチンを使用するときは、コマンドラインから行うのでしょうかね。
マクロ&APDLは扱いやすいのですが、非線形の境界条件を与えたいので、反復計算の中で値を更新するためにユーザールーチンを使おうとしています。
# 2002年4月19日 # No.3011 # Ichinokubo #
ANSYSのUPFは新しくANSYS.EXEを作るものです。
起動時に新しく作ったANSYS.EXEを選択すれば、追加した機能が使えます。
ANSYSでは境界条件を関数形(時間や位置など)で与えることが可能です。
といっても実際はテーブル型の境界条件ですが。
これではできないということですか?
# 2002年4月20日 # No.3015 # ハッピー #
Ansysのクローンを作って行くわけですね。
かなり激しい非線形性を与えるため、テーブル形式では収束させにくいのと
プログラム化しておくと、一つのプログラムに、パラメーターを変更するだけでいろんな機能を持たせられるので便利です。また、収束時の境界条件を出力させるように組むことも出来ますし。
あと、Creep則もオリジナルを組み込みたいです。
#Ansysのユーザールーチンを使っている方がおられて安心しました。
# 2002年4月20日 # No.3016 # Ichinokubo #
> #Ansysのユーザールーチンを使っている方がおられて安心しました。
使ってる、というより、使いたいけど挫折したという感じですが・・・。
UPFは結局は、Fortranのプログラムを書くだけです。逆にわたしはFortranがわからなくて苦労してます。
節点の座標や応力値などを呼び出す関数などのほとんどはすでに用意されていて、それらを使って、サブルーチンを書くことが基本ということになるでしょうか。
ただ、どんな関数が用意されているか、ということの説明が不十分なので、ガイドブックがあってもわかりづらいんです。
ご存知かと思いますが、ANSYSのCreep解析は、このUPFで行われています。
Creep解析のUPFファイルがCD-ROMにあると思いますので、それが一番参考になるのではないでしょうか。
サポートは、”UPFはサポートしない”、ということなので、ユーザーの間で情報交換するしかないですよね。”ANSYSのカスタマイズは正規の使用ではない” というのが彼らの言い分です。
ですから、Tcl/TkによるGUIカスタマイズもサポートされません。これもずいぶん苦労しました。
# 2002年4月20日 # No.3017 # ハッピー #
> ご存知かと思いますが、ANSYSのCreep解析は、このUPFで行われています。
> Creep解析のUPFファイルがCD-ROMにあると思いますので、それが一番参考にな
> るのではないでしょうか。
by Ichinokuboさん
有り難うございます。CD-ROMを探し出さないと...
> サポートは、”UPFはサポートしない”、ということなので、ユーザーの間で情
> 報交換するしかないですよね。”ANSYSのカスタマイズは正規の使用ではない”
> というのが彼らの言い分です。
Marc、Abaqusも似たような物です。(だから「良し」と言うわけではありませんが)マニュアルには、引数の説明だけで、あとはご自由にコーディング下さいと。
たまにサンプルがありますが、一様に素っ気ないです。
複数種類のユーザーサブルーチンの間を自作COMMON文でデータをやり取りしたり、ユーザーサブルーチンから自作サブルーチンをCALLして、データのI/Oや、特殊な処理をしたり応力解析に、自作の熱伝導ソルバをユーザーサブルーチンから引っ付けて連成解析をしたりと、好き勝手なことをやって、数個~十数個のサブルーチン、数十~数百行のコーディングとなったりしますから、ベンダーさんにコーディングレベルのサポートの期待は難しいでしょう。
中には、ユーザーサブルーチンをインタフェースにして、自作FEMの連立方程式求解ルーチンとしてMarcやAbaqusを使う強者もいるとか。
こうなると寄生虫のような状態ですね。(^^;;
熱伝達係数(Marc、AbaqusはFILM、AnsysはConvex)のユーザーサブルーチンは引数は、ほぼ同じ様な構成ですね。
Abaqusは、熱伝達係数hだけでなく、hの温度Tに対する微係数(dh/dT)も定義できるようになっていて収束性が高まるようです。
(編集担当:Happy 2002/11/09)
<ANSYSで滑り接触の定義方法について教えて下さい!>
# 2002年4月5日 # No.2975 # yu- #
いつも掲示板で勉強させて頂いています。
簡単なハズなのに、どうにも操作方法が分からなくて困っています。
ヤング率の異なる二部品を水平に並べて、一方の部品の一面を固定し、他方の部品を水平方向に押し付ける、といった簡単な解析をしたいのですが、その二部品の共有する面の設定の仕方がわかりません。。
(行っているモデルは2Dなので、この場合共有するラインです)
ただ並べて解析を実行すると、力を加えたモデルが無限に移動してしまい解析できません。
接点のマージを行って解析すると、出来ましたが、結果を見ると剛接合になってしまいます。
意図としては、この場合、力を受けるモデルは「共有する面に平行にすべる」という条件を持たせたいのですが・・・
非常に幼稚な質問で恐縮ですが、ANSYSお使いの方、どうか教えてください。
# 2002年4月6日 # No.2978 # ハッピー #
プリプロセッサ/カップリング拘束を使えば出来ると思います。
MarcのTying、NastranのMPC、AbaqusのEquationに相当する、複数点の変位の間に関係式を定義するコマンドです。
これで左側のBodyと右側のBodyの「マージする前の」同じ位置にある節点A,Bについて
UAx=UBx
と定義すれば、y方向には相対変位(すべり)が生じつつ、x方向は押し合います。
(編集担当:Happy 2002/11/09)
<3DCADからアッセンブリーの読み込み>
# 2002年3月26日 # No.2915 # teru #
はじめましてteruです
solidworks2000でベアリングと段付き棒をモデリングして、アセンブリでベアリングと段付き棒を軸方向と面で組み合わさるように拘束しましてそれからアセンブリをiges形式で出力し,ANSYSの方にimportしましたがベアリングと段付き棒が極端にずれていました.
なぜ,ずれてしまうのでしょうか ?
分かる方がいらっしゃいましたらぜひご教授お願いします.よろしくおねがいします。
大規模なアセンブリをANSYSでモデリングし直すのは少しだるいので
練習としてやってみたのですがうまくいきませんでした.
# 2002年3月26日 # No.2916 # Ichinokubo #
わたしもANSYSを使っていますが、むかし同じような体験があったような気がします。
いろいろやってみて思ったのは、どの部分も(この場合はベアリングと段付き棒を)共通の座標系でモデリングしなくてはならないのではないか?
ということでした。
確認もしてないし、Solidworksも詳しくないので、見当違いかも・・・。
# 2002年3月27日 # No.2918 # ハッピー #
> ANSYSの方にimportしましたがベアリングと段付き棒が極端にずれていました.
by_teruさん
これはANSYSだけでなく、よくある話と思います。
アッセンブリーでは、各パーツがLocal座標系を持っているわけですが、IGESにはそういう座標系情報は出力されなかったと思いますから。
CAD側で全体座標系を指定して出力する必要があったような気がします。
ANSYSはProEのモデルはIGES変換せずに読めますし、あといくつかのCADトランスレータがあったと思いますので、試してみる価値はあるかも知れません。
# 2002年3月27日 # No.2919 # jojo #
SolidWorksでの出力の際、下の方に座標系を選択する箇所が
あると思いました。
これによって、質問のようにずれたりします。
座標系を合わせればずれないと思いますよ!
# 2002年3月28日 # No.2927 # teru #
さっそく、座標系をあわせてやってみたらうまくいきました。
レスをして頂いた方々どうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
(編集担当:Happy 2002/11/09)
<Ansysでプログラミング>
# 2002年2月23日 # No.2820 # ハッピー #
ANSYSはパラメータが使えるので、iSIGHTなどの最適化ソフトと組み合わせて品質工学等のパラスタが簡単に出来そうだろうなぁと思っていたのですが、
ANSYSそのもののプログラミング機能で、直交表と寸法、境界条件などのパラメーターを配列で記述してDOループで回して結果を自動書き出しすると、これだけでパラスタが出来ました。
結果はエクセルのマスターシートに取り込んでSN比計算&グラフ化。
ANSYSはソルバーにプリ・ポストが一体になっている点が使い易いと思っていたのですが、さらにシェルまで一体になっているような不思議なソフトです。
ダイアログボックスも簡単に作れるのでシンプルなシステムならこれで簡単に作れそうです。
これはNASTRANやABAQUSなどの他FEMソフトとは単純には比較できないですねぇ
#サブルーチンの考え方(Local変数を引数渡し)がないので複雑なシステムは面倒かも知れません。
(編集担当:Happy 2002/03/10)
<Ansysの流動解析の理論を教えて下さい>
# 2002年2月7日 # No.2755 # フランソワ #
ANSYSで流動解析をされている方、いらっしゃいませんか?
ANSYSでは非ニュートン流体においても速度を圧力勾配から求める方法は取っていないと聞いたのですが、
どのような解析方法を使われているのでしょうか?
分かる範囲でいいので教えていただきたいのですが・・・
HPなども見てみたのですが、載ってないのです。
資料を取り寄せてみるべきですかねぇ。
# 2002年2月8日 # No.2757 # チャーリー #
どんな流体解析を行いたいのか相変わらずわかりませんので、
回答した方は、きっと違う意味で答えたのでは?
非ニュートンといってもチキソトロピーと言う性質もあり
流速の変化とともに粘性が変化しやすいとは思うのですが
そういう区別とは違う議論と解釈しました。
流体の性質とともに、定常解付近を求めたいのか、非定常解を求めるかで
異なるのでは、具体的に書かれないとなんとも
> HPなども見てみたのですが、載ってないのです。
> 資料を取り寄せてみるべきですかねぇ。
取り寄せるべきでしょう。
HPには、こんなものもあります。
http://mcumt2.tmit.ac.jp/~kamiyama/ansys-html/guide_55/g-cfd/GCFDToc.htm
(編集担当:Happy 2002/03/10)
<ANSYSのコンターをXVLで出すには?>
# 2002年1月12日 # No.2573 # atmori #
Ansysは解析コンターをVRML1で出力できるので、
VRML1→VRML2変換を行った後
http://www.xvl3d.com/j/product/designer/main.htm
で読み込めば、変換出来る、、、、そうです。(まだやってないけど)
ちなみにShadeはXVLをサポートしておりますので
http://www.hoops.ne.jp/~atmori/xvl/
みたいなモノが作れます。
# 2002年1月12日 # No.2577 # ハッピー #
さすがですねぇ。atmoriさんの世界の広いこと。
ところで、「VRML1→VRML2」変換はフリーで出来るソフトはあるのでしょうか?
# 2002年1月14日 # No.2588 # atmori #
> ところで、「VRML1→VRML2」変換はフリーで出来るソフトはあるのでしょうか?
http://www.cai.com/cosmo/html/win95nt.htm
のCosmoplayer(フリー)を入れれば、インストールフォルダの何処かに
vrml1to2.exeが出来る、、と思いました。
# 2002年1月16日 # No.2605 # atmori #
http://www.hoops.ne.jp/~atmori/xvl/
にAnsysのVRMLをXVLに変換した例を載せました。
この例では170kBのVRMLファイルが14kBのXVLに圧縮されていますが、
これはLattice格子圧縮じゃなくて、gzip圧縮による効果の様です。
-----------------------------------------------------
CosmoPlayerの変換ツールは vrml1tovrml2.exeですね。
vrml1to2.exeっていうのはSony製の変換ツールでした。すんません。
パスの通ったシステムディレクトリに入る用なので、
コマンドプロンプトから vrml1tovrml2 infile.wrl outfile.wrl
でinfile.wrlがoutfile.wrlに変換されます。
# 2002年1月17日 # No.2617 # ハッピー #
>この例では170kBのVRMLファイルが14kBのXVLに圧縮されていますが、
>これはLattice格子圧縮じゃなくて、gzip圧縮による効果の様です。
by atmoriさん
コンターに関してはXVLと言ってもポリゴンですね。
VRMLのフォーマットを変えただけなのかなぁ。
# 2002年1月18日 # No.2620 # Ysan #
atmoriさん、ありがとうございます。感激です。
私もLattice DesignerでVRMLからXVLに変換できないものかとトライした事がありましたが、
VRML1.0ではうまくいかなかったので断念していました。
私が使っているCAEツールでテストした結果、
MECHANICA (VRML1)可能、
*環境変数の設定でVRML2も出力可能のようですが、設定方法がわかりませんでした。
NASTRAN for Windows (VRML1)可能
VRMLファイルと同じフォルダーにespvrml.jpgが必要、
N4WはプリポストはFEMAPだけど違いはあるのかな?
Patran (VRML2)文字やコンタ・レベルもVRML出力されてしまうので、
グチャグチャになってしまいました。出力の仕方を工夫することでうまくいくのかな?
補足(私もshadeを使ってますので)
ShadeでXVL(XV3)を取り込むとテクスチャーも取り込めるので、
CGとして「プレゼ」とかに利用できそうです。
しかし、Lattice Designerのフリー版は個人使用に限るとの制限があるので、商用が可能なものを入手する必要があります。
myShadeぐらいの価格だったら良いのにな<商用版
(編集担当:Happy 2002/03/10)
<ANSYSに曲面CADデータ読み込み時のトラブル>
# 2001年10月21日 # No.2079 # はじめ #
はじめまして。ANSYSでやや複雑な曲面シェルの応力解析を行おうと試行錯誤しています。
Rhinocerosの体験版でモデリングをしたigeデータをANSYS EDでインポートしようとしていますが、
1.ANSYS EDでRhinoのigesファイルを読み込むことができません。Googleで調べると某メーリングリストのログでiges変換時のオプションについて書かれているものがあり、その通りやったのですが、よけいなサーフェスやラインが現れて目的のサーフェスがなくなりました。
2.Autodesk MechanicalDesktop(MDT)を借りてRhinoのigesを読み込み再度igesへ書きだしたものでは複数のサーフェスのうち一部だけANSYSで読み込めました。
3.2.で読めなかったファイルは異常なサーフェスとなりました。
但しそのサーフェスだけをMDTで書き出すと問題なくANSYSで読めました。
といった具合で、なかなかサーフェスを確実に読むことが出来ません。
ちなみにRhinoのigesをMDTで読んだ時点では異常はありませんが、MDTでiges書き出しを行って、MDTでigesを読み込んでも異常なサーフェスが読み込まれます。
こんな状況ですが、曲面のigesをANSYSで読み込むためのファイル変換ソフト(モデリングはRhinoを前提に考えています)についてアドバイスをいただけませんでしょうか?
# 2001年10月22日 # No.2083 # チャーリー #
IDEASは、候補に入れたほうが宜しいですよ。
また、ANSYS-EDは、制約がありませんでしたっけ。
そちらの影響の方が大きいように思いますが?
# 2001年10月22日 # No.2085 # たくや #
私もANSYSでigesを読み込んで、完全にうまくいったためしがありません。
(かなり複雑な曲面を取り扱っているせいでもありますが。)
結局ANSYSのプリでモデリングしているのですが、そういう方は多いと聞いてます。
プリの機能は今ひとつだし、トランスレータ(connectionやCADfix)は高いし。
激安のRhinoのデータ変換を見習って欲しいですよね。
(Rhinoはほとんどの場合きちんと受け取るんです)
ANSYSユーザの皆さん、いかがされていますか?
# 2001年10月22日 # No.2086 # はじめ #
たくやさん、はじめまして。
>結局ANSYSのプリでモデリングしているのですが
これは具体的にどうするのですか?
曲面に曲線で穴を明けたりしています。結局ラインだけインポートしてサーフェスを作れればいいのですが・・・
# 2001年10月23日 # No.2088 # ハッピー #
私もANSYSでigesを読み込んで、完全にうまくいったためしがありません。
byたくやさん
3DCAD間でもIGES渡しは尋常には行きませんしね。
PATRANやFEMAPでも事情はたいして変わらないのでは?
> ANSYSユーザの皆さん、いかがされていますか?
高いのを承知で、ProEコネクターを付けました。これだと、トランスレータと違い、ProEのデータベースに直接アクセスするので変換トラブルとは無縁と期待しています。
# 2001年10月23日 # No.2092 # たくや #
> これは具体的にどうするのですか?
> 曲面に曲線で穴を明けたりしています。結局ラインだけインポートしてサーフェスを作れればいいのですが・・・
普通なら、投影する曲線を押し出して筒状にして、曲面とブーリアンをかけるのでしょうが、うまくいかないケースが多いかと思います。
ケースバイケースでなんとか対応しているとしか言えませんが、色々トライしてみて時間を費やすよりラインのみインポートしてサーフェイスを張れるなら、その方が良いですよね。
# 2001年10月24日 # No.2098 # ちまき #
わたくしめもANSYS使い(使われてる?)でして一言。
CAD GeometryをIGESでANSYSに渡そうとするのは時間の無駄のような気がします。
かなり簡単なサーフェイスでも受け渡すのに苦労します。
その工数を考えたら、素直にParasolid等のダイレクトインターフェイスを購入して有効に使ってペイする事を考えた方がよろしいかと。。。
ちなみに私は、ANSYSのプリ「/prep7」そこそこ「使える」と思っています。
ライノセロスでしたっけ?あのCAD、あれもかなり癖のあるMMIだったと
思いました。(Rhinoファンの方、ゴメンナサイ)
あれを憶えてデータ変換で苦労するくらいならANSYSのプリのジオメトリ作成コマンド群を憶える方がずっと早い気がします。
結構いろんな形が作れますよ。GUIだけでやろうとすると大変ですけど。
ANSYSユーザーガンバレ!
ちなみに私どもでは、I-DEASでメッシュまで切った後、I-DEASのデータトランスレータでANSYS用のコマンドファイルを吐き出して、それをテキスト編集して、ANSYSで読み込む方法を取っています。
でも、ANSYSのみで行ける時はI-DEASは使いません。
Solidworks+Connection for SWとかも持ってるんですけど、ANSYS直でやった方が結局速かったりして。。。メッシュの切り方にこだわる場合CADジオメトリに分割線とか入れるの大変ですもの。
どのソフトを使って解析するか、一番良い組合せを考えるのは結構難しいですね。
# 2001年10月25日 # No.2101 # たくや #
ちまきさんへ
> ちなみに私は、ANSYSのプリ「/prep7」そこそこ「使える」と思ってい
> ます。
たしかに、おっしゃる通り、結構使えると思います。
私も結構複雑な曲面を作成してますのでよくわかります。
> ライノセロスでしたっけ?あのCAD、あれもかなり癖のあるMMI
> だったと思いました。(Rhinoファンの方、ゴメンナサイ)
RhinoはAutoCADを使い慣れた人には結構良いのではないかと思います。
2次元と3次元の違いはありますが、なにせコマンドが非常に良く似ていて
迷ったときはAutoCADのコマンドを打つとOKだったりします。
> ANSYS直でやった方が結局速かったりして。。。メッシュの切り方に
> こだわる場合CADジオメトリに分割線とか入れるの大変ですもの。
うーん、私はそこに一番時間を費やしてるかもしれません。
ANSYSのプリは慣れると結構スピーディに形状は作れるのですが、
そこから先が・・・。
何か良い方法はないものかと思っています。
> どのソフトを使って解析するか、一番良い組合せを考えるのは
> 結構難しいですね。
全く同感です。ただ、なかなか新しいものを購入できる状態ではないので
結局、手間ひまかけてしまっています。
これからも、皆様の使い方の情報があれば参考にさせて頂きたいと
思います。
(編集担当:Happy 2002/03/09)
<ANSYSで解析結果が時によって変わる?>
# 2001年10月17日 # No.2033 # バンターニ #
同じプログラムなのでメッシュの切り方が変わるはずかないのに
不思議でしょうがありません。○○SYSユーザでそのような経験をした方は
いませんでしょうか?
# 2001年10月18日 # No.2036 # チャーリー #
会いましたが、私の場合ですが、
テキストファイルを比較確認すると原因すぐわかりました。
# 2001年10月18日 # No.2041 # バンターニ #
FTPが原因なのでしょうか?あと普段はFLSTやFITEMといったコマンドを良く使うのですがバージョンアップした際、そこがよくエラーがでるためそこあたりがくさいと思ってますが・・・
# 2001年10月18日 # No.2044 # チャーリー #
> FTPが原因なのでしょうか?
もありますし、コンパイラの影響もあるみたいですよ。
WINの名エディッタソフトMIFESなど使ってみるといいですよ。
また、他のソフトでもNTとUNIX間のトラブルは発生しますが、、、
> あと普段はFLSTやFITEMといったコマンドを
> 良く使うのですがバージョンアップした際、そこがよくエラーがでるため
> そこあたりがくさいと思ってますが・・・
私は、いつも借用ユーザーなので、ANSYSプロパティわかりませんが
ほとんどの場合、節点と要素だけと思います。
小さなモデルで試されては、、
# 2001年10月19日 # No.2053 # バンターニ #
ここでのコンパイラは他のソフトをANSYS用にトランスレートすることをおっしゃているのでしょうか?それともANSYS側でinputファイルを読みこむ際マシン語?に変換する作業のことをおっしゃているのでしょうか?教えてください。
# 2001年10月19日 # No.2054 # チャーリー #
説明が下手ですみません。ANSYS PRE-PRE間と考えて下さいませ。
PRE1(UNIX)の解析モデルの吐出し、PRE2(WIN)の解析モデルの読込み。
そのつもりでレスしてましたが、間違ってますでしょうか?
# 2001年10月22日 # No.2080 # バンターニ #
パンターニです。私の方も説明不足でお互いズレがあったようです。(^^;)
私の場合は、ANSYSのGUIで作業すると自動的にlogファイルが生成されますが、
logファイルをエディタで編集してプログラムを作成しています。
input fileでエラーがないのを確認したファイルをFTPでPCに転送して
PC側のANSYSでinput fileで流すとノードの番号がずれてしましました。
UNIXで作成したDBファイルではないのですが・・・。間違っていたら
ごめんさい。それともこのようなファイルでもエディタの違いで
エラーが出るものでしょうか?ちなみにUNIXではHP10.20にはいっているエディタ、PCは秀丸を使ってます。
# 2001年10月22日 # No.2083 # チャーリー #
To パンターニさん
> 私の場合は、ANSYSのGUIで作業すると自動的にlogファイルが生成され
> ますが、
> logファイルをエディタで編集してプログラムを作成しています。
> input fileでエラーがないのを確認したファイルをFTPでPCに転送して
> PC側のANSYSでinput fileで流すとノードの番号がずれてしましました。
難しいことやってるのですね。
結果のノードが一個とか、ずれたと解釈して
inputの順序とその後の操作でのlogが、ずれたのではないでしょうか?
他に、unix-winでの対応などなにかリファレンスにありませんでしたっけ?
> ごめんさい。それともこのようなファイルでもエディタの違いでエラーが
>出るものでしょうか?
>ちなみにUNIXではHP10.20にはいっているエディタ、PCは秀丸を使ってます。
きっと今回の事象とは異なりますが事例紹介します。
私のところでは、wordpadで保存してしまうとNGの確立が高い。
(あくまでUNIX→WINのときに)
viでしたら間違いないでしょうし、秀丸は使ったことないですが問題ないと考えてます。
ftpの転送ミスは、改行コードがちょっとおかしかったりで他へ、
メール転送等の場合、MIFESでの確認修正を私は行ってます。
# 2001年10月23日 # No.2091 # バンターニ #
wordpadが悪さするんですね。初めてしりました。情報ありがとうございます。
そういえばParasolidのデータをメールで添付してもらうと化けることもありました。
うちではそれ以降圧縮したものを添付してもらうようにしています。
それとlogファイルを編集しておくと結構便利ですよ。
いったんプログラムができてしまうと修正が樂だし、Doループのような簡単なプログラムもエディタで組んだ方が解りやすいし。
どうも階層の長いメニューをめくるのはめんどくさいので・・・
こうゆうことを書くこと自体おじさんでしょうか?(笑)
# 2001年10月23日 # No.2095 # チャーリー #
私は完全なテキストエディッタ使用が大半で、
マウスに手を持っていくのが、面倒なプチおっさんです。(笑)
最近は、面倒でここ半年は、コンタさえも出力してません。(^^;;
こちらこそ、抜け盛れ(圧縮もでしたね。)すみません。
歴史のあるソフトは味があり、趣深いです。
ただ、使えないことはないのですが、ANSYSのプリだけはどうも好きになれません。
(ANSYSファンの皆さんすみません。)
NASTRANファンも頑張れ!私のところは、Ansysがあるために
なかなか入れられないんですよ、これがまた、困ったものです。
趣旨のトラブルからずれてしまいましたが、
是非とも些細な情報伝達トラブルやうらわざは本掲示板でいろいろ
共有できればなーと思ってます。
(編集担当:Happy 2002/03/09)
< ANSYS/EDで、重複節点の縮合(マージ) >
# 2001年6月17日 # ハッピー #
ANSYS/EDで、重複節点の縮合(マージ)はどうやれば良いのでしょうか?
2重節点のままで拘束結合する方法は見つかったのですが、マージが見つけられなくて。 (EDはサポートレスなのでスミマセン)ご存知の方、お願いいたします。
# 2001年6月17日 # atmori #
MainMenu > preprocessos > numbering ctrls > magrge items
だと思います。
(編集担当:T学生 2001/12/17)
< ANSYS EDのグラフィックデバイス名について >
# 2001年5月8日 # Lupin #
ANSYS EDをInteractiveより起動する場合、「グラフィックデバイス名」を選択する場所があります。 この選択肢の中にはwin32、win32c、3Dがありますが、これらは何を基準に選べばよいのでしょうか。
おそらくはビデオボードの種類によって選択するものが異なってくると予想していますが正しい設定の仕方をご存知の方がいらっしゃいましたらご教授願います。
# 2001年5月8日 # よし☆彡 #
調べてませんが、名前から想像すると win32、win32cがwin95以降で作動するwindows APIを使う描画で、3Dがopenglライブラリーを使う描画でしょう、、、多分openglの方が早いと思いますが、win ntかwin95 osr2以降でない場合は、自分でopenglをインストールしないと作動しなかったと思います。そしてさらにグラフィックボードがopengl対応の場合(最近はほとんどの3Dボードが対応してますが)ハードが描画の計算を行うので桁違いに早くなります。
不具合が無い場合、3d、win32s、win32の優先順位で選択すれば 良いのかな??
# 2001年5月8日 # atmori #
多分そうです(笑)
コンター図で18色以上使う場合はWin32じゃなくてWin32Cを使わないと表示されないという事になったと思いました。
3DはOpenGLを使います。これを使うと、3Dモデルの回転が、骨組LINEじゃなくてSOLID図のまま回転とかします。
但し、画面の解像度を上げていた場合、バッファメモリの関係で、3Dアクセラレーションが効かなくなります。 この辺は解像度とグラフィックボードのメモリの関係次第です。 "
# 2001年5月9日 # Lupin #
現在自分のパソコンに組み込まれているグラフィックデバイス(=ビデオボード?)はwin32、win32c、3Dのどれに該当するかはどのように調べたらよいのでしょうか。
とりあえずは各種試してみる方法もありますが、正しい選択法がありましたら教えていただけないでしょうか。
# 2001年5月9日 # よし☆彡 #
1.コントロールパネル->システムかデバイスの中の
デバイスマネージャのディスプレイアダプタ
2.NTの場合は画面のプロパティーの設定の中
だと思いますが、その中にお使いのハードの 名前が幾つか出てると思いますが
# 2001年5月15日 # Lupin #
会社で使っているパソコンは下記表示がありました。
NVDIA GeForce2 GTS(Coompaq)
現状の使用状態にてグラフィックデバイスを「3D」にして起動すると、書いた図形の全体がベタっと白く塗られた状態で、3D図形は稜線(陰線ではなく)も区別することができません。
ちなみに自宅で使用しているパソコンにはカノープスのSPECTRA8400というまあまあのビデオボードを搭載していますが、3Dを選択するとベタっと塗られてしまうのは同じです。
やはり何か3Dを有効にするための別の設定があるのでやはり何か3Dを有効にするための別の設定があるのでしょう。
以上、現状報告でした。
(編集担当:T学生 2001/12/17)
< 動解析について >
# 2000年10月7日 # K.M #
今回,動解析について質問があり,投稿させて頂きました.
現在,厚さ1mmの平板をマシンバイスで固定したときの固有振動数を求めています.
解析はAN○○Sを使用し,モデルは100mm×50mm厚さ1mmの平板の両端100mm側を固定し,固有振動数を求めたいのです.
解析条件はシェル要素・SHELL43を使用しています。
問題なのは,拘束条件についてです.バイスで固定しているので,力による固定となると思うのです.両端の自由度を完全拘束し,その変位量を0とした場合は求まりました.しかし,これでは,実験値と合うはずがありません.
力のみによる拘束は可能なのでしょうか.また変位拘束を加えたとしても
良い方法はないでしょうか.
# 2000年10月7日 # atmori #
一番安直なのは、その「両端」に少し柔らかい物体をくっつけて、そのEを実験値とあわせるってやつだと思いますが。
実際にバイスで押さえるっていう状態は接触条件にして摩擦係数つけて、押してやれば実現できるとは思いますが、この状態でモーダル解析が出来るかどうかが、ちょっと不明です。
AnsysのCDROMについてきた例題で、穴のあいた長方形の板に、穴よりも少し径の大きいシャフトを入れて、それを引き抜くときの応力の解析っていうのが、その方法で解析されていたと思うのですが。
モーダル解析するならやっぱり線形解析にしておいた方がなにかといいような。
# 2000年10月7日 # モLD #
拘束としている部分の初期値(intial)と時間t後の変位で固有値解析できますよ。
周波数応答や調和周波数応答の類のものです。
運動方程式とマニュアルを見比べてみてください。
# 2000年10月8日 # saito #
振動のしかたにも着目しないと合う,合わないという判定は難しいですね。
うちでも実験モーダル解析でモードシェープを求めると固定している足場ごと振動しているという場合があり,一概に,対象物だけモデル化して,変位拘束しても合わないということがよくあります。
# 2000年10月11日 # yonezou #
私もNo.1384のatmoriさんと同様に、拘束部分を完全拘束ではなく、バネでモデル化し、実験値にバネ定数を合せ込む方法を、よく使います。
ボルト締結部やガイド部なども、この方法で実験に合うバネ定数を算出し、以後の同様な解析においては、算出したバネ定数を適用しています。
(試行錯誤の段階ですが)
算出されたバネ定数は、ガイド・メーカから提出されたガイド剛性値と比較するとかなり小さくなりますね。
(編集担当:T学生 2001/12/17)