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<ソリッド要素にシェル要素の結合>
No.6098# 2003年11月10日# オーラ3#
私はNASTRANを用いて解析を行っており,モデル化の際に,
ソリッド要素にシェル要素を何も考えず連結していました.
しかし,回転自由度の問題を考えると,それではまずいと思い,
マニュアル等を読んだのですが,解決方法がよく分かりませんでした.
どなたかこの問題の解決方法を知ってらっしゃる方は,ご教授願います.
No.6101# 2003年11月11日# ハッピー#
「CAE実用大事典」の「要素結合」の欄が詳しいですね。
Nastranでは「SSCON」(ShellとSolidをCONnectする)がありますが熱変形を伴う場合は要注意でしょう。
No.6105# 2003年11月11日# オーラ3#
ご返答ありがとうございます.
「SSCON」とは,どのようにして使えばよいのでしょうか??
何を参考にしたらよいのか分からず困っています.ご返答よろしくお願いします.
No.6106# 2003年11月11日# 金色ウサギ#
オーラ3さん、こんにちは。
RSSCONですね。SolidとShellをMPCで結合する機能のようです。
ところで、私がよくやるのはShellと結合するSolidの表面(もしくは内面)に
Shellを貼る方法です。剛性が変わってしまうほどの板厚ではマズイですが、
手軽な方法なのでよく使います。
No.6108# 2003年11月11日# ハッピー#
> RSSCONですね。SolidとShellをMPCで結合する機能のようです。
by 金色ウサギさん、
有り難うございます。
Nastranでは剛体要素扱いで「Rigid」の「R」が付きます。
内部的には、MPCでシェルの変位とソリッドの変位を線形結合しているわけですね。
ソリッド側の厚み方向の変形が剛体的に拘束されるので、熱応力解析をすると、とんでもない結果が得られてビックリしました。
No.6115# 2003年11月12日# オーラ3#
私はRSSCONの使い方が分からないのですが,シェル要素とソリッド要素を剛体要素で
連結すれば,回転自由度の問題は解決するんでしょうか?
No.6116# 2003年11月12日# ハッピー#
Solid
XXXXXXA
XXXXXXX
XXXXXXXM--shell--
XXXXXXX
XXXXXXB
マニュアルが無いのでしょうか?
RSSCONでは、ソリッド1層とシェルを結合するために、シェル側の節点Mを
従属自由度(スレーブ)とし、ソリッド側の節点A,Bを独立自由度(マスター)とするようです。ですから、入力するのは、M,A,B。
A,Bの並進変位で、Mの並進と回転を拘束するのでしょう。
ということで、私が先に書いた「厚さ方向を拘束するので高い熱応力が生じる」は、勘違いですね。ソリッド側は拘束されません。済みませんでした。
No.6121# 2003年11月13日# オーラ3#
マニュアルは持っているんですが,RSSCOMについて書いてある箇所が分からなくて...。
どのマニュアルを参照したらよろしいでしょうか??
No.6122# 2003年11月14日# ハッピー#
??バルクデータ(入力データ)のマニュアルです。ABC順ですから後ろの方。CD版なら、検索すれば一発です。
No.6133# 2003年11月17日# 金色ウサギ#
> 私はRSSCONの使い方が分からないのですが,シェル要素とソリッド要素を剛体要素で
> 連結すれば,回転自由度の問題は解決するんでしょうか?
私もRSSCONは使ったことはないので実践的なノウハウは分かりませんが、RSSCONでつなぐことでシェルの回転自由度をソリッドに渡せるようです。
クイックリファレンスガイドなどを見てはいかがでしょうか。
No.6146# 2003年11月18日# オーラ3#
私は,MSC.visualNastran for Windows 2001を使っているんですが,
RSSCOMの機能はついてるんでしょうか??
マニュアル等を見たのですが,このRSSCOMについて書かれている箇所を見つけることができません...。
No.6153# 2003年11月18日# ハッピー#
まず、「RSSCOM」ではなくて、「RSSCON」です。
つまり、ShellとSolidをConnectするRigid要素。
N4WのHelpを見る限り、見当たらないですね。
GUIが対応していないだけで、ソルバーそのものはサポートしているのかも知れません。
EditorでRSSCONデータを作成して読み込めば、通るかも。
サポート窓口に問い合わされては如何でしょう?
NASTRANソルバーのマニュアルからRSSCONの抜粋を送付して貰えるかも。
#RSSCONはMPCを内部的に生成しているだけでしょうから、丹念にRigid要素で結合する
自由度と係数を定義していけば出来ないことはないんでしょうけど。
単にRigid要素で結んでしまうと下記AB間の変形を拘束してしまう恐れがあります。
> Solid
> XXXXXXA
> XXXXXXX
> XXXXXXXM--shell--
> XXXXXXX
> XXXXXXB
>
> RSSCONでは、ソリッド1層とシェルを結合するために、シェル側の節点Mを
> 従属自由度(スレーブ)とし、ソリッド側の節点A,Bを独立自由度(マスター)と
> するようです。ですから、入力するのは、M,A,B。
> A,Bの並進変位で、Mの並進と回転を拘束するのでしょう。
> ということで、私が先に書いた「厚さ方向を拘束するので高い熱応力が生じる」は、
> 勘違いですね。ソリッド側は拘束されません。済みませんでした。
> 具体的な解析の進め方についてですが軸の回転時の固有振動数を見る。
> その結果よりねじれのモードの周波数を見る。
> というような手順で宜しいのですか?
by 素人さん
よし☆彡さんが書かれたように、私もそれで良いと思います。
(編集担当:うし 2005/01/23)
<接触について>
No.6000# 2003年10月20日# シロ#
どうも,はじめまして.シロといいます.学生で研究でNastranを使っている初心者です.質問があります.どなたかおしえてください.
解析したいモデルは,ギザギザになった面同士を噛み合わさせてそれにボルトの締結力+他の外力を作用させた場合の合わせ面の応力分布です.図にするとこんな感じです.
荷重
↓ ↓ ↓
| |
|_ _|
_\/\/\/\/\/\/_ ←面同士を接触させる.
| \/\/\/\/\/\/ |
| |
△ △ △
拘束
モデルは二次元です.いきなりこれを解析するのは難しそうだったので,練習としてこれの山と谷が1セットの場合のものをためしてみました.ギャップ要素で接触する面同士をつないで解析してみたのですが,非現実的な結果(10E5というオーダーの変位)がで手きてしまいました.原因を考えてみても勉強不足で良くわかりませんでした.どなたかギャップ要素を使うとき陥りやすいミスや気をつけること,もしできたら推測される原因を教えてください.
あともう2つ質問なんですが,接触問題を解くために,ギャップ要素のほかにスライドライン
接触というのがあるらしいのですが,この2つの利用用途の違いを教えてください.
もう一つはごく初歩的な質問で恥ずかしいのですが,今回みたいな二次元問題を考えるとき使う要素は,普通のシェル要素でいいのですか?
よろしくお願いします.
No.6009# 2003年10月20日# ハッピー#
NastranのGap要素は10年以上使っていない(使う気に...)ので全く怪しいのですが。
突き抜ける剛体運動が生じている、ということでしょうか?
Gap要素は、考慮する自由度(Ux又はUy)を指定するんでしたっけ? とすると、これを間違えるとすり抜けるかも。
> あともう2つ質問なんですが,接触問題を解くために,ギャップ要素のほかにスライ
> ドライン接触というのがあるらしいのですが,
Gap要素が古くて、後から考案されたのがスライドライン。Gapは相対する節点が1対1で対応している(ようにメッシュを切った場合)で、スライドラインは向き合う面のメッシュが食い違っていてもOKなので、メッシュ切りの面で気楽です。また、変形の途中で面と面が大きく滑る場合もカバーできる。
但し、スライドラインでは相対するメッシュ分割によっては、食い込んでしまう不合理が発生する場合があるのとGapより計算時間は食うでしょうね。
> もう一つはごく初歩的な質問で恥ずかしいのですが,今回みたいな二次元問題を考え
> るとき使う要素は,普通のシェル要素でいいのですか?
多くのソフトではシェル要素とは別に2次元要素がありますが、NastranではCQUAD(シェル要素)が2D問題もカバーするので、それで良いですよ。
3D要素ですから全節点をZ拘束する必要がありましたよね(うろ覚えです)
No.6017# 2003年10月21日# ふじた#
>ギャップ要素を使うとき陥りやすいミスや気をつけること
by シロさん
よくGAP要素を使ってた頃(未だに使うこともありますが。汗)、
注意していたのはGAPの方向付けでした。
ハッピーさんご指摘の通り、これを間違えると貫通しちゃいますよ。
方向付け(要素座標系のX)はデフォルトがGA→GBの向きになります。
同一座標点をつなぐ時は局所座標系を定義し参照)
PGAPカードで定義するKA(=閉じた時の剛性)がUa-Ub>U0(初期開き)の時に
逆の場合にKB(=開いた時の剛性)がききますので、
下図の場合では上側の節点をGB、下側をGAとしてて、
KBが1.0e-10になってたりすると貫通してしまうということですね。
でも、今回の例では一山がもし3節点だと、上側はどっかで図の横方向は
拘束してないとぶっ飛んじゃうような気がしますが如何でしょうか?
No.6024# 2003年10月25日# シロ#
ハッピーさん,ふじたさん,ありがとうございました.
どうやら御指摘があったように拘束が足りていないようでした.何とか結果が得られたので次に挑戦してみたいと思います.
(編集担当:うし 2005/01/23)
< 節点数の上限 >
No.5948# 2003年10月9日# 鷹#
私は,NASTRANで四節点シェル要素を用いて解析を行っています。
私のパソコンでは節点数,要素数が10万を超えると解析が実行できません。
パソコンのスペックは
OS:WINDOWS2000
CPU:Pentium4 2.0GHz
メモリ:2.0GB
です。
NASTRANのパージョンは,visual NASTRAN for WINDOWS2001です。
この要素数が限界なのでしょうか?どなたかご返答お願いします。
No.5951# 2003年10月9日# 目近#
私が旧パソコンを使用していた時に、同じこと(節点数はもう少し少ない)がありました。
このときは、下記のドライブの空き容量を空けましたら、できました。
確認してみて下さい。
Cドライブ :500MBくらい空けたと思います。
スクラッチフォルダのあるドライブ:約20GBくらい(新規にHDDを購入)
ちなみに、私が現在使用している解析用パソコンの仕様は下記の通りです。
OS:Windows XP Pro
メモリ:1.5GB
Cドライブの空き:約10GB
スクラッチフォルダのあるドライブ:約115GB
使用ソフト:MSC.visualNastran for Win2002(節点無制限)
また、"フォルダ名等に日本語が入っていると解析ができません"と購入先から
聞きました。
(フォルダには、解析データを保存するフォルダも含まれております。)
こちらも確認してみて下さい。
No.5952# 2003年10月9日# 鷹#
ご返答ありがとうございます.
私の使用しているパソコンでは,Cドライブは10GB空きがあるんですが,スクラッチファイイルのフォルダも同ドライブにあるので,容量不足だと思います.
新規HDDを購入しようと考えています.
ちなみに,目近さんのシステムですと,最大節点数はどのくらいですか?
No.5955# 2003年10月9日# 目近#
最近パソコンを変えたばかりで、試しておりません。試してみるモデルが出てきましたら、やってみます。
(編集担当:うし 2005/01/23)
<節点力>
No.5756# 2003年8月28日# 鷹#
私はNASTRANで解析を行っています.
荷重を作用させ解析を行った際の,節点力を調べたいのですが,どうすればよいのでしょうか??
拘束をかけている節点については,反力が分かるんですが,他の節点についてはやり方が分かりません.
どなたかご返答をよろしくお願いします!!
No.5779# 2003年9月3日# ふじた#
ケースコントロールセクションでGPFORCEを指定してやれば出ますよ。
詳しくはオンラインマニュアルで検索にかけて下さい。
「節点力」でも引っかかりますよ~。
(編集担当:うし 2005/01/23)
<非線形ばね>
No.5361# 2003年6月10日# koukuu#
教えてください
Nastran for windows では非線形ばね要素は使えないのでしょうか?
できれば非線形回転ばね要素を使いたいのですが。
No.5362# 2003年6月11日# ハッピー#
N4Wは持っておられるのですか?
Nastranだと、CBUSH要素が線形・非線形のバネをモデル化できますが
N4WのマニュアルにはバネはCELASつまり線形バネしか見当たりませんね。
でも、ダメもとで、EditorでBULKデータにCBUSHを書き込んで、そのまま
読み込んで実行したら走るかも。
これがだめでも、CRODでモデル化して「非線形材料特性(非線形弾性)」を
設定するとOKではないでしょうか?
回転バネは、並進バネとMPCを使って実現できますよ。
A**B==C
B==Cが並進バネ(非線形のCBUSHまたはCROD)として点Cを固定。
MPCで点Aの回転自由度と点Bの並進自由度を等置。ΦA=UB。
こうすると、点Aは非線形回転バネとして挙動すると思います。
#ラック&ピニオンをご存じでしょうか?細長い板にノコギリのように
歯が切ってあって、これにピニオンギヤがかみ合って、ピニオンが
回るとラックギヤが左右に並進的に動きます。前にTie Rodの話を書き
ましたが、あのTie Rodを動かすのが、ハンドルに直結したピニオンと
かみ合ったラックギヤです。
タイヤのゴムのおかげでハンドルは非線形の回転バネになってますね。
No.5363# 2003年6月11日# ハッピー#
> 回転バネは、並進バネとMPCを使って実現できますよ。
自己レスです。
面倒なことしなくても、CBEAMを使ってトーションビーム(ねじりバネ)に
すれば良いですね。
#昔のフォルクスワーゲン「かぶと虫」の前後のサスペンションは、この
トーションビームでしたっけ
No.5365# 2003年6月11日# koukuu#
CROD+材料非線形で非線形並進バネを作り、MPCを使って上手くいきました。
本当にありがとうございました。
CBEAMのねじりについてはマニュアルにも線形のみと記載されており、上手く
いきませんでした。何か方法があるのでしょうか?
No.5366# 2003年6月11日# ハッピー#
それは良かったですね!
こういうカラクリ的なモデル化は結構楽しめますヨ。
> CBEAMのねじりについてはマニュアルにも線形のみと記載されており、上手く
> いきませんでした。何か方法があるのでしょうか?
申し訳ありません、思いつきで書いたもので、私にも実績はありません(^^;;
(編集担当:うし 2005/01/23)
<NASTRANの梁要素の材料非線形特性について>
No.5171# 2003年4月30日# 18時47分(水曜日)# ぴろりん#
初めて投稿します。よろしくお願いします。
NASTRANの梁要素を用いて弾塑性解析をしているのですが、マニュアルによると
PBEAM入力では材料特性をMATS1入力で定義できるが、そのときは完全弾塑性と
しなければならないとあります。完全弾塑性とすると荷重制御で解析した場合に
収束解が見つけられず、途中でとまってしまいます。材料としては鋼材を対象と
しているのですが、塑性化後の剛性を考慮する方法はないのでしょうか?
1要素のモデルを単純に引張った場合、MATS1入力でHに値を入力するとそれな
りにBi-linearな荷重-変形関係が得られます。それなりというのはこのときの
弾性剛性E,加工効果の勾配H,接線弾性係数ETの関係がマニュアルにある
H=ET/(1-ET/E)
の関係を満たしていないのです。
降伏関数はvon Mises、硬化則は等方硬化としています。
どなたかご存知の方がいらっしゃったらご教授お願いします。
ちなみにもしできなければ塑性剛性ETを弾性剛性とする弾性部材と完全弾塑性の
部材を2重に配置することにしようかと思ってます。
No.5173# 2003年5月2日# ハッピー#
「完全弾塑性」でなく「弾性-完全塑性」ですね。
マニュアルには、さらに塑性は梁要素の端部のみ非線形性を考慮し「塑性ヒンジ」を想定しているとあります。ですから、基本的に剛性を期待するのは無理じゃないでしょうか。
梁に曲げが作用するのですか?或いは単純な引っ張りなのでしょうか?
> 弾性剛性E,加工効果の勾配H,接線弾性係数ETの関係がマニュアルにある
> H=ET/(1-ET/E)
> の関係を満たしていないのです。
具体的な数値(弾性歪み、塑性歪み、応力のテーブル)はアップできますか?
マニュアルには、H=0としなさいとありますね。Hに値を入れると、解は得ら
れるけれど保証できるものではないとも。
No.5174# 2003年5月2日# ぴろりん#
マニュアルによればおっしゃるとおりで、塑性化後の剛性が0なので、塑性ヒンジになるんですよね。
H=0以外の値のときに得られるの信頼性というのはH=ET/(1-ET/E)の関係を満たさないにしても、実際に計算で得られる解にはなんらかの値を持った剛性として計算されているはずです。
その剛性の計算の仕方がわかれば、信頼のおける解を得ることもできるのではないかと
思ったんですけど。。。
梁要素だから塑性化後の剛性が0でなければならない理由とかあるのでしょうか。
理論的には剛性を持たせることはできますよね。
今のモデルは曲げと軸力を受ける柱-梁の架構です。
材料特性はテーブルで入力しているわけではないですが、
弾性係数E=2100、降伏応力Y=2.53で、塑性化後の接線係数をE/100にしたいのです。
なのでテーブルにすると
弾性限界歪み:0.001205 応力 2.53
塑性歪み:0.261681 応力 8.0
のようになります。塑性ひずみと応力に関しては解析対象となる値より大きな値と
いうことで8.0としています。単位はtonf、cmです。
やはりマニュアルに記載されているように、NASTRANの梁要素で塑性化後の剛性を考慮
した解析をすること自体に無理があるのでしょうね。
No.5177# 2003年5月2日# ハッピー#
> やはりマニュアルに記載されているように、NASTRANの梁要素で塑性化後の剛性を考慮
> した解析をすること自体に無理があるのでしょうね。
by ぴろりんさん
梁というのは、細長い棒をモデル化したもの。断面は平面を保つことが前提。
曲げ荷重を増すと曲げ応力が徐々に降伏応力を越えて塑性域が断面内および軸方向に
広がる訳ですが、それに伴う剛性の変化を梁要素というシンプルなモデルで再現する
のは、やはり厳しいのでは? Nastranだから、ということではないでしょうね。
梁要素の身になって考えると、塑性ヒンジでクランクランの状態にするのが
せめてもの頑張りかなと。
仮に、接線剛性が目論んだ値になったとしても、それは極めて単純化されたモデルの解
ですから、結果的に信頼性は低いような気がします。
No.5186# 2003年5月6日# ぴろりん#
ハッピーさん、レスありがとうございます。
梁要素は平面保持する仮定のもとに成り立っていますが、法線を保持するかどうかは
仮定の仕方によっていろいろなタイプの梁要素がありますよね。
塑性ヒンジ自体は曲げに対する抵抗機構であって、軸方向には剛性をもっていますよね。
NASTRANのMATSで定義するような塑性論にもとづくモデルでは曲げ剛性も軸剛性も同様
に低下するモデルとなっていますが、塑性化後の剛性が0である理論的背景があるわけで
なく、モデル化の仮定で決まっていると思うのです。実際、塑性化後の剛性が完全に0と
なる材料はほとんどなく、数値解析の安定という意味でもなんらかの値をもつのが一般
的だと思います。
NASTRANの解析結果ではHに数値を設定するとなんらかの剛性を評価して、計算に使って
いるようなので、その剛性の作り方がわかれば解析者にとって"意味のある"解が得られ
ると思ったんですけど。マニュアルに記載されている以上の範囲なので、ご存知でなけ
ればあきらめます。
いろいろありがとうございました。
(編集担当:うし 2005/01/23)
<Nastran 非線形静解析で 剛性マトリクスのdet>
# 2003年1月30日 # No.4672 # dali #
Nastranにて構造物の非線形静解析をしています。
非線形解析の結果から、剛性マトリクスの行列式の値を出力とかできないものでしょうか?
ご存じの方がいたらお願いします。
# 2003年1月31日 # No.4673 # よし☆彡 #
非線形の剛性マトリックス見ても本当の剛性を表してないので,
意味がないと思いますよ.
(編集担当:Happy 2003/09/29)
<ピン結合について>
# 2003年1月22日 # No.4607 # FEM初心者 #
はじめて質問するのですが、よろしくお願いします。
現在、NASTRANで3次元トラス構造(1枚のSHELL要素の四隅それぞれに、
CBAR要素を結合し、4本のCBAR要素の逆端を1点で結合。
なお、CBAR要素の両端はピン結合のため、両端の回転を解放)の静解析をしようとしているのですが、「MATRAIX KLLのエラー」で流れません。
おそらく、CBAR要素の両端をピン結合にしているために、生じていると思われます。
これを回避する方法として、CBAR要素の代わりに、CROD要素を使用し、トルクを伝達しないために、J(ねじり定数)を設定しない方法が考えられますが、CBAR要素を使用しての方法がありましたら、教えて頂きたいのですが。
# 2003年1月22日 # No.4608 # 金色ウサギ #
CBAR自体が、その軸回りに回転しますよね。そのために特異なマトリクスになっているのしょう。
CBARが軸回りに回転しないような拘束条件をつけては。
# 2003年1月22日 # No.4611 # ピピ #
モデル形状が完全にはイメージできていないのですが、四角いテーブルみたいな形でしょうか?
天板がシェル要素でモデル化されており、4本の脚がCBARですよね。
シェルとCBARはピン結合されており、CBARの下端は1本だけ完全拘束?で、それ以外はピン拘束?でしょうか。
その場合、金色ウサギさんのご指摘の通り、少なくともCBAR軸周りの回転は拘束する必要がありますね(CBARの剛体変位(回転)を抑えるため)。
天板の形状および脚の長さにも依存すると思いますが、上記拘束以外に、もう一箇所で回転を拘束しないと剛性マトリクスの特異性が解消されない場合もあると思います。
説明しにくいのですが、1本のCBARを軸にして、天板が回転してしまう剛体変位を抑えられないケースです。
想像上では剛体変位が起きないように思えるのですが、主方向剛性との比があまりにも小さい場合には、モデルが不安定と見なされますので、結果的には「FATAL MESSAGE」が解消しません。
それから、両端をピン拘束している場合は、節点からは捻りや曲げモーメントは伝わりませんから、CBARでもCRODでもCBEAMでも結果は同じだと思います。
# 2003年1月22日 # No.4612 # ピピ #
自己レスで~す。
あまり考えないでレスしましたが、FEM初心者さんのカキコを見直したら、勘違いみたいですね。
形状はシェルを底板にした、ピラミッドみたいなトラス構造ですか?
まったく、読解力が無いと言うか、思い込みが激しいと言うか...>>俺
金色ウサギさんのご指摘で解決すると思います。
失礼いたしました(何回目でしょう)。
やっぱり、画像掲示板が欲しい!!って、勘違いしてたのは、俺だけか(笑)。
しかし、こんな不安定なモデル作るわけ無いわな。冷静に考えたら。
# 2003年1月22日 # No.4613 # FEM初心者 #
ピピさん、金色ウサギさん
親切丁寧な回答、ありがとうございます。
私の言葉が足りなかったことで、
モデル形状がイメージしにくかったと思い、反省しております。
さて、回答の
> CBARが軸回りに回転しないような拘束条件をつけては。
by金色ウサギさん
ですが、
トラスの部分を複数のCBAR要素でモデル化した場合、
全てのCBAR要素の軸回り自由度を拘束しなければならないのでしょうか、それとも端部のCBAR要素のみ軸回り自由度を拘束するのでしょうか?
また、固有値解析を行う場合も、同様にトラス軸回りは拘束するのでしょうか?
# 2003年1月23日 # No.4614 # ネプ #
初めてのカキコです。いつもはROMらせて頂いています。
> CBAR要素を結合し、4本のCBAR要素の逆端を1点で結合。
> なお、CBAR要素の両端はピン結合のため、両端の回転を解放)
この時、BAR要素4ヶ所から一点に剛体を設定し、Rx・Ry・Rzの各
拘束をはずした場合、エラーが出ます。
というのは剛体要素は一点を複数で共有できないからです。
逆に一点からBARの4点へ剛体要素を設定してみると大丈夫でした。
(簡易モデルで解析できました)
> これを回避する方法として、CBAR要素の代わりに、CROD要素を
> 使用し、トルクを伝達しないために、J(ねじり定数)を
> 設定しない方法が考えられますが、
ちなみにROD要素ではJを入れようが入れまいが無視されたと思うのですがちょっと確かではありません・・・。
これも簡単なモデルで試せばすぐわかります。
トラス構造の場合は基本的にROD要素を用い、結合点間は分割しない
(一本の要素で作る)のだと思ってます。
# 2003年1月23日 # No.4615 # 金色ウサギ #
> トラスの部分を複数のCBAR要素でモデル化した場合、
> 全てのCBAR要素の軸回り自由度を拘束しなければならないのでしょうか、
> それとも端部のCBAR要素のみ軸回り自由度を拘束するのでしょう?
端部のCBAR要素(の1節点)のみ軸回り自由度を拘束すれば十分ですよ。
異なる節点自由度の要素をつないだり、端点開放する場合、私だったら要素がどのように動きうるのかを想像します。式で考えるのは苦手なので(笑)
動きが定まらない=特異なマトリクス、ということです。今回の場合、トラス部分がその軸回りにクルクル回ってしまいますよね。
> また、固有値解析を行う場合も、
> 同様にトラス軸回りは拘束するのでしょうか?
固有値解析でも同じです。
その他に、剛体要素やMPCなど使う場合はソルバーによりルールが違うことがありますので、マニュアルなどでキーポイントは抑えておくと良いですね。。。これは蛇足かな?
# 2003年1月23日 # No.4619 # FEM初心者 #
みなさんの貴重な助言、感謝しています。
さて、
> やはり、CRODでモデル化するべきだと思うんですよ。
> CBARでモデル化すると、軸周りの回転を拘束する必要が生じますが、
> FEM初心者さんのモデルだと、一本一本のCBARに対して局所座標系を作ってから回転拘束を
> 掛けないといけないですよね?
> それって、めんどくさいですし、無駄な作業だと思います。
>
> 両端がピン拘束で軸力しか考える必要が無いのであれば、CRODで十分だと思います。
> CRODの場合、元々回転自由度を考える必要がありませんから、
>後から回転拘束を追加する必要性も生じませんし...
by ピピさん
今回の場合、トラスをCRODでモデル化すると、
変位が軸方向にしかでないような気がしますが。
(今さらで、申し訳ないんですが、
もし、そうなら、ちょっとまずいんです。)
また、
>固有値解析の場合は、全く拘束が無いFF(両端自由)でも解が求
>まりますから、モデル内に剛性マトリックスの特異性があっても、
>エラーは出ないと思います。
>但し、(剛体変位する要素数)×(剛体変位する自由度)分の剛体
>モードが発生しますから、例えば、解析対象周波数を1Hz以上とかに
>設定しておかないと、無駄なモードが山ほど出てきます。
>
by ピピさん
トラスが座標系に対して、傾いて位置する場合も、
エラーが出ずに、流れるでしょうか?
# 2003年1月23日 # No.4620 # ピピ #
> 今回の場合、トラスをCRODでモデル化すると、
> 変位が軸方向にしかでないような気がしますが。
> (今さらで、申し訳ないんですが、
> もし、そうなら、ちょっとまずいんです。)
by FEM初心者さん
CRODでモデル化するのが妥当かどうかは、もう少し情報が無いと分かりませんね。
どのように荷重が加わるのか、モデル全体でどのように拘束されるのか、などの境界条件が分からないと、ちょっと...
私のアドバイスは「致命的エラー」を回避するためにしたものです。
まずは、CRODで簡単なモデルを作成して、結果を得てからCBAR or CBEAMでモデル化してみても良いのではないか?というレベルで考えてください。
#私ならCBARは使いません。CBEAMを使います。CBEAMなら、形状を入力すれば必要な形状特性を勝手に計算してくれるからです。
> トラスが座標系に対して、傾いて位置する場合も、
> エラーが出ずに、流れるでしょうか?
これも、試してみればすぐに分かることですよ。
変形解析で「致命的エラー」が出るモデルでも、固有値解析では結果が得られることがある。と捕らえて試してみたら如何でしょう?
考える間も無く、答えが出ますぜ。
# 2003年1月23日 # No.4621 # ハッピー #
> > 両端がピン拘束で軸力しか考える必要が無いのであれば、CRODで十分だと思います。
> > CRODの場合、元々回転自由度を考える必要がありませんから、後から回転拘束を追加する
> > 必要性も生じませんし...
> by ピピさん
私も、CRODを4本ピラミッド状に立てれば必要十分と感じます。
各棒の両端が球面軸受け(ピロボール)のような構造と理解しましたので。
CBARは、棒のたわみを考慮する時には必要ですが。
> 今回の場合、トラスをCRODでモデル化すると、
> 変位が軸方向にしかでないような気がしますが。
それは心配ないですよ。今の場合、仮に軸方向にしか変位しないのであれば全く変形できないことになっちゃいますよね。
(編集担当:Happy 2003/09/29)
<3DCADから読み込んでオートメッシュがエラーで落ちます!(N4W)>
# 2002年10月21日 # No.3762 # 飯塚 #
MDTにて作図後、データをSATにてN4Wに吐き出し解析しようとしたところ、オートメッシュを実施したところ、メッシュがきれませんでしたとのエラーしかでません。
どこが悪いのかさっぱりわかりません。
なぜ、このようねエラーがでるのかわかりません。
# 2002年10月22日 # No.3768 # ハッピー #
これだけの情報ではちょっと。
画面左下のメッセージ・ウィンドウには何かメッセージは出ていませんか?
Warningの類はこのウィンドウに出ます。画面を拡大しないとメッセージが
隠れているかも知れません。
ソリッドに対し、オートでメッシュが切れないケースには
1)元のソリッドが不完全な場合:
SurafceとSurfaceが繋がっていない部分があったり、フィレットが
欠落していたり。いわゆるデータ変換トラブル。
2)極めて微小なSurfaceが有るような場合:
この場合は、メッシュサイズの変更で回避できることもあり。
3)メッシュ数が膨大になって、ハードのリソース(メモリーなど)が不足した場合:
メッシュサイズは、適切な値を設定してますか?
N4Wではデフォルトが「MeshSize=1.0」となっていますので、そのままだとエライことになる場合も。
立方体とか単純な形状ではメッシュ切りできましたか?
未チェックでしたら、その辺りからやってみては如何でしょうか。
# 2002年10月23日 # No.3786 # 飯塚 #
恐らく、1)のケースだと思います。もう少しチャレンジしてみます。
ありがとうございました。
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<Nastran線形座屈解析で抽出次数を変えると解が変わってしまう?>
# 2002年10月10日 # No.3677 # dali #
MSC visualNastran for windows 2002を使っています
線形座屈解析で高次モードを知りたいのですが何か方法はあるのでしょうか?
ご存知の方がいればお願いします
# 2002年10月10日 # No.3678 # imada #
「解析実行」の「追加情報」で 固有値数を1から 5とかに変更すると出来ます。
# 2002年10月11日 # No.3679 # dali #
返答ありがとうございます。
ドームの解析をしています。
早速やってみたのですが、入力欄に「1」とした場合の解析結果(1次モード)と 、「3」や「5」として高次モードまで求めた場合の結果(1次モード)が異なっています。
固有値は同じなのですが、変形(固有ベクトル)が違っています。
どう解釈するべきなのでしょうか。
ご存じの方お願いします
# 2002年10月11日 # No.3680 # ハッピー #
変形値を正負逆にすれば、両者が一致すると言うことはありません?
# 2002年10月11日 # No.3681 # dali #
返答ありがとうございます
正負逆ということですが、変形のモード自体が全く異なるため困っています
とりあえず構造計画研究所からMSCに問い合わせていただくことになりました 。
# 2002年10月11日 # No.3684 # よし☆彡 #
質問と関係ないのですが,高次モードがなぜ必要なのか,
教えていただけますでしょうか?
対象構造以外の構造と接触する可能性があるなどでしょうか?
# 2002年10月12日 # No.3686 # ハッピー #
> 正負逆ということですが、変形のモード自体が全く異なるため困っています
> とりあえず構造計画研究所からMSCに問い合わせていただくことになりました
by daliさん
そうですか。これは妙な現象です。原因クリアになれば、掲示板で紹介して頂ければ有り難いです。
#よし☆彡さん、ご指摘のように、座屈では1次で壊れておしまいですから
うちでは高次モードを求めることは余りないような気がします。
# 2002年10月25日 # No.3824 # dali #
わかりました。
固有値が同じ場合それらの線形結合も固有モードとなりうるということでした。
MSCと構造計画研究所からの返答です
○質問内容
添付の円形ドームの弾性座屈解析をおこなった。
固有値を求める次数を「1」の場合と「5」の場合で、
固有値は同じだが、モード形状が異なるのは何故か?
○回答
今回の解析の場合には、モデルが球形ドームであり、回転対称の構造物
となっています。そのため、一次固有値として重解が得られます。この
とき、その重解の固有モードは互いに直交したものとなります。同時に、
その固有モードの線形結合により表現できるモードはその根(固有値)
における固有モードとなり得ます。
従いまして、今回得られた固有モードのどちらも正解といえます。
今回の例では、
ND=1で求まったモード形状は、ND=5で求まった重解(1次、2次)の
モードベクトルの線形結合となっています。
The model is circular in shape and therefor has a buckling mode in any
direction since
the structure is symmetric. The eigenvalues will be the same for both
runs. The mode
shapes for the nd=5 produced two modes. One buckles in the x direction with
a shape and
the other buckles in the y direction with the same shape. There would also
be a buckling
shape on a 45 degrees angle, between the x and y direction which represents
the same
mode, but on a different angle. The eigenvector was display when nd=1. The
eigenvector
that is displayed is the same as the nd=5 eigenvectors. It is a linear
combination of the two
eigenvectors that were displayed when nd=5.
When there are multiple solutions to a buckling problem, in the case where
there are symmetry
conditions, it is possible to see several different shapes for the
eigenvectors.Your model is axi
symmetric and will therefor display many different shapes which are all
valid.....
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<Nastranのデータフォーマットは公開されてますか?>
# 2002年9月7日 # No.3584 # みや #
はじめまして研究で塑性加工のプログラムを開発している者です.工具データ,ブランクデータ,解析結果(ソリッド and シェル)をnastran形式で扱いたいのですがこのフォーマットはweb上で公開されているのでしょうか?
もし,ご存知の方がおられましたらお教え願えないでしょうか.
# 2002年9月7日 # No.3585 # チャーリー #
回答になっていませんが、
断片的には、あるようですが出力まで行おうとすると
やはりリファレンスマニュアルはあったほうがいいと思います。
http://www.mscsoftware.co.jp/ で各種マニュアルは購入できます。
FEMAPというソフトウエアがあり、機能限定ですが確認はできるようです。
unixとwinで若干異なりますので、nasとの比較目論見もあるのでしたら
注意が必要です。
# 2002年9月7日 # No.3588 # みや #
ありがとうございます.早速,調べてみます.
# 2002年9月7日 # No.3591 # ハッピー #
>nastran形式で扱いたいのですがこのフォーマットはweb上で公開されて
>いるのでしょうか?
by みやさん
チャーリーさんが書かれたFEMAPは、汎用プリポストで、mTABさんのページで、無償体験版(節点数、要素数制限)がダウンロードできます。
(mTABはソルバーで、プリポストとしてFEMAPを組み合わせている)
http://www.ada.co.jp/
#勿論、DLされたらFEMAPだけでなく、mTABもしっかり試して上げて下さいネ
これでモデルを作ってNastran形式で出力すれば、インプットのFormatは解読できますが、アウトプットとなると、これでは情報が得られません。
私が作るときは、実際にNastranを実行して、そのアウトプットを解読するのですが。
マニュアルに、アウトプット(op2,Punch、F06)のFormatが詳しく書かれているかどうか。
Nastranをお持ちでしたら、解読方式が確実と思いますよ。
あと、お持ちのプリポストに「ニュートラル・ファイル(Neutral File)」はありませんか?
これがあれば、プリポストのマニュアルに、Input/OutputのFormatも詳しく書かれていると思います。
因みに、上記Femapは、独自FormatのNeutral Fileがあり、私は自作ソフトとFEMAPとのインタフェースに使っています。
# 2002年9月7日 # No.3593 # チャーリー #
ハッピーさん、えらい肝心のキーワード脱落ならびに抜け漏れていたところフォローありがとうございます。
みやさんすみませんでした。
昔は、MSC.NAS for win 100節点?だったかも
使えたように思いましたが
# 2002年9月10日 # No.3597 # みや #
> 因みに、上記Femapは、独自FormatのNeutral Fileがあり、私は自作ソフトとFEMAPとの
> インタフェースに使っています。
byハッピーさん
御教授ありがとうございます.残念ながら私の手元にあるプリポストでは対応できそうにありません.なぜnastran formatかというと共同研究者からの要望でどうしてもこれでなければいけないという事です.
やはりoutputファイルは実際のデータが必要なんですね.入力ファイルは容易に理解できたんですが.いろいろ当たってみます.
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<NASTRAN非線形弾性解析での相当ひずみについて>
# 2002年9月6日 # No.3583 # うに #
掲示板の管理人さん、掲示板をご覧の皆様、始めて投稿させて頂きます。
NASTRANでSOL106を使用して非線形弾性解析を行った場合に、*.f06で出力される相当ひずみに関してですが、
低サイクル疲労が問題となるような大きなひずみを伴う状態では、その評価の方法として、ひずみ振幅を用いて寿命推定を行う事があると思われます。
E-N曲線から損傷に至るまでのサイクルを算出しようとした評価の際に、先程の*.f06中の相当ひずみを使用する点に、特に問題はないでしょうか?
また、このような評価として別なひずみ量を使用した方が良いと言う値がありましたらご教示ください。
宜しくお願い致します。
ちなみにNASTRANのポスト処理にはI-DEASを用いてますが、
SOL106を使用した非線形弾性解析では、ひずみの出力を*.op2を介してI-DEASには渡せないようです。この点、ご存知の方がいらっしゃいましたら、
ご教示ください。
皆様、宜しくお願い致します。
# 2002年9月17日 # No.3617 # okaba #
いつも困った時に皆さんに助けて頂いているのですが、初めて、人助けが出来るかも知れません、
> ちなみにNASTRANのポスト処理にはI-DEASを用いてますが、
> SOL106を使用した非線形弾性解析では、ひずみの出力を*.op2を介して
> I-DEASには渡せないようです。この点、ご存知の方がいらっしゃいましたら、
> ご教示ください。
NASTRAN Ver2001になってから、私も歪み出力の処理に困った事が有りました。
その時は、
PARAM,POST,-2
を使用している場合、歪が出力されていても変換できず出力されていない(該当データが無い)と判断されてしまうようです。
ちなみに
PARAM,POST,-1
を用いてPATRANでの処理は可能でしたので、PATRANで作業を行ないました。
MSCへ問い合わせの回答は次のようなものでした、
----- MSCからの回答 -----
Nastran2001でのひずみ出力の件ですが、調べましたところ2001でひずみ出力データブロック名が"OSTR1"から"OSTR1X"に変更になっており、このことが原因で読めないようです。
お手数ですが、Nastran2001においてPARAM,POST,-2で解析される際には以下のDMAPを挿入して回避してください。
DMAPはSTRAINとSTRESSのデータブロックをV70.7で使用していたものに変更するものです。データブロックの内容には変更ありません。
--- ここから ---
compile sedrcvr
alter 'output2.*ostr1x',''
call ted1 ostr1x/tempted1/otape2/ounit2/omaxr $
alter 'output2.*oes1x1',''
call ted2 oes1x1/tempted2/otape2/ounit2/omaxr $
alter 'output2.*ostr1x'(2,),''
call ted1 ostr1x/tempted3/otape2/ounit2/omaxr $
compile ted1
subdmap ted1 ostr1x/out/ot2/ounit2/omaxr $
type parm,,i,y,ot2,ounit2,omaxr $
matmod ostr1x,,,,,/ostr1,/13 $
output2 ostr1,,,,//ot2/ounit2//omaxr $
return $
end $
compile ted2
subdmap ted2 oes1x1/out/ot2/ou2/mx $
type parm,,i,y,ot2,ou2,mx $
matmod oes1x1,,,,,/oes1x,/13 $
output2 oes1x,,,,//ot2/ou2//mx $
return $
end $
--- ここまで ---
なお、PARAM,POST,-2および-1での出力において弊社Patranでは問題なく読み込みます。
------------------------------
以上参考になりましたでしょうか。
# 2002年9月19日 # No.3622 # うに #
okabaさん、有難うございました。
I-DEASではNASTRANの*.OP2を介した非線形解析による応力やひずみは、現時点ではリカバーされていないとの記述がオンラインヘルプにありました。
ちなみに弊社で使用しているのはI-DEAS8m4ですので、I-DEAS9でどうなのかはわかりませんが・・・。
また、NASTRANはV70.5ですので、okabaさんがお困りになったデータブロック名の変更による問題ではなく、I-DEAS側の
問題のように思われます。
I-DEASではなくFEMAP(SDRC)を使用して*.OP2を読込んだところ、塑性ひずみを読込むことが出来ました。
okabaさん、参考になりました。
有難うございました。
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<VisualNastran4Dを自作のアプリケーションでコントロール>
# 2002年9月3日 # No.3566 # ある大学の学生 #
私はVisualNastran4Dを使って卒業研究をしている学生です.
VisualNastran4Dと連携して動くアプリケーションの作成を考えていますが,行き詰まってしまいました.
アプリケーションを作成して行う予定なのは
・アプリケーションからの設計パラメータの代入,
・シュミレーション結果の受け取り,
・シュミレーションの開始と停止の制御で
現在C/C++でアプリケーションを作成しようと考えています.
どなたかご存知の方はアドバイスを下さい.
# 2002年9月3日 # No.3567 # ハッピー #
VN4D(元N4W)はカスタマイズが可能なようです。ヘルプ/カスタマイズはご覧になりました?
お求めの自動計算は出来るはずです。
#私は使ったことがありません。^^;;
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<固有モード解析がよく分かりません>
# 2002年9月3日 # No.3564 # アラジン #
はじめて投稿させて頂きます。
先日NASTRANではじめてフレームモデルの固有値解析を実施したのですが、1次の振動モードの結果を最大値で正規化させて出力させました。
その結果節点5で74Hzということは結果から理解できるのですが、1次振動モードでのその他の節点の振動数がいくつなのか求めることはできるのでしょうか。
非常に初歩的な質問かもしれませんが、宜しくお願いします。
# 2002年9月4日 # No.3568 # ハッピー #
これはちょっと、説明の仕方に窮しますね。
振動モードとは何か、固有振動数とは何か。手近にある教科書を当たってみましょう。
# 2002年9月4日 # No.3569 # imada #
> 先日NASTRANではじめてフレームモデルの固有値解析を実施したのですが、
> 1次の振動モードの結果を最大値で正規化させて出力させました。その結果節点5
> で74Hzということは結果から理解できるのですが、1次振動モードでのその他
> の節点の振動数がいくつなのか求めることはできるのでしょうか。
by アラジン さん。
固有振動数は「ある変形モードで慣性力と弾性力がつりあうような特定の
振動周波数」と言い換えることができると思います。
ですから固有値解析結果のある特定のモードを見ている時はどの点においても周波数は同じはずなのですが、アラジンさんがそのようなプリミティブなことに対して質問されているのか、それとももっと深い意味があるかが上記文章からは判断しかねますね。
>節点5で74Hzということは結果から理解できるのですが
特にここが意味不明です。
周波数応答解析でもやっているのかな?
もう少し具体的に経過を書いていただけるとコメントしやすくなると思います。
# 2002年9月5日 # No.3572 # アラジン #
意味不明な質問に丁寧なレスありがとうございます。
質問に深い意味はなくて、固有値解析のある振動モードで各点の振動数は同じなのか違うのか、違うなら求め方があるのかを知りたかったのです。
どうもありがとうございました。
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<複数荷重セットを与えるのがうまく出来ません!>
# 2002年7月12日 # No.3314 # dali #
visualNastran 2001をつかっています
どうしても気になることがあるので投稿させていただきます。
現在初期張力を入れて非線形解析をしています。
手順としては
荷重セット1 温度荷重
荷重セット2 温度荷重 + 外力
荷重セット100 初期温度
解析:荷重セット1と2を選択して、初期張力のかかった状態から外力を架けています。
この場合、荷重セット2の中の温度荷重は荷重セット1,2両方で作用することになるのでしょうか?
荷重セット1で目標の初期張力を入れ
荷重セット2で外力をかけるということがしたいのですが
荷重セット2でも温度荷重によってさらに張力が増加してしまっているような気がします。
どうなんでしょう?
# 2002年7月12日 # No.3316 # よし☆彡 #
全体の張力=初期温度からの温度差による張力+外力による張力
ですから,計算後の節点温度を確認されたら良いと思いますよ.
# 2002年7月12日 # No.3317 # dali #
ありがとうございます。
いくつかの方法で確認したところ、問題ないようでした。
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<ロッド要素の初期張力の与え方>
# 2002年7月10日 # No.3307 # dali #
MSC.Visual Nastran For Windows 2001を使用しているものです。
ロッド要素の要素特性の中に 初期張力(ケーブルのみ)という入力項目があるのですが、あれは何のためにあるのでしょうか。
一度入力して張弦梁の非線形解析したことがあるのですが、解析前に「初期張力はとばします」とかなんとかいうメッセージが出て、うまくいった試しがありません 。
ちなみに今は温度荷重で初期張力を入れています。
張弦梁よりも複雑で、テンション材が何本もあるようなアーチなのですが、当然のことながら初期張力がばらつき思ったとおりうまく入りません。温度荷重をちょっとずつ調整しながら入れています。
一発でうまく入る方法はあるのでしょうか。
ご存じの方がいたらお願いします。
# 2002年7月10日 # No.3309 # ハッピー #
ボルトの初期締め付けと同じですね。
CAE大事典で検索しては?
Nastranの場合は一発、予備解析を行なえば良いと思います。
テンション材と取り付け部の相対変位を表わすダミー点に強制変位を与えると良いと思います。
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<剛体モードの周波数(マイナス固有値)の「物理的な意味」って?>
# 2002年6月25日 # No.3257 # imada #
こんにちは、imadaです。
NASTRANフリーク(?)の方、教えてください。m(_ _)m
前に、No.874 で 「固有値のマイナス値のもつ物理的な意味は? 」というのがありましたが、NASTRANでフリーフリーで固有値解析をすると、(当然ですが)6つの剛体モードがでてきます。
この時、この周波数の数値は、かなり小さい値なので内部的に加えられた付加剛性による物であろうと気にしてはいませんでした。
時には、マイナスの値にもなるのですが、適当に与えられた人工剛性であるから物理的な意味は無いのであろうと考えていました。
しかし、最近、知人から聞いた話では「フリーフリーで剛体モードの固有振動数が0.01以下になるような解析モデルにせよ」と客先から指示があったそうです。
その客先ではモデルの妥当性を示す指標とされているようですが、この数値に何か物理的な意味はあるのでしょうか?
ご存知の方はぜひ教えてください
# 2002年6月25日 # No.3260 # よし☆三 #
構造が複雑になり例えばequationなどを複数加えたときなど
予想外の弱拘束を入れてしまう可能性があります.その為のチェックと
して決められてるのでしょう.,,,たぶん,,,
0.01と算出されたら,そのような周期をもつ物があると言うことで,
やっぱり弱い拘束が入ってるということではないかなぁ
# 2002年6月25日 # No.3263 # imada #
よし☆三 さん、光速RESありがとうございます。(^_^)
メカニカでやってもやはり、小さな値はでてくるようで、これはやはり
AUTO SPC がなにか小さな剛性を与えている物と理解しています。
問題はその大小が何によって決まっているかであり、例えばご指摘の
ように予定外の自由度の結合などがある場合のチェックにはなりそうですね。
どのくらいの値ならOKという決め方なんてあるのかな~?
NASTRANで見たところ6自由度の剛体モードは純粋な剛体モードに
なっていないというのも問題あるのかなー?
今まで下から6つは無条件で無視してきたので、こういう話になると途方
にくれます。
# 2002年6月26日 # No.3266 # よし☆三 #
動的問題なのでAUTO SPCはあまり関係ないかもしれませんね.
例えば正三角形のモデルを作成し,その3つある頂点のうち2つの頂点間にEQUATIONを作成すると,正三角形が剛であればあるほど重心を中心に回転しなくなります.この度合いが算出されてるのでしょう.
その様なことは,実際の問題で溶接などを多用すると知らず知らずのうち起きるはずで,そこでチェックしなさいってことでしょうねかね!
ちなみに私も6つは無条件で無視してますよ.(はっはっは)
# 2002年6月26日 # No.3269 # imada #
> その様なことは,実際の問題で溶接などを多用すると知らず知らずのうち
> 起きるはずで,そこでチェックしなさいってことでしょうねかね!
by よし☆三 さん
おおっ!
心当たりがあるだけに、さらに興味がわいてきました。
EQUATIONは自由度の結合のため、従属節点側が完全なフリーになっていない、という理解でよろしいのでしょうか?
例えば、同じ座標軸の反対の符号でEQUATIONを与えると、剛体移動ができなくなるというような単純な解釈でいいんでしょーか?
# 2002年6月27日 # No.3271 # よし☆三 #
> 同じ座標軸の反対の符号でEQUATIONを与えると、剛体移動ができなくなる
> というような単純な解釈でいいんでしょーか?
正方形で説明させて下さい.
xy座標でa点(0,0),b点(1,0),(1,1),(0,1)の正方形を考えます.
step1: a点,b点のx座標にEQUATIONを入れUa=Ubとします.
step2: このモデルを原点周りに90度回転させます.
step3: 理想の回転後の座標はa点(0,0),b点(0,1),(-1,1),(-1,0)に移動します.
この時EQUATIONが効いているなら,点aのx座標は動いてないので,点bのx座標も動いてはいけません.
つまり移動後の点bのx座標は0でなく1でならなくてはなりません.
実際に計算すると点bは(1,0.725)とかになり,要素が歪むはずです.
要素が歪むから,要素の剛性に依存した回転しにくさが発生するといった感じです.
移動はもちろん問題が発生しません.
私の言い回しがむずかしかったかもしれません.ごめんなさい.
# 2002年6月27日 # No.3273 # imada #
ありがとうございます。
私の方こそ表現が変でしたが、だいたいご説明どおりのものをイメージしていました。
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<Nastranでテンション材を扱うには>
# 2002年6月13日 # No.3207 # dali #
MSC Nastran for windows 4.51を使っています。
テンション材を扱おうとしています。
引張には抵抗でき、圧縮には抵抗できないという状態をどのように扱えばよいのでしょう?
いまは、材料特性の定義のなかで、圧縮、引張、剪断それぞれの強度を指定できるような入力ボックスがあるので、それを試しています。この方法で正しいのでしょうか?
お願いします。
# 2002年6月15日 # No.3210 # チャーリー #
材料の非線形曲線が必要になるのと
降伏の判定定義がミーゼスでよいのか?
ということになります。
一度、降伏の履歴を試されるといいと思います。
# 2002年6月15日 # No.3222 # ハッピー #
Nastran for WindowsのMaterial特性入力ダイアログボックスには、「Limit Stress」
としてTension,Compression,Shearとあとますが、これは単に結果を評価するための基準値=Criteriaではないでしょうか?
「抵抗」挙動は、「剛性」の方で「強度」とは違うと思います。
見たところ、圧縮/引っ張りで剛性を変えるメニューは見当たらないようですが、どうなんでしょう?
最後のテクニックは、接触モデルをストッパーとして活用することかな?
# 2002年6月18日 # No.3240 # dali #
ハッピーさんチャーリーさんご返答ありがとうございます。
現在非線形材料を試しています。
vs応力の関数を作って
材料特性のなかで、非線形材料:非線形弾性をえらび先に作った関数を選択していますが、なかなかうまくいきません(解析できません)
入力データが正しくないようで、フェイタルエラーがでてしまいます。
やり方間違っているのでしょうか?
ご存じの方がいたらご教授ください。
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<等価質量の求め方>
# 2002年6月5日 # No.3187 # ぷれいりー #
NASTRANでは固有値解析で等価質量を求めることができると聞いたのですが、どの様にすれば求められるのかどなたか教えて頂けませんか。
# 2002年6月6日 # No.3188 # ハッピー #
等価質量って? モーダル質量なら普通に出るはずですが...
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<初期張力の入れ方(nastran)>
# 2002年5月26日 # No.3146 # Dali #
MSC Nastran for windows 4.51を使っているnastran素人です。
張弦ばりのようにロッドに初期張力の入っている構造の幾何学的非線形解析をしているのですが、うまく初期張力が入りません。
荷重セット1(外力)の他に荷重セット2をつくり温度荷重によってロッド部材に初期張力を入れようとトライしているところです。
まだ始めたばかりで周りにも使っている人がいないので困っています。
お願いします。
# 2002年5月26日 # No.3148 # ハッピー #
「初期張力」ですから、「幾何学的非線形性」を有する変形を引き起こす荷重が作用する前に、張力が作用している訳ですね?
つまり、増分的に2ステップ必要。
単純に、荷重と同時に熱歪みなどにより初期張力を与えてしまうと非線形性が故に解が正解と異なってしまう。
Nastranって、荷重ステップを増分的に追いかけることが出来ましたっけ?
# 2002年5月27日 # No.3149 # Dali #
ハッピーさんありがとうございます。
つまりこういうことでしょうか?
1step)
温度荷重を設定し、静解析を実行する。
2step)
外力を設定し1stepの結果からリスタートする。(この時非線形解析)
もう一度トライしてみます。ありがとうございました。
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<プーリーワイヤ動力伝達のモデル作成>
# 2002年5月25日 # No.3141 # WIND #
VisualNastran4Dを使用していますがプーリーを使ったモデルができません。
ソリッドモデルで表現する方法を知っている方は教えて下さい。
必要とするモデル概要は変速なしの自転車のチェーンようにプーリー二つをベルトで繋いでまわす物です。よろしくお願いします。
# 2002年5月26日 # No.3147 # ハッピー #
ベルトはたるんで垂れているのでしょうか?
そうでなければ、地道に「Geometry/Extrude」「Geometry/Revolve」を使えばできそうな気がします。
・プーリー:回転体ですから、断面形状をBoundarySurface等を使って作って、これをRevolve(回転)
・ベルト:直線部は円形SurfaceをExtrude(押し出し)、プーリーに沿っている部分はRevolve。
いかがでしょう?
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<DADSとNASTRAN>
# 2002年3月30日 # No.2943 # Go!Go!GENKI #
初めて投稿させていただきます。
漠然とした私の質問に答えてくださる奇特な方がいらっしゃいましたら教えてください。
私の職場では、機構解析にDADS、構造解析にNASTRANを使用しております。
(ちなみにNASTRANのプリ・ポストプロセッサーにはI-DEASを使用しているようです。)
DADSとNASTRANを組み合わせて解析することってできるんですか?
構造解析にANSYSを使用した例は何件か聞いたことがあるのですが、どうやったらいいのか、今ひとつイメージできないのです。
また、この場合プリ・ポストプロセッサーとして使用可能なソフトは何でしょうか?
以上、よろしくお願いします。
# 2002年3月31日 # No.2944 # チャーリー #
何を解析したいのかが問題になりますが、
一例ですが、機構と構造という点で、Nastran&Dadsは動的な解析を行う上で
この上ない組み合わせだと思います。
物体の運動量をDADSやADAMSでシミュレートして有効に解けます。
運動している中での、物体の歪みを考慮して解く場合には、物体を分割MESH化するわけです。
その場合には、物体の固有値をNASTRAN(ANSYSでもよいがあまりにも貧弱) などで解いて、周波数毎の質点などを表現します。またそれを機構解析側に渡して運動している際の境界条件を得たりします。
しかし、有限要素(NASTRAN ANSYS)ソフトでも機構解析を近似したシミュレートができるのでどうしたものか悩みますね。
> 構造解析にANSYSを使用した例は何件か聞いたことがあるのですが、どうやったらいいのか
> 今ひとつイメージできないのです。
> また、この場合プリ・ポストプロセッサーとして使用可能なソフトは何でしょうか?
I-DEASは、I/Fがあれば、すこぶる良好ではないでしょうか?。
# 2002年3月31日 # No.2946 # ハッピー #
チャーリーさんがおっしゃるように、「何のために組み合わせたいのか」が分からないと答えにくいところですが、一般的には、チャーリーさんご指摘の変形を考慮した機構解析(モード合成)でしょうね
http://www.cybernet.co.jp/dads/products/advanced.shtml
(編集担当:Happy 2002/11/09)
<NASTRAN慣性リリーフに関して>
# 2002年2月16日 # No.2795 # 俊介 #
NASTRANに慣性リリーフという機能が有ります。
拘束なしで計算が可能とありますが、質量設定とダミーの拘束
(6自由度を止める)が必要となります。
でも質量は、どんな値を使っても得られる結果に違いは有りません。
また拘束に関してもどこを止めても変わりはありません。
なぜ、このような解に影響しないような設定が必要となるのでしょうか。
# 2002年2月17日 # No.2798 # チャーリー #
?固有値フリーフリーといわれる解析ですか?
> でも質量は、どんな値を使っても得られる結果に違いは有りません。
周波数やモード形状は変わりませんか?
> また拘束に関してもどこを止めても変わりはありません。
> なぜ、このような解に影響しないような設定が必要となるのでしょうか。
あらかじめ形状が決まっている場合
どこを固定箇所にすると共振しないか
材料減衰(実験解との整合)など求める場合も、使えると思います。
間違っていましたらすいません。
# 2002年2月18日 # No.2800 # よし☆彡 #
他の種類の解析と共通のプログラムを作らないといけないのでそうなったような気がしますし、私も不要だと思います。
しかしあえて意味をつけるとしたら、拘束については、
1.複雑な形になり2つの独立した構造があった場合、それをユーザが意図したのかしないのかソルバーに知らせるため。
2.非常に堅い物と柔らかい物が同時に存在したときにどちらに計算精度を合わせるかを指定するため。
ですかね~。
(編集担当:Happy 2002/03/10)
<Nastranの応答スペクトル解析での拘束点反力の求め方>
# 2002年2月6日 # No.2741 # プレイリー #
応答スペクトル解析をVisualNASTRAN for Windowsで行ったのですが、
NASTRANでは拘束した自由度に加速度スペクトルを定義できない為大質量法を用いるとのことでしたので大質量法で解析したのですが、加速度入力方向の自由度を拘束せずフリーにしておく必要がある為に、フリーにした方向の拘束点反力を得ることができません。
以前使用していたSAPでは拘束した自由度(構造物基部)に加速度スペクトルが定義できたので全方向の拘束点反力を得ることができていました。
どなたか対処方法のアドバイスをお願いします。
# 2002年2月6日 # No.2743 # チャーリー #
VisualNasは、わかりませんが、大質点と、望みの拘束点(スペクトルを与えたい)との接続はどうされているのでしょうか?
# 2002年2月6日 # No.2744 # par5 #
大質量M点廻りで考えると、荷重F1とモデルからの作用力F2と慣性力Maの
つりあいだから
Ma-F1-F2=0
これからもとめた-F2が反力です
# 2002年2月9日 # No.2764 # ハッピー #
CAE実用大事典
TOP > 応用分野 > 建築 > 地震応答
<地震の解析手法> に紹介されたURLの一番下に「大質量法」のモデル図例がありますね。
絵を見ると非常に考えやすいですネ
# 2002年2月12日 # No.2771 # par5 #
>大質量M点廻りで考えると、荷重F1とモデルからの作用力F2と慣性力Maの
> >つりあいだから
> >Ma-F1-F2=0
> >これからもとめた-F2が反力です
> by par5さん
自己レスですが、これでは桁落ちするかもしれません。
大質量法はF2でaが変わらないようにMをモデル質量に対して過大にとります。
だからMaとF1はほぼ等しいはずなので、Ma-F1の計算で通常のテキスト出力のデータでは数値誤差がでてしまいます。
倍精度でM点の加速度aを出力させればうまく計算できるとおもいます。
(編集担当:Happy 2002/03/10)
<NASTRANによる周波数応答解析の使い方>
# 2001年11月14日 # No.2206 # こま #
はじめまして。検索しているうちに、この掲示板にたどりつきました。
とても基本的なことなのでしょうが、まったくはじめて、NASTRANをさわるため、
全くわかりません。(この前に、固有値解析をしたときは、できたのですが、例題がありそれに、
そってできたのですが、今回は、全くないので)
1次元でのトラス構造の応答周波数解析をしたいのですが、
そのとき、比例減衰で、C=20.0Mという条件と、ある点にかける、力F=Asin2πt:A振幅、f周波数、t時間を入れたいのですが、いつどこで、どういれていいのかわかりません。
どなたか、お分かりの方は、お手数ですが、教えていただけませんでしょうか?
また、何かアドバイスがあればお願いします。
(編集担当:Happy 2002/03/09)
<NASTRANによる剛体要素を使った大変形解析>
# 2001年10月19日 # No.2061 # 俊介 #教えてください。
1)剛体要素(MPC)というのは、
変位後も節点間の距離は変わらないと考えていましたが
これは微小変形の中でのみ成り立つのでしょうか。
大変位の状態で、線形及び非線形解析いずれのケースでも
大きく変位しています。
2)円筒座標で節点のTRを拘束した場合、変位後もZ軸との相対距離は
変わらないと考えていました。これは上記同様間違いなのでしょうか。
モデルとしては、任意節点を構造体の変位に伴い円周形状のガイド上を
滑らすことを想定し円筒座標を使用しましたが失敗しました。
# 2001年10月20日 # No.2064 # ハッピー #
またしても、不可思議な現象。
・MPCと言ってもいろんなタイプがあって相対変位が生じるものもあります。
いわゆる剛体リンク要素であれば、微小変形とか大変形とかに関係なく変位の相対関係を拘束しますから距離は不変のはず。
・「TR」というのは、ThetaとRadialの両方を拘束したと言うことでしょうか?
半径方向を拘束してZ軸との距離が変わるのは???ですね。
# 2001年10月20日 # No.2065 # 俊介 #
上記のMPCとは節点間のTX,TY,TZの従属を拘束した剛体要素です。
円筒座標の拘束はRadial方向のみの拘束です。
この状態で、変位後 拘束した節点とZ軸間の距離が変わります。
そもそも円筒座標による拘束と直行座標による拘束では性格が違うのでしょうか。
教えてください。
# 2001年10月20日 # No.2067 # imada #
> 教えてください。
> 1)剛体要素(MPC)というのは、
> 変位後も節点間の距離は変わらないと考えていましたが
> これは微小変形の中でのみ成り立つのでしょうか。
> 大変位の状態で、線形及び非線形解析いずれのケースでも
> 大きく変位しています。
>
>
> 2)円筒座標で節点のTRを拘束した場合、変位後もZ軸との相対距離は
> 変わらないと考えていました。これは上記同様間違いなのでしょう
> か。
> モデルとしては、任意節点を構造体の変位に伴い円周形状のガイド
> 上を滑らすことを想定し円筒座標を使用しましたが失敗しました。
>
この情報からだけだと、1)は2つの点が完全に相対位置関係を拘束されるので当然距離も変化しないと考えられますね。
2)の場合は、指定した円筒座標系のZ軸からの距離を一定にすることが目的ですから、それがそうならないとすると、バグか指定方法自体になにか間違いがあったと考えられますね。
# 2001年10月20日 # No.2071 # ハッピー #
念のため、簡単なモデルで、今試してみましたが2項目とも問題なく動きます。つまり
1)TX,TY,TZをMPC拘束した2点間の距離は変形後も変わらず
2)円柱座標系で、TR拘束した点は半径方向変位=0、つまりZ軸との距離は変わらず何れも、当たり前の結果です。
1)に関し、MPC拘束した従属点に、SPCで拘束していると言うことはありませんか?
うっかり、SPC拘束すると、MPCが無視されました。NASTRANはSPCを
優先するのかな
2)に関し、コンター図ではUx,Uy,Uzに変換して出ちゃいますので、仮にUrのコンターを描こうとしてT2trabslationを選んでも、それはUyになりますので、必ずしもゼロにはなりません。
これらでなければ、チェックランしても構いませんが。
#円筒座標系による拘束も、プログラム内部では座標変換されて全体直交座標系で扱われます。
従って、本質は同じです。ただプリとポストがどう解釈しているかを注意する必要がありますね。
# 2001年10月24日 # No.2097 # ハッピー #
よく考えると「大変位・大回転」ではマズイ場合があります
1)剛体要素というのはアプリの内部的にはMPC(多点拘束)で、節点変位の線形式で従属点の自由度を拘束します。「2点間の距離が一定」という条件は一般には線形結合式では表せませんよね。変形前の相対位置に基づき係数が決められるので大変位が生じるとマズイか。
一方、主節点が梁要素点の場合などは6自由度あるので、剛体棒の先端に従属節点を位置づけると、剛体棒の距離をキープしたまま従属点の変位を線形式で定義できます。
2)円柱座標系は、内部的には各節点位置でLocalに半径、θ方向の局所直交座標系を定義するものです。つまり、θ方向といっても純粋に円弧状の変位を示すものではなく接線方向です。
ですから、例えばX軸上の節点について言えば、全体直交座標系のUxを拘束するのと、全体円柱座標系のUrを拘束するのとは同じこと。つまり、Urを拘束したつもりでも実際は、円弧ではなくX=一定の直線上を動きます。よって、厳密にはZ軸からの距離は変化しますし、大変位であれば無視できない半径の変化となる.
# 2001年10月25日 # No.2100 # 俊介 #
ご説明ありがとうございます。
こういった大変形問題は、NASTRANでは無理があることが
わかりました。
それにしても嘘でも結果だけはでてきますので恐ろしいですね。
この機会に剛体要素の定式化に関し詳しく勉強しておきたいのですが
情報御提供願えないでしょうか。
# 2001年10月25日 # No.2105 # チャーリー #
梁要素を使うのもいいと考えているのですが
私は、この類の節点自由度を考えると頭が痛くなるで、、
いつも常套手段にしてます。
# 2001年10月27日 # No.2114 # ハッピー #
NASTRANでも、幾何学的非線形オプションと従動荷重オプションを立てて、チャーリーさんが
おっしゃるように、梁要素(剛性を十分高くした)を回転ロッドにすればZ軸から一定距離の軌道上で拘束することは大変位でも可能ですね。
(編集担当:Happy 2002/03/09)
<Nastran解析終了時のビープ音を止めるには?>
# 2001年3月8日 # 初心者です #
HP VISUALIZE Xクラスを使用し、NASTRANにて強度解析をしているのですが。。。
NASTRANの計算終了時の合図の音が、かなり大音量で鳴るもので、いつも周囲を驚かせております。
NTのボリュームコントロールは関係無いようですし、BIOSにも音量の設定は無さそうです。
どなたか解決策を教えて下さい。よろしくお願い致します。
# 2001年3月8日 # shimizuf #
これは、いわゆるビープ音ですね。BIOSやOSの音量制御の対象外ですね。
私の記憶では、Nastranコマンドのオプションで、notify=no を指定することにより、ジョブ終了の通知を止めさせることができます。
これでは、ないでしょうか?
なお、コマンドオプションを一々指定するのが面倒な場合は、RCファイルを作成して個人設定としたり、システム全体の設定を notify=no にしてしまうこともできます。
(編集担当:Happy 2001/12/16)
<NastranにおけるGeometry数、節点番号などの上限>
# 2001年2月14日 # モLD #
いろいろな、市販ソルバーでGeometryの設定はどれぐらいまでできるのでしょうか?Nastranでいう、PSHELLがいくつ可能か? っていうことなのですが、また、物性の数でもかまいません。
# 2001年2月16日 # shimizuf #
私は、10万要素のシェルモデルで、PSHELLを全て異なるIDで稼働させたことがあります。(数年前です。バージョンは記憶がなく恐縮ですが。。。)
8桁のIDですと、上限は「一億マイナス一」ですが。。。こんなモデルを実務で解くニーズは、現状では無いと思います。
なお、Nastranでは、データ入力に16桁を使用する形式も許されていますが。。
これは、物性値、座標値(いわゆる浮動小数値)の精度を確保するための仕様で、IDの値そのもの(整数値)が9桁を越えるようなモデルは、許容されてはいないと存じます。32ビットの整数型の正の値の上限、2の31乗-1 を、越えるIDをサポートするソフトは、存在しない用にも推察します。
それから、N4Wを使用されている場合ですと、FEMAPの最近のバージョンの仕様変更により、ID値の上限が、デフォルトでは百万になっています。
百万より大きなIDを使用する場合は、設定変更が必須ですので、注意が必要です。(たとえ、1節点のモデルでも、IDが百万を越えることが、デフォルトでは許されていません。)
# 2001年2月19日 # shimizuf #
上記の件ですが、私の勘違いでした。100万を越える節点ID番号は、最近のバージョンでも、デフォルトのままで許容されていました。
設定が増えたのは、IDの管理個数でした。デフォルトでは、100万個までになっています。(節点数なら100万節点)
これを、越える場合は、設定を事前に変更しておく必要があるという仕様変更でした。
(編集担当:Happy 2001/12/16)
<Nastran4面体要素つぶれの限界値について>
# 2000年8月18日 # ABC #
NASTRANをご使用されている方に御質問があります。
NASTRANでは、一般に四面体要素等の歪み、ストレッチの推奨値というのはあるのでしょうか?教えてください。
# 2000年8月19日 # ハッピー #
とりあえず、思いっきり細長いテトラで実行すると、
「THE RATIO OF LONGEST EDGE TO SHORTEST ALTITUDE EXCEEDS 100.000000 USER ACTION: THE TOLERANCE MAY BE ADJUSTED WITH TETRAAR KEYWORD ON THE NASTRAN STATEMENT.」
というWARNINGがでましたが、解は得られました。辺の長さの比が100を超えるのはマズイとのことですが、100以下ならOKということでは無いと思います。なんぼ何でも100超はマズイということでしょうね。
(編集担当:Happy 2001/12/16)
<シェルとソリッドの結合>
# 2000年3月23日 # ピンクのムカデ #
溶接部は板厚の10倍までをソリッドでモデル化(Extrude可能でCHEXAで作れたのが幸い)し、他の部分はシェルで作成し、RSSCONにてソリッドとシェルとを結合することを繰り返して全体モデルを作成しました。
# 2000年3月26日 # ハッピー #
溶接部ではないのですが、シェルモデル部(ラフ)とソリッドモデル部(詳細)
の結合モデルで解析しようとしていたところだったので、ピンクのムカデさんが書かれたRSSCONを調べてみたんです。うちではNastranでシェルとソリッドを使う場合、みんなは剛体要素(RBE2)を使って、シェル側をマスターとしているようなんですが、これではソリッド側の板厚方向変形を拘束するのでマズイ。一方、AbaqusにはSS_Linearというソリッド側をマスターとする結合オプションがあって、私はこれまでこれを使ってきたんです。じゃあRSSCONはNASTRAN版のSS_Linearなのかなぁと思って。
マニュアルを見ると、考え方はSSLinearと同じで本掲示板の古~い過去ログの「結合法復習会」に書かれていたもの。但し、RSSCONはソリッド側が厚み方向に一層であることが前提なんですね。端なる曲げ問題ならOkですが、うちでやってるのは熱応力問題が多く厚み方向にソリッド一層てことはまずない。するとRSSCONは使えない。
(編集担当:Happy 2001/12/16)
<Nastranによる熱伝導解析について質問>
# 2000年1月20日 # 熱解析 #
はじめまして、私はNastranを使用しておりますが現在線形の伝熱解析に現在取り組んでいます。
わからないのが、温度拘束です。例をあげて説明します。
<モデル>
ソリッドの円柱。(真中に穴をあけております。)
その穴に150Wの発熱(ヒーター)が加わっているというイミージで実測とN4Wでの値を比較したいのが目的です。
<荷重条件>
穴に150Wの発熱を加える。
<物体力>
20度:デフォルト温度
<温度拘束>
通常、温度拘束とは意味自体はわかりますが値自体上記のような環境では、どのような値になるのかな?
# 2000年1月21日 # ハッピー #
少なくとも、
・伝熱解析において「物体力」というのは存在しません。Nastranメニューでは、確かに「BodyForce」の中に「Default Temperature」なるものがありますが、あれは熱応力解析における要素温度です。
つまり、伝熱解析では使用する必要が無いメニューだと思います。
・「温度拘束」とは、「変位拘束」と同じで、節点の温度が測定値などがあって既知の場合にその温度に強制的に固定するものです。不適切に拘束すると、その周囲に不自然な熱流が生じる事があります。
加熱を熱流束(QHBDY)で与えるのでしたら、円筒外表面などに冷却条件(CHBDY)を設定する必要があると思います。
(編集担当:Happy 2001/12/16)
<CATIAからNastranForWindowsへ形状データを渡すには?>
# 1999年5月25日 # Y #
igesを介して、CATIAからnastran for windowsへデータを送ってますが、ワイヤーフレームしか、送れません、
catia側にSTEPのインターフェースを入れれば、少しいいみたいですが、高くて、購入できないし・・・・なにかいい方法(お金をかけずに)を知っている方がいたら、お助けください、
# 1999年5月26日 # ABC #
>igesを介して、CATIAからnastran for windowsへデータを送ってますが、
>ワイヤーフレームしか、送れません、
よく事情がわかりませんが、通常はそんなことはないはずです。よく調べてみてください。
CATIA-IGESI/Fの仕様(VERなど)
NASTRAN側のIGES-I/Fの仕様
また、IGES変換は、適切に行ってますか?
SOLIDを抜いたりとか、変換の制約(形状データやトレランス)もそれなりにあるはずです。
IGESI/Fの場合、面など大なり小なり、化けてでるのは確実ですので覚悟の上で検討願います。
その部分は、CATIA側の3Dの性質をある程度わかれば活路は見出せます。
ワイヤフレームまで伝達できれば、えっちらこっちら面をはっていけばいいのでは?
NASTRANプリでの、ワイヤーフレームからのモデル起こしは大変ですか?
良心的なベンチ屋さんなどは、そのデータでもって、苦痛に感じながらもやってくれます。
>catia側にSTEPのインターフェースを入れれば、少しいいみたいですが、
>高くて、購入できないし・・・・
>なにかいい方法(お金をかけずに)を知っている方がいたら、お助けください、
STEPも私の感覚でもうしわけありませんが、お勧めできません。
CATIA上でできるMESHERやCATIA I/Fを備えたMESHER導入を何年後を目標に計画立てて、3Dの学習とともに今後検討したらよろしいのではないかなど御忠告いたします。
(編集担当:Happy 2001/12/16)