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ソフトを比較した記事をまとめました。 #ソフトは日進月歩で改良されていますので、記事の日付にご注意ください。 |
<設計者向けCAEソフトの選定、CADはSolidworks>
# 2003年9月9日 # No.5803 # B4 #
はじめまして、B4と申します。
いつもこちらの掲示板で勉強させていただいています。
ところで皆さんに教えていただきたいことがあるのですが、
実は知人が設計者向けのCAEソフトを検討していまして、DesignSpace、3GA、COSMOSWorksの3点に絞ったのですがどれにしようか決めかねているところで相談を受けました。
私自身は現在、ANSYSを使用しておりましてこれらのソフトは使用したことがありません。
そこで皆さんにそれぞれのソフトのよいところ、わるいところ(不満な点?)を教えていただき、検討材料とさせていただきたいと考えています。
ちなみにCADはSolidWorksを導入する予定です。
(今まで解析をしたことがなく、今回、3D CAD導入と同時に解析ソフトも検討しているところです。)
すみませんがお知恵を貸してください。
よろしくお願いします。
# 2003年9月10日 # No.5804 # Yang #
DesignSpace:
メッシュを切って計算できるが、出てきた答えがめちゃくちゃでした。
ちゃんとやれば、問題ないみたいなんですが、ちゃんとやると言うことが設計者向きではないと思います。
CosmosWorks:
あまり分かりません。(これもちゃんとやらなければいけないのかな?)
3GA:
いわゆるP法ですね。
一番設計者向きかも、と私は考えます。
# 2003年9月11日 # No.5813 # 金色ウサギ #
実際に使うとなると、設計形状を利用しますよね。
そうなると、メッシュのための形状の自動簡略化機能が必須だと思うのですが、そういった機能はあるのでしょうか。微小面や微小エッジを無視してメッシュを切る機能がスペックとしてあったとしても、実形状でちゃんと機能するかを確かめるべきだと思います。
設計者向け解析ソフトは細かなマニュアルメッシュ機能を持たないでしょうから。。。
# 2003年9月11日 # No.5815 # 応答 #
Mechanicaなら如何でしょうか。
設計者向けといわれていますが
# 2003年9月11日 # No.5816 # B4 #
Yangさん、応答 さん、レスいただき、どうもありがとうございました。
私もDesignSpace、COSMOS/WORKS、3GAのHPを見てみましたが、
アダプティブp法にh法の機能も取り込んだ(?)3GAがいいのかなと思っています。
応答さん>Mechanicaって3GAと同じクボタソリッドテクノロジーなのでしょうか。
Mechanicaで検索するとクボタソリッドテクノロジーのHPが検索できるのですが
HPを見てもどこにMechanicaの紹介があるのかわかりません。
別のメーカーなのでしょうか?
# 2003年9月11日 # No.5817 # ARI #
DesginSpaceを試したことがあります。
CADはUGでした。
メッシュが切れずに苦労した例が2件ほどありました。
扱うのが詳細にモデリングされた鋳物中心ですのでそれも原因の一つかと。
DesginSpaceはジオメトリーを扱えないので、CADの中でいろいろ
と変更してあげなければいけません。
# 2003年9月18日 # No.5819 # dan #
> HPを見てもどこにMechanicaの紹介があるのかわかりません。
> 別のメーカーなのでしょうか?
PTC で検索かければひっかかると思います。
# 2003年9月11日 # No.5820 # B4 #
ARIさん、danさん、レス、どうもありがとうございます。
ARIさん>実際使われた方の生の意見は非常に参考になります。
個人的にはANSYSを使っているのでDesignSpaceを薦めて
あげたいのですが皆さんの意見を聞いているとちょっと・・・。
danさん>MECHANICAのHPを見つけることができました。
どうもありがとうございました。
しかし、MECHANICAのHPを見てみると構造・伝熱・疲労解析のアプリが別々のように思えるのですが、最低限、設計者が使用する機能(構造(線形)、固有値、伝熱、疲労解析)が必要とすると結構割高になってしまうように思えますが。
価格以上にMECHANICAに魅力があるのかもしれませんね。
# 2003年9月11日 # No.5821 # dan #
> 価格以上にMECHANICAに魅力があるのかもしれませんね。
PRO/Eをすでに使っている・これから使うという場合は選択肢として
アリだと思いますが、そうでなければ確かに高いですよね。
使うソフトもまあ重要ですが、それ以上に出てきた結果を正しく評価できる人がいるかどうか。それをやれる人がいないと例え設計者向けCAEソフトを入れても死蔵することになってしまう恐れがありますので・・
# 2003年9月11日 # No.5825 # hide #
設計者向けCAEは、CADがSolidWorksならば、CosmosWorksがベストでしょう。
DesignSpaceや3GAが、スタンドアロンのソフトであるのに対して、CosmosWorks はSolidWorksに完全に組み込まれています。SolidWorksユーザにとって、これほど使いやすい環境は無いと思います。開発元のSRACがSolidWorks社に買収されたことで、将来的にも心配ないでしょう。
DesignSpaceや3GAの場合、SolidWorksのバージョンアップにどれだけ
のタイムラグで追随できるか、が問題でしょう。
P法って、MECHANICA以来10年以上経ちますが、なかなかメジャーになれませんね。
設計者向けを売り言葉にしてますが、本当の設計者向けは、PでもHでもいいんで、CosmosWorksのようなCAD完全統合ソフトだと思います。
そういえば、CosmosWorksでもP法が使えるはずです。
# 2003年9月12日 # No.5829 # B4 #
danさん、hideさん、レスどうもありがとうございます。
>使うソフトもまあ重要ですが、それ以上に出てきた結果を正しく
>評価できる人がいるかどうか。それをやれる人がいないと
>例え設計者向けCAEソフトを入れても死蔵することになってしまう
>恐れがありますので・・・
そうですね。どんなにソフトが優れていても最終的に判断する人によりその結果は白のも黒にもなりますね。
優れたソフトだけでなく、解析結果を正しく評価できる優秀な人材育成も重要ですね。
> DesignSpaceや3GAの場合、SolidWorksのバージョンアップにどれだけ
> のタイムラグで追随できるか、が問題でしょう。
そうですか、CAD・解析ソフトで考えるとSolidWorksがいいようですね。
> そういえば、CosmosWorksでもP法が使えるはずです。
すいません。私が勘違いしていました。
DesignSpace以外はp法ですね。
なんかこれまでの書き込みをみていますとDesignSpace、いいところなしですね。
個人的にはANSYS使ってますので設計者向けのANSYSっていうイメージ 評価は結構いいと思っていたのですが・・・・。
# 2003年9月13日 # No.5831 # hide #
> > そういえば、CosmosWorksでもP法が使えるはずです。
>
> すいません。私が勘違いしていました。
> DesignSpace以外はp法ですね。
CosmosWorks は、p法も持っていますが、中核ソルバーは h法です。
>
> なんかこれまでの書き込みをみていますとDesignSpace、いいと
> ころなしですね。
> 個人的にはANSYS使ってますので設計者向けのANSYSっ
> ていうイメージ
> 評価は結構いいと思っていたのですが・・・・
私は、DesignSpace なかなか良いと思っています。SolidWorks には完全統合のCosmosWorksがあるので、CosmosWorksをお奨めしますが、SolidWorks以外のCADの場合ですと、DesignSpaceを薦めます。
辛口評価も書かれていましたが、やはりANSYSの実績は侮れないでしょう。
danさんのおっしゃるように、ユーザはモデルを正しく作り結果を正しく評価するスキルを養う必要があります。どのソフトも完璧というのはありえないので、いかにうまく使いこなすか、でしょう。p法だって、精度保証を売り文句にしていますが、実際はメッシュの切り方で解がばらつく話を耳にします。
3GAは最近出てきたばかりで、もう少し評価が固まるまで待ったほうがよいのではないでしょうか。
# 2003年9月13日 # No.5834 # ピンクのムカデ #
>danさんのおっしゃるように、ユーザはモデルを正しく作り結果を正しく
>評価する スキルを養う必要があります。
>どのソフトも完璧というのはありえないので、
>いかにうまく使いこなすか、でしょう。
関東の某アニィの言われる「鬼に金棒、設計者にCAE」一歩間違えると
「XXXXに刃物」です。よく「設計者向け」という表現がありますが
一般的には「設計業務に携わる作図技能者向け」が実態ではないでしょうか。
無から有を生み出す本来の設計者であれば、何処に問題があり、あるいは不確かだから確認するという姿勢があり、当然、材料力学の方程式を
捻り回すより簡単なCAE手法を設計の一手段として活用する訳ですから出てきた答えについても私心の無い判断をくだせるはずです。
設計技術者からCAEの世界に入り、実設計課題を解決しながら、設計
部門にCAEはこれくらいの工数でこうすれば答えが得られますよと
普及活動をしてきましたが、技能者達はわずかでも工数が増えることを
嫌がりますが、本来の設計をしている人はすぐに自分でやりだします。
その時のソフトは何でも構わないと思っています。
それを薦めた管理側の言い訳を少なくするための努力は不要だと思います。
極端な話、アイコンが見やすい程度の選択肢でも使ってみたいという
気持ちになることが一番だと思っています。
内の部隊ではミッドレンジツールであれば、3GA、DesignSpace、
CosmosWorksを使っていますが、各担当者がそれなりに答えを出して
います。
ただし、MECHANICAだけは、Pro/Eを入れていないので、如何にきれいに
手作りでモデルを積み上げ短い計算時間で処理するかという事で
私の超マニアックなツールとしてのみ残っています。
# 2003年9月14日 # No.5838 # ハッピー #
> 嫌がりますが、本来の設計をしている人はすぐに自分でやりだします。
> その時のソフトは何でも構わないと思っています。
by ピンクのムカデさん
社員向けのCAE教育をやっていて、これは実感します。
(受講生の8割は設計者でCAE初心者)(残りは解析専任部門)
うちの部門ではANxxxを使う「本来の設計者」が少しずつ増えてきています。
従来は解析部門に依頼しなければならなかったことが「自分で出来る」のは、単純に嬉しいようです。
(勿論、全て出来るわけではありません)
# 2003年9月14日 # No.5840 # ピピ #
> 技能者達はわずかでも工数が増えることを嫌がりますが、
> 本来の設計をしている人はすぐに自分でやりだします。
> その時のソフトは何でも構わないと思っています。
> それを薦めた管理側の言い訳を少なくするための努力は不要だと思います。
by ピンクのムカデさん
ん~~。
実感こもってますね。参考になります。
特に最後の行がカッコ良い!!
> うちの部門ではANxxxを使う「本来の設計者」が少しずつ増えてきています。
> 従来は解析部門に依頼しなければならなかったことが「自分で出来る」のは、
> 単純に嬉しいようです。
by ハッピーさん
設計部門と解析部門が、お互いの業務内容をきっちりと理解できていると、どんどん良い仕事ができるようになりそう。
設計者が自力で解析する場合でも、掌の上で遊ばせてくれる達人が居れば安心して取り組めますし、ハッピーさんのところは羨ましい環境ですね。
やっぱり、設計者が自分で解析して設計変更できると、どんな簡単な課題でも、嬉しいのは当然だと思います。
最初の教育と、環境が大事なんでしょうね。
CAE実用大事典の「CAE総論/CAEとは」は非常に参考になりますよ。
知人の設計者さんに紹介してあげて下さい。
>>B4さん
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://bbs.nc-net.or.jp/dictionary/cae/
# 2003年9月16日 # No.5841 # MK3 #
こんにちは!MK3と申します。(実は2回目の書き込みになりますが名前を変えちゃいました。ごめんなさい)
解析のスペシャリストではありません(ただいま修行中)が、設計者にCAEを活用してもらうことを仕事にしています。いつもはわからない内容もいっぱいあるのですが、
今回は珍しくわかる話でしたのでちょっぴり参加させてください。
> > 技能者達はわずかでも工数が増えることを嫌がりますが、
> > 本来の設計をしている人はすぐに自分でやりだします。
> by ピンクのムカデさん
ほんとにそうですね。PCを前にしながら大きくうなづいてしまいました。
ある人は砂が水を吸収するがごとく解析のコツをどんどん会得していきますし、またある人には私の進め方が悪かったので「CAEの普及の片棒を担ぐのはいやだ」
と言われてしまいました。(T_T)
> > うちの部門ではANxxxを使う「本来の設計者」が少しずつ増えてきています。
> by ハッピーさん
うらやましいですし、志は高く、そんな状態を目指します。
> > 従来は解析部門に依頼しなければならなかったことが「自分で出来る」のは、
> > 単純に嬉しいようです。
by ハッピーさん
> やっぱり、設計者が自分で解析して設計変更できると、どんな簡単
> な課題でも、嬉しいのは当然だと思います。
> 最初の教育と、環境が大事なんでしょうね。
by ビビさん
この「うれしい」をもっともっと多くの設計者に体験してほしいものです。
さて、B4さんのお知り会いの方に伝えてほしいのですが、ツールは確かに何でもよいと思います。でも、社内に強靭なCAE部門がもしないのであればサポートも非常に重要です。
同じツールでも購入先が違えばそのツールの位置付けもサポートもまるっきり違います。それで同じお金を支払うのは本当にもったいない話です。
そこのところの見極めをしっかりされることを強くお勧めいたします。
B4さんの会社に最も適したツール(サポート)が導入されると良いですね。
(編集担当:Happy 2003/10/18)
<個人使用趣味レーション向きのソフトは?>
# 2003年8月11日 # No.5707 # うに #
ANSYS/EDのように個人でも趣味レーションとして購入できるソフトってありませんか?
Pro/MECHANICA 学生向け廉価版は、一般の人でも購入できるんでしょうか??
(Pro/MECHANICA は、英語のホームページになってしまい。購入方法が、いまいちわかりません)
どなたか、いいソフトご存知ですか??
# 2003年8月12日 # No.5709 # ハッピー #
どの程度の機能を求めるかで変わるかもしれませんが、
高機能でかつコストパフォーマンスの点で、Ansys/EDとProE(&ProMech)SEは最右翼じゃないでしょうか?
予算が数千円のレベルでしたら、2D線形解析にスペックをう~んと落として、「Visual Basicによる工学計算プログラム」なんてCD付き書籍もありますがVBが必要です。
> Pro/MECHANICA 学生向け廉価版は、一般の人でも購入できるんでしょうか??
名前はSE(Student Edition)ですが、HPには技術者の自習もOKとありますからOK。
両方入れちゃったので趣味レーション選択肢が多すぎて、結局手つかず(笑)
# 2003年8月12日 # No.5710 # atmori #
お約束で
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.quickfield.com/free.htm
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://atmori.info/engineer/fem/qfield/quickfield.html
>Freeware program Student's QuickField.
>It is a full-featured analysis program with a
>limited number of mesh nodes,
このlimted number っていうのが曲者なんですがね(笑)
(編集担当:Happy 2003/10/18)
<CFDソフト比較@自動車技術会>
# 2003年3月15日 # No.4966 # ハッピー #
rex_scさん、CFD情報大変参考になります。
やや古い情報で申し訳ありませんが、以前紹介しました自動車技術会(JSAE)による市販CFDソフト比較です。
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://ktolab.iis.u-tokyo.ac.jp/CFDWS2001/
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://wwwsoc.nii.ac.jp/jscfd/j-jscfd/102/102p2.pdf
レポートをじっくり読むと、各社の取り組み姿勢がマチマチで必ずしも満足が得られるコンペにならなかった模様。是非、継続&パワーアップ版を期待したいです。
#それでも高得点を上げた各社は自慢してますね
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.fluent.co.jp/news/press/jpr020716.html
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cradle.co.jp/topics/20011221/Tjsae.htm
# 2003年3月17日 # No.4974 # rex_sc #
ハッピーさんありがとうございます。どうしても自分の使っているソフト中心になってしまい皆さんの選択の幅を狭めてしまいそうですので注意して発言していきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。
私はSTAR-CDを使っているので自技会のCFD比較は残念でしたね。
CD-adapcoがほとんど参加せず評価がSCRYUtetraとFLUENTのみに集中していましたから。CD-adapcoは自動車業界には特にユーザー数が多いので今後は参加して欲しいものです。
> #それでも高得点を上げた各社は自慢してますね
クレイドルとFLUENTですね。CD-adapcoが参加していない以上この2社が優位にたつのは当然といえば当然ですね。クレイドルは海外での実績がほとんどないので、今後に期待ですね。
この手のベンチマークテストは、ソフトベンダーにとってはいやなものだとおもいますよ。ソフトの性能が単純に比較されるわけですから。
また、精度が追求されると技術者の負担も大きくその分の効果が見えにくいですから。
ベンチマークテストの結果がソフトの販売に直に結びつけばもっと積極的に参加するようになると思います。(自動車会社がレースに資金を投入するのは企業イメージの向上と販売に直結するからですね。)
自動車業界は、もう落ち着いてきているので、そんなに情勢は変化しないのではないかと感じます(あくまで私の所感です)
むしろ、電機や重工、化学など他業界でのCFD評価を期待するところです。
# 2003年3月17日 # No.4975 # dan #
> クレイドルは海外での実績がほとんどないので、今後に期待ですね。
国産ソルバーなので、海外の実績がないのはある意味しょうがないとは思います。偉そうな言い方になってしまうのですが、頑張って欲しいです。
> 自動車業界は、もう落ち着いてきているので、そんなに情勢は変化しないのではないかと感じます(あくまで私の所感です)
と見て、CD-adapcoは注力する必要なしと判断したのでしょうかねえ。
> むしろ、電機や重工、化学など他業界でのCFD評価を期待するところです。
機械学会からの関係で、電機の立場からのCFD評価の話が進んでいます。
その成果(?)が近々セミナーで発表されるかと・・・。
# 2003年3月17日 # No.4976 # チャーリー #
> 私はSTAR-CDを使っているので自技会のCFD比較は残念でしたね。
> CD-adapcoがほとんど参加せず評価がSCRYUtetraとFLUENTのみに
> 集中していましたから。CD-adapcoは自動車業界には特にユーザー
> 数が多いので今後は参加して欲しいものです。
> > #それでも高得点を上げた各社は自慢してますね
> クレイドルとFLUENTですね。CD-adapcoが参加していない以上この
> 2社が優位にたつのは当然といえば当然ですね。クレイドルは海外
> での実績がほとんどないので、今後に期待ですね。
>
> この手のベンチマークテストは、ソフトベンダーにとってはいやな
> ものだとおもいますよ。ソフトの性能が単純に比較されるわけです
> から。
> また、精度が追求されると技術者の負担も大きくその分の効果が
> 見えにくいですから。
>
> ベンチマークテストの結果がソフトの販売に直に結びつけばもっと
> 積極的に参加するようになると思います。(自動車会社がレースに
> 資金を投入するのは企業イメージの向上と販売に直結するからで
> すね。)
>
> 自動車業界は、もう落ち着いてきているので、そんなに情勢は変化
> しないのではないかと感じます(あくまで私の所感です)
> むしろ、電機や重工、化学など他業界でのCFD評価を期待するところです。
こんばんは、何故かCFD系メジャーソフトウエアは、英国産が多いんですね。
少し昔、自技会コンペの解析準備段階の作業をちょっと
覗かせてもらったことがあるのですが、このときばかりと取り扱いベンダーさんが腕をふるう絶好のチャンスと伺いました。
目を爛爛と輝かせ、わき目も振らず、モデルを作っている様は、これがCFDの醍醐味かなとも感じました。
それとはまた別に、最近、英国系のCFDソフトで、AMGのMatrix解法の超高速CFD Solverができたと小耳に挟みました。もしご存知のかたいましたら教えてください。
これとは異なるのですが、以前も書き込みしたのですが、Ripple(米)というソフトウエアも調査しています。
これもご存知方いましたら、、、質問ばかりですみません。
# 2003年3月18日 # No.4983 # ハッピー #
#自技会CFDソフトコンペの件
皆さん書かれていますように、明らかにベンダーによって力の入れ方が異なっていて張り切ったところが高得点をGetした可能性がありますので、その点お忘れなく。
# 2003年3月18日 # No.4984 # rex_sc #
> こんばんは、何故かCFD系メジャーソフトウエアは、英国産が
> 多いんですね。
チャーリーさん今日はrex_scです。
何故CFDは英国産が多いかですが、英国インペリアルカレッジがCFDの発祥の地だからです。ほとんどすべてのCFDソフトはここから発生しています。また、理論などもこの大学が確立しているといってもいいと思います。
> 少し昔、自技会コンペの解析準備段階の作業をちょっと
> 覗かせてもらったことがあるのですが、このときばかりと
> 取り扱いベンダーさんが腕をふるう絶好のチャンスと伺いました。
> 目を爛爛と輝かせ、わき目も振らず、モデルを作っている様は、
> これがCFDの醍醐味かなとも感じました。
ユーザーからの仕事も一生懸命やっているかと思いますが(^^;)
そうですね。ソフトベンダーの力の見せ所ですね。
> それとはまた別に、最近、英国系のCFDソフトで、
> AMGのMatrix解法の超高速CFD Solverができたと
> 小耳に挟みました。もしご存知のかたいましたら教えてください。
STAR-CDでは?
悩んでますさんへの書き込み時にも少し触れましたが
STAR-CDはAMGは既に採用していますが、現在、節点(エッジ)ベースの有限体積法を用いたソルバーを開発中のことです。
節点(エッジ)ベースの有限体積法はSCRYU/Tetraが採用しています。
テトラメッシュの場合、モデルのメッシュ数の1/4程度のコントロールボリュームで解析を実施するので計算が軽く且つ速くなります。精度的にも再構成されたコントロールボリュームは壁面に面接触すると思われ、精度が向上しているはずです。
SCRYU/Tetraは確かAMGを採用していなかったと思いますので、両者が揃っているSTAR-CDはかなり高速かつ精度のよいソルバーになるのではと期待しています。
# 2003年3月18日 # No.4984 # rex_sc #
> こんばんは、何故かCFD系メジャーソフトウエアは、英国産が
> 多いんですね。
チャーリーさん今日はrex_scです。
何故CFDは英国産が多いかですが、英国インペリアルカレッジがCFDの発祥の地だからです。ほとんどすべてのCFDソフトはここから発生しています。また、理論などもこの大学が確立しているといってもいいと思います。
> 少し昔、自技会コンペの解析準備段階の作業をちょっと
> 覗かせてもらったことがあるのですが、このときばかりと
> 取り扱いベンダーさんが腕をふるう絶好のチャンスと伺いました。
> 目を爛爛と輝かせ、わき目も振らず、モデルを作っている様は、
> これがCFDの醍醐味かなとも感じました。
ユーザーからの仕事も一生懸命やっているかと思いますが(^^;)
そうですね。ソフトベンダーの力の見せ所ですね。
> それとはまた別に、最近、英国系のCFDソフトで、
> AMGのMatrix解法の超高速CFD Solverができたと
> 小耳に挟みました。もしご存知のかたいましたら教えてください。
STAR-CDでは?
悩んでますさんへの書き込み時にも少し触れましたが
STAR-CDはAMGは既に採用していますが、現在、節点(エッジ)ベースの有限体積法を用いたソルバーを開発中のことです。
節点(エッジ)ベースの有限体積法はSCRYU/Tetraが採用しています。
テトラメッシュの場合、モデルのメッシュ数の1/4程度のコントロールボリュームで解析を実施するので計算が軽く且つ速くなります。精度的にも再構成されたコントロールボリュームは壁面に面接触すると思われ、精度が向上しているはずです。
SCRYU/Tetraは確かAMGを採用していなかったと思いますので、両者が揃っているSTAR-CDはかなり高速かつ精度のよいソルバーになるのではと期待しています。
# 2003年3月18日 # No.4988 # チャーリー #
> > 少し昔、自技会コンペの解析準備段階の作業をちょっと
> > 覗かせてもらったことがあるのですが、このときばかりと
> > 取り扱いベンダーさんが腕をふるう絶好のチャンスと伺いました。
> > 目を爛爛と輝かせ、わき目も振らず、モデルを作っている様は、
> > これがCFDの醍醐味かなとも感じました。
> ユーザーからの仕事も一生懸命やっているかと思いますが(^^;)
> そうですね。ソフトベンダーの力の見せ所ですね。
>
> > それとはまた別に、最近、英国系のCFDソフトで、
> > AMGのMatrix解法の超高速CFD Solverができたと
> > 小耳に挟みました。もしご存知のかたいましたら教えてください。
> STAR-CDでは?
> 悩んでますさんへの書き込み時にも少し触れましたが
> STAR-CDはAMGは既に採用していますが、現在、節点(エッジ)ベースの有限体積法を用いたソルバーを開発中のことです。
> 節点(エッジ)ベースの有限体積法はSCRYU/Tetraが採用しています。
> テトラメッシュの場合、モデルのメッシュ数の1/4程度のコントロー
> ルボリュームで解析を実施するので計算が軽く且つ速くなります。
> 精度的にも再構成されたコントロールボリュームは壁面に面接触
> すると思われ、精度が向上しているはずです。
> SCRYU/Tetraは確かAMGを採用していなかったと思いますので、両者
> が揃っているSTAR-CDはかなり高速かつ精度のよいソルバーになる
> のではと期待しています。
rex_scさんこんばんは、回答ありがとうございます。
一応情報わかりました。star-cd対比で、数倍高速との触れ込みでした。
確認しておりませんので、ちょっとソフト名、伏せておきます。すみません。
Ansys社に買収されたところです。
しかしAnsysも流体コードをいくつ持ってればすむのだろう。(笑)
> > こんばんは、何故かCFD系メジャーソフトウエアは、英国産が多いんですね。
> チャーリーさん今日はrex_scです。
> 何故CFDは英国産が多いかですが、英国インペリアルカレッジがCFD
> の発祥の地だからです。ほとんどすべてのCFDソフトはここから
> 発生しています。また、理論などもこの大学が確立していると
> いってもいいと思います。
大変勉強になります。ありがとうございます。
エンジン系の解析コードはほぼ3つに絞られているように感じました。
昨年だったか、GeoFEMだったかのセミナーで紹介されていたのですが
KIVA(元フリーウエア)なんかもその類ですね。刺激しあってますね。
# 2003年3月19日 # No.4991 # rex_sc #
> 一応情報わかりました。star-cd対比で、数倍高速との触れ込みでした。
> 確認しておりませんので、ちょっとソフト名、伏せておきます。すみません。
> Ansys社に買収されたところです。
> しかしAnsysも流体コードをいくつ持ってればすむのだろう。(笑)
そうなんですか。知りませんでした。そのソフトは元々AMGを一番最初に導入したと記憶していますが。また新しい技術を開発したのでしょうか?
詳細な情報が分かりましたらまたお願いしますね。
STAR-CDは実質4倍ほど早くなるはずですのでいい勝負かも。
ANSYSはCFDメッシャーのICEMCFDも買収していますね。日本でのICEMCFD販売はRCCMとCDAJになるようです。
CFD業界も統合化の波が押し寄せているようです。
# 2003年3月20日 # No.5004 # rex_sc #
> ベンチマーク(データの読み込み精度、解析結果)、
> 上位機種への展開(将来は化学反応の解析も)、
> 関連会社の導入実績、サポート等で、
> Star-LTにしようとおもいます。
ベンチマークはともかく、
関連会社への導入実績やサポートは大事ですね。
それと、上位にSTAR-CDがあるため、確かに難しい問題にも対応しやすいというのはあるかもしれませんね。
良い選択であることを祈っています。
> ちょっとハードルは高いかもしれませんが・・・。
とにかく遠慮なくサポートを利用することです。
解析専任者を置けるような状態ならともかく、たまにしか解析を
しない状態では、サポートがすべてです。
解析を始める前から相談し、解析結果まで相談されることです。
> あとは、会社がお金を出してくれるかです(笑)
がんばってください!!
疑問点があればなんでもおっしゃってください。
分かる範囲でお答えします。
では。
(編集担当:Happy 2003/10/18)
<CADデータの変換性能PDQは選定基準になりますか?>
# 2003年3月12日 # No.4930 # 悩んでます #
先日、CAEの選定で書き込みをした者です。
皆様からの情報を元に再度検討しまして、流体解析ソフトにスクリュテトラとSTAR-LTが最終候補になっています。
ソリッドワークスから、データを読み込む際に、スクリュテトラは、STLで読み込むため、面と面が合わさっている部分は、2面を1面に修正する必要があると聞きました。
わが社では、解析の要素部品、アッセン部品にこのような部分が多く、
(場合によっては、数百箇所)修正に時間がかかるのではと、心配です。
STAR-LTは、新バージョンではパラソリッドデータを直接読めるようになるようです。
パラソリッドでの読み込みも、データの修正は必要でしょうが、少ないように思います。
この修正にかかる時間の差は、CAEを選択するに当たり、大きな要素と考えてよいのでしょうか?
# 2003年3月12日 # No.4931 # ひよ #
流体解析は独自かもしれませんが
普通STLデータを解析では使わないと思います。
時間を惜しまず修正してくれる人がいれば別ですが生データもしくはParasolidが扱える方がゼッタイにいいと思います。
無知なだけかもしれませんが、STLデータを解析で使用する人っているんですか?
# 2003年3月13日 # No.4935 # ハッピー #
> わが社では、解析の要素部品、アッセン部品にこのような部分が多く、
> (場合によっては、数百箇所)修正に時間がかかるのではと、心配です。
by 悩んでますさん
ここで言われる面の修正はParasolidでやり取りする場合でも同じではありませんか?
何れの場合も、CAD側で修正してから出力するのがBetterです。
3DCADの世界は相当いい加減なものだと、つくづく感じています。
「CADの生データが読める」とカタログにあっても、100%読めた試しがありません。
「ダイレクトコンバーター」より、IGES経由で読んだ方が変換率が高い場合すらあります。
「重なった面の修正」と言った本質的な修正だけでなく、データ変換そのものの信頼性が低いんです。トレランスの問題、サポートするフィーチャーの食い違い、方言!等々。
最近はPDQ(Product Data Quality)と言って、CADモデリングのルールを決めるなどして変換率を高めようとしています。
必ず、絶対、読み込みテストをしましょう。
悩んでますさんの設計データを読み込みテストして貰うか、ソフトを無償で借りて自分で試すか。これをやらずに購入するとエライめに遭います。
その点STLは最もシンプルなデータ形式で、ほぼ100%確実に渡すことが出来ますね。
勿論、外形しか渡りませんのでSurfaceやLineと言った情報は落ちてしまいます。
> この修正にかかる時間の差は、CAEを選択するに当たり、
> 大きな要素と考えてよいのでしょうか?
設計者が使うのでしたら、かなり大きな要素になるでしょう。
一方、解析専任者を置かれるのでしたら、機能・性能など本質的な
所の比重が高くなるでしょうね。
できれば3Dのヒーリング・ソフトも用意しておいた方が無難と思います。
STLについてはCFDの世界では使うこともありますよ。
構造解析でも、フリーメッシャーの場合、Nastran形式の3角パッチ(CTRIA3)で
形状を読み込むものがありますから、STLと同じですね。
# 2003年3月13日 # No.4936 # PCA #
悩んでますさん PCAです。
私も導入の際にこの部分でもめました。
STLは三角パッチで構成するのでモデルの形状によってはエッジ等がギザギザになったりします。
樹脂流動や金属の湯流れ解析ではSTLは一般的ですが...
結局弊社では設計者にはSolidWorks+COSMOS/FloWorks
ハイエンドは別のソフトにしました。
でも導入してからは構造解析の方がメインで流体はあまりやっていませんけど。
COSMOS/FloWorksはモデルを変換しなくていいので簡単ですが、
モデルを簡易にする必要があります。
# 2003年3月14日 # No.4950 # rex_sc #
> STAR-LTは、新バージョンではパラソリッドデータを直接読める
> ようになるようです。
> パラソリッドでの読み込みも、データの修正は必要でしょうが、
> 少ないように思います。
> この修正にかかる時間の差は、CAEを選択するに当たり、
> 大きな要素と考えてよいのでしょうか?
大きな要素です!!
失礼しましたrex_scです。
まず、メッシャーの部分
データの修正はメッシュが自動化されつつある現在一番時間のかかる部分ですね。きれいなデータがあれば、計算までの苦労は半分以下になります。
STAR-LT2001SR2までは使っていたのでご参考までに。
----ご注意!!------------ご注意!!------------ご注意!!-----
SCRYUtetra側の情報が少ないので注意してくださいね、あくまで私の主観ですので絶対ではありません。SCRYUtetraを使用されている方の書き込みがあればいいのですが....。わたしも是非知りたいです。
----ご注意!!------------ご注意!!------------ご注意!!-----
STAR-LTですが、新バージョンはかなりいいみたいですよ。
STAR-LT2003は先日CDAJの営業に説明してもらったばかりですので最新情報です。
(確定情報ではないようですのでご注意を)
というのも、STAR-LTにCAD_FIXの機能が一部取り込まれるようです。
したがって、stlにかぎらずACISやPARASOLID他様々なフォーマットを読込みヒーリング(形状の簡易化や修正)をおこなってメッシュを作成することが可能です。ですのでparasolidのデータを直接読込んでいるのではなく、CAD_fixで読込んでSTAR-LTで読める形式(ACISベースなのでSTEP)に変換しているということですね。
STAR-LTのメッシャーはこちらもICEMCFDtetraの機能を使用しているので面が重なっていても問題なくメッシュが切れます。
このあたりはSCRYUtetraにくらべて便利だと思います。
SCRYUtetraはご指摘のように、面が完全に1枚で且つつながっていないとメッシュは切れないようですね。ですので、別途形状修正ソフト例えばCAD_fixや、ANSAのようなソフトがいるかもしれません。
SCRYUtetraですがそれはメッシュの作成方法がシンプルであることです。メッシュの粗密についても非常に使いやすい印象をうけました(とはいってもデモでしか見たことがありませんが)
STLがきれいに出力できるのであればSCRYUtetraが優位にたつと思います。
ちなみにSTAR-LTのメッシャーはICEMCFDなのでサーフェイスも内部メッシュも8分木法を使用しています。ICEMいわく内部も8分木なのでメッシュがつぶれにくいといっていますが...
一般的な前進法(AdvanceFoward法)も使用できます。
SCRYUtetraはサーフェイスを8分木、内部メッシュを前進法(AdvanceFoward法)で切っているということです。
メッシュ作成時間ではSCRYUtetraが早いようです。
最近ではDelaunay法が早くてきれいなメッシュが切れると言いますね。
(Gridgenがこの方式、STAR-CDのメッシャーPRO-AMもDelaunay法が使えるようになっています。)
次に解析機能の部分
解析機能に関しては特に違いはないと思いますが、ソルバーの性質がちょっとちがいますので注意が必要です。
両者とも有限体積法を使いコントロールボリューム法を使用していますが、そのコントロールボリュームの取り方が違います。
STAR-LTはSTAR-CD同様に1つのメッシュを1つのコントロールボリュームに取ります。対してSCRYUtetraはメッシュの重心を結んで新たな多面体を作成しコントロールボリュームとします。
SCRYUtetraの場合テトラメッシュで400万メッシュを作成しても、コントロールボリュームはおよそ1/4程度の数しかないので、STAR-LTでいうと100万メッシュに相当します。
解法が違うので精度の単純な比較は出来ませんが、STAR-LTの100万とSCRYUtetraの400万がメッシュ数の上では同じ精度ということですね。細かい話をすると解法上ではSCRYUtetraの方式のほうが上ですが...それはまた今度の機会にでも。
形状の再現性で言えばメッシュ数が多いにこしたことは無いのでこの点に関しては解法の利点も踏まえてSCRYUtetraの方が優れています。わたしも欲しいです。
STAR-LTの販売元のCDAJによれば同じ方式を開発中とは言っていました。
設計者が使うということなので、精度はあんまり気にしないかもしれませんね。重要なのは使い勝手の部分でしょう。
ハッピーさんの言うように、試用されることをお奨めします。
また、最後になりましたが、サポート体制は絶対に評価してくださいね。ソフトがいくら良くてもサポート体制がダメなら使えませんし、ソフトがいくらダメでもサポート体制がよければ、使えます。
では、いつも長くなって申し訳ありませんがご参考になればと思います。
ご質問があれば、どうぞ遠慮なく。
ひよさんへ
流体解析ではSTLは良く使いますよ。
ほぼどんなCADでも出力できますからね。
また、メッシュになりますので、確実に面情報が得られます。
よくソリッドデータを受け取ると、データ読み込み時に面が裏返っていたり体積が負になっていたりと散々ですが、STLにはそんなことはありませんから都合が良いのです。
流体解析はまだ構造解析などにくらべればまだまだですし市場も小さいので、CADベンダーが流体解析側に適した出力をしてくれないのです。
あと忘れがちですが、流体解析では流体の部分のモデルがいるのです。
まあ、ソリッド同士のブーリアン演算をすれば簡単につくれますが。
STAR-LTの新バージョンでは流体箇所の抽出機能もつくようです。
では。
# 2003年3月14日 # No.4953 # dan #
> 流体解析ではSTLは良く使いますよ。
> ほぼどんなCADでも出力できますからね。
出せるのと、使えるのとは違うと言われたことがあります。
具体的には、I-DEASのSTLがSCRYUに通りやすいとのことでした。
まあ個人的にはまゆつばもので、環境(モデルの作り方や精度設定)の
問題だと思ってますが。
PDQもちらっと話題になってますが、PDQを推進しようとしている上流(というか元請、さらに言うなら某自○車メーカー)ほど大抵の場合CADデータの品質が悪いんですよねえ。
これまでは仕事にはかえられず下請けが泣いてきたんですが、早く状況がかわってほしいものだと思います。
自動車業界には、STAR-LTよりSCRYU/TETRAのほうがとおりがいいと思います。
それと、ご存知かと思いますがSCRYU/TETRA安いです(他のものより、ですが)。
# 2003年3月14日 # No.4957 # ひよ #
最近自分のI-DEAS環境が、IGESのみから
Parasolidが(UGのprtファイルが)読めるようになって縫い合わせしなくて良くなり、更にUGにてダイレクトモデリングで設計者の作りこみすぎる形状を単純化できたりしたので、解析側で扱いやすいデータで渡るのって重要だな。。
と感じたので思わずSTLに否定的な意見を出しましたが、CFDの世界は少々違うようで、失礼しました。
皆様のお話を聞いて大変勉強になりました。
悩んでますさん>混乱させてしまっていたらすみません。
#社内でも少し試したところ、同じParasolidファイルで精度を同じにしてもCADによってSTLメッシュの切り方が異なっていました。
CADによって相性はありそうですね。
#PDQの話題が出ましたが、モデラーさんがいるところといない所のPDQの質を合わせるのは、結構きついと思うのですけど、
普及されますかね・・?
# 2003年3月14日 # No.4958 # rex_sc #
> 出せるのと、使えるのとは違うと言われたことがあります。
たしかにそうです。
一般的なフォーマットとしてはSTLやIGES,STEPなどがありますが
STLはメッシュデータのでソフトウェアによる変換ミスというものがそもそもないところが利点です。だから良く使われるんですよ。
IGESやSTEPはソフトウェアの方言みたいなのがあってあのCADで作ったIGESはこっちのCADだと読めないなんてことは良くあります。
STEPは新しいフォーマットなのでまだましですがバージョンが合わなければもちろんダメです。
> 具体的には、I-DEASのSTLがSCRYUに通りやすいとのことでした。
私も聞いたことがあります。クレイドルがI-DEASをベースに開発したのかなにかだったかもしれません(確実ではないので信用しないでください。)
> 自動車業界には、STAR-LTよりSCRYU/TETRAのほうがとおりがいいと思います。
自動車業界では内部流にSCRYUtetra、STAR-CD、FLUENT、移動境界問題(エンジンのピストンですね)にはSTAR-CD、燃焼系にはFLUENTというように分野によって得意なソフトを使い分けておられるようです。大手は何でももってますから。
空力にはPOWERFLOWなんてソフトを使っているというのも聞きます。
STAR-LTはSTAR-CDの簡易版ですから、自動車会社はSTAR-LTではなくSTAR-CDを使うということでしょうね。
内部流に関してはどのソフトでも解けるので、使い勝手次第ではどのソフトになってもおかしくないでしょうね。
> それと、ご存知かと思いますがSCRYU/TETRA安いです(他のものより、ですが)。
値段に関してですが、SCRYU/tetraは確かに安いですが、STAR-LTのようなCAD機能が無いのでその分安いといえるような気がします。STLデータの修正をするために別ソフトを購入することになれば、それだけでSCRYU/tetraがもう1つ変えたりすると思います。
値段は機能とのトレードオフですからね。難しいところです。
# 2003年3月14日 # No.4959 # rex_sc #
> #社内でも少し試したと
ころ、同じParasolidファイルで精度を同じにしても
> CADによってSTLメッシュの切り方が異なっていました。
> CADによって相性はありそうですね。
そうなんですよ。それがSTLの問題ですね。
STLのベースっていうのは、CADが表示しているCGデータをそのまま出力しているようなものですので、CADの表示が荒ければ粗いメッシュ細かければ細かいメッシュになります。
STLというか表示のクオリティを調整できるCADであれば問題はないのですが。
そのようなCADは少ないようです。
CATIAは表示のクオリティーを調整するとSTLの精度に影響するようですよ
(編集担当:Happy 2003/10/18)
<構造解析と流体解析ソフトの選定、CADはSolidWorks>
# 2003年2月27日 # No.4818 # 悩んでます #
ひょんなことから、CAE導入の担当者となりました。
社内には、解析に関する知識のある人はいません。
構造・伝熱系と熱流体系の解析を行なうためのソフトを選択中です。
設計者向け(解析専門家ではない)ということで、下記に絞りつつありますが、皆様のご意見をお聞かせいただけたら幸いです。CADは、ソリッドワークスです。
COSMOSWORKS/COSMOSFLOWORKSの組合せと
デザインスペース/SCRYU/TETRAの組合せです。
# 2003年2月28日 # No.4821 # ハッピー #
責任重大ですね。
言うまでも無いことかも知れませんが、まず悩んでますさんが、CAE入門をしないといけないでしょうね。
掲示板でも紹介されたCAE講習会をいくつか受講たり。
その上で、廉価版や、無償体験版のCAEをいくつか入手して使ってみましょう。
それこそANSYS/EDは、最良の教材になると思います。
構造、伝熱解析は勿論、流体解析、衝撃解析まで可能ですから、CAEのイロハ、注意点を学ぶにはうってつけです。
皆さんのアドバイスも理解が深まるでしょうし、営業マンの甘い言葉に引っかからない可能性が高まると思います。
残念ながら、CAEソフトの営業の方の中には解析業務が分かった人は多くないようです。
昨年のカキコの再録です。↓ No.4366
> とにかく手元に使えるソフトがないと勉強がはかどりません。
> 市販ソフトもベンダー営業さんに頼めば、一ヶ月の無償ライセンスを貸してくれる
> 場合がありますが、一ヶ月じゃ短すぎますネ。
> いくつかのフリーソフトもありますが、入門向けかどうか当たり外れもあるでしょう。
>
> 機械学会が作成している
> 「CAIシリーズ 有限要素法入門(MS Windows版)」
> http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://pub.maruzen.co.jp/shop/index.html?target=4888980985.html
> は、5万円で無償ではありませんが、CAI=Computer Aided Instruction、つまり
> トレーニング用でこれから始める独学には好適じゃないでしょうか。
> 機能は2次元弾性解析に絞られますが、簡単なCAD機能、ポスト処理もあり、
> またテキストが有限要素法の理論学習書になっています。
> 以前、社内のFEM入門講習用に使っていましたが、誰でもすぐに使えます。
> 5万円、自腹はきつい? 上司を説得しましょう。
> 何百万円もする本番CAEを適切に選定して業務で生かせるようにするには、
> 準備の段階が必ず必要です。
>
> これで、敷居を跨いだ後にステップアップとして、
> ①市販ソフトの評価版、例えば、本掲示版でも良く登場するANSYS/ED
> (Educational版、5万円)であれば、解析規模は制限されますが3次元問題、非定常問題、
> 動解析も一通り、勉強できます。チュートリアルは、WEBで入手できます。
> ②Linuxが使える環境でしたら、FemLeegは第2Stepの選択肢かも
> http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.femleeg.org/index.shtml
> ③あと中部CAE懇話会からリンクできる、FEM大学は、
> ある程度勉強が進んでから是非立ち寄りましょう。
> http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cae21.org/
>
> セミナーとしては、掲示板で紹介されましたが、
> >> ポリテクセンタで探してみてはどうでしょう。
> >http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.apc.ehdo.go.jp/Index.htm
> >http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.apc.ehdo.go.jp/seminar/jyohousub_out/02IGW01H01.html
> >「機械設計」で探すと、構造解析、熱伝導解析、振動解析と一通りありますね
> >さすがに公共事業だけあって安いですね。
> >その他に関西在住でしたらCAE懇話会の解析塾
> >http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://homepage2.nifty.com/kcae/
> >関東でしたら神奈川科学アカデミーの計算工学の基礎(毎年8月頃)
> >http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://home.ksp.or.jp/kast/edu/H14_2/14_2-1.html
> >はどうでしょうか?
>
> 教科書は、実用大事典の「四方山情報/教科書」コーナーを参考にされては?
# 2003年2月28日 # No.4822 # ピピ #
> 社内には、解析に関する知識のある人はいません。
> 構造・伝熱系と熱流体系の解析を行なうためのソフトを選択中です。
> 設計者向け(解析専門家ではない)ということで、下記に絞りつつ
>ありますが、皆様のご意見をお聞かせいただけたら幸いです。
私も設計部門のCAE普及に関して、悩んでいるところなんですが、やはり重要なのは「CAEの対象となる設計課題が明確に存在するか?」だと思います。
CAEって、導入するのは簡単なんですが、設計者が設計ツールとして活用して、誰にでも理解できるような効果を上げるのは、意外と大変です。
その辺のイメージが定まっていないようでしたら、とりあえずは構造解析を対象として、金額の安い評価版で試してみるのも手かと思います。
ちょっと的外れかもしれませんが、CAEを導入した設計者としてのレスです。
業種や設計対象がもう少し分かれば、具体的なアドバイスがでてくるのではないでしょうかね~。
> その上で、廉価版や、無償体験版のCAEをいくつか入手して
> 使ってみましょう。
> それこそANSYS/EDは、最良の教材になると思います。
> 構造、伝熱解析は勿論、流体解析、衝撃解析まで可能ですから、
> CAEのイロハ、注意点を学ぶにはうってつけです。
byハッピーさん
レスがかぶっちゃいましたが、私もCAE導入の際は、ANSYS/EDとNastranの評価版を購入し、とりあえず例題をこなして、オペレーションを覚えました。
熱流体まで含めて考えるのであれば、ANSYS/EDは素晴らしい教材ですね。
# 2003年3月3日 # No.4846 # 悩んでます #
たくさんのアドバイスありがとうございました。
早速、有限要素法の基礎的な書籍の注文をしました。
セミナーも無料のものには出席していきたいと思います。
お試し版は有料ですと許可がおりるか・・・。
とにかく、もう少し、自分のスキルアップをすることと、
いろんなソフトをもう一度調べなおしてみます。
また、相談させていただきます。
まずは、お礼まで。
# 2003年3月3日 # No.4847 # rex_sc #
> ひょんなことから、CAE導入の担当者となりました。
> 社内には、解析に関する知識のある人はいません。
> 構造・伝熱系と熱流体系の解析を行なうためのソフトを選択中です。
> 設計者向け(解析専門家ではない)ということで、下記に絞りつつ
> ありますが、皆様のご意見をお聞かせいただけたら幸いです。
> CADは、ソリッドワークスです。
> COSMOSWORKS/COSMOSFLOWORKSの組合せと
> デザインスペース/SCRYU/TETRAの組合せです。
by 悩んでますさん
悩んでますさんおはようございます。
rex_scです。
流体解析屋として発言させてください。
まず、解析対象はどのようなものでしょうか?
自動車系?電気系?化学系?などなど何を解析するかでソフトというのは変わります。
業界で標準となっているソフトもあることでしょう。
流体解析では、メジャーなものマイナーなものがあります。
なんでも出来る汎用系流体解析ソフト
STAR-CD、FLUENT、SCRYU/TETRA
その中でも、STAR-CD、FLUENTはフルスペックで本当に何でも出来る(流体解析業界では)ものです。どちらを選んでもソフト的には大差はないでしょう。SCRYU/TETRAは後発であるがゆえ使い勝手はよいようですが、機能的にはSTAR-CD、FLUENTには及びません。主に空力系に強いですね。
それ以外のソフトは、マイナー系といえると思います。
COSMOSFLOWORKSはCOSMOSWORKSに統合されているのでシームレスに利用する分には便利ですが、構造格子系なので、自動車の空力などのように滑らかな形状を解くような、問題は基本的に無理です。
I-DEASや、ANSYSにある流体解析オプションに関しても同様ですね。あくまで構造解析などのオプションとして存在し、簡易な流体解析が出来る程度と考えるのがよいと思います。
他にもSTAR-CDの簡易版のSTAR-LTはソリッドワークスと同じACISベースなのでsatファイルを直接読込んで、流体解析が可能です。LTといってもSTAR-CDと同じソルバーを用いていますし、機能的にも特殊な自由表面や移動境界、化学反応などが出来ないだけで一般的な流体解析には基本的に対応しています。
STAR-COOLやICE-PACなどは電子機器専用です。
とまあいろいろ種類はあります。
設計者が使われるということですので、おそらくメジャー系のソフトは敷居が高いかも知れません。かといって、構造解析系のソフトについている流体解析ソフトは設計者が利用するには便利ですが、かなり限定されたものになると思います。
メジャー系でもSCRYU/TETRAは比較的使いやすいのでお奨めです。
また、STAR-LTやSTAR-COOL,ICE-PACなど簡易バージョンや専用ソフトは設計者にとって使いやすいと思いますよ。
以上、長々と書きましたがご参考までに…
# 2003年3月3日 # No.4854 # PCA #
悩んでますさん
PCAと言います。 流体解析をやっています。
設計者向けとのことですが、COSMOSFLOWORKSでどこまでできるかですね.
メリット、デメリットです。
メリット
・SolidWorks上のモデルをすぐに解析できる(Rのついたモデルなども簡単)
・Wizardで簡単に設定できる
・複数のパターンを解析できる(比較解析が簡単)
デメリット
・SolidWorksで入力しているモデルがリアルすぎると解析時間がかかる
・SolidWorks上で解析するのでその間はCADは使えない
・解析の考え方がマッチする?
やはり設計者向けなので例えばSolidWorksでファンの位置を何パターンか置いてみて検討するといった使い方には有効ですが、ハイエンドの解析ソフトと同じようなことをさせようとするとかなり無理があります。
販売は構造計画研究所さんなのでベンチマークなど依頼されては?
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.kke.co.jp/sbd
# 2003年3月4日 # No.4875 # 悩んでます #
rex_scさん、PCAさん
少しづつイメージがわいてきました。
予想より難易度や使い勝手の幅が広いようで、
いろいろ調べる必要がありそうです。
まずは、やってみたいことの解析を候補の会社に依頼してみます。
ずぶの素人の私にお答えいただき、ありがとうございます。
(編集担当:Happy 2003/10/18)
<射出成形CAEのソフト選定>
# 2003年1月7日 # No.4413 # ASD #
はじめまして。
今、ブロー成形と熱成形用のCAEを選定しています。
どこかに比較表などはありませんでしょうか??
ご存知の方がいらっしゃったら、お願いしますっ!!
# 2003年1月8日 # No.4414 # チャーリー #
こんにちは、ありきたりの回答ですが
おそらく、市販ソフトで、まともにできるものは、数少ないでしょうし、日進月歩の昨今ですので、参考になるような比較表は、ないとおもいます。
あっても、価格かベンチマークぐらいではないでしょうか?
疑心暗鬼で、キーマンとなる技術者を探り当てて
キーテクノロジーを徹底的に聞きまくりましょう。(笑)
# 2003年1月9日 # No.4429 # 峯田治 #
ブローに関しては、東レとプラメディア・リサーチがそれぞれ専用ソフトを出しています。比較のポイントはパリソンに関する条件と解析中の進展条件だと思いますが、両方でかなり違いがあると記憶しています。それから、今はFluentに買収された、PolyFlowなんかは結構、各樹脂メーカーさんが利用されていると思いますが。それから、熱成形は参考になるかどうかわかりませんが、板成形に関しては、アプライドデザインさんに結構、詳細な技術資料がありましたので、情報収集の足がかりにはなると思います。
(編集担当:Happy 2003/09/29)
<CAEソフト選定、CADはProEを使っています>
# 2003年1月8日 # No.4418 # OGI #
初めまして!
OGIと申します。
CAEソフトの選定をしているのですが、CAEは使用した事も無く、
また種類も多い為何が良いのかさっぱり分かりません。
私は工作機械の開発・設計の仕事をしており、CAEの主な使用目的としては、複雑な形状の鋳物部品(大物)の構造解析や、熱変形、熱伝導等の解析です。
現在会社で使用しているCADは、「CAD Super JX」と「Pro/E」ですが、これらのCADデータと共有できるものが理想です。
「Pro/Mecanica」では価格が高すぎる為、導入には難ありです。
安価で高機能なお勧めのCAEソフトがあれば教えて頂きたいと思い書き込みしました。
よろしくお願い致します。
# 2003年1月8日 # No.4420 # ピピ #
設計は必ず3D-CADで実施されているのだとしたら、形状データ共有はMUST条件ですよ。
カーネルに関する知識はあまり無いので具体的な情報は出せませんが、日常的に使用しているCADの形状データが確実にやり取りできることは購入前に確認しておかないと、後で大変なことになるかもしれません。
STEPで出せれば、一般的なCAEソフトは大丈夫じゃないでしょうか。
それから、CAEに関する知識が全く無いのであれば、評価版で試すのが良いですよ。
ANSYS/EDやNastranの評価版などは、何れも5万円程度だと思います。
DOFは限られるものの、様々な解析を試すことが出来ますし、オペレーションを理解するには十分です。
No.4365でハッピーさんが非常に分かりやすく説明されてます。参照してください。
# 2003年1月9日 # No.4425 # アース #
> 「Pro/Mecanica」では価格が高すぎる為、導入には難ありです。
Mechanicaは良いですよ。
CAEの経験が無いとしたら、Mechanicaを断然お勧めします。
なぜかというと、ANSYSやNASTRAN等のように要素の切り方で答えが全く異なる影響がとっても少ないからです。また解析の答えの精度の確認も出来るため、なおさら経験が少ない方には良いでしょう。
Mechanicaの様なP法は通常の構造解析なら、とっても良いですね。
ただ単に安いと言うだけで、経験が無い人がANSYSやNASTRANの様なソフトを使用すると、とても苦労します。場合によっては、あまり使用せずにお蔵入りなんて事も良く聞きます。
(とは言っても、使う人がしっかりしていなければダメですけどね。)
Mechanicaに関しては、ここの常連さんでもあるimadaさんのホームページにとっても詳しい情報があります。また高橋Yさんのホームページもあります。
P法に関する技術的な情報は、アプライドデザインさんのホームページが日本で1番かな?(KUSCOさんには、もっとがんばってもらわないと!)
Mechanicaを使い初めて約3年ちょっと。ようやく少~し自信が付きはじめました。
# 2003年1月9日 # No.4426 # ピンクのムカデ #
Mechanicaの保守を切ったまま使いつづけて4年が経ちましたが
依然として活用中です。昨年のKUSCOの設計コンペにも
Mechanicaで挑戦し、2年続きの準優勝でした。
ただ、所詮はソフトですので、H法に似た落とし穴もあります。
例えば、要素分割にしてもデフォルトに任せて切るのと
綺麗に美しく切るのとでは、結果もプロセスも変わってきますし
何気なく使っているグリッドポイントを変えてもいろいろに
変化してきます。最近は流体解析や樹脂流動解析をしながら
部下達がI-DEASで困っている時に「どいてみろ」と
かっこよく答えを出すのに使っています。そのプロセスの中で
かなり裏技らしきものを使っていますので、正統派のユーザー
では(保守を切っているからユーザではない)ありませんが・・
# 2003年1月9日 # No.4431 # imada #
> Mechanicaは良いですよ。
by アース さん。
私もそう思います。
CADがPro/Eなら、なおさらおすすめしたいですね。
でも価格がネックとなると・・・。
メカニカが200~300万円くらいとして、同等のソフトはほとんど同じ額以上だと思いますのがいくらくらいのものをお探しですか?
低価格では、たとえば
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cadcamcae.net/nenastran/order.jsp
のNE-NASTRANとか、
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.ad-tech.co.jp/e26.html
FEVAでしょうか?
(ただし上記はモジュール構成を確認ください)
しかし、この業界の値段はいまいちわかりづらいですね。
いくらなら安いんでしょう?
(同機能同価格のような気もするのですが・・・)
# 2003年1月9日 # No.4432 # 峯田治 #
> しかし、この業界の値段はいまいちわかりづらいですね。
> いくらなら安いんでしょう?
> (同機能同価格のような気もするのですが・・・)
聞いた話では、SolidWorks2003には、CosmosXpressが解析ソルバーとして標準でバンドルされたとか?
なんだかんだ言って、実際にCAEの年間解析適用ケースとしては、線形解析に大体集中しているでしょうから、線形構造解析ソフトが約100万円のポリシーのはっきりした3DCADに標準でバンドルされたというのは非常に大きな意義があると思います。僕もI-DEASはMaster Seriesになってからまともに覚える気はしませんでしたが、SolidWorksのコンセプトはすぐ気に入りました。APIも使いやすいし。ただ、解析ソフトがバンドルされると、サポートにも当然責任がつきまとうだろうから、その辺の方針をSolidWorksサイドにきちんと確認しないといけないですよね。CADしかわからない人間しかいない会社ではきちんとしたサポートもできないだろうし、逆にCAE初心者の人が間違いのないように簡単に使えるソフトを適切に使えるようにサポートする責任は重要ですよね。ただ一方で、Cosmosの開発方針は高速ソルバーという点で明確だと思います。これはこれで素晴らしいと思いました。線形構造解析のアルゴリズムはある意味完成されているから、商用ソフトとしては、メッシャー、精度という点とこの高速性が重要だと思いますが、これを徹底的に突き詰めているのがCosmosだと思いました。これは他社が安易に同様の手法を導入しようとしても簡単には追いつけない、ノウハウが詰まったアルゴリズムの世界という気がします。マトリックス情報をDBに収集しながら高速性を追及していくわけですよね。
# 2003年1月9日 # No.4436 # OGI #
皆さんありがとうございます。
やっぱりPro/mechanicaがお勧めのようですね。
同等機能のソフトで価格も同等だとすれば、
Pro/Eを使用している以上Pro/mechanicaを使用するのが一番安心できます。
価格について「いくらくらい?」というのは分からないのですが、
Pro/mechanicaと比べて3割安くらいであれば良いかと思います。
ただカスタマーサービス等、維持費が高くつくようであれば導入できません。
Pro/Eの維持費も高く、社内から批判をあびているのが現状です。
どのソフトも維持費は高くつくものなのでしょうか?
また低価格のものについては、どのような機能が劣っていたりするのでしょうか?
とりあえず幾つかのソフトをピックアップして、メーカーに問い合わせてみようと思うのですが、代表的なソフトを教えて頂けないでしょうか?
また機能は落ちても構いませんので、値段の割に良いと思われるソフトがあれば教えて頂きたいと思います。
勉強不足で申し訳ございませんが、ご回答頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
# 2003年1月9日 # No.4438 # ピピ #
> 低価格では、たとえば
> http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cadcamcae.net/nenastran/order.jsp
> のNE-NASTRANとか、
by imadaさん
ネタですけど、こんなん見つけましたよ。誰が落とすのかな。
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b24969484
# 2003年1月10日 # No.4448 # sazae #
はじめまして。いつも参考にさせていただいております。
少しはお役に立てるかもと思い、思い切って書き込みさせていただきました。
目的にもよると思いますが、設計者が使用するもので、線形範囲の解析でよければ、3GAとかDesignspaceが使い勝手が良く(メッシュがとにかくよく切れてびっくりします)て結果もそれなりなのでよいかと思います。
絶対値の評価はしないというのがこのクラスの「お約束」ですが。
いずれも一ヶ月くらいライセンスを無料で借りることができるので一度ご自分で
触ってみることをお勧めします。
# 2003年1月10日 # No.4450 # ピンクのムカデ #
CATIA/CAEの普及代用として、3DCADをSolidWorksとして3GAをSolverとして導入検証したのですが、要素分割で止まることも多く、収束判定結果も判らないなど数多くの問題があります。
ソフトはベンダーと一体になって育てていくものだと思いますが3GAは4月の次期バージョンで何処まで改善されているのか確認を楽しみにしています。30日のKUSCOユーザー会で最後に爆弾を落とそうかどうか悩んでいる所です。
# 2003年1月10日 # No.4452 # ヒヨコ #
横レスですが・・
> 要素分割で止まることも多く
どのような場合でなりますか?曲面が入り組んだモデルですか?
それとも形状が入り組んだものでしょうか?
営業サンは3Gaのウリはメッシャーが強いことだと言ってましたが、実際は違うんですかね??
>収束判定結果も判らない
これは次バージョンでできるようになるというお話です
素人的には結構良いソフトだと思っているのですが、他に問題があれば教えてもらえませんか?よろしくお願いします。
# 2003年1月10日 # No.4453 # ピンクのムカデ #
簡単な梁形状などでは生じませんが、普段の設計対象部品などで普通に解析を行って結果を確認して保存して一旦終了します。
改めて3GAを立ち上げて全く同じ条件のままで解析を実行すると先程と解析結果が変わってしまう・・・
これは、保存もしくは起動する時に面の番号を付与し直す為に要素分割が変わってしまうために起こる現象です。
本来はP法ですから要素分割に左右されないはずなのに結果が少し違う。気にすることは無いのかもしれませんが設計現場への普及を考える立場としては、かなり気になる現象です。
# 2003年1月10日 # No.4454 # アース #
> 本来はP法ですから要素分割に左右されないはずなのに
> 結果が少し違う。気にすることは無いのかもしれませんが
私も色々試してみましたが、(Mechanicaで)
P法でも、要素分割が違えば結果の数値は異なりました。
でも、あくまでも数値レベルで、設計の判断レベルでは、完全に誤差内でした。
フィレット部を1分割でも、10分割でも、設計判断レベルとしては
同じでした。
3GAは、どの位違ったのでしょうか?
# 2003年1月10日 # No.4455 # 設計者 #
解析には門外漢ですが、何番目の要素を使わないと、結果は。。。
中間節点どのこの注意しないと結果は。。。
このようなソフトは設計者には無理です。
こんなことをやっているから、CAEは役立たないといわれてもしょうがないような気がします。
そうではないソフトがありますか教えてください。
# 2003年1月10日 # No.4456 # ピピ #
> 解析には門外漢ですが、何番目の要素を使わないと、結果は。。。
> 中間節点どのこの注意しないと結果は。。。
> このようなソフトは設計者には無理です。
> こんなことをやっているから、CAEは役立たないといわれてもしょうがない
> ような気がします。
> そうではないソフトがありますか教えてください。
by設計者さん
設計者さんも、このBBSを覗かれているということは、少なくともCAEに興味があり、情報を得たいのですよね。
同じ設計者の立場から、マジレスいたします。
まず、CAEの敷居が高いことは同意します。
私も導入前に、マニュアルや書籍、講習会など散々活用しましたが、大概のケースでは、「何だか難しそうだな、ちょっと無理」というネガティブな気持ちになりました。
理由は簡単で、CAEの工学的な実用性にはほとんど触れず、難しい道具としての使いこなしが扱われているからです。
例えるなら、綺麗な写真を撮ろうとしているユーザに対して、複雑な機能を詰め込んだ高級カメラの説明だけを強調しているようなものだと思うんですが、そこで購入に踏み切れるのは、やはり金持ち企業だけだと思います。
しかし、使ってみれば分かりますが、そんなに難しく無いですよ。
だって、高級な芸術写真だけではなく、工事現場の管理用写真や家族のスナップなんかも立派な写真なんですから。
少なくとも、強度計算や動特性検討を全く実施していない状態と比べれば、どんなに簡単な結果でもプラス要因だと思います。
定量的な評価も、実験と付き合わせれば良いんですし、CAEはブラックボックスのままでも十分に設計ツールとして役立ちます。
もう一つの問題は、投資効果ですが、本格的に取り組めば必ず回収できます。
CAEは技術的思想の道具です。その使い方が分かれば、古ぼけた設計の常識を覆すような改善が必ず見つかりますし、それが出来るようになると、手放せなくなります。
生意気だと思われるかもしれませんが、CAEは設計上の問題点を理解している人が扱うべきものだと思います。設計者さんも、まずはカメラ付き携帯でも良いですから使ってみてください。
その上で、必要な勉強を徐々にすれば良いのだと思います。
# 2003年1月10日 # No.4457 # imada #
> そうではないソフトがありますか教えてください。
by設計者さん
わりこみで~す(^^)。
今の所無いのではないでしょうか?
今おかれているCAEソフトの立場というのは、製品の強度なり寿命なりを何でもかんでも自動で解析して何らかの結果を出してくれるという代物ではなくて、まずは解析者が問題意識を持っていて「何かを解明したい」あるいは「予測したい」という明確な目的意識を持っていることを仮定した上で「役に立つ」程度のものだと思います。
何も考えずにボタン一つで「性能予測」ができる自動システムを実用化してるメーカーさんもありますが、それは「明確な評価基準」
逆に考えると、CAE以前に結果評価の明確な基準やプロセスが確立しているのであれば、ほとんどどのソフトでも実用に耐えられる解析ルーチンを構築することは可能です。
ただし、そのときはソフトの優劣ではなくてコンサルタントの優劣が重要な問題になってきますが・・・。
これをソフトウェアだけでみると、どれでもそれなりに足りない点があってそれが許される範囲かどうかの問題になると思います。
一番問題となりやすいのが、精度(のばらつき)ということで、P法に1日の長ありかな?・・・と思うわけであります。
そして、一番歴史の長いPro/Mechanicaがユーザーも多いし、問題もあらかたでつくしていて信頼性が高いのではないだろうか・・・と。
(価格の問題は完全に無視してますね・・・^^;)
私自身がいろいろなソフトでフェアなベンチマークをしたわけでは無いのであくまでも推測ですが。
(掲示板なのでいろいろな意見が出れば何らかの参考になるでしょう)
# 2003年1月11日 # No.4458 # アース #
> こんなことをやっているから、CAEは役立たないといわれてもしょうがない
> ような気がします。
> そうではないソフトがありますか教えてください。
そうなんです。Mechanicaがまさにそれなんです。
要素の種類は、
梁要素:1種類
シェル要素:三角形と四角形の2種類のみ
ソリッド要素:4,5,6面体の3種類のみ
もちろん中間接点なんかありません。
私は、解析ソフトはMechanicaが初めてだったので、
要素に○番の要素、、、梁いも数多くの種類があるってのを知りました。
知って驚いたのと同時に、Mechanicaで良かったと思いました。
# 2003年1月11日 # No.4461 # ハッピー #
> 解析には門外漢ですが、何番目の要素を使わないと、結果は。。。
> 中間節点どのこの注意しないと結果は。。。
> このようなソフトは設計者には無理です。
by 設計者さん
私のようなロートルは、その昔、方眼紙に鉛筆でメッシュを描いて、節点・要素データをいちいちコーディングシートに書いてからキーパンチ!一日掛かって、2D解析がやっとできるという所からスタートしていて、今のCAEソフトは隔世の感どころじゃない使い易さと感じるのですが、「そんな昔のことは知りません」という殆どの人から見ればまだ敷居が高いのでしょう。 ベンダーさん、ヨロシク!
imadaさんが
>製品の強度なり寿命なりを何でもかんでも自動で解析して
>何らかの結果を出してくれるという代物ではなくて、
おっしゃるような高度な設計ツールを求める以前に、
基本的な計算ツールとしての信頼性・使い易さにまだまだ改善の余地がある。
電卓でも、有効桁数がありますから四則演算でも順序を変えると答えは微妙に
変わってしまいます。
CAEの場合、メッシュに切り方や、P法で言えば収束判定値などを変えると
微妙じゃなく無視できない差が生じてしまうことが多い。で、困ってしまうわけですね。
最近は、それを補うためにナレッジ(ノウハウ)を、「ナビ」や「ウィザード」のように組み込んでユーザーをお手伝いするソフトが増え始めています。
昔から「解析エキスパートシステム」は出ては消えていましたが、多くの分野で技術伝承のためのナレッジ・エンジニアリング、ナレッジ・マネージメント手法&ツールが発達して、それが「CAE個人教授ツール」に反映されて来れば期待できそうです。
>営業サンは3Gaのウリはメッシャーが強いことだと言ってましたが、実際は違うんですかね??
by ヒヨコさん
それは、どのソフトのベンダーさんも異口同音と思いますヨ(^^;;
でもにわかに3Gaが話題に上がり始めましたね。
実用大事典にもちょこっと書いてありますのでご覧下さい。
# 2003年1月11日 # No.4462 # ヒヨコ #
> > 本来はP法ですから要素分割に左右されないはずなのに
> > 結果が少し違う。気にすることは無いのかもしれませんが
By ピンクのムカデさん
どうもありがとうございます。
メッシュ条件、収束条件共に完全にオートなのにそういうことがあるのですね。
でもそれは4面体オートメッシャ―で切る解析ソフトすべてで起こりうる問題なのでは?
少し違うというのは収束判定値以内ですよね?それとも応力集中等発散する場合でしょか?
> でも、あくまでも数値レベルで、設計の判断レベルでは、完全に誤差内でした。
By アークさん
私も同意見です。
ですが、きちんとした設計者は「前やった解析結果とちょっとちがう。なんで?」と気にするでしょうが。
# 2003年1月11日 # No.4464 # ヒヨコ #
> 解析には門外漢ですが、何番目の要素を使わないと、結果は。。。
> 中間節点どのこの注意しないと結果は。。。
> このようなソフトは設計者には無理です。
By 設計者さん
何番目の要素、中間節点、などを気にしなくても解析できるソフトはいくつもでてますよ!
# 2003年1月11日 # No.4467 # ハッピー #
> 改めて3GAを立ち上げて全く同じ条件のままで解析を実行すると
> 先程と解析結果が変わってしまう・・・
> これは、保存もしくは起動する時に面の番号を付与し直す為に
> 要素分割が変わってしまうために起こる現象です。
by ピンクのムカデさん
「面番号の変化が自動メッシュ処理に影響して、同じモデルで解析し直したつもりが、メッシュが変わる場合がある」ということですね。
計算ツールとして、たとえ微妙でも再現性がないということがあれば不安になります。ある場合は微妙でも無視できない差となることはないの?と
P法と言っても離散化手法ですから分割の影響は避けられませんネ。
でも、この問題はプログラミングの改良で解決できるでしょうから、
ベンダーさんにプレッシャーいや声を大にしてリクエストすれば直ぐ解消できそう。
>でもそれは4面体オートメッシャ―で切る解析ソフトすべてで起こりうる問題なのでは?
by ヒヨコさん
「解析結果の再現性」という視点では、必ずしもそうは言えないと思いますヨ。
上に書きましたように内部メッシングのアルゴリズムの問題で解消可能と思います。
# 2003年1月11日 # No.4468 # ピピ #
> できるという所からスタートしていて、今のCAEソフトは隔世の感どころ
> じゃない使い易さと感じるのですが、
byハッピーさん
私のような中身をほとんど理解していない設計者が、数十万DOFの固有値解析などを、設計をやりながら手軽に実施できるようになっているのですから、本当にすごいことだと思います。使わなきゃ損だとも思います。
# 2003年1月11日 # No.4472 # atmori #
こんにちは。皆様
> 現在会社で使用しているCADは、「CAD Super JX」と「Pro/E」ですが、
DesignSpaceも視野に入れてもいいかもしれませんね。
サイバネットのWebには
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cybernet.co.jp/designspace/delphi.html
>Pro/EとDesignSpaceの互換性は最高です。現在作っているモデルに対しそのまま荷重条件や拘束条件を追加すれば、後は結果が出てくるのですから。
こんな事書いてますし(まぁ悪口書くわけないので話半分として(笑))
ついでに(昔から何回も書いてますが)Ansys/EDはLS-DYNAもついていて
5万円です。3次元は殆ど無理ですが、2次元なら結構役に立ちます。
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cybernet.co.jp/ansys/product/ed1.html
とりあえずCAEで何が出来そうなのか試してみるならいいかも。
試すといえば Student's QuickField これなら無料です。
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.quickfield.com/
# 2003年1月11日 # No.4477 # OGI #
atmoriさん、こんにちは。
皆さん、いろんな情報ありがとうございます。
非常に勉強になります。
> DesignSpaceも視野に入れてもいいかもしれませんね。
> サイバネットのWebには
> http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cybernet.co.jp/designspace/delphi.html
> >Pro/EとDesignSpaceの互換性は最高です。現在作っているモデルに対しそのまま荷重条件や拘束条件を追加すれば、後は結果が出てくるのですから。
> こんな事書いてますし(まぁ悪口書くわけないので話半分として(笑))
DesignSpaceはSolidWorks専用と思っていましたが、Pro/Eにも対応してるんですね。
幾つかのメーカーに問合せを入れていると、中間ファイルを利用するものは結構苦労を要することが分かってきました。
CAE初心者の私には、とても扱える自身がありません。
という事で、Pro/Eのデータに対応できるものに絞って検討してみようと思います。
DesignSpaceも視野に入れてみます。
Pro/E対応のものが他にもありましたら教えて下さい。
確か3Gaも対応してたような気がしますが・・・。
(編集担当:Happy 2003/09/29)
<CAEソフトの選定、ProEとの相性は?>
# 2003年1月8日 # No.4418 # OGI #
初めまして!
OGIと申します。
CAEソフトの選定をしているのですが、CAEは使用した事も無く、
また種類も多い為何が良いのかさっぱり分かりません。
私は工作機械の開発・設計の仕事をしており、CAEの主な使用目的としては、複雑な形状の鋳物部品(大物)の構造解析や、熱変形、熱伝導等の解析です。
現在会社で使用しているCADは、「CAD Super JX」と「Pro/E」ですが、これらのCADデータと共有できるものが理想です。
「Pro/Mecanica」では価格が高すぎる為、導入には難ありです。
安価で高機能なお勧めのCAEソフトがあれば教えて頂きたいと思い書き込みしました。
よろしくお願い致します。
# 2003年1月8日 # No.4420 # ピピ #
設計は必ず3D-CADで実施されているのだとしたら、形状データ共有はMUST条件ですよ。
カーネルに関する知識はあまり無いので具体的な情報は出せませんが、日常的に使用しているCADの形状データが確実にやり取りできることは購入前に確認しておかないと、後で大変なことになるかもしれません。
STEPで出せれば、一般的なCAEソフトは大丈夫じゃないでしょうか。
それから、CAEに関する知識が全く無いのであれば、評価版で試すのが良いですよ。
ANSYS/EDやNastranの評価版などは、何れも5万円程度だと思います。
DOFは限られるものの、様々な解析を試すことが出来ますし、オペレーションを理解するには十分です。
No.4365でハッピーさんが非常に分かりやすく説明されてます。参照してください。
# 2003年1月9日 # No.4425 # アース #
> 「Pro/Mecanica」では価格が高すぎる為、導入には難ありです。
Mechanicaは良いですよ。
CAEの経験が無いとしたら、Mechanicaを断然お勧めします。
なぜかというと、ANSYSやNASTRAN等のように要素の切り方で答えが全く異なる影響がとっても少ないからです。また解析の答えの精度の確認も出来るため、なおさら経験が少ない方には良いでしょう。
Mechanicaの様なP法は通常の構造解析なら、とっても良いですね。
ただ単に安いと言うだけで、経験が無い人がANSYSやNASTRANの様なソフトを使用すると、とても苦労します。場合によっては、あまり使用せずにお蔵入りなんて事も良く聞きます。
(とは言っても、使う人がしっかりしていなければダメですけどね。)
Mechanicaに関しては、ここの常連さんでもあるimadaさんのホームページにとっても詳しい情報があります。また高橋Yさんのホームページもあります。
P法に関する技術的な情報は、アプライドデザインさんのホームページが日本で1番かな?(KUSCOさんには、もっとがんばってもらわないと!)
Mechanicaを使い初めて約3年ちょっと。ようやく少~し自信が付きはじめました。
# 2003年1月9日 # No.4426 # ピンクのムカデ #
Mechanicaの保守を切ったまま使いつづけて4年が経ちましたが
依然として活用中です。昨年のKUSCOの設計コンペにも
Mechanicaで挑戦し、2年続きの準優勝でした。
ただ、所詮はソフトですので、H法に似た落とし穴もあります。
例えば、要素分割にしてもデフォルトに任せて切るのと
綺麗に美しく切るのとでは、結果もプロセスも変わってきますし
何気なく使っているグリッドポイントを変えてもいろいろに
変化してきます。最近は流体解析や樹脂流動解析をしながら
部下達がI-DEASで困っている時に「どいてみろ」と
かっこよく答えを出すのに使っています。そのプロセスの中で
かなり裏技らしきものを使っていますので、正統派のユーザー
では(保守を切っているからユーザではない)ありませんが・・
# 2003年1月9日 # No.4431 # imada #
> Mechanicaは良いですよ。
by アース さん。
私もそう思います。
CADがPro/Eなら、なおさらおすすめしたいですね。
でも価格がネックとなると・・・。
メカニカが200~300万円くらいとして、同等のソフトはほとんど同じ額以上だと思いますのがいくらくらいのものをお探しですか?
低価格では、たとえば
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cadcamcae.net/nenastran/order.jsp
のNE-NASTRANとか、
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.ad-tech.co.jp/e26.html
FEVAでしょうか?
(ただし上記はモジュール構成を確認ください)
しかし、この業界の値段はいまいちわかりづらいですね。
いくらなら安いんでしょう?
(同機能同価格のような気もするのですが・・・)
# 2003年1月9日 # No.4432 # 峯田治 #
> しかし、この業界の値段はいまいちわかりづらいですね。
> いくらなら安いんでしょう?
> (同機能同価格のような気もするのですが・・・)
聞いた話では、SolidWorks2003には、CosmosXpressが解析ソルバーとして標準でバンドルされたとか?
なんだかんだ言って、実際にCAEの年間解析適用ケースとしては、線形解析に大体集中しているでしょうから、線形構造解析ソフトが約100万円のポリシーのはっきりした3DCADに標準でバンドルされたというのは非常に大きな意義があると思います。僕もI-DEASはMaster Seriesになってからまともに覚える気はしませんでしたが、SolidWorksのコンセプトはすぐ気に入りました。APIも使いやすいし。ただ、解析ソフトがバンドルされると、サポートにも当然責任がつきまとうだろうから、その辺の方針をSolidWorksサイドにきちんと確認しないといけないですよね。CADしかわからない人間しかいない会社ではきちんとしたサポートもできないだろうし、逆にCAE初心者の人が間違いのないように簡単に使えるソフトを適切に使えるようにサポートする責任は重要ですよね。ただ一方で、Cosmosの開発方針は高速ソルバーという点で明確だと思います。これはこれで素晴らしいと思いました。線形構造解析のアルゴリズムはある意味完成されているから、商用ソフトとしては、メッシャー、精度という点とこの高速性が重要だと思いますが、これを徹底的に突き詰めているのがCosmosだと思いました。これは他社が安易に同様の手法を導入しようとしても簡単には追いつけない、ノウハウが詰まったアルゴリズムの世界という気がします。マトリックス情報をDBに収集しながら高速性を追及していくわけですよね。
# 2003年1月9日 # No.4436 # OGI #
皆さんありがとうございます。
やっぱりPro/mechanicaがお勧めのようですね。
同等機能のソフトで価格も同等だとすれば、
Pro/Eを使用している以上Pro/mechanicaを使用するのが一番安心できます。
価格について「いくらくらい?」というのは分からないのですが、
Pro/mechanicaと比べて3割安くらいであれば良いかと思います。
ただカスタマーサービス等、維持費が高くつくようであれば導入できません。
Pro/Eの維持費も高く、社内から批判をあびているのが現状です。
どのソフトも維持費は高くつくものなのでしょうか?
また低価格のものについては、どのような機能が劣っていたりするのでしょうか?
とりあえず幾つかのソフトをピックアップして、メーカーに問い合わせてみようと思うのですが、
代表的なソフトを教えて頂けないでしょうか?
また機能は落ちても構いませんので、値段の割に良いと思われるソフトがあれば教えて頂きたいと思います。
勉強不足で申し訳ございませんが、ご回答頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
# 2003年1月9日 # No.4438 # ピピ #
> 低価格では、たとえば
> http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cadcamcae.net/nenastran/order.jsp
> のNE-NASTRANとか、
by imadaさん
ネタですけど、こんなん見つけましたよ。誰が落とすのかな。
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b24969484
# 2003年1月10日 # No.4448 # sazae #
はじめまして。いつも参考にさせていただいております。
少しはお役に立てるかもと思い、思い切って書き込みさせていただきました。
目的にもよると思いますが、設計者が使用するもので、線形範囲の解析でよければ、3GAとかDesignspaceが使い勝手が良く(メッシュがとにかくよく切れてびっくりします)て結果もそれなりなのでよいかと思います。
絶対値の評価はしないというのがこのクラスの「お約束」ですが。
いずれも一ヶ月くらいライセンスを無料で借りることができるので一度ご自分で触ってみることをお勧めします。
# 2003年1月10日 # No.4450 # ピンクのムカデ #
CATIA/CAEの普及代用として、3DCADをSolidWorksとして3GAをSolverとして導入検証したのですが、要素分割で止まる
ことも多く、収束判定結果も判らないなど数多くの問題があります。
ソフトはベンダーと一体になって育てていくものだと思いますが
3GAは4月の次期バージョンで何処まで改善されているのか
確認を楽しみにしています。30日のKUSCOユーザー会で
最後に爆弾を落とそうかどうか悩んでいる所です。
# 2003年1月10日 # No.4452 # ヒヨコ #
横レスですが・・
> 要素分割で止まることも多く
どのような場合でなりますか?曲面が入り組んだモデルですか?
それとも形状が入り組んだものでしょうか?
営業サンは3Gaのウリはメッシャーが強いことだと言ってましたが、実際は違うんですかね??
>収束判定結果も判らない
これは次バージョンでできるようになるというお話です
素人的には結構良いソフトだと思っているのですが、他に問題があれば教えてもらえませんか?よろしくお願いします。
# 2003年1月10日 # No.4453 # ピンクのムカデ #
簡単な梁形状などでは生じませんが、普段の設計対象部品などで
普通に解析を行って結果を確認して保存して一旦終了します。
改めて3GAを立ち上げて全く同じ条件のままで解析を実行すると
先程と解析結果が変わってしまう・・・
これは、保存もしくは起動する時に面の番号を付与し直す為に
要素分割が変わってしまうために起こる現象です。
本来はP法ですから要素分割に左右されないはずなのに
結果が少し違う。気にすることは無いのかもしれませんが
設計現場への普及を考える立場としては、かなり気になる現象です。
# 2003年1月10日 # No.4454 # アース #
> 本来はP法ですから要素分割に左右されないはずなのに
> 結果が少し違う。気にすることは無いのかもしれませんが
私も色々試してみましたが、(Mechanicaで)
P法でも、要素分割が違えば結果の数値は異なりました。
でも、あくまでも数値レベルで、設計の判断レベルでは、完全に誤差内でした。
フィレット部を1分割でも、10分割でも、設計判断レベルとしては
同じでした。
3GAは、どの位違ったのでしょうか?
# 2003年1月10日 # No.4455 # 設計者 #
解析には門外漢ですが、何番目の要素を使わないと、結果は。。。
中間節点どのこの注意しないと結果は。。。
このようなソフトは設計者には無理です。
こんなことをやっているから、CAEは役立たないといわれてもしょうがないような気がします。
そうではないソフトがありますか教えてください。
# 2003年1月10日 # No.4456 # ピピ #
> 解析には門外漢ですが、何番目の要素を使わないと、結果は。。。
> 中間節点どのこの注意しないと結果は。。。
> このようなソフトは設計者には無理です。
> こんなことをやっているから、CAEは役立たないといわれてもしょうがないような気がします。
> そうではないソフトがありますか教えてください。
by設計者さん
設計者さんも、このBBSを覗かれているということは、少なくともCAEに興味があり、情報を得たいのですよね。
同じ設計者の立場から、マジレスいたします。
まず、CAEの敷居が高いことは同意します。
私も導入前に、マニュアルや書籍、講習会など散々活用しましたが、大概のケースでは、「何だか難しそうだな、ちょっと無理」というネガティブな気持ちになりました。
理由は簡単で、CAEの工学的な実用性にはほとんど触れず、難しい道具としての使いこなしが扱われているからです。
例えるなら、綺麗な写真を撮ろうとしているユーザに対して、複雑な機能を詰め込んだ高級カメラの説明だけを強調しているようなものだと思うんですが、そこで購入に踏み切れるのは、やはり金持ち企業だけだと思います。
しかし、使ってみれば分かりますが、そんなに難しく無いですよ。
だって、高級な芸術写真だけではなく、工事現場の管理用写真や家族のスナップなんかも立派な写真なんですから。
少なくとも、強度計算や動特性検討を全く実施していない状態と比べれば、どんなに簡単な結果でもプラス要因だと思います。
定量的な評価も、実験と付き合わせれば良いんですし、CAEはブラックボックスのままでも十分に設計ツールとして役立ちます。
もう一つの問題は、投資効果ですが、本格的に取り組めば必ず回収できます。
CAEは技術的思想の道具です。その使い方が分かれば、古ぼけた設計の常識を覆すような改善が必ず見つかりますし、それが出来るようになると、手放せなくなります。
生意気だと思われるかもしれませんが、CAEは設計上の問題点を理解している人が
扱うべきものだと思います。設計者さんも、まずはカメラ付き携帯でも良いですから
使ってみてください。
その上で、必要な勉強を徐々にすれば良いのだと思います。
# 2003年1月10日 # No.4457 # imada #
> そうではないソフトがありますか教えてください。
by設計者さん
わりこみで~す(^^)。
今の所無いのではないでしょうか?
今おかれているCAEソフトの立場というのは、
製品の強度なり寿命なりを何でもかんでも自動で解析して
何らかの結果を出してくれるという代物ではなくて、
まずは解析者が問題意識を持っていて「何かを解明したい」
あるいは「予測したい」という明確な目的意識を持っている
ことを仮定した上で「役に立つ」程度のものだと思います。
何も考えずにボタン一つで「性能予測」ができる自動システムを
実用化してるメーカーさんもありますが、それは「明確な評価基準」
があって始めて成り立つものです。
逆に考えると、CAE以前に結果評価の明確な基準やプロセスが確立
しているのであれば、ほとんどどのソフトでも実用に耐えられる
解析ルーチンを構築することは可能です。
ただし、そのときはソフトの優劣ではなくてコンサルタントの
優劣が重要な問題になってきますが・・・。
これをソフトウェアだけでみると、どれでもそれなりに足りない点が
あってそれが許される範囲かどうかの問題になると思います。
一番問題となりやすいのが、精度(のばらつき)ということで、P法に
1日の長ありかな?・・・と思うわけであります。
そして、一番歴史の長いPro/Mechanicaがユーザーも多いし、問題も
あらかたでつくしていて信頼性が高いのではないだろうか・・・と。
(価格の問題は完全に無視してますね・・・^^;)
私自身がいろいろなソフトでフェアなベンチマークをしたわけでは
無いのであくまでも推測ですが。
(掲示板なのでいろいろな意見が出れば何らかの参考になるでしょう)
# 2003年1月11日 # No.4458 # アース #
> こんなことをやっているから、CAEは役立たないといわれてもしょうがないような気がします。
> そうではないソフトがありますか教えてください。
そうなんです。Mechanicaがまさにそれなんです。
要素の種類は、
梁要素:1種類
シェル要素:三角形と四角形の2種類のみ
ソリッド要素:4,5,6面体の3種類のみ
もちろん中間接点なんかありません。
私は、解析ソフトはMechanicaが初めてだったので、
要素に○番の要素、、、梁いも数多くの種類があるってのを知りました。
知って驚いたのと同時に、Mechanicaで良かったと思いました。
# 2003年1月11日 # No.4461 # ハッピー #
> 解析には門外漢ですが、何番目の要素を使わないと、結果は。。。
> 中間節点どのこの注意しないと結果は。。。
> このようなソフトは設計者には無理です。
by 設計者さん
私のようなロートルは、その昔、方眼紙に鉛筆でメッシュを描いて、節点・要素データをいちいちコーディングシートに書いてからキーパンチ!一日掛かって、2D解析がやっとできるという所からスタートしていて、今のCAEソフトは隔世の感どころじゃない使い易さと感じるのですが、「そんな昔のことは知りません」という殆どの人から見ればまだ敷居が高いのでしょう。 ベンダーさん、ヨロシク!
imadaさんが
>製品の強度なり寿命なりを何でもかんでも自動で解析して
>何らかの結果を出してくれるという代物ではなくて、
おっしゃるような高度な設計ツールを求める以前に、
基本的な計算ツールとしての信頼性・使い易さにまだまだ改善の余地がある。
電卓でも、有効桁数がありますから四則演算でも順序を変えると答えは微妙に変わってしまいます。
CAEの場合、メッシュに切り方や、P法で言えば収束判定値などを変えると微妙じゃなく無視できない差が生じてしまうことが多い。で、困ってしまうわけですね。
最近は、それを補うためにナレッジ(ノウハウ)を、「ナビ」や「ウィザード」のように組み込んでユーザーをお手伝いするソフトが増え始めています。
昔から「解析エキスパートシステム」は出ては消えていましたが、多くの分野で技術伝承のためのナレッジ・エンジニアリング、ナレッジ・マネージメント手法&ツールが発達して、それが「CAE個人教授ツール」に反映されて来れば期待できそうです。
>営業サンは3Gaのウリはメッシャーが強いことだと言ってましたが、実際は違うんですかね??
by ヒヨコさん
それは、どのソフトのベンダーさんも異口同音と思いますヨ(^^;;
でもにわかに3Gaが話題に上がり始めましたね。
実用大事典にもちょこっと書いてありますのでご覧下さい。
# 2003年1月11日 # No.4462 # ヒヨコ #
> > 本来はP法ですから要素分割に左右されないはずなのに
> > 結果が少し違う。気にすることは無いのかもしれませんが
By ピンクのムカデさん
どうもありがとうございます。
メッシュ条件、収束条件共に完全にオートなのにそういうことがあるのですね。
でもそれは4面体オートメッシャ―で切る解析ソフトすべてで起こりうる問題なのでは?
少し違うというのは収束判定値以内ですよね?それとも応力集中等発散する場合でしょか?
> でも、あくまでも数値レベルで、設計の判断レベルでは、完全に誤差内でした。
By アークさん
私も同意見です。
ですが、きちんとした設計者は「前やった解析結果とちょっとちがう。なんで?」と気にするでしょうが。
# 2003年1月11日 # No.4464 # ヒヨコ #
> 解析には門外漢ですが、何番目の要素を使わないと、結果は。。。
> 中間節点どのこの注意しないと結果は。。。
> このようなソフトは設計者には無理です。
By 設計者さん
何番目の要素、中間節点、などを気にしなくても解析できるソフトはいくつもでてますよ!
# 2003年1月11日 # No.4467 # ハッピー #
> 改めて3GAを立ち上げて全く同じ条件のままで解析を実行すると
> 先程と解析結果が変わってしまう・・・
> これは、保存もしくは起動する時に面の番号を付与し直す為に
> 要素分割が変わってしまうために起こる現象です。
by ピンクのムカデさん
「面番号の変化が自動メッシュ処理に影響して、同じモデルで解析し直したつもりが、メッシュが変わる場合がある」ということですね。
計算ツールとして、たとえ微妙でも再現性がないということがあれば不安になります。ある場合は微妙でも無視できない差となることはないの?と
P法と言っても離散化手法ですから分割の影響は避けられませんネ。
でも、この問題はプログラミングの改良で解決できるでしょうから、
ベンダーさんにプレッシャーいや声を大にしてリクエストすれば直ぐ解消できそう。
>でもそれは4面体オートメッシャ―で切る解析ソフトすべてで起こりうる問題なのでは?
by ヒヨコさん
「解析結果の再現性」という視点では、必ずしもそうは言えないと思いますヨ。
上に書きましたように内部メッシングのアルゴリズムの問題で解消可能と思います。
# 2003年1月11日 # No.4468 # ピピ #
> できるという所からスタートしていて、今のCAEソフトは隔世の感どころじゃない
> 使い易さと感じるのですが、
byハッピーさん
私のような中身をほとんど理解していない設計者が、数十万DOFの固有値解析などを、設計をやりながら手軽に実施できるようになっているのですから、本当にすごいことだと思います。使わなきゃ損だとも思います。
# 2003年1月11日 # No.4472 # atmori #
こんにちは。皆様
> 現在会社で使用しているCADは、「CAD Super JX」と「Pro/E」ですが、
DesignSpaceも視野に入れてもいいかもしれませんね。
サイバネットのWebには
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cybernet.co.jp/designspace/delphi.html
>Pro/EとDesignSpaceの互換性は最高です。現在作っているモデルに対しそのまま荷重条件や拘束条件を追加すれば、後は結果が出てくるのですから。
こんな事書いてますし(まぁ悪口書くわけないので話半分として(笑))
ついでに(昔から何回も書いてますが)Ansys/EDはLS-DYNAもついていて5万円です。3次元は殆ど無理ですが、2次元なら結構役に立ちます。
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cybernet.co.jp/ansys/product/ed1.html
とりあえずCAEで何が出来そうなのか試してみるならいいかも。
試すといえば Student's QuickField これなら無料です。
http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.quickfield.com/
# 2003年1月11日 # No.4477 # OGI #
atmoriさん、こんにちは。
皆さん、いろんな情報ありがとうございます。
非常に勉強になります。
> DesignSpaceも視野に入れてもいいかもしれませんね。
> サイバネットのWebには
> http://bbs.nc-net.or.jp/forum/jump.php?bbs_type=12&touri=http://www.cybernet.co.jp/designspace/delphi.html
> >Pro/EとDesignSpaceの互換性は最高です。現在作っているモデルに対しそのまま荷重条件や拘束条件を追加すれば、後は結果が出てくるのですから。
> こんな事書いてますし(まぁ悪口書くわけないので話半分として(笑))
DesignSpaceはSolidWorks専用と思っていましたが、Pro/Eにも対応してるんですね。
幾つかのメーカーに問合せを入れていると、中間ファイルを利用するものは結構苦労を要することが分かってきました。
CAE初心者の私には、とても扱える自身がありません。
という事で、Pro/Eのデータに対応できるものに絞って検討してみようと思います。
DesignSpaceも視野に入れてみます。
Pro/E対応のものが他にもありましたら教えて下さい。
確か3Gaも対応してたような気がしますが・・・。
(編集担当:Happy 2003/09/28)
<型強度解析ソフトのお薦めは?>
# 2002年10月28日 # No.3854 # HIRO #
以前に書き込みをさせて頂き大変参考になりました。
今回また新たな疑問点が発生しまた質問させて下さい。
金型のアッセンブリでの型強度の解析(設計者レベルで)
を行いたく、ソフトを探しています。
使用しているCADがPRO/E、CATIA等であればオプションで対応できるのでしょうが僕が扱っているCADにはそのようなオプションがない為、別で販売されているソフトを探してます。
一応、COSMOS DesignSTARは試用テストしました。
他にソフトが有れば教えて下さい。
又、いくつか質問が有ります。
1、COSMOS DesignSTARの精度はPro/Mechanica等のCADに一体化されているソフトと比べ精度は悪いのでしょうか?
2、CATIAのダッソ-社がCOSMOS社を買収しているとすれば
CATIAのオプションの強度解析部はCOSMOSのエンジンって事なんでしょうか?
以上、宜しくお願いします。
# 2002年10月28日 # No.3856 # ハッピー #
お使いのCADは何でしょう?
# 2002年10月28日 # No.3858 # HIRO #
トヨタユニット版CADです。
# 2002年10月28日 # No.3860 # ハッピー #
> トヨタユニット版CADです。
by HIROさん
ケーラムのことでしょうか?
私がCADをお尋ねしたのは、
CADから3DデータをCAEに渡して解析されるものと思い、CADが分かれば、相性の良いCAEを紹介頂ける可能性ありかも、と思ったからなんですが、そうではないのかも。
「トヨタユニット版CAD」初耳なんですがIGES、STEP等の中間Formatはサポートしています?
>1、COSMOS DesignSTARの精度はPro/Mechanica等のCADに一体
> 化されているソフトと比べ精度は悪いのでしょうか?
ソフトの精度は、CADに一体化されているかどうか、では左右されません。
Pro/Mechanicaは、以前は、AppliedStructureという、ProEとは別体の
ソフトでした。
これはAdaptiveP法という、解析手法がCOSMOS DesignSTARなどの一般的な
FEMと異なりますので、そういう意味で精度に差異が生じます。
>2、CATIAのダッソ-社がCOSMOS社を買収しているとすれば
> CATIAのオプションの強度解析部はCOSMOSのエンジンって
ダッソーが買収したのはCOSMOSを開発元、SRAC社ですね。(今年始め)
http://www3.kke.co.jp/cae/sbdmail/vol23.txt
でもCATIAのFEM機能はずっと前からありますね?
→いかがでしょう?ピンクのむかでさん
# 2002年10月29日 # No.3864 # HIRO #
> 「トヨタユニット版CAD」初耳なんですがIGES、STEP等の中間Formatはサポートしています?
ハッピーさんすみませんでした。
Caelum2/solidと同じ物と考えて良いと思います。
STEPもIGESもサポートしています。
> これはAdaptiveP法という、解析手法がCOSMOS DesignSTARなどの一般的な
> FEMと異なりますので、そういう意味で精度に差異が生じます。
勉強不足ですみません、PRO/EはP法を使ってるんですか?
Adaptive h法はあまり良いイメージが無いのですが、h法を使ってるとしたら、やはりPRO/Eが一番精度が良のでしょうか?
> でもCATIAのFEM機能はずっと前からありますね?
V5のアッセンブリの解析って悪すぎませんか?V4の時は良かったような気がするんですが・・・勘違いかな?。それで買収の時期的にCOSMOSへ変えたからかなって思ってしまいました。
(ちなみにCATIAは何度か借りて使ってるだけです)
以上です。お願いします。
# 2002年10月29日 # No.3868 # ハッピー #
> 勉強不足ですみません、PRO/EはP法を使ってるんですか?
> Adaptive h法はあまり良いイメージが無いのですが、h法を使ってるとしたら
> やはりPRO/Eが一番精度が良のでしょうか?
by HIROさん
話がごっちゃになってるかも。
ProEは、3DCADです。 このProEに、AppliedStructure改めMechanicaを組み込んで使えるようにしたのが、Pro/Mechanicaです。よね?
AppliedStructure時代から、AdaptiveP法を売りにしていて、ProEに組み込まれたことで より使い易くなった、と理解しています。
この掲示板は、Pro/Mechanicaファンの方も多いので、皆さんのコメントに期待しましょう!
私は、AppliedStructure時代から、つまみ食い程度の使い方しかしていませんので。
#Adaptive-h法に良い印象をお持ちでないのは、どういう理由ですか?よければ..
精度の話は、使い方に依存するところも大きいので、一概にはなかなか言えないかも。
>Caelum2/solidと同じ物と考えて良いと思います。
>STEPもIGESもサポートしています。
ということでしたら、CAEソフトの選択肢はmVarietyに富んでくると思いますね
→例えば実用大事典:http://www.nc-net.or.jp/cadcamcae/
# 2002年10月30日 # No.3873 # HIRO #
Pro/MechanicaってのをPRO/Eと書いてしまいましたすみません。
僕も本当はPro/Mechanicaが欲しいのですが、Pro/Mechanica+Pro/Eだと値段が高くて手が出ません。
このての設計者向けの解析ソフトを比較した場合、精度的にそんなに大差が無いと聞いた事が有るんですが、ほんとなのかなって疑問に思ってたのですが、AdaptiveP法を売りにているって事はやはり違うんですね。
その辺をご存知の方がいましたら教えてください。
あと、Pro/Mechanicaも良いけどこんなソフトも良かったって情報が有れば嬉しいです。
実用大事典も拝見させて頂きましたが評価はむずかしそうですね。
> #Adaptive-h法に良い印象をお持ちでないのは、どういう理由ですか?よければ..
> 精度の話は、使い方に依存するところも大きいので、一概にはなかなか言えないかも。
僕の業務の場合、厚板の多工程の塑性解析が多いため、特に曲げの解析などを行った時、工程が進むにつれ、だんだん精度が悪くなってしまいます。
最近ではマシーンのスピードも速くなっている事から、ブランクメッシュを細かく作って計算しています。使い方の問題も有ると思います。
# 2002年10月30日 # No.3876 # ハッピー #
>このての設計者向けの解析ソフトを比較した場合、精度的にそんなに大差が無いと聞いた事が
>有るんですが、ほんとなのかなって疑問に思ってたのですが、AdaptiveP法を売りにている
>って事はやはり違うんですね。
by HIROさん
そう宣伝文句を鵜呑みにしてはいけませんヨ(^^;;
甘い話には...ProMechanicaファンの方、スミマセン!
>厚板の多工程の塑性解析が多いため、特に曲げの解析などを行った時、
>工程が進むにつれ、だんだん精度が悪くなってしまいます。
誤差は累積するものですから、これは致し方のないこと。
誤差を含んだ前ステップの結果を基に次ステップを解析するわけですから。
加えて、リゾーニングなどのモデル修正もあるから尚更です。
それよりAdaptiveP法は、そのような塑性加工解析には使えませんよ。
「この手の設計者向けのソフト」は「簡易CAE」として、一時掲示板を
を賑わしました。大事典をご参照下さい。
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<Marc対Nastran (熱解析)>
# 2002年8月11日 # No.3467 # 木下 #
MARCの社外研修を受けて、熱伝達問題[熱伝導解析→熱応力解析]のカードが組めるようになった程度の駆け出し技術者です。
上記解析に関して、NASTRANと比較して研修発表を行いたいのですが、
そのNASTRANで熱解析の経験がなく、マニュアルを見てもさっぱりで困っています。
一様な板圧(温度依存物性)の両側に異なる(非)定常温度境界条件(雰囲気温度、熱伝達係数) を与える程度の簡単解析でその差(MARC>NASTRAN)が示せればと思うのですが、NASTRANではどのようにカードを組めばよろしいのでしょうか?
(温度条件が急変する際にはNASTRANは精度が落ちると聞いていますが、実際のところどうなのでしょうか?)
以上、お願いばかりで恐縮ですが、上記解析に関して詳しい方、
またMARCとNASTRANとで解析分野ごとに詳しく比較したWEB等ご存知の方が
いらっしゃいましたら御教授下さい。よろしくお願いします。
# 2002年8月11日 # No.3469 # よし☆彡 #
>一様な板圧(温度依存物性)の両側に異なる(非)定常温度境界条件(雰囲気温度、熱伝達係数)
> を与える程度の簡単解析でその差(MARC>NASTRAN)が示せればと思うのですが、
たぶん,対象となる製品などがあると思いますから,その事を踏まえて何をもってMARC>NASTRANとするかが大切かもね!
失敗すると場合によっては逆かも,,(笑)
方法はNASTRANの入門例題集によりどりみどり載ってると思います.
> (温度条件が急変する際にはNASTRANは精度が落ちると聞いていますが、
> 実際のところどうなのでしょうか?)
私は初耳です.(笑)
# 2002年8月11日 # No.3473 # ハッピー #
Nastranの熱伝導解析のデータ構成は他ソフトと、かなり異質です。
先に、Marcを習った方から見ると、何のこっちゃ分からない。
発想そのものが違いますからマニュアルを見てもなかなか理解できないでしょう。
Marc、Abaqus、Ansysなど(恐らく一般的には)、熱伝達境界条件は、
・どの要素の、どの面に
・熱伝達境界条件(雰囲気温度、熱伝達係数)
・熱流束境界条件(熱流束)
を定義する恰好になっていてシンプル&分かり易い。
Natranは、境界条件を表すための「面要素(CHBDY、CHBDYG、QHBDY)」をソリッド要素面に張り付け、この面要素に対する、物性として熱伝達係数や、節点拘束として雰囲気温度を与えます。
Nastranでは、データのヒエラルキー
Cxxx(要素)-->Pxxx(Property)-->MATxxx(材料特性)
-->Grid(節点)-->SPC、TEMP(拘束条件)
を守り、何とCHBDY要素に対応するMATカードに熱伝達係数が入ります。
熱伝達条件では、さらにPxxxで参照されるCONVカードが加わって、これで雰囲気温度を指定するダミーの節点を指定し、この節点に対し、SPCで温度拘束(雰囲気温度)を設定します。
これは、手作業で組めるものではなく、Patranなどのプリプロセッサーで作成して、出来上がったデータとマニュアルを見比べて驚くことになると思います。
よし☆彡さん、おっしゃるように添付の例題集もじっくり分析しましょう。
熱応力解析は、データ構成は節点温度をTEMPデータで与えるだけですが、他のソフトのように簡単に熱伝導解析の、ファイル名、時間ステップを指定すると自動的に節点温度が取り込まれる...という訳にはいきません。
これもプリを使うことが前提でしょうか。
#内部的にはNastranも、CHBDY要素が張り付いているソリッド要素とその面を探し出して、結局、他ソフト同様にそこに境界条件を設定するわけです。
つまり、CHBDYは要素とは言っても、ソリッドやシェルなどの本来のFEM要素ではなく、境界条件を設定するためのインターフェースに過ぎません。
これだけ見ると、Nastranは使いにくい、となってしまうかも知れませんが、 プリポストを使えば、裏側で勝手にやってくれる話です。
優劣はよし☆彡さん、ご指摘のように観点を見据えることが大切でしょうネ。
# 2002年8月11日 # No.3475 # 木下 #
ハッピーさん
> Natranは、境界条件を表すための「面要素(CHBDY、CHBDYG、QHBDY)」を
> ソリッド要素面に張り付け、この面要素に対する、物性として熱伝達係数や、
> 節点拘束として雰囲気温度を与えます。
> Nastranでは、データのヒエラルキー
> Cxxx(要素)-->Pxxx(Property)-->MATxxx(材料特性)
> -->Grid(節点)-->SPC、TEMP(拘束条件)
> を守り、何とCHBDY要素に対応するMATカードに熱伝達係数が入ります。
> 熱伝達条件では、さらにPxxxで参照されるCONVカードが加わって、
> これで雰囲気温度を指定するダミーの節点を指定し、この節点に対し、
> SPCで温度拘束(雰囲気温度)を設定します。
御教授ありがとうございます。
ほんとに何のこっちゃわからなかったものが、(汗)おおよそ理解できました。
「ダミーの節点」が発熱源みたいなもので、それを熱源側の任意の位置に作って雰囲気温度を与える。
そしてその伝達条件(熱伝達係数)をCHBDY等の面要素に対する物性としてを与える!
との解釈でよろしいのでしょうか?
> これは、手作業で組めるものではなく、Patranなどのプリプロセッサーで
> 作成して、出来上がったデータとマニュアルを見比べて驚くことになると思います。
> よし☆彡さん、おっしゃるように添付の例題集もじっくり分析しましょう。
FEMAP(NASTRAN for Windows)でデータを組もうとしたんですが、設定方法がわからなかったのでExcelでつくろうとしたもののカードが理解できず途方に暮れてました。(汗)
patranは少ししか触ったことがないのですが、例題集含め、盆明けに格闘してみます。
よし☆彡さん
> たぶん,対象となる製品などがあると思いますから,その事を踏まえて
> 何をもってMARC>NASTRANとするかが大切かもね!
> 失敗すると場合によっては逆かも,,(笑)
御教授ありがとうございます。
うちはいわゆる外注でして、現時点では対象となる製品がないため、安易に熱解析でもMARC>NASTRANが言えればと考えていました。
不勉強で恥ずかしい限りです。(汗)
# 2002年8月11日 # No.3476 # ハッピー #
> そしてその伝達条件(熱伝達係数)をCHBDY等の面要素に対する物性としてを与える!
> との解釈でよろしいのでしょうか?
by 木下さん
良いと思いますよ。
FEMAPだと、
境界条件の設定は
・model/load/elementalまたはon surfaceで、
Convectionを選んでCoefficient(熱伝達係数)とTemperature(雰囲気温度)を設定。
書き出すときに
・file/export/analysis modelで、nastranのsteady state heat transferを選べばOK。
すると、
CHBDYG 2 AREA4 +CB 2
+CB 2 2 1 3 4
PCONV 2 2 0 0.
MAT4 2 1000.
SPOINT 100001
SPC 1 100001 1 200.
CONV 2 2 100001
と、一つの条件を指定するだけでもたくさんのデータが出てきます。
SPOINTがダミーのスカラーポイントで、この温度をSPCで与えたり、Tempで与えたり。
# 2002年8月12日 # No.3477 # 木下 #
FEMAPでも設定できたんですね。(汗)
ご丁寧にご指導頂きありがとうございました。
休み明けにさっそくやってみたいと思います。
重ね重ねありがとうございました!
# 2002年8月13日 # No.3480 # チャーリー #
> よし☆彡さん
> > たぶん,対象となる製品などがあると思いますから,その事を踏まえて
> > 何をもってMARC>NASTRANとするかが大切かもね!
> > 失敗すると場合によっては逆かも,,(笑)
>
> 御教授ありがとうございます。
> うちはいわゆる外注でして、現時点では対象となる製品がないため、
> 安易に熱解析でもMARC>NASTRANが言えればと考えていました。
> 不勉強で恥ずかしい限りです。(汗)
蛇足ですが、私は勉強不足ですが、
今現在では、接触境界(移動境界)は、M***に分があると考えてます。
但し、得られる解の精度ということではないですので、、、(笑)
いろんなケーススタディがありそうで、困りますね。
久々にカードやプロパティといった議論があったので新鮮でした。(涼)
(編集担当:Happy 2002/11/16)
<どのソフトがいいのですか?>
# 2002年5月19日 # No.3114 # Higeo #
はじめまして。
皆様の高度な書き込みの中に、とても初歩的な質問をするのは大変申しわけないのですが、よろしくお願い致します。
会社から、構造(圧力容器)と伝熱(熱交換機)の解析ソフトを探してくれと言われ、何もわからない素人の私が探すことになってしまいました。
漠然とした解析対象で申しわけありませんが、100万ぐらいで、windows版ならどのようなソフトがいいのでしょうか?
本当に初歩的な質問で申しわけ有りませんが、よろしくお願い致します。
# 2002年5月20日 # No.3119 # atmori #
別にサイバネットの回し者ぢゃありませんが、
AutoCADのMDTと連携するデザインスペース:
http://www.cybernet.co.jp/designspace/
これが基本モジュールは100万円くらいだと思いました。
(Ansysだと800万円くらいするんですよね。)
まぁあちこちの、CAEの代理店に簡単な問題やらせてみて、
それから判断するのが吉かと思います。
# 2002年5月21日 # No.3123 # pin #
こういう場合,解析対象が何かというよりも,どのような解析条件で
どのような結果を得たいかということを伝えるほうが重要です.
圧力容器の内圧が加わったときの線形静応力解析の場合,もし,軸対称
問題として扱えれば,5万円のANSYS/EDでも十分かもしれません.
# 2002年5月21日 # No.3124 # ヨナタン #
> こういう場合,解析対象が何かというよりも,どのような解析条件で
> どのような結果を得たいかということを伝えるほうが重要です.
解析を全く知らない人ならば、どの様な解析条件~とか、どの様な結果~
と言われても、それすら解らないと思います。
解析条件?条件は製品の使用状態と同じです。
どの様な結果?欲しい結果は実際の使用条件で、耐えられるかどうか知りたい。
と言うような事でしょう。
さてどうしましょうか?
# 2002年5月21日 # No.3125 # Higeo #
私の様な素人の質問に親切に回答頂きありがとうございます!
社で色々聞いてますと、圧力容器の手計算で数値が出てこない部分の内圧及び熱応力による部分の材料の応力状態が知りたいとのことです。
もう一つは熱交換機の伝熱特性向上を目的にしています。
対象物はボイラや熱交換機ですが、実際他のメーカではどのぐらい数値解析を利用しているのでしょうかね?
# 2002年5月24日 # No.3135 # ハッピー #
圧力容器の方は、軸対称問題でしょうから、pinさんが紹介されたANSYS/ED(5万円!)でも結構使える可能性はあると思います。
> もう一つは熱交換機の伝熱特性向上を目的にしています。
こちらは、一本一本のチューブは軸対称と見なせるでしょうし、場合によっては半径方向伝熱の一次元問題とできる場合も少なくないでしょう。何れもANSYS/EDでOKかも。
が、管板など管の支持部た胴まで含めた解析で有れば、お試し版では難しいか。
CAEFEMやCOSMOS/M、FEM/LEAGUEなどが候補? CAE実用大事典の「ソフト別コーナー」参照。
最も、数が多い管群全てをソリッドでモデル化するより、梁か何かで等価な置き換えが有効かも。
>対象物はボイラや熱交換機ですが、実際他のメーカではどのぐらい
>数値解析を利用しているのでしょうかね?
どんどん使っているのでは? 解析技術としては難易度は高くないでしょう。
(編集担当:Happy 2002/11/10)
<Marc対Nastran>
# 2002年4月26日 # No.3046 # nishi #
初めて、書込みいたします。いつも勉強させて頂いています。
質問ですが、MARCとNASTRANは、同じMSC社より販売されていますが、
(元々は違う所から、買収したというのは本掲示板でも学習しました。)よく、この掲示板でもMARCの方が非線形解析は得意だとかいうことを書いてあったり、知人からも同様のことを聞いたりします。
実際に両者は何がどのように異なり、得手・不得手が生じるのでしょうか?
例えば、非線形解析時の反復計算法が異なるとか(てきとーですが。。)、具体的な差異を知りたいのですが、どなたかご教示いただけませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
# 2002年4月27日 # No.3047 # ハッピー #
購入ソフトを選定中なのですか?
既に、何かCAEソフトをお使いですか?
# 2002年4月30日 # No.3054 # チャーリー #
構造解法のテク分類は、
連立一次方程式(直接法、反復法)ほとんどの場合直接法を採用してる思います。
運動方程式(MK、MCK)
時間積分(直接、間接)
他には、熱、電流、磁場など場の解析もある。
非線形(幾何、境界、材料、他にも区分はありますが)に別けられるようです。
幾何の非線形は、本来材料物性と一体になるはずですが
有限要素の精度からいくと、幾何非線形はMustのテクです。
Nasは線形、marcは非線形など言われますが
基本的な部分は変わりなく、非線形域はユーザーの心意気次第のようです。
ただ、接触や大変形問題並びに熱の非線形問題は、Marcは比較的得意(解を得やすい)に思えます。
Msc.Nasも接触はかなり解消したとアナウンスありますが、定かではありません。
どちらもユーザー数は、多いですが、
Nasは特に多い、プリポストや他のソルバー連成I/Fに悩むことはほとんどない。
運動問題を解いた結果は、他のものと連成がスムーズに可能などが優位に考えられます。
他には、有限要素上でのベンチ時間(連立一次方程解を得るための節点番号並べ替え)の問題もありますが、どちらも日夜、切磋琢磨で改善されているようです。
私の感触なので、あまり参考にしないで下さい(笑)
(編集担当:Happy 2002/11/09)
<DesignSTARとDesignSPACEの比較>
# 2001年10月20日 # No.2070 # 板東太郎 #
初めて投稿します。解析関係をはじめて1年未満の初心者です。
会社(自動車部品設計、製造)でDesignSTARかDesignSPACEを導入しようと考えています。
実際に使われている方がいましたら良い点、悪い点を教えて下さい。
用途は設計者自身による解析を目指しています。
# 2001年10月20日 # No.2072 # ハッピー #
ご存知かも知れませんが、これらミッドレンジ3DCAD組込みCAE=簡易解析ソフトに関しては過去に何度か盛り上がっています。最近では、「No.1156 簡易解析について」から延々と議論が続きました。
(編集担当:Happy 2002/03/09)
<解析ソフトによる違いって?>
# 2001年10月29日 # No.2129 # えぽばく #
ANSYSとABAQUSを使っている方に聞きたいのですが,使っていて2つのソフトの差はなんなんでしょうか?
結局ここに戻ってきてしまってすいません.
ぜひ,使っていて感じることを教えてください.
# 2001年10月30日 # No.2134 # ハッピー #
ABAQUSは応力-歪み関係に限らず、テーブル形式のデータは全てそうですね。
でも、それはANSYSでも同じじゃないでしょうか。定義外で外挿するソフトはあるのかなぁ
> 一方,ANSYSでBi-linearな応力-ひずみ特性を仮定すると,降伏点と降伏> 後の傾きを定義するだけで,
> 降伏後は定義した傾きのままえんえんと計算していきます.
それは「Bi-linear」ですから当然です。「Bi-linear」は最も単純な弾塑性モデルです。
上記ABAQUSと比較するなら、今EDを見たところ「マルチリニア等方」ではないでしょうか?
或いはABAQUSで「Bi-linear」をモデル化するか。
#前のお話では、ANSYSは「全く変形しない」ということじゃありませんでしたっけ?
> ANSYSとABAQUSを使っている方に聞きたいのですが,使っていて2つの
> ソフトの差は?
> 結局ここに戻ってきてしまってすいません.
> ぜひ,使っていて感じることを教えてください.
ということで、結局、同じモデル化をすれば、ほぼ同じ結果が得られると思いますよ。
ABAQUSもANSYSも、それからNASTRAN、MARCも。恐らく他ソフトも。
もし、6面体ソリッドを使っておられるのなら、ABAQUSはC3D8ではなく、C3D8IでANSYSと比較した方がよいです。ANSYSの非適合モードに関するデフォルトは「非適合モードを含む」でABAQUSのC3D8Iに相当します。或いは逆にC3D8と「非適合モードを含まない」で比較するか。
この「含む/含まない」はケースによっては小さくない差を生みます。
# 2001年11月1日 # No.2147 # ちまき #
> ANSYSでは「Bi-linear」でもテーブルで入力するんですね、驚き
> ました。普通、Bi-linearというと、降伏応力σyと加工硬化係数H
> (つまり、降伏後の傾き)で入力するものと思ってました。
> テーブル形式よりこちらの方が扱い易いし外挿云々を悩まなくて済みますよね?
by ハッピーさん
あれ?ANSYSでもBilinearの物性値は降伏応力と加工硬化係数を定義するだけですよ。
(コマンドでは)
ちまき
p.s.
どの解析ソフトでも同じ解析をすれば、ほぼ同じ結果になるはずの意見に賛成。
違う結果が出た場合の多くは、ちゃんと同じ解析をやっていないからだと思います。
理論はカッチリしていて、その同じ理論を別の人がそれぞれプログラム化してるだけなんだから、中身に多少の差はあれ、答えは、ほぼ同じになるのは当然と思いますが。
この認識間違ってるでしょうか?(弾塑性の解析なら)
# 2001年11月2日 # No.2150 # えぽばく #
ぼくもその通りだと思っていました.でも,ABAQUSは接触問題などの非線形問題に強いと言われていますよね.一体,それは他のソフトと何がちがうのでしょうか?
同じ有限要素法の理論を元にしたソフトのはずなのにABAQUSは他のソフトより非線形問題が強い(強いというのは収束しやすいということなのか誤差が少ないということなのかどっちなのかわからないです.認識不足ですいません)というのはおかしいと思いませんか?
# 2001年11月2日 # No.2151 # ちまき #
> ABAQUSは接触問題などの非線形問題に強いと言われていますよね.
by えぽばくサン
答えが出るのと正しい答えが出るというのは違いますよね。ABAQUSが他のソフトより強いと言われているのは、確かに速いってのもあると思いますけど、答えが出るって事なんじゃないでしょうか。内部計算をチューニングする為のオプションが一杯あったりして。ひとえにプログラミング・テクニックと言ってしまえば身も蓋もありませんが
結局そういう事なんじゃないでしょうか。
(誤解を招きそうな発言ですみません。他のソフトの開発者が劣っていると言っている訳ではないんですよ。とても私なんかじゃFEMのプログラムは作れませんし。。開発されている方々皆さん尊敬してます。)
実際に設計とかトラブルシュートとかをしていると、とにかく解析結果が欲しい事がよくあります。たとえその結果が超一次近似でかなりいい加減なものでも、それがあるのとないのとでは大きな違いなんです。だから接触問題なんかでもちょっと厳密だけど収束しないやり方より、上手く鼻薬を効かせて答えがでる方が重宝するわけです。
(おっとまた誤解を呼ぶ発言。インチキな答えを出してるなんて言ってませんよ。)
FEMはあくまでツールであって、その答えをどう解釈・判断して問題を解決するかが解析屋の使命です。真実じゃないんだけど、それらしい解析結果が出れば、そこからいろんなモノが見えてきますよね。
私は違いに拘りません。ていうか、ABAQUS買えないもん。。。高くて。。。だからそういう事にあんまり興味を持たないフリをしている。貧乏企業の貧乏社員は冴えないですねぇ。この話題、何かひっかかるモノがあってレスしてたんですが、書いてる途中でABAQUS使える人にジェラシー感じてタイプしてる自分を発見しました。。。。
ボクはANSYSで頑張るんだモン!
と言う訳で、中身の違いに興味があるんだったら、実際にプログラム作ってるHKSの本社にコンタクトしてみたら何か貴重な話が聞けるかも?確か、開発スタッフ100人くらいじゃなかったでしたっけ?ほとんど博士だとか聞いたような気がします。
でもSwansonのおじさんも凄い人なんですよ。
ああボクも接触問題ABAQUSとANSYSで解き比べてみたい(本音)。。。 ちまき
# 2001年11月3日 # No.2152 # ハッピー #
> ぼくもその通りだと思っていました.でも,ABAQUSは接触問題などの非線形問題> に強いと言われていますよね.
byえぽばくさん
私の場合、ABAQUSでいくら工夫しても解けなかったものがMARCでそれらしく解けた問題もあるし、ABAQUSで解けても面圧分布を見ると「何じゃこりゃ?」のときもあるし。
ボチボチANSYSとの比較もやってみたいと思いますが、ABAQUSの価格相応の圧勝とは多分ならないと思っています。
一般論ではなく、自分が扱う問題で妥当な解を得る方法を見いだせれば良いと思いますヨ。
>同じ有限要素法の理論を元にしたソフトのはずなのに
「エビの天ぷら」。エビそのものも色々あります。衣も素材、調理法でいろいろ変わります。
FEMの場合、身の方は大差ないと思いますが、衣は比較的差があると思います。得られる結果=栄養分は、ほぼ同じでも味わいに差が出てくる。ただそれも一概に言えるものではなく、問題によって得手不得手はあると思います。
(編集担当:Happy 2002/03/09)
<ABAQUSとANSYSの違い>
# 2001年10月18日 # No.2043 # えぽばく #
みなさん初めまして.私の研究室にはABAQUSとANSYSがあります.
この2つのソフトを使って円盤の3D弾塑性熱応力解析を行って板厚方向の変形量を計算すると,ABAQUSは大きく変形(実験値と概ね一致してます)するのですがANSYSでは全く変形しません.
それとか,同じ接触解析を行っても,ABAQUSではちゃんと接触して解析が正常に行えますが,
ANSYSは接触せず,突き抜けます.
この違いは一体なんなのでしょうか?
非線形問題を解くアルゴリズムが異なるのでしょうか?
もしそうなら何がどう違うのか知っている方がいれば教えてください.
解析自体の理論は同じ有限要素法なのでいっしょのはずですが・・・
ABAQUSとANSYSではそもそも何が違うのでしょうか?
かなりこの2つのFEMソフトの間で翻弄されています.
助けてください.
# 2001年10月18日 # No.2045 # チャーリー #
> みなさん初めまして.私の研究室にはABAQUSとANSYSがあります.
羨ましいですね。
> ABAQUSではちゃんと接触して解析が正常に行えますが,
> ANSYSは接触せず,突き抜けます.
> この違いは一体なんなのでしょうか?
どちらもヘビーユーザーでないので、当たり前の回答しかできませんが
やりかたが、どっかまずいだけかなーと思います。
> 非線形問題を解くアルゴリズムが異なるのでしょうか?
> もしそうなら何がどう違うのか知っている方がいれば教えてください.
> 解析自体の理論は同じ有限要素法なのでいっしょのはずですが・・・
> ABAQUSとANSYSではそもそも何が違うのでしょうか?
> かなりこの2つのFEMソフトの間で翻弄されています.
> 助けてください.
価格が違います。なんてばかなこといってすみません。
非線形とは、材料非線形、形状非線形、境界非線形?
どれをいってるのでしょうか?境界条件は温度?
# 2001年10月18日 # No.2046 # えぽばく #
熱応力解析の方は,材料非線形及び形状非線形を考慮してます.
ちなみに,材料特性はすべて温度依存性も考慮しています.
境界条件は節点に温度をあたえて熱応力解析をしています.
接触解析の方は,上の解析とは全く別で,境界非線形と材料非線形及び形状非線形のすべてを含んでます.
たしかに,接触解析のほうはかなり非線形性の強い解析であるとは言えるのでABAQUSの方が強いのはなんとなく理解できます.
けど,熱応力解析は急激に変形が起こるとしてもそんなに非線形性が強いとは思えないので,2つのソフトで差が出るのが分かりません.
なぜでしょう?
# 2001年10月19日 # No.2048 # ハッピー #
ABAQUS、MARC、ANSYS、NASTRANを使っていてそんなに大きな差を感じません。
(ANSYSは駆け出しですが)
チャーリーさんも書いておられましたが、基本的なところでANSYSの使い方をミスってません?
# 2001年10月19日 # No.2049 # チャーリー #
次の二つの観点で、比較してみるといいのでは、
熱の分布は確かでしょうか?
分布に対する、変形量は?
おそらく、入力条件にたいして、まともな計算してると思いますよ。
解析は、古いログにあったと思いますが、解析そのものは入力に対する応答を求めるもので、市販されているものの支配方程式は一緒のはず、さほどかわるはずはありません。
物理形状に対する離散化(ここではFEMとしましょう)した場合に、極度な非線形域応答を形状に関わる応答計算の手法が、若干各種で特徴と工夫されている程度と考えて。
まずは、線形で行ってみてからはいかがでしょうか?
> 接触解析の方は,上の解析とは全く別で,境界非線形と材料非線形及び形状非線形のすべてを含んでます.
>
> たしかに,接触解析のほうはかなり非線形性の強い解析であるとは言えるのでABAQUSの方が強いのはなんとなく理解できます.
> けど,熱応力解析は急激に変形が起こるとしてもそんなに非線形性が強いとは思えないので,2つのソフトで差が出るのが分かりません.
> なぜでしょう?
# 2001年10月19日 # No.2050 # たくや #
> > ABAQUSではちゃんと接触して解析が正常に行えますが,
> > ANSYSは接触せず,突き抜けます.
> > この違いは一体なんなのでしょうか?
ANSYSで、接触要素と荷重ステップ、タイムステップをもう一度確認
されてみては?
ABAQUSと比べてどうかはわかりませんが、それなりの結果が出るはず
だと思うのですが・・・。
# 2001年10月19日 # No.2052 # えぽばく #
> 物理形状に対する離散化(ここではFEMとしましょう)した場合に、
> 極度な非線形域応答を形状に関わる応答計算の手法が、若干各種で特徴と
> 工夫されている程度と考えて。
不勉強ですいません.ここのところを詳しく教えていただけませんか?お願いします.
# 2001年10月19日 # No.2055 # チャーリー #
基本部の違いらしい違いはないのですが、収束し難いような解析域で
ABAQUSのほうが、いろんな工夫をしてます程度のことです。
カタログ見てますが、答えられるほどヘビーユーザーではないのです。
今回のソルバー間の違いとは、関係ないと考えてます。
ところで
えぱぼくさんの解析のなんかおかしいところ見つかりましたでしょうか?
入力しているパラメータの桁数や境界条件が抜けたり間違ってませんか?
こちらが、熱応力解析のソルバー間違い原因と考えてのコメントなんですが、、
# 2001年10月19日 # No.2056 # えぽばく #
LOGファイルを見る限り間違いは無いと思います.ABAQUSとANSYSの違いで僕が検討が付くことは収束判定のトレランスが違うくらいです.
これも同じにしてみたのですが結果に大差はありませんでした.増分も同じにしてますし・・・
ソルバーにしてはあまり意識したことが無いのですが(ソフトまかせにしてます),ソルバーによってそんなに結果が変わるものですか?
ABAQUSとANSYSではデフォルトのソルバーは同じなんですが.
このソフトでは解析できるけど他のソフトではできないというような事って皆さんないですか?
あれば教えてください.
# 2001年10月19日 # No.2060 # ハッピー #
> この2つのソフトを使って円盤の3D弾塑性熱応力解析を行って板厚方向の
> 変形量を計算すると,
> ABAQUSは大きく変形(実験値と概ね一致してます)するのですがANSYS
> では全く変形しません.
> それとか,同じ接触解析を行っても,ABAQUSではちゃんと接触して解析
> が正常に行えますが,
> ANSYSは接触せず,突き抜けます.
> この違いは一体なんなのでしょうか?
byえぽばく さん
えほばくさん、こういう場合の原因探索法は、限りなくシンプルな問題に立ち戻って、そこから順々に本来の問題に近づけることです。
今回の前半の問題では「全く変形しない」という、使い方のミスである可能性がかなり大きいと考えられる状況です。ですから、
1)熱応力ではなく、単純な集中荷重の問題とし、非線形性は考慮しない線形問題とする。
この最もシンプルな状態で変形しなけりゃ話になりませんから。
2)次いで、節点温度を与えた熱応力問題にしましょう。この段階で解けなければ線膨張係数にミスが
あるとか節点温度の与え方に問題がある。
3)最後に材料非線形ですが、まず荷重(節点温度)を小さくして非線形性が小さい領域で解いて、徐々
に荷重を大きくしてみましょう。
この一通りをやってみて、その結果をご紹介頂けませんか?「1)、2)なんてクリヤ済み」でしたら、そうお知らせ下さい。何せ情報が少なすぎて、どう判断して良いやら分かりませんので
>ソルバーによってそんなに結果が変わるものですか?
本件は、そういう問題ではなく、ABAQUSは気にしないで良いと思いますヨ
こんな風に言っている私も何度もヘマをやってますので。
# 2001年10月29日 # No.2129 # えぽばく #
すいません.なんだかんだと忙しくて返信できませんで・・・
進展はありました.応力ーひずみ関係がの定義が異なっていました.
ABAQUSの材料特性は,降伏点での応力値とひずみ量,降伏後の塑性ひずみとその点での応力を定義します.
定義したひずみより大きな領域では完全塑性というふうになります.
一方,ANSYSでBi-linearな応力-ひずみ特性を仮定すると,降伏点と降伏後の傾きを定義するだけで,降伏後は定義した傾きのままえんえんと計算していきます.
僕の解析はABAQUSでの計算が完全塑性の領域まで達していました.
でも,それを同じにして計算したら今度は逆に変形しすぎてしまいました.
変形することがわかったから良かったんですが,やはり,いまだにANSYSとABAQUSの違いがよくわからないです.
僕の研究室は昔はABAQUSでした(今回のABAQUSの結果は昔のもので,実は僕はANSYSユーザーです)が,今はANSYSを使っているのでこの差がどうなのかひっじょうに気になる次第です.
(編集担当:Happy 2002/03/09)
<CFDコンペ>
# 2001年9月22日 # ハッピー #
まだ先の話ですが、自動車技術会さんが、CFDベンダー各社(ソフト&ハード)に呼びかけてベンチマーク問題による解析コンペ(実測値との比較を含む)を行うそうです。
http://ktolab.iis.u-tokyo.ac.jp/CFDWS2001/
CFDに関しては、ソフトを使えこなせないと商売にならないでしょう。ベンダーさんの力の見せ所でしょうね。
内容は、さすがに自動車寄りですが、ベンダーさんの実力把握には良いチャンスかも。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<CAEFEMとAnsys>
# 2001年7月23日 # Hal #
AnsysEDを購入して試用し、何となく「使えそうな気」がしてきたので上司を説き伏せて本格的に取り組むことに(といっても0.3人工位)なりました。
非線形の陽解法をというアドバイスにも関わらず、比較の対象としたのは価格の都合でFEMAP+CAEFEMとANSYSです。
そこで、この両者を比べた場合のメリットとデメリットを教えていただけませんでしょうか?
# 2001年7月23日 # ハッピー #
EDはUndoが無いことと、メニューにクセが感じられる(慣れだけの問題かも)以外は良くできたソフトと思います。ネット上にいろんな情報もありますし(www.cybernet.co.jp)。
板成形に関しては、ちらっと見た範囲では事例が見当たらなかったのですが、詳しく調べるとあるでしょうね。 ANSYSのプロの方の回答を待ちましょう。私も知りたいです(^^;;)
> 非線形の陽解法をというアドバイスにも関わらず、比較の対象としたのは価格の都合で
> FEMAP+CAEFEMとANSYS
CAEFEMは生まれがSAP系と聞いているので、線形問題、動的問題(地震も含め)が得意なのかと勝手に思い込んでいますが、どうなのでしょう?少なくとも、塑性加工には恐らく必要なユーザールーチンなどのカスタマイズ・メニューはなかったような気がするのですが。
# 2001年7月23日 # ハッピー #
CAEEMはちょっと前のバージョンでは接触問題を扱えなかったと思います。
現バージョンでもそうだとすると板成形問題は無理のような。ご確認下さい。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<Abaqus、Marc、Nastran、Ansys>
# 2001年7月1日 # ハッピー #
ANSYS/EDが使えるようになったのを記念して?せっせとABAQUS、MARC、NASTRAN、ANSYSの要素性能比較を行っています。
単純な矩形断面の片持ち梁で、静荷重に対する変形と固有値を評価。
とりあえず6面体1次要素で、非適合モードの有/無、完全積分/低減積分、固有値に関してはコンシステント・マス/ランプト・マスを選択し、メッシュパターンは直交格子状にして分割数/アスペクト比を変えた場合と台形、平行四辺形にゆがませた場合で評価。N4Wは全てのソルバーをサポートしているので淡々とこなせます。
直交格子状のメッシュでは殆どソフト間に差が見られませんが、ゆがませると面白い傾向が見えてきます。非適合モードの特徴として、格子状のメッシュでは粗いメッシュで高い精度が得られても、少しでもゆがませた途端に精度は
大きく低下します。某ソフトと某ソフトの低下の度合いは他ソフトより小さくて、かつ殆ど同じ程度。某ソフトは価格の割に精度の低下が大きく、逆に某ソフトは価格の割に比較的良好な精度。
たまに「このソフトは粗いメッシュ、つぶれたメッシュでも高精度な解が得られます」という広告コピーが見られますが、そういう場合の性能評価は直交格子状のメッシュ(非適合要素)でアスペクト比だけに着目したデータがベースになっているものが多いと思います。
皆さんも、片持ち梁で構いませんから直交格子状のメッシュと、台形状にゆがませたメッシュで比較してみられると良く分かると思います。
<直交格子>
+----+----+----+----+
+----+----+----+----+
+----+----+----+----+
<台形状のメッシュ>
+---+------+--+-----+
+----+----+----+----+
+-----+--+------+---+
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<I-DeasとParan>
# 2001年6月19日 # よはん #
I-deasでサーフェスモデルを作成しそのデータをIGESでpatranに持っていきたいのです。
最終的にはpatranでメッシュを作成し解析を実行します。
なぜ、IGESかと言いますと、I-deasでメッシュを作成できないからです。何回か試みてはいるのですが、IGESの精度が悪いせいかpatranでの修正がかなりあります。
できるだけpatranで修正をしなくてもすむようにデータを渡したいと思っています。
皆さんはどんな設定で受け渡しをしているのか教えていただけませんか?
# 2001年6月20日 # ピンクのムカデ #
以前、IDEASの要素分割に愛想をつかしてPATRANを要素分割ツールとして購入したときは、IDEASのモデルをパートとしてIGESに変換するだけで特に問題なく受け渡しを行っていました。最近のIDEASの要素分割機能が向上してきて、PATRANは埃を被っています。
ただ、IDEASのポスト処理でNASTRANの結果が変わってしまう現象に直面しており、PATRANの再登場を考えています。
# 2001年6月20日 # よはん #
ソリッドモデルで言うと特に六面体要素です。
I-deasで作成するより六面体要素に関しては遥かに優れてると思います。
シェルだったら、大差はありませんが。
あとは単にSimulationのライセンスが無くメッシュを作成できないと いう問題もあります。
# 2001年6月25日 # チャーリー #
こんにちは、Patran IDEASに関して多いに疑問が湧いたので久方ぶりに、2年ぶりぐらいに存分にPatran Ideasを触ってみました。
IDEASのIGESは、すこぶる世間の評判がいいはずなのですがSufaceでのトリム処理の仕方で大分欠落するようですね。
いままで知りませんでした。(笑)
# 2001年7月6日 # burning #
私はたまたまI-DEASとPATRANの両方が使える環境なので、私の感想を少し述べます。
「PATRANがいいところ」
(1)PATRANは、ABAQUSに限らず対応しているソルバー用のテンプレートを切り替えることで、そのソルバー専用の設定が容易にできる。例えば、要素ファミリーの設定(低減、非適合など)、荷重、拘束など、名称も含めてそのソルバー向けにメニューから変わる。
(2)PATRAN上からジョブを実行できる。当然、そのマシン上でソルバーが動くことが条件です。
(3)出力の設定をI-DEASよりも細かく設定できること。でも、これはエディタで書いたほうが速いかも。
(4)各種非線形の設定がI-DEASよりも強力。これは、今は亡き(?) MSC.ABAQUSの名残ですね。
「PATRANのよくないところ」
(1)Post処理の設定がI-DEASに比べ面倒。また、通常のPostとInsight の違い分けがよく分からない。というーか、Insight が使いにくい。
(2)PATRANで設定したGROUPが全部落ちてしまう。Inputファイルが冗長になって大変です。(どこかに選択できるところありましたか?)
「I-DEASがいいところ」
(1)I-DEAS上で作ったGROUPの内、任意のものをELSETやNSETに落とせること。これは大変便利で、接触させたい要素のGROUPや*MODEL CHANGEで消したい要素集合を設定したり、何かに使いたい節点のGROUPを設定
したりして、必要なものだけを選択できるのです。
(2)グラフィックスがPATRANよりもきれい。表示のオプションが豊富。
Visualiser で一通りのPost表示ができる。
「I-DEASのよくないところ」
(1)ソルバーの選択はエクスポートするときに選択するため、ソルバー専用の設定がPATRANよりも弱い。
(2)変換できる要素ファミリーは、一種類の要素で一個だけ。例えば、四辺形シェル要素でS4RとS4RFは混在できません。複数使いたいと きはエディタで変更。(といっても、こんなこと滅多にないですけどね。)
(3)接触の設定、PATRANよりも弱い。
という感じです。
I-DEASとPATRANで同じ問題(解析モデル)を変換すると、とても同じ答えが得られるとは思えないほど記述が異なります。(^^ゞ
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<Nastran>
# 2001年4月27日 # よし☆彡 #
> Nさんの良いところはどんな所ですか.
なんと言っても、ディファクトスタンダードって事でしょう。ソルバーの選択についての文句はまず、言われないですからね。
あと、デストーションに強い事、バルクがわかり易いなどもあるかも知れませんね!
自作ソルバーで評価した場合、評価の結果だけでなくそのソルバーが正しいと言う証明から始めないと公共機関や大きな会社では受け取って貰えませんからね~
もちろん正しいことの証明として、NASTRANと比較するソルバーも幾つかありますよ。
(理論値との比較の方が多いとは思いますが、、)
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<I-DeasとHyperMesh>
# 2001年4月26日 # oas #
どのバージョンかにも依るとは思いますが、I-DEASもMS7からメッシャーは強くなりましたよ。
一応、Altair社のHyperMeshのTetraMesher(のはず)なのでそこそこには早いです。
ポストもVisualizerが加わり決して表示が遅いわけではなくなりました。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<3DCAD組み込み型簡易CAE>
# 2001年2月27日 # shimizuf #
> 最近のCAEシステムは設計者に簡単に使用してもらうために
> 以前の解析ソフトと比べてブラックボックスになっている
> ところが多いと良くききます。
> 私はSolidWorksとCosmosWorks、DesignSpaceといった
> 解析ソフトを使用しているのですが、解析者の方から見ると
> このようなソフトって物足りないんですかね。
全くの私見ですが。。。CosmosWorks、DesignSpace、visualNastran 辺りでしょうか。技術的にも、(細かい違いはありますが)ほぼ同レベルでしょうか。
いくつか、日頃、非常に気に掛かっている点を列挙します。
1)これらのソフト群は、基本的にCADのソリッドモデルを四面体ソリッド要素(ソリッドという用語を厳密に区別する必要がありますが)の自動メッシュ分割が基礎になっているはずです。
四面体ソリッド要素は、どうしてもロッキング現象(硬めの評価となり危険側の解析になりかねない)が回避できません。
中間節点付きで解析していることが、絶対条件です。
(おそらく、ユーザーにはこの辺りも意識させていないはずですが。)
なお、中間節点有りの四面体要素と、六面体要素(中間節点ありなし)にて、薄肉構造物をモデル化した(あえてソリッドモデルとして、アスペクト比の悪いソリッド要素が生成される)場合の解析精度を、シェル要素のモデルと比較した例を昨年秋に、共著で某ソフトのユーザー会で発表しています。
ねじれが、主体となるような荷重条件以外ならば、さほど精度的な低下は無い。というのを、結論にしましたが。。
2)ソフト間の比較に関しては、細かい機能の違いはありますが、本質的には、大本のCOSMOS、ANSYS、Nastranの剛性マトリックス作成ルーチンがベースです。ソリッド要素に関しては、大差ないはずですので。。。また、自動メッシュ分割や、収束解法系のソルバーも、同じ様なものをOEM採用していたりしますので。
もはや、CAD側との相性や好みによる選択という辺りでしょうか。
3)最近、一部の製品ではシェル要素がサポートされているようですが。。シェルに関しては、回転自由度があるので、収束解法ソルバーのメリットが失われる可能性がありますし。。。
この辺り、私も皆さんのご意見をお聞きしたいところです
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<板ロール成形解析に適したソフト>
# 2000年12月8日 # サイモン #
車のサイドドア等の板金物のロール成型の解析について何らかの先例がありますでしょうか?
その際、ソルバはどんなものを使用できるのでしょか?
# 2000年12月9日 # モLD #
LS-DYNA、PAM-STAMP、ABAQUS、MARC他 非線形ソルバーでの解析は、実例がたくさんありますヨ。
直接資料を請求される手はあります。
一般的に、陽解法は解が振動するので、安定性が悪い。
陰解法は安定性がいいともいわれてますが、 実際には使う側の捉え方と、現象の表現次第とも 言われてます。
# 2000年12月11日 # サイモン #
NIKEのような陰解法のソルバでないと、 バックリングの再現は難しそうですね。
何故ならPAMは、徐荷時の挙動が不安定というかイイカゲンで(MATデータが悪いのかもしれませんが) 使用に耐えません。
とりあえず過去のPUCAとDYNAセミナーの資料を調べてみます
MARCは、ロール圧延の実例を何処かで見た記憶があるのですが思い出せません。ただし、成型解析でなくて、圧延での熱との連成解析かなんかだったような気がします。
ABAQUSは、手元にありませんが非常に心引かれます。
本命はDYNAでABAQUSを横目にという線で調べてみます
ありがとう御座いました
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<衝撃解析ソフト>
# 2000年9月13日 # マイ #
衝撃系のソフトを使っている方に聞きたいのですが、
RADIOSS、PAMCRASH、DYTRAN、LS-DYNA等、
それぞれのいいところ、悪いところ、特徴はナンですか?
# 2000年9月14日 # よし☆彡 #
書かれた順番に、良いところを答えましょう。
RADIOSS:バルク性は、節点質量で時間を制御してるので良い。
PAMCRASH:プリポストがかなり良いので、評価にはもってこいです。
DYTRAN:(私は使ったことがありません!)
LS-DYNA:学術的には最高です。用意される材料モデルなどは
群を抜いて豊富です。
これは私の私感なので実際に使われる場合は、対象が違うので必ず簡易評価を自分で行い使用しましょう。この分野で耳にする噂は、実際に使うとかなり違った物になると思いますョ。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<高速メッシャー比較>
# 2000年9月13日 # モLD #
CATIAmesher(CatFEMと呼んでます) vs 専用mesher
昨年であるメーカーの最速WSクラスで比較
HYPERMESH(IDEAS OEM部分のみ)速い、でもいびつになりがち
PATRAN速くてかつきれい
CATIAのもの、タイムまで競ってませんが上記に比べて
遜色ない程度、すこぶる速いとは感じない。
あくまで感触ですが、切るだけでしたらHYPERMESHが一番速いと思います。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<I-DeasとPatran>
# 2000年9月4日 # saito #
IdeasはどちらかというとCADよりになってきていて形状(ジオメトリ)があって,内部を要素に分割していく方法(この場合は4面体要素)で,
PATRANは昔ながらの要素を積み上げて形状を作っていくというのが主流の使い方ではないでしょうか?
”周りの人”のIdeasの使い方がどうなのかわかりませんが,上のような使い方でテ゛ータ作成時間を比較されたら太刀打ちできないでしょう。
”3次元CADなどで作成された外部データをIGESフォーマットで読み込み6面体要素でFEMモデルを作成する。”というように使い方を限定して,やっと両者ほぼ互角になり,あとはユーザのスキル次第になると思います。
(私のPATRANに関する知識は数年前のものなので最新の機能ではどうかわかりませんが)
# 2000年9月4日 # ハッピー #
私もsaitoさんと同意見です。
IDEASはハイエンド3次元CADの一つですから、Geometry作成機能はPatranの比ではないでしょう。
私のところでは、やはりハイエンド3次元CADであるProEngineerでGeometryを作って、それをPatranに取り込むことが多いです。もちろんPatranでゼロからGeometryを作ることもありますが、複雑な形状になるとやはりしんどい。でも、腕のある人はPatranを見事に操ってますから、努力でカバーできる面も少なくないと思います。
PCLでカスタマイズするとか、シェアウェアを使いこなすとか。
# 2000年9月5日 # モLD #
ちょっと旗色が違うコメントになってしまいましたが私の場合は、ジオメトリが出来ているものをPatranでimport処理し曲面の切り貼り処理することが、多いです。
しかし、Patranだけでは、複雑な曲面は時間に追われれば追われるほどつらいものがあります。
ただ、Patranのいいところは、構造解析に関して有限要素解析をまっとうできる非常にいいプリポストであることです。
Patranを使いこなせれば、他のプリポストでも確実な解析をできる近道と信じてます。
johannさんの上司の方が、この要素技術に関してステップUPを期待しているところではないかとも思っているのですが全く違ったものなのでしょうか?
>PATRANを使用している人でどれくらいの
>トレーニングを必要としたのか
>どうやってPATRANを克服したのか
講習会やセミナーは是非とも必要と思います。
私は、特にトレーニングはしてませんが、極普通のCADのつもりで適当に使えるようになりました。
ユーザーズ会などでは、曲面作成の改善は大分打ち上げられていますので(私もですが)、もしかすると、講習会で裏技など教えてくれるかもしれません。
修得は、やはり自分次第と思います。
最終的な実際の解析MESH出来上がりを予想しながら作るためには納期に追われないで、自分なりの試行錯誤する時間は、最低でも1,2ヶ月は必要と思います。
# 2000年9月5日 # ピンクのムカデ #
私は、自分でモデルを作るときはI-DEASを使い、設計者がI-DEASで作った3次元データを使う時に、簡単に要素分割ができなかったときは、IGESでPATRANに取り込んで要素分割しています。本当ですか?と言われるかもしれませんが私どもの対象部品では、かなりの実績が確認できたので要素分割ツールとしてかつNASTRANデータ作成の効率化をも考えてPATRANを導入しました。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<I-DEAS、HyperMesh、Femap>
# 2000年6月9日 # よし☆彡 #
I-DEASって、最近はトータルで使って初めて効果が出るのでは無いでしょうか、、
FEMAPは大規模の読み込みが遅いのが気になりますが、これは私の使ってる端末が遅いのかな? 以前、要素数が1000(?)ぐらいしか扱えないけどって言うデモ版がネットで公開されてましたが、、、、探したら見つかるかもしれませんネ。
HYPERMESHって大規模をやる人がよく使ってますよね~ 使ってる人の話を聞くと機能が少ないと聞くのですが、やはり組み合わせるとかなりのことが出来るのでしょうか?
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<HyperMeshとFemap>
# 2000年6月8日 # ぴよ #
>HYPERMESHはある程度熟成されたソフトと理解して良いのでしょうか
byYFさん
まだまだ注文したい部分は有りますけどね。
パラメータをカードイメージで入力出来るのはいいのだけれど,全て出来る訳では無く中途半端です。
ABAQUSやDYNAでは,節点集合や要素集合を作って,それらの集合名に対して境界条件や負荷条件を与えられますが,これらがみんな展開されてしまって,入力データが大きくなります。
メッシュの陰線表示はいつでも出来るようになりましたが,サーフェイスの陰線表示は一部のメニューでしか出来ません。CADで作成した複雑な形状は何だか分かりません。
サーフェイスのエッジや面といったフィーチャーに対して拘束や荷重が定義出来ません。
いろいろなソルバーに対応していますが,データをコンバートするには,人間がカードを割り当ててやらなければいけません。(翻訳はしてくれないということです。)
でも,それらと引き換えに高速化出来ているとしたら,それでもいいと思ってます。
コストパフォーマンスではFEMAPの方が勝っているように思えてなりません。
でも,結局メッシャーがしっかりしてなければ何ともならないので,やはり評価版で試してみる必要はあると思います。
HYPERMESHとFEMAP,どっちが6面体要素を作成するのに向いているか,私はとっても興味が有ります。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<AbaqusとMarc>
# 2000年4月10日 # car #
非線形構造解析を実行するのに、AbaqusとMarcという2つのプログラムがあります。これらの違いを、ご存知の方がいらっしゃいましたら、詳細に教えて頂けないでしょうか?
ちなみに、実行予定のモデルは、以下の様なモデルです。
・要素数:30000 節点数:30000 直方体1次要素
・GAP要素(約2000)但し、面接触を考慮可能であれば必要なし
・RIGID要素(約2000)
・温度分布は定常状態での温度分布をI-DEASにて予測
・ヤング率は温度依存(室温~1000℃)、塑性域までのデータ
・温度分布を入力条件として熱応力解析を実行して、発生応力または歪みにて、結果を評価予定。
どちらのプログラムが本解析に適しているのでしょうか?
# 2000年4月10日 # モLD #
Qの解析は、I-DEASだけでも、十分に満足できる解析ができそうに思えます。
また、Abaqus、Marcどちらも汎用FEMですのでどちらも、Qに対する解析は十分に評価できるのではないでしょうか。
ただ、2つのソルバーを改することなく、1つのソルバーで連成したほうがいいのではなど感じました。
# 2000年4月11日 # ハッピー #
AbaqusとMarcに機能面で大きな差違はありません。
モLDさんも書かれていますが、本問題の場合、どちらを使ってもよろしいんじゃないですか?
これから導入されるんでしたら、お値段はまるで違います。殿様商売Abaqusは群を抜いてお高いですから。
当然、どちらが高機能かというと、やはりAbaqusということになりますが...
#うちではAbaqusなら15万節点くらい、Marcはその半分の7万節点くらいが常用上限です。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<NastranとAbaqusの違い>
# 1999年11月20日 # ゴルフGLI #
そこで、社内にはNASTRAN、ABAQASという解析ソフトがあるのですが、この
二つのプログラムの相違点がいまひとつわかりません。
ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示願いたいのですが・・
# 1999年11月21日 # ハッピー #
名前の由来なんて、使う上ではどうでもいいんですが....
Nastran:前にも書きましたが、Nasa が作ったSTRucture_ANalysis_program
Marc:Dr.MARCal(マサール)が作った非線型・非定常ソルバー
Abaqus:元MARC社エンジニアのDr.Hibbitt、Karlsson、SorensenがスピンアウトしてHKS社を興して作った非線型・非定常ソルバー。名前はAbacus(そろばんの意)をもじったもの。
#言うまでもありませんが、Marc,Abaqusも線形・定常解析機能は十分なものを持ってます。ただし、大規模解析での効率・速度の点でNastranに数歩譲るかなぁと。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<P法の違い>
# 1999年10月27日 # でんきやさん #
ところで、P法については何分不勉強なもので今一つ理解していないのですが、
例えば、ANSYSで使われているP法とMECHANICAで使われているP法では何かその手法に違うものがあると聞きました。この違いについてどなたかご存知ないでししょうか。
# 1999年11月2日 # ハッピー #
私がサイバネットさんに聞いた限りでは、ANSYSのP法の理論は基本的にはMechanicaと同じ(階層型)とのことでしたが。Mechanica同様、線形解析のみだそうです。
或いは、リメッシュの考え方(次数の上げかた)が違うのかな。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<非線形解析ソフト>
# 1998年11月25日 # nakahara #
I-DEASで応力解析をしています。線形静解析です。
樹脂部品では、線形でもある程度合ってきているのですが、アルミや鉄だと破壊強度の予測に限界があります。
そこで、非線形の解析ソフトを検討したいのですが、この分野では、何というソフトが1番なのでしょうか?
できれば下記の条件に当てはまるものを教えてください。
・I-DEASの有限要素モデルが生かせるもの
・座屈、接触解析が行えるもの
# 1998年11月26日 # H.T. #
非線形解析ソフトで
>>・I-DEASの有限要素モデルが生かせるもの
>>・座屈、接触解析が行えるもの
となると、次のものが考えられます。()内は、国内のベンダーです。
ABAQUS(日本ヒビット・カールソン・アンド・ソレンセン,略してHKS)
ANSYS(サイバネット)
MARC(日本マーク)
ADINA(電通国際情報サービス、メモレックス・テレックスなど)
ABAQUSとANSYSは、I-DEAS側でトランスレーターを持っています。
MARC、ADINAは開発元がトランスレーターを開発しているようです。
I-DEASでトランスレーターを持っていないと、I-DEASのバージョンアップの際に困ることになります。後者の場合はトランスレーターのバージョンアップがどうなっているか代理店に確認した方がいいでしょう。
また、欧米ではABAQUSがトップブランドだと聞いています。ただ、国内では、営業の力(?)で、MARCも結構売れてると聞いたことがあります。
プラットフォームで価格もかなり変ります。さらに、これらのベンダーにベンチマークテストをお願いして、技術サポートの質を確認するというのも大切です(非線形の場合は特に...)。ただし、場合によってはベンチマークテストを受けてくれないときもあるようですので、そのときにはベンチマークをあきらめるしかないかな?
# 1998年12月3日 # Y.S. #
非線型解析ソフトウェアで動的なものであれば、LS-DYNAやPAM-CRASHが使えます。
解析の現象時間が短ければ、動きの中での解析が出来ますので有効と思われます。
これらもI-DEASデータInterfaceを持っていますので問題ないと思います。
# 1998年12月14日 # RYO #
現在、非線形ソルバーMARCについて検討しておりますのでコメントしております。
高価な製品なのでいろいろ試すことができないのですが非線形で充実したソルバーは
ABAQUS
MARC
ADINA
のようです。もしそんなことはないとかありましたら教えてください。
もちろん、解析する内容でも導入するソルバーは異なるかと思いますが国内でのサポート体制やコストパフォーマンスなど考えるとMARCやADINAが妥当かと考えます。
静解析、動解析、周波数応答、熱応力など各種連成解析も含めるとほとんど差はないと私は思います。所有の3D設計ツールの連携や、解析結果の出力並びにその他解析ソルバーとの共通I/F等で選択するのがいいのではないかと考えてます。もちろんCAT、CAM等も含めてです。
解析するにもMESHING作業迄にほとんど労力を費やしますし私も、これだけ豊富なツールが散在するなかで、何がいいのか迷ってます。
調べてみると各ソルバー以外と欠点もありますし、欠点を補おうとすると馬鹿に高価なトランザーだらけになってしまいます。
いろいろ薀蓄ある方もいるでしょうから、この際メーカーさんも含めて教えていただければと思います。
(編集担当:Happy 2001/12/17)
<非線形解析ソフト>
# 1997年12月4日 # 大山 #
さて、現在主に、線形解析をしておりますが、今度非線形のモジュールの導入を検討してます。
私も、話しには聞きますが、非線形解析をやった事が無いので、どうやれば良いのか検討しています。
1.I-DEASの非線形モジュールって、使えますか?
2.ADINAの方が良いのでしょうか?
3.非線形って、線形の条件の他に何を入力すれば良いのでしょうか?
4.解析時間ってどれくらい違うのですか?
5.マシンとしては、EWSの廉価版(SUN ULTRA30)くらいで出来るのでしょうか?
# 1997年12月15日 # 池野 #
非線形解析の話題が出ていましたのでちょっと話に参加させてください。
まず、非線形解析ができる構造解析ソフトは数多くありますが、代表的なところで
ADINA
ABAQUS
ANSYS
MARC
が上げられます。最近これらのソフトはWindowsNTなどで使えるようになりつつあります。I-DEASの非線形解析は機能的にはこれらに及びませんが、ちょっとした解析には使えるのでは無いでしょうか(使ったことが無いので明言はできません)。
(編集担当:Happy 2001/12/17)