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<スロッシングに関するDYNAの解析事例>
# No.4204 # 2002年12月11日 # ぶんぶん #
こんにちは。初投稿です。
スロッシング盛上がってたみたいですね。
> 皆さんいろいろ情報ありがとうございました。
>
> なにぶんCAE初心者なので 今回教えてもらった言葉すら
> ちんぷんかんぷんでしたが、それらを調べながら
> いろいろ状況がわかってきました。
> (「わかった」といっても「大変そうだ」ということですが・・・。)
> もう少し 理解度を深めて再チャレンジします。
>
> ピンポイントの知識しかない為 このようにいろいろな角度から
> コメントがもらえると 知らない事を調べるきっかけになりました。
> ありがとうございました。
>
> またわからないことがあったら また来ます。ではでは!!
LS-DYNAの解析事例を見つけました。
http://www.fqs.fujitsu.com/cae/image/slothing2.gif
DYNAはALEとかSPHとか、いくつか方法があるみたいです・・・
難しそうですね~
(編集担当:ピピ 2003/11/23)
< 冷間鍛造の型の解析 >
# No.3992 # 2002年11月13日 # 秀 www.ataisu-osaka.co.jp/ #
初めまして
約一年前から冷間鍛造の型の解析をしています。
今悩んでいるのが、解析をしてそれを実際に使って打ったブランクの形状と
解析のブランクの形状が違うことがよくあります。
当然解析は予測に過ぎないので当たり前なのですが、
その解析結果をどのように評価し、さらにどうしていけば
実際に近づかせることが出来ますか?
みなさんはどのように解析を活用しているのか
教えください。
# No.3993 # 2002年11月13日 # チャーリー #
出すぎと思いつつ、もうすぐ息切れしますので
うるさいと思っている方は、一両日お待ちください。(笑)
HP見せてもらいました。LS-Dynaで行っているのですね。
> 約一年前から冷間鍛造の型の解析をしています。
> 今悩んでいるのが、解析をしてそれを実際に使って打ったブランクの形状と
> 解析のブランクの形状が違うことがよくあります。
by秀さん
陽解法特有の時間積分が不適切だったりということがすぐ頭に思い浮かぶのですが
そういえば、鍛造解析といえば、EzForgeさんは、どう思います?
振ってすみません。
# No.4011 # 2002年11月18日 # 秀 www.ataisu-osaka.co.jp/#
返事有難うごさいます。
> 陽解法特有の時間積分が不適切だったりということがすぐ頭に思い浮かぶのですが
時間積分をどのようにすればいいのですか?
あと、摩擦や材料データの精度はどうしたらいいでしょう?
# No.4012 # 2002年11月18日 # チャーリー #
>> 陽解法特有の時間積分が不適切だったりということがすぐ頭に思い浮かぶのですが
>時間積分をどのようにすればいいのですか?
>あと、摩擦や材料データの精度はどうしたらいいでしょう?
すみませんが、わかりません。(笑)
結果データが現物とどのように食い違うのか?
また、鍛造成型する際の御社のノウハウなんかを、
計算機にパラメータとして入れていけばいいのではと感じます。
URLの解析ページを見ていたのですが
とんでもないぐらいレベルが高いように感じますですので、
あとは、対象分割モデルで行っているようですが
つじつまが合わない場合がありませんか?円周方向のしわ周期が、
偶数、奇数個とか?
でも専門家もたくさんおられますので、回答に期待しましょう。
# No.4016 # 2002年11月19日 # のえる members.tripod.co.jp/~my_tears/ #
> 時間積分をどのようにすればいいのですか?
> あと、摩擦や材料データの精度はどうしたらいいでしょう?
LS-DYNA は、じつは見たこともなけりゃ、さわったこともない
(噂でも聞いたこと無い)ので、良く知らない(^-^のですけど、
陽解法は、解析の時間分割を必要十分(経験の世界)にしないと、
予期しない方向へ材料流動が発生したりしますよね?
摩擦や材料データの精度は、どれほど問題があるのかをある程度の
データをみてみるべきでしょう。材料データ自体は、入力値が、
どのように補完されるのか(例えば、塑性ひずみ1.0付近までの
データしか無い場合に、2.0での変形抵抗はどうなるのかなど)
について、調べてみられては、いかがでしょうか。
MSC.Marcでは、線形補完を使用すると、最後の2点の直線の傾き
を保って補完しちゃいますので(あってるかな?)、最後の2点
のデータをそれなりの傾きにして、おく必要があるとおもいます。
(最後の2点の傾きに、異常値があると最悪)
摩擦係数は、その値もさることながら、計算手法(クーロンか
剪断摩擦か)にもよると思いますが、これも経験則で決めている
と思います。ただ、摩擦が極端に計算に寄与する場合(例えば、
後方押し出しなど)では、パンチやダイの逃がしを確実にモデル化
しておく必要がありますよね(ま、荷重が思いっきり高くでるので
常識ですけど)。極端に異常な値を使わない限り、摩擦の方は、
あまり意識しないでもいいかもしれません。
ただし、もう一つ摩擦の注意点があって、御社のHPの
フランジナット成形&金型応力解析を見させていただきましたが、
あれは、最後に金型が下がってますか?そのように見えます。
そのような場合で、垂直応力が非常に高い場合、クーロン摩擦が極端に
強く働きすぎてしまい、素材の流動が妨げられ、変形が実物と異なる
原因になった覚えもあります。
参考にならないかもしれませんけど。
# No.4017 # 2002年11月19日 # よし☆彡 #
>当然解析は予測に過ぎないので当たり前なのですが、
>その解析結果をどのように評価し、さらにどうしていけば
>実際に近づかせることが出来ますか?
結論からいえば予測が足りないからということだと思います.実際の結果に近づけるためには,次の想像が必要となります.
1.未予測のものを入れ込む
2.現在予測しているもの中をチューニングする(仮定してるもの)
1.についてはこの掲示板やCAE実用大事典を用いて,自分の知らないことを探されてはどうでしょう?かなり議論されてます.その中で不明なことがあれば掲示板で聞けばよいと思います. 2.については用いてる設計変数(メッシュの分割サイズ,摩擦係数,モデラーの性格(笑))などを実験計画法の直行表などを用いてパラメータを振った計算をします.その結果を分析すると影響する感度と計算結果を実験に合わせ込むためのパラメータをチューニングの因子がわかります.
このことから,精度良い解析が出来る可能性があります.
# No.4024 # 2002年11月21日 # 秀 www.ataisu-osaka.co.jp/ #
チャーリーさん、のえるさん、よし☆彡さん
貴重な意見ありがとうございましたm(_ _)m
みなさんの意見をもとにがんばってみます。
これからも宜しくお願いします。
(編集担当:T学生 2002/12/13)
< 初期衝撃について >
# No.3861 # 2002年10月29日 # のぶ #
今日はI-deasについてうかがいたいのですが.
振動問題で普通に関数を与える場合と,初期衝撃を設定した場合とのちがいは,何でしょうか?
いまいち初期衝撃の定義がわかりません.
誰か,教えてくださいよろしくお願いします
# No.3863 # 2002年10月29日 # チャーリー #
>振動問題で普通に関数を与える場合と,初期衝撃を設定した場合とのちがいは
よくわからないので、参考にならないかもしれませんが
構造物の、振動のテストを思い浮かべてください。
加振機で ?Hz ?G とかで行う場合
ハンマリングで、コツンと一発行う場合
この現象の構造物の応答を数値計算させる場合、
1.一定時間内の周期性として応答を表す。(周波数応答、スペクトル応答)
2.細かい時間軸の刻みで、応答を表現する。(過渡応答、時刻歴応答)
などの違いと思います。
ここでは、外力を周期性として入れてあげるか、
そうでないかの違いと考えてます。
Id***はその前に、固有値解析をしないといけないのかな?
# No.3869 # 2002年10月30日 # imada #
わりこみですみません。imadaと申します。
最初、この質問の意味がわからなかったのですが、チャーリーさんの書き込みを
見て少しわかったような気になりました。
チャーリーさんの解釈が正しいとすると、入力(パルス波)に対する応答を
時間軸で見るのか周波数軸で見るのかの違いだと思いますが、のぶさんの
質問の意図はそれでよろしいのでしょうか?
「初期衝撃」を与える時の解析の種類は何になってます?
多分「時刻歴応答解析」とか「過渡応答解析(Transient)」に
なっているとおもいますが・・・。
# No.3870 # 2002年10月30日 # のぶ #
imada さん,チャリーさん,回答ありがとうございます.
少し説明不足な点が,ありまして,ごめんなさい
過渡解析を行なっているんですが,初期衝撃とゆう項目を設定しなくても普通に入力関数を与えて過度解析できます.
この初期衝撃をあたえないで入力関数だけで,過度解析をおこなった場合と与えない場合の違いを知りたいです.
# No.3871 # 2002年10月30日 # imada #
なるほど、そうなるとI-DEASユーザーの方に教えていただく方がよさそうですが、
言葉から解釈すると、入力する所定の時間軸波形にたいして「初期衝撃」という
のは周波数帯域の広いパルス入力を重ね合わせるような形となり、高次のモード
も励起させるような目的かなあという気がします。
勝手な推測です。すみません。
ご存知の方はフォロー願います。
# No.3872 # 2002年10月30日 # 金色ウサギ #
初期衝撃は、インパクト時間や外部オブジェクトの質量、速度などを定義することに
よって、衝撃力(時刻歴関数)を与える機能です。
応答計算のロジックとかは変わらないはずです。(特別なことはしていない)
定義のしかたの違いと考えて良いと思います。
# No.3875 # 2002年10月30日 # imada #
> 初期衝撃は、インパクト時間や外部オブジェクトの質量、速度などを定義することに
> よって、衝撃力(時刻歴関数)を与える機能です。
> 応答計算のロジックとかは変わらないはずです。(特別なことはしていない)
> 定義のしかたの違いと考えて良いと思います。
by 金色ウサギ さん
なるほど、入力波形を自動的に計算してくれるのですね。
扱う問題によっては便利そうですね。
非ユーザーながら勉強になります。
ソフトによっていろいろな機能がありますね。
# No.3890 # 2002年10月31日# ぷかぷか#
メディアは、手元にあるものの MS9 を、まだインストール
してないので「初期衝撃」の機能は知らないのですが・・・
> 初期衝撃は、インパクト時間や外部オブジェクトの質量、
> 速度などを定義することによって、衝撃力(時刻歴関数)
> を与える機能です。
>
> 応答計算のロジックとかは変わらないはずです。
落下によって生じるような擬似ハーフサイン波でも定義する
機能なのでしょうか?
従来の「モード合成法による振動応答(過渡応答)計算」で
落下衝撃の挙動を見積もろうとするのでしょうか?
(それとも直接積分のルーチンが追加された?)
以前、テーブル落下試験を再現したシミュレーションを
DYNA で行ってみましたが、実験とよく一致しました。
その一方で、(テーブル上で観測されたハーフサインの
波形を入力とした)I-DEAS の過渡応答計算は全然違う
結果になりました。
I-DEAS で落下や衝撃の計算ができるとなると・・・、
衝突部位の節点に入力を定義できたとしても、落下(接地
または衝突)時に各節点(要素)で発生している慣性力は
どうやって見積もるのでしょうか?(これを考慮しないと、
単なる振動応答解析になってしまうだけで、落下の計算を
したことにはならないはずですが・・・。)
(編集担当:T学生 2002/12/13)
< 絞りの解析 >
# No.3826 # 2002年10月25日 # ぐち #
プレスの絞りの解析ソフトは何が良いでしょうか?LS-DYNAがいいという
噂を聞きましたが、他にも何かあったら教えてください。
絞りの際に出来るシワや破れの予測とブランク寸法の把握が目的です。
# No.3849 # 2002年10月27日 # ハッピー #
??stampなんかも使えるかも。CAE実用大事典「加工解析」は参照されました?
http://bbs.nc-net.or.jp/dictionary/cae/
(編集担当:T学生 2002/12/13)
< 衝撃解析教えてください >
# No.3784 # 2002年10月23日 # とく #
はじめまして、とくといいます。
私は、最近I-DEASで衝撃の解析をはじめたのですが、うまくいきません。
簡単な例なんですが。
材質;スチール製 形状;丸棒
端面を拘束 もう1つの端面から分布荷重をかけて、固有値解析
↓
過度解析で、スケーリングして、入力関数を作り応答解析をしています。
(関数としては、分布荷重だけでなく、DOFでのも試してみました。)
一様解析は行われますが。しかし、スチールでの応力の伝播速度は、5100m/s何です。その速度で反射波が帰ってきません
どなたか、ご存じのかた教えてくださいよろしくお願いします。
# No.3790 # 2002年10月23日 # ぷかぷか #
便乗で質問させてください。(すいません)
> 私は、最近I-DEASで衝撃の解析をはじめたのですが、
最近は I-DEAS の機能を検証してないので
不勉強で申し訳ないのですが…(まだ MS8
を使ってるんで)
I-DEAS で非線形の Dynamics ソルバーって
ありましたっけ?
> 端面から分布荷重をかけて、固有値解析
物体力以外に、初期応力を考慮したモード解析って
できるようになったのですか?
張力の作用する板のモード解析もできるのでしょうか?
(非線形解析が可能!?)
> 過度解析で、スケーリングして、入力関数を作り応答解析をしています。
I-DEAS って、直接積分の解法を持ってませんよね?
いったん、モードに分解して、モード合成法で
伝達関数を作っているはずですが・・・。
(計算自由度を落とすために、高次の項を無視している)
これを使って過渡応答の計算をしているということ
でしょうか?
こうやって組み上げたモデルでは、各モードは
(定常状態を仮定しているから)瞬時に(とい
うか同時に)励起されるので、縦波である応力
波の伝播は再現できないんじゃないでしょうか?
分子(原子)間の動きを考慮するような高次の
モードまでモデル化するのなら別ですけど・・・
随分前に、電通が「 I-DEAS を使った落下シミ
ュレーション」とかいう事例を紹介してましたが、
あれはハーフサインの入力に対しての振動応答を
計算しただけで、落下時に発生する構造側の慣性
力を考慮してないので間違っている気がします。
(単なる振動応答解析であって、落下衝撃の解析
にはなってない。)
確かに、振動も衝撃も、同じ運動方程式を解きま
すが、対象としている現象の領域が異なるので
それぞれに応じたアプローチ(とツール)を選定
すべきではないでしょうか?
比較的ゆっくりした周期の長い現象を陽解法で解く
必要も無いし、非線形項の影響(接触・大変形・材
料非線形)が無い問題は振動に置き換えてもいい気
がするし・・・
# No.3792 # 2002年10月23日 # 金色ウサギ #
> 一応解析は行われますが。しかし、スチールでの応力の伝播速度は
>5100m/sなんです。その速度で反射波が帰ってきません
by とくさん
I-DEASでの衝撃解析というのは、過渡応答解析で時刻歴の力関数等で加振したときの
応力の応答を評価するということになりますが、これは振動解析に基づいた手法で、
擬似的な衝撃解析です。
しかし、この手法では応力波の伝播は考慮されないようです。
インターネットで探してみたら、これに関することがまとめられているHPがありました。
http://www.terrabyte.co.jp/gatten/article_dyna.htm
ただし、アクセスに時間がかかり画像データがほとんど見れませんでした。(^^;
# No.3793 # 2002年10月23日 # 金色ウサギ #
> I-DEAS で非線形の Dynamics ソルバーってありましたっけ?
ないはずです。線形の動解析ですね。
> 端面から分布荷重をかけて、固有値解析
>
> 物体力以外に、初期応力を考慮したモード解析って
> できるようになったのですか?
> 張力の作用する板のモード解析もできるのでしょうか?
> (非線形解析が可能!?)
応力硬化(板構造にテンションをかけると見かけの剛性が上がる現象)のことであれば
できます。結構前からできるようになったはずです。I-DEAS8でもできますよ。
解析オプションにスイッチがあります。
# No.3794 # 2002年10月23日 # チャーリー #
> > I-DEAS で非線形の Dynamics ソルバーってありましたっけ?
>
> ないはずです。線形の動解析ですね。
私も教えて下さい。IDEASは暫く前に扱えないぐらい離れてしまったので、
材料線形ですが、減衰考慮の過渡応答機能ってありませんでしたっけ。?
余談です、最近、見ていて気持ちいいです。
カラムが徐々に縮小されて
きているような (笑)
# No.3795 # 2002年10月23日 # 金色ウサギ #
あります。
固有値解析で求めた各モードに減衰比を与えて過渡応答解析します。
# No.3798 # 2002年10月23日 # チャーリー #
>> IDEASは暫く前に扱えないぐらい離れてしまったので、
>> 材料線形ですが、減衰考慮の過渡応答機能ってありませんでしたっけ。?
>
> あります。
> 固有値解析で求めた各モードに減衰比を与えて過渡応答解析します。
log見逃してました。時間積分の直接法ではないということで、了解しました。
便乗ですが、
>>部品の固有値を高次まで求め分析するのは、時間的に厳しく製品出荷にはとても間に合いません。
>> 「実際はみなさんどのようにされていますか?」
>> 「本音をお聞かせ下さい」というのが本来聞きたい部分です。
>試作品があれば、ハンマリングで すぐ(10分程度で)確認できる
>ので、加振実験で確認することが多いです。
減衰は人口粘性と諦めて、、
私のところも、物があればハンマリングはすぐやってしまいます。(笑)
でも慣れたところは、経験で入力してるところも多いと思いますよ。
# No.3813 # 2002年10月24日 # 金色ウサギ #
> やはり,I-deasでは無理なんでしょうか?それとも何か原因があるんでしょか?
>
I-deasでは無理だと思います。振動解析による擬似的な衝撃解析ですから。
応力波の伝播はミクロな現象ですが、過渡応答解析で求められるのは、構造の振動
特性に基づくマクロな応答です。
3792で書いたHPはご覧になられました?
衝撃応力について、振動解析と衝撃解析の考え方から解説しています。
# No.3815 # 2002年10月24日 # よし☆彡 #
-------------------------------------------------------
いままで応答ダイナミクスで使っていたんですが,正規モードダイナミクスにし
そこの解析オプションの応力硬化を使ってみたのです.がやはり1次元次元方程
式を満たすような応力波できませんでした.振動になってしまいました.
やはり,I-deasでは無理なんでしょうか?それとも何か原因があるんでしょか?
-----------------------------------------byとくさん
直接積分法もモーダル法も基本的に線形応答を求める手法としては原則として一緒です.しかし,モーダル法は次の改善を行う必要があります.
1.パルスが表せるようメッシュを限りなく細かくする(さらに,計算量の観点から梁はなるべく短い方が良いと思います)
2.モードの抽出を限りなく自由度数に近づける(計算するまでもなく抽出されるモードの高次付近が必要となることから,出来れば質点,バネ系に置き換えた方が良いと思います)
おわかりだと思いますが,通常はこのような固有値解析を使う過度解析(モーダル法)ではきわめて難しいということです.ですから,みなさん出来ないと言われてるのではないかと思います.
解析を行う目的が違うとは思いますが,大変そうですね!
直接積分をやられていたようですが,直接積分も実は計算しにくいのではないでしょうか?
本当は拡散問題のような,密度の移送項が扱える要素があれば良いんですがねえ.
# No.3825 # 2002年10月25日 # とく #
金色ウサギ さん,よし☆彡 さん ご回答ありがとうございました.
自分の勉強不足を実感しました.
今度は,もう一度ANSYSを使って解析をしてみます.
(うち先生はこっちは,うまく解析できたといっていました)
ANSYSは,I-deasに比較して,CAD機能がないのでモデル作りが不便なのと,メッシュをきっていく段階で要素数が
少ないのが難点です.
# No.3938 # 2002年11月7日 # とく #
以前,こちらの掲示板で,I-deasを使って物質に伝わる応力波(波動)
についてを皆さんに相談しました.
しかし,重ね合わせ法をつかった.I-desaでは,応力波といった,ミクロ的な
領域は,測定できず構造的な振動解析になってしまうと,アドバイスを皆さんから受けました.
そのことを私の先生(僕は院生です)に報告したら,「そんなことない,ANSYSでできたんだ.君が,理解してなくて使い方がおかしいだけだ」
といわれました.先生は,もちろん使い方を熟知していませんけどね.
僕は,皆さんに頂いた言葉をもまとめて,
モーダル法(重ね合わせ法)では、モードに分解し合成して伝達関数を作るため計算自由度を落とします.そのため高次の功を無視することとなり,結果として各モードは定常状態となるのではないでしょうか?
といったんですが,私もそれ以上のことは,わからず,取り合ってもらえません.
金色うさぎさんに,教えていただいたHPも参考になりましたが,どうした重ねあわせ法だと,衝撃波を考慮できないんだと言われます.
今日もそのことで怒られました.(.. )”~うぅぅ…
どなたか,先生を納得できるような,文献やホームページご存じないでしょうか?
また,どのような方法で勉強したら重ねあわせ法では,応力波が測定できないと理解できるのでしょうか?教えてください.
# No.3940 # 2002年11月7日 # ハッピー #
> モーダル法(重ね合わせ法)では、モードに分解し合成して伝達関数を作るため計算自由度を落とします.
> そのため高次の功を無視することとなり,結果として各モードは定常状態となるのではないでしょうか?
byとくさん
皆さんが書かれたことと重なりますが....
モード重ね合わせ法は、当然、定常解でなく過渡応答解を求めるものですヨ。
物体の変形状態を、基本となる固有モードの線形和で近似的に表現するわけです。
固有モード毎に過渡応答解を求めて、それらを単純に足し合わせて全体の挙動を求めます。
この固有モードは、自由度の数だけあって、例えば1000節点ソリッド要素であれば
3×1000=3000自由度で、3000モードとなるわけですが、この固有モードのなかで
支配的な固有振動が低い方の数10モードだけ取り上げて、それらの挙動の和で近似。
従って、何次までのモードを使うかによって、近似精度=解は変わりますが、
高次のモードは「全体挙動」に対して影響が小さいので割愛するわけです。
「全体挙動」を効率的に解くのがモード合成法。
問題の応力波は、ここで無視されてしまう高次モードの領域になるので
変形の分解能のレベルから外れて再現できないということでしょう。
極端な話、モード合成法でも全ての固有モードを使えば、応力波も再現できる
と言えるのかな? でも計算時間は莫大になってモード合成法のメリット無し。
よし☆彡さんが、
>No.3815 Re: 3804 衝撃解析
>1.パルスが表せるようメッシュを限りなく細かくする(さらに,計算量の観点から
> 梁はなるべく短い方が良いと思います)
>2.モードの抽出を限りなく自由度数に近づける(計算するまでもなく抽出される
> モードの高次付近が必要となることから,
> 出来れば質点,バネ系に置き換えた方が良いと思います)
書かれたように、バネ質点で1次元問題にすると計算量を抑えることができそう。
ただ、何らかの非線形性がある場合は、モード合成法は根本的に無理かな?
落下問題でしたら、接触問題=非線形ですからペケ。
昔、簡単なビークルダイナミクスをモード合成法で解いた特、
車が跳ねるので、前後タイヤの接地状況(拘束条件)に応じたモード群を予め
求めておいて、シミュレーションの過程で、接地状況を判定して自動切り替え
ながら解いてましたが、I-deasにはそういう機能はあるのでしょうか?
# No.3941 # 2002年11月7日 # 金色ウサギ #
「できないでしょう」と書き込んでしまった者として責任を感じています。。。
バネマスモデルではなく、ビームモデルで試してみました。
I-deasでは応力を評価するためにはシェルかソリッドでないといけないようなので、
変位の挙動で応力伝播の様子を推定することにしてみました。
すなわち、衝撃力をかけた節点とそこから離れた節点とでは、変位が生じる時間が
ずれ、それらの節点間距離と時間差とから応力伝播速度が求まると考えました。
100要素のビームモデルで100モード求めておき、モード加速度法を使って、力の
加振関数の解像度を1e-6secくらいに細かくして変位の応答関数を計算すると、
応力伝播速度は5.1e3m/secくらいになるような結果が得られました。
# No.3943 # 2002年11月7日 # ぷかぷか #
> 極端な話、モード合成法でも全ての固有モードを使えば、応力波も再現できる
> と言えるのかな? でも計算時間は莫大になってモード合成法のメリット無し。
> by ハッピーさん
たぶん、これにつきるでしょうね。
弾性波の伝播を表現できるだけのメッシュサイズで、
なおかつ縦波のモードを表現できる自由度のモード
を含めば出てくると思うのですが、膨大な計算にな
るし、全ての自由度を含んだ過渡応答計算をするな
ら、モードに分解する意味は無い・・・というか、
固有値解析する際の誤差で高次の項の精度ははボロ
ボロになるんじゃないでしょうか?
ANSYSやNASTRAN、ABAQUS、MARC
などで、直接積分(ニューマークベータ法など)で
計算するのが無難だと思います。これらには、モード合
成法も、直接積分法もありますので、当然今回のような
解析には直接積分法で対応します。
残念ながら I-DEAS には、モードの重ね合わせ法しか
用意されていないので「実用的ではない」ということ
でしょうか・・・
もともと、FEMの固有値解析で数百モードも精度良く
計算できるとは考えにくいので・・・
(自動車モデルのように詳細なメッシュを切っても、
数百Hz程度しか合わないし)
# No.3945 # 2002年11月8日 # ハッピー #
> 固有値解析する際の誤差で高次の項の精度ははボロ
> ボロになるんじゃないでしょうか?
by ぷかぷかさん
結局、理屈の上では解けるけれど実用的(計算時間、精度)には怪しい、
と言うことですね。
>つまり,直感的それに気づけばほかの方法を考えることもできますが,
>気づかなければそれを信じておしまいということです.
by よし☆彡さん
なんだか、みんなそれぞれ勉強になったような...
有り難うございました→とくさん。
# No.3950 # 2002年11月8日 # 金色ウサギ #
私もそう思うのですが、ダメもとで100要素のビームモデルで100モード計算して
(100次まで精度良く求まるなんて思っていませんし、100という数字に何の根拠
もないのですが)、モード加速度法(求めていない高次モードの剛性を考慮できる
そうです)で、過渡応答を計算してみました。
そうすると、加振点の97mm先の変位応答の時間遅れが1.9e-5secという結果が
出ました。これから速度を求めると、97e-3÷1.9e-5=5.1e3m/sec。。。
この結果って信じて良いものなのでしょうか?何か怪しくありません?
急いでやったので、固有値解析の結果精度の検証もしていないのですが。
まずは、固有値解析の結果精度を確認してみようと思います。
# No.3964 # 2002年11月9日 # とく #
皆さん,本当にありがとう,ございました.
アドバイス大変たすかりました.
こんあに真剣に考えていただけるなんて,うれしいかぎりです.
さて,早速自分でも,100要素のビームを用いて100個のモードを抽出してみました.
結果は,炭素鋼の応力波の伝播速度に近い値を算出できました.
材質も銅へと変えて行ないましたが,銅の伝播速度 3770m/sに近い値がでました.
ビーム要素でも解析ができるとうれしいものです.
また,自分なりに検討してみたいです.
(編集担当:T学生 2002/12/13)
< もろもろサイト >
# No.3729 # 2002年10月19日 # ハッピー #
非線形CAE勉強会で紹介頂いた役立ち(かも)サイトを列挙しておきましょう。
気が向いたらどうぞ
http://www.ncac.gwu.edu 米国交通安全局公開のCAEモデル(286000節点!)
http://feainformation.com/m-pdf/960key1.pdf(Dynaユーザーマニュアル
http://feainformation.com/m-pdf/960key2.pdf (Dynaユーザーマニュアル
http://feainformation.com/m-pdf/theory.pdf (理論マニュアル
http://www.ulsab-avc.org/OverviewReportPage.php (超軽量車開発CAEモデル
http://mech-server.mech.kyoto-u.ac.jp/lab/ksys/index.htm (小寺先生研究室
http://www.cs.berkeley.edu/~jrs/mesh/ (CGにメッシュ技術が進出
http://www.geomagic.com/products/wrap/ (Reverse Engineeringにも
http://www.cosmosm.com/accustress2.htm (Hexa vs Tetra 精度比較
http://www.pointwise.com/prod/gg.htm (最近のCFDメッシュ
http://www.numeca.be/hexpress_home.html (最近のCFDメッシュ
http://www.centaursoft.com/ (最近のCFDメッシュ
http://www.truegrid.com/para.html (最近の構造メッシュ
http://www.lasso.de/ (板金メッシュ ANSA
メッシュ研究先端サイト
http://www-users.informatik.rwth-aachen.de/%7Eroberts/meshgeneration.html
http://www.andrew.cmu.edu/user/sowen/mesh.html
http://www-2.cs.cmu.edu/~ph/mesh.html
(編集担当:T学生 2002/12/13)
< ANSYS? >
# No.3703 # 2002年10月16日 # C++ #
ANSYSの流体・構造連成機能に
流体メッシュと構造メッシュが一致しない場合も
対応できるようになったって、
理屈は出来ると分かってても便利ですね~これは!
http://www.cybernet.co.jp/news/no103/ansys.pdf
# No.3705 # 2002年10月16日 # チャーリー #
> ANSYSの流体・構造連成機能に
> 流体メッシュと構造メッシュが一致しない場合も対応できるようになったって、
> 理屈は出来ると分かってても便利ですね~これは!
ansysの最大の利点は、連成機能ですね。私もすばらしいと思います。
とはいっても、使ったことはないですが、LS-DYNAもかなりいいと思いますよ。
OEMとはいえ、陽解法が主導権を握らないのはどうしてなんでしょうか?
# No.3712 # 2002年10月17日 # ハッピー #
> ansysの最大の利点は、連成機能ですね。私もすばらしいと思います。
> とはいっても、使ったことはないですが、LS-DYNAもかなりいいと思いますよ。
> OEMとはいえ、陽解法が主導権を握らないのはどうしてなんでしょうか?
by チャーリーさん
非線形CAE勉強会でも当然「陽vs陰」解法のレクチャーがあり
静的大変形座屈問題に関するDynaとAbaqusのベンチマークテスト結果が
紹介されました。
結果、陽解法でも解の振動は激しいものの最終的に得られる変形は、
陰解法と大差ない結果が得られてました。
(by超CAEエキスパート。素人だと陰解法同士でも結構差が生じたりします)
ただ、当然の事ながら陽解法では、マスを与えた上で「速度」制御で
変形させるため、速度によって答えが変わってしまう。
現実もそうだ!と言えばそうなんでしょうが、準静的な問題を陽解法で
解く時には、計算時間を短縮するために物性値や速度をいじって
計算時間を短くしたりする場合もあるので問題によってはノウハウが必要?
それと、先生が強調されてましたが、シェル要素だけでも何種類もあって
問題によって、どう使い分けるのか?もノウハウになりそう。
#また陰陽論議が始まるかも...
(編集担当:T学生 2002/12/13)
< 熱間鍛造のシュミレーション >
# No.3609 # 2002年9月15日 # 山下 #
はじめまして、熱間鍛造の加工シュミレータを探しています。
現在は日立造船のMSC.SuperForgeを考えていますが、他にもあるんでしょうか
# No.3611 # 2002年9月15日 # ハッピー #
> はじめまして、熱間鍛造の加工シュミレータを探しています。
> 現在は日立造船のMSC.SuperForgeを考えていますが、他にもあるんでしょうか
by 山下さん
先日、オイラー、ラグランジュの話題がありましたが、SuperForgeはオイラー系
http://www.hzs.co.jp/products/tanzou/superforge/
で、鍛造ソフトの中では比較的新しい方?
住友重機さんのソフトをベースに3D化したんでしたっけ? うろ覚えで怪しいです。
ラグランジュ系は、DynaやNikeやELFINやForgeなどなど他多数。
あとMARCやABAQUS、ANSYSなども手を挙げてきそう。
CAE実用大事典
http://bbs.nc-net.or.jp/dictionary/cae/
も見てみましょう。
#たまたま見つけた下記リンク集は、五目飯みたいで何か面白そうです。
http://www.optworks.co.jp/links/
# No.3613 # 2002年9月17日 # のえるmembers.tripod.co.jp/~my_tears/#
熱間鍛造ということで、巨大で、バリなど多量に出るようなものだと、
ラグランジェでは、少し厳しい気がします。
でも、私はSuperForgeは担当したことないのですが、担当している
人の話では、どうもむずかしそう。
荷重など、2パターン(面圧法と、内部エネルギー法だったかな?)
ほどあるらしく、それぞれで2倍ほどの違う値が出ているそうです。
どちらの方法で計算するかがミソだそう。必要なのはSuperForge
での経験かな?
荷重あたりは、やっぱり、ラグランジェの方がいいのですかね?
私は、MSC.SuperForm(旧MSC.AutoForge)を担当していたりするのですけど、
32ビットパソコンでは、8万要素(Hex8)がほぼ実用上の限界かなと、
感じています。ので、バリが多量に出るようであれば、厳しいですね。
むろん、Tetraでは、もっと多量の要素も扱えますが、Tetraのオート
メッシャーはまだ怪しいので辞めた方がいいかもです。
オートリゾーニングしなきゃ、べつにいいんでしょうけど、
鍛造じゃ厳しいですよね。もっとも、オートリゾーニングしないのなら、
MARCの方がいいですよね。
ちなみに、SuperFormは、もともとMARCの流れを汲んでいますので、
簡単なユーザーサブルーチンも使えるので、(むろん複雑な者はMARCになりますが)
それなりの自由度もあるけど、SuperForgeは、難しいことは出来ない
というのが、簡単な説明を聞いた感想です。担当している者の話では、
入力ファイルのパラメータの説明資料不足が大変と言ってました。
あくまでも、SuperForm使用者としての感想なので、間違っているかも
しれませんけど、ご参考まで。
*自分の使っているソフトがやっぱりかわいいので、すこしえこひいきかも
しれません。間違いは、私の勉強のためにもご指摘をくださいね(^-^。
それにしても、SuperForgeとSuperFormは、もっと区別しやすい名前を
付ければいいとおもうのに。
(編集担当:T学生 2002/12/13)
< 鍛造 >
# No.3332 # 2002年7月15日 # たた #
鍛造用CAEってどの製品がいいのでしょうか?
# No.3334 # 2002年7月15日 # チャーリー #
> 鍛造用CAEってどの製品がいいのでしょうか?
あまり参考にならないかもしれませんが、
forgeとネーミングついたずばりのものあります。
探してみて下さいね。
他には、非線形陽解法あたりが扱いやすいと聞いてます。
(LS-DYNA RADIOSS MSC-DYTRAN)あたりでしょうか
本掲示板でも、好意のフリーで紹介されていたり。
学生さんが、開発されていたり、本掲示板はみなさんすごい。(笑)
Adventureにも、その系のツールがあったと思います。
(編集担当:T学生 2002/12/13)
< 歪速度依存性データの入手について >
# No.3189 # 2002年6月6日 # グリーンチャンネル #
はじめて参加させて頂きます。
現在Ls-dynaで衝撃解析に取組もうとしていますが、勉強不足のため何がなんだか良く分かっておらず足踏みしております。
まず手始めに歪速度依存性の材料データを入手したいのですが、その測定方法や測定業者を知りません。
どなたか教えて頂けないでしょうか。
測定対象としては樹脂材料で歪速度10程度(引張速度600mm/s)までを考えております。(樹脂なので成形条件によってばらつくのは覚悟しています)
また、得られたデータを真応力、真歪にする方法(くびれちゃったりしたらどうなるの?)も合わせてご指導下さい。
すみませんが皆さん、この勉強不足な私に愛の手を差し伸べてください。
# No.3190 # 2002年6月6日 # よし☆彡 #
材料メーカが既に持たれてるので,それを入手する方が
良いと思います.
最近は無料で提供しないとこが増えたそうですけど,,,,
また試験をされる場合は,蛇の道は蛇と言うことで近くの
受託試験会社に聞かれるのが近道だと思います.テスト形状は
試験機の性能と要求試験速度に合わせて作るので,先に試験機の
情報を入手することが先ですかね.
頑張ってください.
(編集担当:T学生 2002/12/08)
< 円盤の書き方/dyna >
# 2001年12月21日# トウシロウ#
現在,dynaマスターに向け頑張っています.
が,穴あき円盤の書き方・メッシュの切り方が分かりません.
一応generate/arc/about a centerで円を作成しcopy linesで
円を平行移動,コピーした後combine linesで2円を結合させこれを
iso-parametric,2line meshでメッシュ作成しました.
しかしこれではメッシュは正しく切れていません.
教えて下さい.
ところでdynaの例題はバンパーの衝突問題一つしか見たことがないのですが
他にも存在するのでしょうか?
あれば参考にしたいので教えて下さい.
# 2001年12月21日# saito#
一般的な話しかできませんが
>しかしこれではメッシュは正しく切れていません.
何を持って正しくないと判断されているのでしょうか?
記述の中ではメッシュサイス゛の指定がされていないようですが
dynaにその機能はないのでしょうか?
円盤ものなら直接接点,要素を生成したほうが綺麗に
できるように思いますが。
(編集担当:T学生 2002/03/28)
< 洗浄状態の解析の件 >
# 2001年11月23日# シュウ#
> 昨日の関西CAE懇話会で、DYNAによるSPH法を使ったノズルからの噴出
> シミュレーションがちらっと紹介されていました。かなり近いのではないかと思いました。
>
> 少し古い記事ですが
> >日本機械学会第77期流体工学部門講演会
> >http://www.mech.tottori-u.ac.jp/fluid77/prog1.html
> >503 SPH法による液滴の挙動のシミュレーション
> > ○廣田篤志 (東北大),福田 祐,大西慶治 (本田技研)
> ホンダの方ですから、ひょっとして燃料噴射かも知れませんね
>
> RADIOSSのページを見ると、こちらは今開発中のようですね。
> >http://www.mecalog.co.jp/Products/ale_fcont.html
> >SPH(SMOOTH PARTICLES HYDRODYNAMICS)で、一種のメッシュレス法です(開発中)
>
> →シュウさん、ご参考まで。
ハッピーさん、わざわざありがとうございました。
今後の参考にさせていただきます。
ところで洗浄の件ですが、確認した結果、SCRYUでは2層流解析はできないということで
製品を液層につけた状態で洗浄圧をかけたときの製品表面にかかる圧力、流速を現在の洗浄工程
と改善後の工程で比較することにしました。
STAR-CDという流体解析ソフトならば工夫すれば2層流解析は可能という話でしたが
精度が保証できないとのことでやめることにしました。
(編集担当:T学生 2002/03/28)
< 陰解法と陽解 >
# 2001年6月26日 # りかぴん #
pam-crash、ls-dyna、dytranなどの衝突などの陽解法のFEMコードについてなんですが、これら陽解法のFEMコードで陰的にとくべき準静的な問題を解いた経験ありませんか?と言いますのは,なかなか、陽解法のFEMコードで準静的な問題を解いても計算結果が、試験結果とあわずにこまっている人がいるのです。私は,もともと、衝突などの短い現象にむいてる陽解法のFEMコードで陰的な問題を解くこと自体無理があるのではと思っているのですが。勿論,陰的な問題を解くためには、パラメータの設定(マススケール法やdampingのパラメータ設定)などありますが、所詮、陰的な問題は、陰解法のコード(ABAQUSなど)と思っています.
# 2001年6月26日 # よし☆彡 #
>pam-crash、ls-dyna、dytranなどの衝突などの陽解法の
>FEMコードについてなんですが、これら陽解法のFEMコードで
>陰的にとくべき準静的な問題を解いた経験ありませんか?
陰解法と陽解法の違いでなく、静的と動的の違いなのではないかな~
# 2001年6月27日 # shimizufhttp://www.internetclub.ne.jp/ #
ご指摘の陽解法系FEMソルバーでの準静的解法の件ですが、おそらく動的緩和(DynamicRelaxation)法のことを言われているのかと、推察します。この手法は、別に陽解法の専売特許ではなく、MARCでも早い時期からサポートされていたはずです。(Dytranの前身のPICESにも入っていました。こちらは差分法ですが。)要は、時刻歴解析において、人工的な減衰項を付加することにより、静的に荷重が課された状態と同等の解析結果を得る手法です。(これを静解析の結果と解釈することが可能な場合が多々ある。) DYNA3D以来の陽解法ソルバーでは、本ちゃんの動解析(衝撃解析)に入る前に、自重などによる初期応力(ひずみ)状態を得ることを目的に用意されている機能なのですが、この機能だけを用いて静解析に相当する解析結果を得るために使用することがあります。上記の減衰項の値が、適切であれば、構造物の最低次固有周期の2~3周期程度の解析時間で、見事に静解析に該当する結果が得られるはずです。で、DYNA3DおよびLS-DYNAの場合ですが、実装上わかりにくいのが、上記の減衰項を直接入力する仕様にはなっておらず、各時刻ステップで速度に掛けられる係数の形になっていることです。デフォルトは0.5%づつ、速度を減衰させていく、という設定です。容易に推察できるように、この係数は、構造物の固有周期(臨界減衰値で良いでしょう)と解析の時間刻み(陽解法ではクーラン条件の制約有り)から、決定されるべき値になります。(LS-DYNAの場合はPDF添付されている英文理論マニュアルに記載されています。)この背景を知らずに、デフォルトのままで解析したりすると、過減衰になっていて無応力の結果となったり、減衰項が小さすぎて収束しなかったりという状態になってしまうことになります。(実際には、上記の速度減少係数に収束トレランスの設定値が絡んできます。)固有周期の予想が付かないような場合は、速度減少係数を振りながら、かなりのケースを比較して、納得のいく変形・応力が得られるまでトライするという、泥縄状態になりかねませんが。。以下は、ポリシーの問題も絡みますが。。・強い材料非線形性を伴うような問題にまで、適用するには困難があるかと 存じます。・陽解法ソルバーの強みである、面接触の絡む問題に適用するのも、 おもしろい手法かと存じます。
(編集担当:T学生 2001/12/17)
< LS-DYNAの陰解ソルバーについて >
# 2001年6月1日 # Ysan #
LS-DYNAと言えば、陽解法で衝突・衝撃の解析ですが、陰解ソルバーもあり、静的な解析もできるような事を見聞きしたような気がしますが、その機能・精度はどのようなものなのでしょうか?たとえばNASTRAN以上または以下とか、また、静的な材料非線形とかも可能なのでしょうか?ご存知な方がいらっしゃれば、教えてください。
# 2001年6月1日 # いhそy #
陰解法ソルハ゛ー=静的 ではありません。
陰解法でも、陽解法でも一緒ですが、静的みたいな事が出来ると言うことでしょう。
(編集担当:T学生 2001/12/17)
< DYNA >
# 2001年2月21日 # よし☆彡 #
>LS-DYNA販売元に聞いたら、何とかできるような話でしたので
>少し研究してみます。byこうたさん
LS-DYNAが出来るのは知ってました。元々アメリカの税金で作成されたソフトですから、アメリカ人ならソースコードを入手できると聞いたことがあります。本当では無いと思ってますが。 自動車分野ではアメリカでよく使われてます。またそれ以外の分野では人気が高く、特に研究分野でよく使われてます。構造熱錬成、流体構造錬成などいろんな事が出来るのですが、私に言わせると最近入った陰解法は使い物にならない、、(聞かなかったことにして下さい。)私、営業になった方がいいのかしらん♪(笑)
# 2001年2月22日 # w82 #
>私に言わせると最近入った陰解法は使い物にならない、、
>(聞かなかったことにして下さい。)
申し訳ありません。聞かなかった事にできませんでした。(^^;
えーと、LS-DYNAの陰解法はゆくゆくは、JOH-NIKE3Dに取って代わるものだと聞いています。現在JOH-NIKE3Dを使っている身としましては非常に気になる発言です。もし宜しければもう少し詳しい話を御聞かせ願えないでしょうか?
# 2001年2月22日 # shimizuf #
LS-DYNAに新規追加された陰解法機能が使い物にならないという、ご指摘。私も大変気に掛かります。確かに、V950の追加では、塑性加工解析でのスプリングバッグの過程の陰解法での解析を、陽解法から自動もしくは簡便な手順で、実現することが、主目的で、本来NIKE3Dの持っている機能のごく一部しかサポートされていませんが。。。使い物にならないの中身ですが。。。・解析精度、あるいは要素そのものという観点で使えない、というご指摘なのか・現状のサポート範囲が余りに狭く、陰解法単独での使用に耐えうる 状態では無い、というご指摘なのか。是非、ご教示いただければと存じます。(後者は、将来バージョンで、サポート範囲:要素種類や物性モデル:が、広がれば何とか使えるのでしょうか? という含みです。)
# 2001年2月22日 # よし☆彡 #
もちろん、解析には当然のごとく仮定の上での計算と言うことになります。ですから、完璧なソフトという物は存在しません。そのなかで、対象物にいかにマッチするかということが(価格も含め)、使い物になる、ならないと言う基準になりますの。あくまで私のケースと言うことです。 実は去年かな?同じアッセンフ゛リー製品の解析をABAXXとLS-DYNAとANSXXで比較解析したところ、答えが違ってました。この事をきっかけに、単純なモデルで幾つか検討したのです。 ということで、私がDYNAの陰解法の気になったことを少し書いてみますね! ただし、非線形の陰解析ですから、着目は歪みが30%を越える程度の終局に着目してます。
1.ロバスト性はどうですか?
2.要素が大きく塑性するときのシェルの板厚,あるいは、梁の断面変形の有限歪みって考慮されてます?
3.梁の積分点って断面形状に合わせて入れられますか?
4.有限接触は適用されているようですが、イテレーションが安定しないように思える。(がくがくする)
5.特殊要素(カップリング、等式)のモーメントのサポートが少ないのでは?
マニュアルが英語で、すこし勘違いしてるところもあるかもしれませんね~。知ってたら教えて下さい。また、Belyschko-Tsayの仮定とかも調べようと思いつつそのままですので、DYNAに詳しく、知ってたら教えて下さい。メールを戴いて少し話をしてみると、お互い勉強になって良いかもしれませんね~!よろしく!(笑)
# 2001年2月23日 # shimizuf #
> ということで、私がDYNAの陰解法の気になったことを少し書いてみますね!
> ただし、非線形の陰解析ですから、着目は歪みが30%を越える程度の終局に着目してます。
> >1.ロバスト性はどうですか?
確かに、そろばん、と比較すると、誠に厳しい。
私の周りの 解析専業のスタッフは、「非線形」と聞いただけで、まずそろばんで、計算しますから。。
>2.要素が大きく塑性するときのシェルの板厚、
> あるいは、梁の断面変形の有限歪みって考慮されてます?
シェル(薄肉)の板厚変化に関しては、先の投稿にも記述したように 塑性加工後のスプリングバックに使用するのが、主目的ですので、 考慮されないとすると、うたい文句に沿いませんね。梁要素に関しては、 陽解法部分もそうですが、かなり簡略化された定式化(ソリッド要素を 縮約したような)になっているはずですので。。。(最近追加されている 完全積分系の要素タイプに関しては、あまり存じ上げておりませんが。) 正確でないかもしれませんので、時間が空いたときに調べてみます。
>3.梁の積分点って断面形状に合わせて入れられますか?
陽解法の側には、この機能がありますが、それが陰解法でも 有効かどうかは、恐縮です、私も存じ上げていません。
>4.有限接触は適用されているようですが、イテレーションが
> 安定しないように思える。(がくがくする)
これは、やはり、そのような状況では、荷重増分をもう少し小さく とるのが、基本的対処法だと存じます。「そろばん」だと、自動 が、かなり効いてくれるので。。この辺りは、ある意味公開コード から、発展してきたNIKE(あるいはこれを組み込んだLS-DYNAの陰解法) の場合は、厳しいかもしれません。モーメントのカップリングに関しては、陽解法の場合でも、問題がある場合を経験しています。(相当古いバージョンですので、その後直っているかもしれませんが。。)具体的には、どこで破壊するかが特定できない薄板を、各シェル要素毎に独立の節点を用意して置いて、最初はつながった状態で、指定塑性ひずみでばらばらになるようなモデルを作成したのですが、ちゃんと曲げが伝達されるモデルにならず、使用を諦めた想い出があります。
・Belytschko-Tsayのシェル要素に関しては、理論マニュアル (PC版では、PDFファイルで添付されていますが)に記載 が、合ったような記憶があります。少なくとも原論文のリストが ユーザーマニュアルにあったはずです。 とにかく、計算時間の 短縮化を第一義の目的とし、簡略化の多い要素定式化ですので。 私は、何か疑わしい挙動があったら、即、Hughes-Liu型に変更 するようにしています。・ソリッド要素に関しても、低減要素でアワグラスが回避しきれない ような状況に遭遇したら、要素定式化を変更することで、うまく 計算できるばあいもあり、LS-DYNAのこの辺りの機能は重宝しています。 (DYNA3Dだと低減要素がつぶれたら、お手上げ)以上です。
(編集担当:T学生 2001/12/17)
< プレス、板金用CAE >
# 2001年1月21日 # Hal #
CAD/CAM掲示板でプレス、板金用CADを尋ねている者です。それとは部品が異なるのですが、プレス部品の塑性変形をシミュレートするために板金加工部品でCAEの導入を検討しています。Web上で参考文献や参考サイトを検索しているのですがうまく見つからずに困っています。調べたいことは、特に板金ものに関する変形解析に関する基礎知識、応用例です。もちろん、今後販売会社に相談することにはなると思いますが、できるだけ相手の言葉が分るように(本音と営業トーク)に知識を付けたいと思っています。解析ソフトのご推薦もあればよろしくお願いします。
# 2001年1月21日 # ハッピー #
>プレス部品の塑性変形をシミュレートするために板金加工部品でCAEの導入by_Halさん
自分では板成形のシミュレーションはしたことがありませんが、数年前に理化学研究所が中心となって、いくつかの大学・企業が共同で板成形シミュレーション技術開発に取り組みました。そこで開発されたソフトが「ITAS」として売られていたと思います。「板(ITA)のシ(S)ミュレーション」でITASですから覚えやすいhttp://www.riken.go.jp/eng/Yoran/MSE/p81A.htmlhttp://www.unisys.co.jp/tec_info/tr50/5010.htm
難しいのは材料のモデル化、素材と金型の間の摩擦、リメッシュなどなどでしょうか
# 2001年1月22日 # よし☆彡 #
ハッピーさんの言われた<難しいところ>が、もっとも製品に影響し情報が少なく、自分で測定するには費用がかかると言う事でしょうね~ 言い換えれば、すぐに効果が出ないから早いうちから導入しセンスを磨きましょうということでしょう。
# 2001年1月24日 # もも #
ももです.たまにROMさせていただいています. >解析ソフトのご推薦非線形構造解析が出来るソフトウェアでしたら解析精度や計算時間などの差はありますが,市販されているものであれば可能です.ITAS以外には,例えば,以下のようなものがあります.陰解法であれば,ABAQUS,ADINA,ANSYS,MSC/MARC,etc.陽解法であれば,ABAQUS,LS-DYNA,PAM-STAMP,etc.ご参考まで.
# 2001年1月24日 # モLD #
プレス、板金にかかわらず思い切って陽解法からはじめてなんでもかんでも陽で解くことにこだわるのもいいように思います。調べている途中ですが、以下が式が豊富なようです。LS-DYNA、PAM-CRASH、STAMP、RADIOUS、(ABAQUS)
# 2001年1月25日 # ちまき #
陽解法と陰解法,理屈は知ってますが実際の解析での決定的な違いは何でしょう?陽解法でないと解けない問題ってのがあるのでしょうか.何となく,陽解法の方がいいに決まってるジャン的な世の中の雰囲気で聞くのも恥ずかしいのですが...動的な問題はあまり扱った事がないのでスミマセン詳しい方教えて下さい.
# 2001年1月26日 # モLD #
>実際の解析での決定的な違いは何でしょう?
ハッピーさん紹介の、ITAS解説URLの最後のほうに載ってます。
>陽解法でないと解けない問題ってのがあるのでしょうか.
私だけかもしれませんが、衝撃の応答は、どうしても陰では難しいです。
(編集担当:T学生 2001/12/17)
< ロール成型の解析 >
# 2000年12月8日 # サイモン #
車のサイドドア等の板金物のロール成型の解析について何らかの先例がありますでしょうか?その際、ソルバはどんなものを使用できるのでしょか?どんな情報でもかまいませんので教えてください
# 2000年12月9日 # モLD #
LS-DYNA、PAM-STAMP、ABAQUS、MARC他非線形ソルバーでの解析は、実例がたくさんありますヨ。直接資料を請求される手はあります。一般的に、陽解法は解が振動するので、安定性が悪い。陰解法は安定性がいいともいわれてますが、実際には使う側の捉え方と、現象の表現次第とも言われてます。
# 2000年12月11日 # サイモン #
>LS-DYNA、PAM-STAMP、ABAQUS、MARC他
>一般的に、陽解法は解が振動するので、安定性が悪い。
>陰解法は安定性がいいともいわれてますが、
DYNAというより、DYNA-FORMになるのでしょうか?あ、中身は同じか...NIKEのような陰解法のソルバでないと、バックリングの再現は難しそうですね。何故ならPAMは、徐荷時の挙動が不安定というかイイカゲンで(MATデータが悪いのかもしれませんが)使用に耐えません。とりあえず過去のPUCAとDYNAセミナーの資料を調べてみます。MARCは、ロール圧延の実例を何処かで見た記憶があるのですが思い出せません。ただし、成型解析でなくて、圧延での熱との連成解析かなんかだったような気がします。ABAQUSは、手元にありませんが非常に心引かれます。本命はDYNAでABAQUSを横目にという線で調べてみます。
(編集担当:T学生 2001/12/17)
< 50万要素ソリッドの非定常温度・弾塑性・クリープ解析 >
# 2000年4月26日 # やせっぽち #
はじめまして!かれこれ、15年解析にかかわっております。古くはSUPERBから始まって、NASTRAN、MARC,ABAQUS、SCRYU、DYNA、。。。PATRAN,I-DEAS、ELFINI,FEMAP。。の道具を使いこなしてきたつもりですが、某研究所から首記のような、難題を突きつけられ困っています。どなたか、わたしならできるよ!という方いらっしゃいますか?DYNAならできそうですが、どうも自身がありません。INCOREでは、まず無理でしょう!あそこなら、できるよ!というところをご存知の方ご一報を!よろしくお願いします!
# 2000年4月27日 # ハッピー #
>古くはSUPERBから始まって、NASTRAN、MARC,ABAQUS、SCRYU、DYNA、。。。
>PATRAN,I-DEAS、ELFINI,FEMAP。。byやせっぽちさん
SUPERBって15年前にもありました?もうちょっと古いような気がしたのですが。ELFINIはELFINのことですか?私は電磁場は自作FEM/BEM/磁気モーメント法の他に市販ソフトではMAGNA、ELF/MAGICとJMAGを使ってました。市販ソフトはそれぞれ個性があって面白いですね。大規模、非線型、非定常問題を如何にして解くか。私も、大規模(50万ではありません)クリープと格闘中で、力ずくではなく、あの手この手のからめ手で何とか解けないかと試行錯誤を繰り返しています。うまくできた暁には報告します。ずう~っと以前によし☆彡さんが非線型問題の縮約を実現したい!と書いておられましたが、その線で私も狙っています。ちなみに、やせっぽちさんの問題はクリープ域は広いのでしょうか?それとも極一部でしょうか?(私が戦っている問題はクリープ域が広いので困ってます)
(編集担当:T学生 2001/12/17)
< ゴルフクラブ設計用解析ソフトとその周辺しりませんか? >
# 1999年11月16日 # ogawachiaki #
当方 ゴルフクラブの開発を行っているメーカーです。慣性モーメントや、金属もしくは複合材料の反発力など解析できるソフト知りませんか?camはpro/E、cadは今まだ検討中のため、予算組みのために調べています。どこかの大手ゴルフクラブメーカーはどんな組み合わせでやっているのかとても知りたいですもし、そのあたり詳しい方いらしたら、教えて下さい。
# 1999年11月16日 # ハッピー #
>ゴルフクラブの慣性モーメントや、金属もしくは複合材料の反発力などby_ogawachiakiさん
5年ほど前になりますが、動解析ソフト「DYNA」で、ゴルフの打撃解析を扱った事はあります。打撃といってもヘッドを固定して、これにボールに初速度を与えて斜め方向からぶつけ、その反発の様子を見るものです。ボールにスピンがかかっている場合や、ヘッドの肉厚を買えた場合の影響を調べたかな。「ゴルフ専用ソフト」があるのかどうか知りませんが、DYNAを始めとする動解析ソフト(PamCrashなんかも)なら基本的には解析できるんじゃないですか?もっとも問題は、ボールのモデル化(構造、物性)や打撃面の摩擦の扱いなどのノウハウ的なところだと思います。それと慣性モーメントでしたら殆どの3次元CAD、それから汎用FEMなら計算機能があると思います。慣性主軸を求めるのに必要な固有値解析のサブルーチンがあれば自作するのもしそれほど手間まではありません。腕に覚えのある方はチャレンジを!#機械学会の講演会でも「スポーツ力学」がちょっと前に結構流行ってましたので、大学の図書館あたりで探してみられては?あっ、たまたま手元にあった1年前の機械学会誌に、「計算力学講演会」の目次がありますが、衝突解析のセッションで「ゴルフクラブのスイングシミュレーション」と題して横浜ゴムの方が発表してます!
(編集担当:T学生 2001/12/17)