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< 型強度解析ソフト >

# No.3854 # 2002年10月28日 # HIRO #
以前に書き込みをさせて頂き大変参考になりました。
今回また新たな疑問点が発生しまた質問させて下さい。

金型のアッセンブリでの型強度の解析(設計者レベルで)
を行いたく、ソフトを探しています。

使用しているCADがPRO/E、CATIA等であればオプションで
対応できるのでしょうが僕が扱っているCADにはそのような
オプションがない為、別で販売されているソフトを探して
ます。一応、COSMOS DesignSTARは試用テストしました。
他にソフトが有れば教えて下さい。

又、いくつか質問が有ります。

1、COSMOS DesignSTARの精度はPro/Mechanica等のCADに一体
  化されているソフトと比べ精度は悪いのでしょうか?
2、CATIAのダッソ-社がCOSMOS社を買収しているとすれば
  CATIAのオプションの強度解析部はCOSMOSのエンジンって
  事なんでしょうか?

以上、宜しくお願いします。


# No.3856 # 2002年10月28日 # ハッピー #
お使いのCADは何でしょう? 


# No.3858 # 2002年10月28日 # HIRO #
トヨタユニット版CADです。


# No.3860 # 2002年10月28日 # ハッピー #
> > お使いのCADは何でしょう?
> トヨタユニット版CADです。
by HIROさん

ケーラムのことでしょうか?
私がCADをお尋ねしたのは、
CADから3DデータをCAEに渡して解析されるものと思い、
CADが分かれば、相性の良いCAEを紹介頂ける可能性ありかも、と思ったから
なんですが、そうではないのかも。
「トヨタユニット版CAD」初耳なんですがIGES、STEP等の中間Formatはサポートしています?

>1、COSMOS DesignSTARの精度はPro/Mechanica等のCADに一体
>  化されているソフトと比べ精度は悪いのでしょうか?
ソフトの精度は、CADに一体化されているかどうか、では左右されません。
Pro/Mechanicaは、以前は、AppliedStructureという、ProEとは別体の
ソフトでした。
これはAdaptiveP法という、解析手法がCOSMOS DesignSTARなどの一般的な
FEMと異なりますので、そういう意味で精度に差異が生じます。

>2、CATIAのダッソ-社がCOSMOS社を買収しているとすれば
>  CATIAのオプションの強度解析部はCOSMOSのエンジンって
ダッソーが買収したのはCOSMOSを開発元、SRAC社ですね。(今年始め)
http://www3.kke.co.jp/cae/sbdmail/vol23.txt
でもCATIAのFEM機能はずっと前からありますね? 
              →いかがでしょう?ピンクのむかでさん

# No.3864 # 2002年10月29日 # HIRO #
> 「トヨタユニット版CAD」初耳なんですがIGES、STEP等の中間Formatはサポートしています?

ハッピーさんすみませんでした。
Caelum2/solidと同じ物と考えて良いと思います。
STEPもIGESもサポートしています。

> これはAdaptiveP法という、解析手法がCOSMOS DesignSTARなどの一般的な
> FEMと異なりますので、そういう意味で精度に差異が生じます。

勉強不足ですみません、PRO/EはP法を使ってるんですか?
Adaptive h法はあまり良いイメージが無いのですが、h法を使ってるとしたら
やはりPRO/Eが一番精度が良のでしょうか?

> でもCATIAのFEM機能はずっと前からありますね? 

V5のアッセンブリの解析って悪すぎませんか?V4の時は良かったような気が
するんですが・・・勘違いかな?。それで買収の時期的にCOSMOSへ変えたから
かなって思ってしまいました。
(ちなみにCATIAは何度か借りて使ってるだけです)

以上です。お願いします。


# No.3868 # 2002年10月29日 # ハッピー #
> 勉強不足ですみません、PRO/EはP法を使ってるんですか?
> Adaptive h法はあまり良いイメージが無いのですが、h法を使ってるとしたら
> やはりPRO/Eが一番精度が良のでしょうか?
by HIROさん

話がごっちゃになってるかも。
ProEは、3DCADです。 このProEに、AppliedStructure改めMechanicaを組み込んで
使えるようにしたのが、Pro/Mechanicaです。よね?
AppliedStructure時代から、AdaptiveP法を売りにしていて、ProEに組み込まれたことで
より使い易くなった、と理解しています。
この掲示板は、Pro/Mechanicaファンの方も多いので、皆さんのコメントに期待しましょう!
私は、AppliedStructure時代から、つまみ食い程度の使い方しかしていませんので。

#Adaptive-h法に良い印象をお持ちでないのは、どういう理由ですか?よければ..
 精度の話は、使い方に依存するところも大きいので、一概にはなかなか言えないかも。

>Caelum2/solidと同じ物と考えて良いと思います。
>STEPもIGESもサポートしています。
ということでしたら、CAEソフトの選択肢はmVarietyに富んでくると思いますね
→例えば実用大事典:http://www.nc-net.or.jp/cadcamcae/


# No.3873 # 2002年10月30日 # HIRO #
> 話がごっちゃになってるかも。
> ProEは、3DCADです。 このProEに、AppliedStructure改めMechanicaを組み込んで
> 使えるようにしたのが、Pro/Mechanicaです。よね?
> AppliedStructure時代から、AdaptiveP法を売りにしていて、ProEに組み込まれたことで
> より使い易くなった、と理解しています。
> この掲示板は、Pro/Mechanicaファンの方も多いので、皆さんのコメントに期待しましょう!
> 私は、AppliedStructure時代から、つまみ食い程度の使い方しかしていませんので。

Pro/MechanicaってのをPRO/Eと書いてしまいましたすみません。
僕も本当はPro/Mechanicaが欲しいのですが、Pro/Mechanica+Pro/Eだと値段が高くて手が
出ません。
このての設計者向けの解析ソフトを比較した場合、精度的にそんなに大差が無いと聞いた事が
有るんですが、ほんとなのかなって疑問に思ってたのですが、AdaptiveP法を売りにている
って事はやはり違うんですね。
その辺をご存知の方がいましたら教えてください。
あと、Pro/Mechanicaも良いけどこんなソフトも良かったって情報が有れば嬉しいです。
実用大事典も拝見させて頂きましたが評価はむずかしそうですね。

> #Adaptive-h法に良い印象をお持ちでないのは、どういう理由ですか?よければ..
>  精度の話は、使い方に依存するところも大きいので、一概にはなかなか言えないかも。

僕の業務の場合、厚板の多工程の塑性解析が多いため、特に曲げの解析などを行った時、
工程が進むにつれ、だんだん精度が悪くなってしまいます。
最近ではマシーンのスピードも速くなっている事から、ブランクメッシュを細かく作って計算
しています。使い方の問題も有ると思います。


# No.3884 # 2002年10月31日 # HIRO #
>誤差は累積するものですから、これは致し方のないこと。
>誤差を含んだ前ステップの結果を基に次ステップを解析するわけですから。
>加えて、リゾーニングなどのモデル修正もあるから尚更です。
>それよりAdaptiveP法は、そのような塑性加工解析には使えませんよ。

そうなんです・・しかし現実は1工程での成形品は無いに等しく、AdaptiveP法
は使えないのと、計算前にだいたいの不具合部を予想して解析を行うのですが
それ以外の部分でタイムステップが落ちて計算が遅くなる事があるので、あまり
使用していません。

>「この手の設計者向けのソフト」は「簡易CAE」として、一時掲示板を
>を賑わしました。大事典をご参照下さい。

大辞典及び過去ログは「簡易解析」で検索し一通り拝見させて頂きました。
比較評価はデモを借りるかして評価しないと解らないのですね。

ハッピーさん、有難うございました。


# No.3889 # 2002年10月31日 # burning #
> > ProEは、3DCADです。 このProEに、AppliedStructure改めMechanicaを組み込んで
> > 使えるようにしたのが、Pro/Mechanicaです。よね?
> > AppliedStructure時代から、AdaptiveP法を売りにしていて、ProEに組み込まれたことで
> > より使い易くなった、と理解しています。
by ハッピーさん


> 僕も本当はPro/Mechanicaが欲しいのですが、Pro/Mechanica+Pro/Eだと値段が高くて手が
> 出ません。
by HIRO さん

Pro/MECHANICAの環境としては、
①Pro/Eの解析モジュールとして動く統合モード(メニューはPro/E)
②Pro/Eと独立して動く独立モード(メニューはMECHANICAオリジナル)
っていうのがあったと思います。
#私のところは独立モード

今はPro/MECHANICAだけでは購入できないのでしょうか?
(編集担当:T学生 2002/12/12)



< CATIA/CAEの良い点、悪い点 >

# No.3495 # 2002年8月21日 # ピンクのムカデ #
設計現場へのCATIAの普及が進む中で、解析機能について検証していました。
特に、CATIAでのFEMがNASTRANで使えるかどうかが視点でした。
良い点
 既成概念 ①I-DEASでFEMを作り、I-DEASのソルバで解析結果が
       得られても、そのFEMデータをNASTRANに持ち込むと、
       要素品質が悪くて解析実行できない場合がある(多い)
      ②CATIAの要素分割は優れていて、I-DEASでFEMが
       作成できない、薄板、多くの面の交錯なども完全にFEMを作る
      ③ということは、CATIAでのFEMはNASTRANでは使えない。
と思って、これでもかと検証したのですが、要は要素作成アルゴリズムが
違うのでしょう。全てNASTRANで解析が行えました。
今後はメッシャーとしてもCATIAを使い込んでいきたいと思います。
   
悪い点
 現時点では構造解析だけですが、一般的な静荷重を与えるのに3つの方法があり
 面圧、面力密度、分布力として与えた場合、最も一般的な分布力の与え方では
 精度が非常に悪くなることを確認しています(バグとして改善要望をしました) 


# No.3504 # 2002年8月23日 # imada #
> 設計現場へのCATIAの普及が進む中で、解析機能について検証していました。
> 特に、CATIAでのFEMがNASTRANで使えるかどうかが視点でした。
by ピンクのムカデ さん

CATIA V4のメッシュ機能でしょうか?
確か、某メーカーの要望により自動メッシュの強化がされてきたという
経緯を以前聞いたことがあります。(その結果かなり複雑な鋳物なども
切れるようになったとかで注目していました・・・)
I-DEASのメッシュがNASTRANで流れないのは2次要素の中間節点の位置が
悪いからではないでしょうか?(多分はずしてますね・・・^^;)
古いバージョンですけれど、I-DEASで切った2次のテトラ要素の結果が
安定しなくて悩んだ経験があります。
そのときはメッシュごとに中間節点の位置が安定せず、その結果結果が
大きく変わってしまいました。

この辺のメッシュ作成機能はV5でも継承されているのでしょうか?
だとしたら期待大ですね。
CATIAもどこかで使ってみたい・・・。
(編集担当:T学生 2002/12/12)



< プリ・ポストソフト >

# 2001年7月3日 # パンターニ #
初めて書きこみをします。いつも掲示板を拝見して皆さんのハイレベルな書きこみをみてFEM業務の参考になっています。そこでご相談なのですが、現在、私の会社でABAQUSの購入を検討しています。ABAQUSユーサ゛が多そうなのですがプリのソフトは何を使っているのでしょうか?カタログだけですといいところしか書かれていないため、あまり参考になりません。そこで皆さんの忌憚のないアドバイスがいただけるとありがたいです。現在検討中のソフトはABAQUS/CAE、I-DEAS,FEMAPです。


# 2001年7月3日 # よし☆彡 #
>カタログだけですといいところしか書かれていないため、
>あまり参考になりません。>現在検討中のソフトはABAQUS/CAE、I-DEAS,FEMAPです。
>byパンターニさん 
ずいぶん価格の違う物を検討されてますね。どのような使い方をするのか書き込めば、アドバイスを受けやすいと思いますよ。 例えば、CAE専門部隊として、3DのCAD形状を受けとって行うとか、対象は多くのアッセンフ゛リーからなり複雑であるとかいつも、同じ対象であるが寸法にバラエティーがあるとか ちなみに私は、新規形状立ち上げはI-DEASを使うことが多いと思います。FEMAPはNASTRANなどのポスト処理のみで使ってます。ABAQUS/CAEは以前のハ゛ーシ゛ョンでバグが多いと聞いたので導入してません。 いずれにしても高機能ソフトなのでプリポストが全てをサポートされてないでしょうから、形状は除いて基本的にはテキストデータでハンドメークするのが本道でしょう。  

# 2001年7月4日 # ハッピー #
> いずれにしても高機能ソフトなのでプリポストが全てを
>サポートされてないでしょうから、形状は除いて基本的
>にはテキストデータでハンドメークするのが本道でしょう  byよし☆彡さん
確かに、ABAQUSの機能というか、価格に見合った使い方をしようとすると、汎用プリポストでは全く力不足でしょうね。逆に言えば、汎用プリポストで作成したデータをそのまま読み込ませて済むような使い方は、非常にもったいない使い方でしょう。その程度の使い方ならABAQUSの優位性は(要素精度は比較して確認しましたし)特になく、いくらでも選択肢はあるわけですから。すると、よし☆彡さんが言われるような「テキストデータをハンドメーク」し易いプリが良いのでは?その点、FEMAPとPATRANの比較で言えば、PATRANの方がBetterと思います。あるSurfaceに圧力を掛ける際、ABAQUSの機能では、Surfaceに面した要素をグループ化し、そのグループに対する境界条件として設定できます(Marcなども同じ)。すると入力データが非常にすっきりしハンドメークし易くなります。PATRANでSurfaceに圧力設定すると、きっちりと要素がグループ化されてデータが生成されて好都合です。一方、FEMAPではグループが展開されて、個々の要素に対するデータとして生成されるので、データが膨大になり中味の確認だけで大変です。(Marcに対しても同じ)この面情報は接触面やら多くの応用が効きますので、この扱い易さの良否は結構大きいです。ABAQUS/CAEは、その当たりは問題ないでしょうが、プリポストの歴史の浅さ=熟成の度合いが気になります。あと、カスタマイズの自由度の大きさの点でもPatranが有利かな。勿論、私が愛用するFEMAPにも良い点は多くありますヨ。

# 2001年7月4日 # パンターニ #
>いずれにしても高機能ソフトなのでプリポストが全てを
>サポートされてないでしょうから、形状は除いて基本的
>にはテキストデータでハンドメークするのが本道でしょう  byよし☆彡さん
>確かに、ABAQUSの機能というか、価格に見合った使い方をしようとすると、汎用プリポスト
>では全く力不足でしょうね。逆に言えば、汎用プリポストで作成したデータをそのまま
>読み込ませて済むような使い方は、非常にもったいない使い方でしょう。その程度の使い方
>ならABAQUSの優位性は(要素精度は比較して確認しましたし)特になく、いくらでも選択肢
>はあるわけですから。
>すると、よし☆彡さんが言われるような「テキストデータをハンドメーク」し易いプリが
>良いのでは?by ハッピーさん
テキストデータをハンドメイドというのは、汎用プリソフトでサポートできてない機能をエディタで編集することをさしているのでしょうか?そういう使い方なら昔NISAⅡというソフトで修正はエディタでやってましたのであまり抵抗はありませんが・・・ プリの使い方は、Parasolidでデータをもらうやり方と、プリで作成する場合とで対応してます。Parasolidの場合、質のいいデータですとすんなりメッシュが切れるのですがサーフェスがかなりいいかげんにつながっていると修正するのにかなり時間がとられ、プリで作成した方がいい場合もあります。そこで操作性の良いプリのソフトはないかな~ということで相談した次第です。ABAQUS/CAEはベンチマークする際、ブーリアン演算ができないことがわかったことと、3DカーネルがASISしか対応してないこと、価格の割にプリが弱そうな感じがしました。IーDEASは隣の部に眠っているこのを使えそうだったら頂戴しようかなと思って候補に上げました。予算的にはABAQUS用トランスレータを追加すればいいかなと思ってます。ハッピーさんの話を聞くとパトランも使いやすそうですね。みなさんハンドメイドで使っているようですのでかなり気を引き締めて使わないといけませんね。

# 2001年7月4日 # チャーリー #
>そこで操作性の良いプリのソフトはないかな~ということで相談した次第です。
>ABAQUS/CAEはベンチマークする際、ブーリアン演算ができないことがわかったことと、
>3DカーネルがASISしか対応してないこと、価格の割にプリが弱そうな感じがしました。
>IーDEASは隣の部に眠っているこのを使えそうだったら頂戴しようかなと思って候補に上げました。
>予算的にはABAQUS用トランスレータを追加すればいいかなと思ってます。
>ハッピーさんの話を聞くとパトランも使いやすそうですね。
>みなさんハンドメイドで使っているようですのでかなり気を引き締めて
>使わないといけませんね。
私も、ABAQUSは間接的(外部に依頼)に使用してますが解析モデルのハンドメークはプリ・ポスト両データを行います。取り引きのある所は、ほとんど、Ideasで事足りているようです。昔から、FEM(Nasなど)を行っていたところは、形状データの生産性からIdeas、勿論パトランもですが導入使い込んでいるところは案外多いと思いのでは。大方理解しているところは、nas-bulkで流通通用しますのでじぶんとこのFEMカーネルを創る意気込みは必要に思います。

# 2001年7月5日 # ハッピー #
>>解析モデルのハンドメークはプリ・ポスト両データを行います。byチャーリーさん
プリはともかく「ポスト」の修正は自作ツールでは?私もプリだけでなく、計算結果に関しても、各ソルバーの結果ファイルを読み込んで、種々の加工を施して(ねつ造ではありませんよ!)ポストプロセッサーに受け渡すというようなことはやっています。プリ、ポスト何れの場合も、読み込み、書き出しルーチンは一度作ると使い回しが効きますから便利ですヨ。
>じぶんとこのFEMカーネルを創る意気込みは必要に思います。
カーネルは作っていませんが、プログラムのデータ構造(配列など)は、ほぼ固定化(というかワンパターン化)しています。このようなツールで読み込むには、前に書いたPatranのグルーピング方式より、FEMAPの全て展開するべたな方式のデータの方が扱い易いです。
>驚きV5への移植の進展を期待しているのですが、ダッソー社の気風なのか
>確実・着実で、まだ熱問題が扱えないのがつらいです。年内にはと待っています。byピンクのムカデさん
前に「ダッソーとMSCが戦略的業務契約を結んだ」というニュースがありましたがひょっとしたらCATIAにMSCのソルバーが組み込まれることになるのでは?

# 2001年7月5日 # よし☆彡 #
>前に「ダッソーとMSCが戦略的業務契約を結んだ」というニュースがありましたが
>ひょっとしたらCATIAにMSCのソルバーが組み込まれることになるのでは?
CATIAは大手製造業が自社製CADから移行するといううわさも聞いてます。私もCATIAを覚えなくてはいけないのかな~。一応形状の確認ぐらいはできるのですが♪ (笑)

# 2001年7月5日 # チャーリー #
>>>解析モデルのハンドメークはプリ・ポスト両データを行います。
>byチャーリーさん >プリはともかく「ポスト」の修正は自作ツールでは?
>私もプリだけでなく、計算結果に関しても、各ソルバーの結果ファイルを読み込んで、
>種々の加工を施して(ねつ造ではありませんよ!)ポストプロセッサーに受け渡すとby ハッピーさん
こんにちは、うちでは、ソルバーが充実してなく、ポストはほとんど自作ですになってしまいます。プリもですが(^^;ハッピーさんのように、ポスト積分点も理解できるよう頑張っているのですがなかなかハードルが高く、私は四苦八苦です。パンターニさんのところにIDEASがあるようなので、一度は、存分に使ってから決めていくのもいいかなとも私からみると、IDEASは非常に優秀なプリポストと感じてます。

>プリ、ポスト何れの場合も、読み込み、書き出し
>ルーチンは一度作ると使い回しが効きますから便利ですヨ。
そう思います。ということは、いいプリポストととの巡り合いは重要ですね。
>>じぶんとこのFEMカーネルを創る意気込みは必要に思います。
>カーネルは作っていませんが、プログラムのデータ構造(配列など)は、ほぼ固定化
>(というかワンパターン化)しています。
なんか、既にカーネルっぽいですね。FEMもスクリプト言語と思っているのですが優秀なソルバーは、きれいでわかりやすいように感じます。
>このようなツールで読み込むには、前に書いたPatranのグルーピング方式より、
>FEMAPの全て展開するべたな方式のデータの方が扱い易いです。
そうですか!ナイスな情報です。
> >>驚きV5への移植の進展を期待しているのですが、byピンクのムカデさん
>ひょっとしたらCATIAにMSCのソルバーが組み込まれることになるのでは?by ハッピーさん
もしかすると、CATIAはCADのデファクトスタンダード?MSCさんも数年前から、CATIAを意識してましたがなんか、時間がかかりそうですね。しかし、本気をだせば、コロコロ変わるのが恐ろしいこの業界ですね。うちでは、v4,v5の継承が難しく数年後になりそう。

# 2001年7月5日 # よし☆彡 #
>うちでは、v4,v5の継承が難しく数年後になりそう。 >byチャーリーさん
CATIAのアーキテクチャーの変更により、どの程度互換性が無くなるかわかりませんが、上位互換性を保つような仕組みや、変換ツールは必要ですよね~

# 2001年7月6日 # burning #
>私からみると、IDEASは非常に優秀なプリポストと感じてます。byチャーリーさん
私はたまたまI-DEASとPATRANの両方が使える環境なので、私の感想を少し述べます。

「PATRANがいいところ」
(1)PATRANは、ABAQUSに限らず対応しているソルバー用のテンプレート を切り替えることで、そのソルバー専用の設定が容易にできる。
例 えば、要素ファミリーの設定(低減、非適合など)、荷重、拘束な ど、名称も含めてそのソルバー向けにメニューから変わる。
(2)PATRAN上からジョブを実行できる。当然、そのマシン上でソルバー が動くことが条件です。
(3)出力の設定をI-DEASよりも細かく設定できること。でも、これは エディタで書いたほうが速いかも。
(4)各種非線形の設定がI-DEASよりも強力。これは、今は亡き(?) MSC.ABAQUSの名残ですね。

「PATRANのよくないところ」
(1)Post処理の設定がI-DEASに比べ面倒。また、通常のPostとInsight の違い分けがよく分からない。というーか、Insightが使いにくい。
(2)PATRANで設定したGROUPが全部落ちてしまう。Inputファイルが冗長 になって大変です。(どこかに選択できるところありましたか?)

「I-DEASがいいところ」
(1)I-DEAS上で作ったGROUPの内、任意のものをELSETやNSETに落とせること。
これは大変便利で、接触させたい要素のGROUPや*MODELCHANGEで消したい要素集合を設定したり、
何かに使いたい節点のGROUPを設定したりして、必要なものだけを選択できるのです。
(2)グラフィックスがPATRANよりもきれい。表示のオプションが豊富。 Visualiserで一通りのPost表示ができる。

「I-DEASのよくないところ」
(1)ソルバーの選択はエクスポートするときに選択するため、ソルバー専用の設定がPATRANよりも弱い。
(2)変換できる要素ファミリーは、一種類の要素で一個だけ。例えば、四辺形シェル要素でS4RとS4RFは混在できません。
複数使いたいときはエディタで変更。(といっても、こんなこと滅多にないですけどね。)
(3)接触の設定、PATRANよりも弱い。という感じです。
I-DEASとPATRANで同じ問題(解析モデル)を変換すると、とても同じ答えが得られるとは思えないほど記述が異なります。
(^^ゞただ、どちらにしても、ABAQUSのインプットファイル(.inp)の文法をよく知らないと使いこなせません。
そのくらいソルバーに密着した形になっているのです。

パンターニさんへ、ということで、まずはABAQUSの文法を覚えることからはじめましょう。
入門セミナーのテキストとか、例題マニュアルに載っているインプットファイルをかたっぱしから解読することをお勧めします。(^_^)
(編集担当:T学生 2001/12/20)



< CATIA_CAEについて >

# 2001年7月4日 # みけ #
以前、CATIA_CAEについて質問させていただいた者です。それ以降、ほとんど動いていなかったのですが、職場に、設計製造ソリューションと、CATIAForumの案内が、他の人間のところに来ていて、それをみているのですが・・・。上記二つのイベントに参加することによって、CATIA_CAE(弊社ではV4)に関する情報等得られるでしょうか。いまいちかなぁという印象はもっていますが。皆様、高度な議論をしている中、一人勘違いな人間(自分)が来てしまっているようでお恥ずかしいのですが、何かアドバイス等御座いましたら、ご教授いただきたく思います。どうぞよろしくお願い致します。


# 2001年7月4日 # ハッピー #
>職場に、設計製造ソリューションと、CATIAForum
>の案内が、他の人間のところに来ていて、それをみているのですが・・・。
>上記二つのイベントに参加することによって、
>CATIA_CAE(弊社ではV4)に関する情報等得られるでしょうか。byみけさん
ソリューション展、今年は丸1日行こうと思っています。CATIAはダッソー村が出来ていて、いろんなベンダーが出展していますから聞き比べると良いと思いますよ。

# 2001年7月4日 # ピンクのムカデ #
CATIA-V5のCAE機能の説明を受けたときにV4ではこんな機能もありますと見せられたときに、I-DEASでは出来ないFEM機能に驚きV5への移植の進展を期待しているのですが、ダッソー社の気風なのか確実・着実で、まだ熱問題が扱えないのがつらいです。年内にはと待っています。以前にモデルの作り方により要素分割が異なり、結果も変わると書き込みましたが少し追記します。I-DEASのフリーメッシュ機能において、最初の要素長に合わせた分割数が頂点に乗り、その分割数に合わせて辺に節点が作成されるが、その時、頂点のパート座標位置とWireFrameのコネクティビティが計算に考慮されるために、同じモデルを作成する場合でも、パート座標系の原点位置が違っていた場合やコネクティビティ(作成手順)が違うと要素分割に違いが生じ全体の要素数も異なり、当然解析結果も異なってくるのです。それがたまたま応力集中個所に違いが出ると・・・ということです。以前は片持ち張りでと書き込みましたが、差は出にくいようです。簡単な検証レポートを作りましたので、必要な方はお知らせください。

# 2001年7月6日 # burning #
>CATIA-V5のCAE機能の説明を受けたときにV4ではこんな機能も
>ありますと見せられたときに、I-DEASでは出来ないFEM機能に
>驚きV5への移植の進展を期待しているのですが、byピンクのムカデさん
この間、某セミナーでCATIAのメッシャーの話を聞きました。確かにI-DEASにはない、でもあったら絶対に使うなぁ~と思った機能がいくつかありました。例えば、フリーメッシュで穴のまわりに小さなメッシュを一層分や二層分作ってくれる機能などです。CATIAのPre、なかなか侮れないですね。
>前に「ダッソーとMSCが戦略的業務契約を結んだ」というニュースがありましたが
>ひょっとしたらCATIAにMSCのソルバーが組み込まれることになるのでは?byハッピーさん
MSCの人に聞いたら、まだはっきりしていないという前提で、恐らくCATIAの中でNASTRANやMARCが実行できるようになるのではないかとのことでした。PATRANにあるようなテンプレートが組み込まれるのかな?でも、ダッソーはMSCと組む前にCOSMOSを買収してますよね。方針がよく分からないですね~。
(編集担当:T学生 2001/12/20)



< 設計者との連携 >

# 1999年6月18日 # kaz #
変な質問ですいませんが、疑問に思ったので教えて頂けませんか?設計者から3Dデータを受け取って、解析してから3Dデータを返すということは現状普通に世の中でされているのでしょうか?また、解析データに設計データをそのままつかえますか?解析結果をどのように設計に反映させるのかが知りたいです。


# 1999年6月19日 # 小林篤央 #
本来のCAEの思想から言って行うのは多少の困難は生じます。日本では、CAD/CAM/CAEの言葉どおりうけとって、データの流れをCAD→CAM→CAEと受け取っている方は少なくありません。また、多くの方はCAD→CAE→CAD→CAMと考えているようです。当社、および、われわれのユーザー、その他われわれの知人のあいだでは、CAEとは本来、CAE→CAD→CAMであるべきと考えています。しかし、国内では上記の考えが定着しており、CAD→CAE→CAD→CAMという、ユーザーが一番多いと思います。また、国内では、それに関する環境、ユーティリティ、インターフェースプログラムが豊富に出回っており、国内のユーザーにとっては、まことにうまく、はまり込んでいます。(多少嫌みな表現でした。失礼)少し、質問からそれましたが、質問にお答えすると、「解析データーを設計にそのままつかえるか?」という質問ですが、それは一言でいうと無理です。上記にお話したようにそれに関する環境が出来上がっていますので、多くの解析プログラムのプリポストプロセッサーはそういう機能(解析データをCADデーターにもどす、もしくは変換する)がついていますので、そういう手続きをとれば簡単に解析データーを設計データ(の一部として)に使えます。以上、蛇足が多くなりましたが、お答えになりましたでしょうか?


# 1999年6月20日 # hide2038 #
>設計者から3Dデータを受け取って、解析してから3Dデータを返すということ
>は現状普通に世の中でされているのでしょうか?
>また、解析データに設計データをそのままつかえますか?
>解析結果をどのように設計に反映させるのかが知りたいです。
「ひで」です。小林さんの後なので、小生ごときが申し上げる事は何も有りませんが、小生の経験上で一言補足申し上げると、「CAD→CAM→CAE」の流れの場合でも、「CAD→CAE」でも、モデルの複雑さや形状、解析条件、データ量によってはCADデータを使わない方が、早く結果が得られる場合が多いようです。 これはCAD(設計)、CAM、CAEそれぞれで使用されるデータの中身に差が有るからです。 設計図面に必要なシンボルマークや部品表はCAEには全く必要がありませんし、CAEに必要な有限要素はCADやCAMでは全く不要なデータなのです。 よって、受け取ったデータに不要な物が多いとそれらを取り除き、かつ残ったもの中で使えそうなデータをCAD、CAM、CAEそれぞれの目的に合わせて加工しなければなりません。 受け側と送り側のCADが同一ソフトであれば、上記の作業量は軽減されますが、IGESやDXF等の中間ファイルとなると、データの精度が保証されない為、受け取ったデータが抜け落ちたり、近似分割され、全く使い物にならない事もあります(特に自動車のボディー等の高次自由曲面をCATIAからIGESデータで受け取った場合)。 また、解析の種類によっては、何も3次元でやる必要が全く無いものも有ります(回転体等の解析)。 よって、CAEデータをCADへ受け渡す事は全く有りませんし、CADからCAEに渡す場合も、そのまま使える事は、少ないと推測されます。 一般にCAE結果の設計への反映は、出力された応力図を見たり、解析結果をポストプロッセッサで解析者が設計者へ説明し改善案を打ち合わせ等で決め、設計に反映するというパターンをとっています。
(編集担当:T学生 2001/12/20)





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