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< CFDメッシャー >

# No.4907 # 2003年3月8日 # ハッピー #
久し振りに(ウン年振り)、CFD用メッシャーを触ってみました。
如何に品質の良いメッシュを作るか
如何にVisual&ダイナミックに効率よくメッシュを作るか
工夫が凝らされているのを改めて感じ入りました。
で、構造解析に活用してやろうと決心! チュートリアルでしっかり勉強しようっと。

# No.4913 # 2003年3月9日 # ハッピー #
CFDメッシャーの、自在に寄せる機能、境界面に直交性を保つ機能は、
フィレットの応力集中などを求める際に有効ですね。きっと。

# No.4917 # 2003年3月10日 # rex_sc #
流体解析屋としてはCFDメッシャーが他のCAEに役立つかどうかは興味あります。
構造解析屋さんと一緒に仕事をしていると、面が揃ってもいないのに面に段差や隙間があるのにどうしてメッシュが切れるんだと驚かれることがあります...
逆に、メッシュを動かすことが大変なCFD業界にいる身としては構造解析や衝突解析で見事にメッシュが動く様は驚愕に値します。
うまく融合できればいいんですがねぇ。
とにもかくにもハッピーさんご報告おまちしています。

# No.4950 # 2003年3月14日 # rex_sc #
> STAR-LTは、新バージョンではパラソリッドデータを直接読めるようになるようです。
> パラソリッドでの読み込みも、データの修正は必要でしょうが、少ないように思います。
> この修正にかかる時間の差は、CAEを選択するに当たり、
> 大きな要素と考えてよいのでしょうか?

大きな要素です!!
失礼しましたrex_scです。
まず、メッシャーの部分 データの修正はメッシュが自動化されつつある現在一番時間のかかる部分ですね。きれいなデータがあれば、計算までの苦労は半分以下になります。

STAR-LT2001SR2までは使っていたのでご参考までに。
----ご注意!!------------ご注意!!------------ご注意!!--------
SCRYUtetra側の情報が少ないので注意してくださいね、あくまで私の主観ですので絶対ではありません。SCRYUtetraを使用されている方の書き込みがあればいいのですが....。わたしも是非知りたいです。
----ご注意!!------------ご注意!!------------ご注意!!--------

STAR-LTですが、新バージョンはかなりいいみたいですよ。
STAR-LT2003は先日CDAJの営業に説明してもらったばかりですので最新情報です。
(確定情報ではないようですのでご注意を)
というのも、STAR-LTにCAD_FIXの機能が一部取り込まれるようです。
したがって、stlにかぎらずACISやPARASOLID他様々なフォーマットを読込みヒーリング(形状の簡易化や修正)をおこなってメッシュを作成することが可能です。ですのでparasolidのデータを直接読込んでいるのではなく、CAD_fixで読込んでSTAR-LTで読める形式(ACISベースなのでSTEP)に変換しているということですね。

STAR-LTのメッシャーはこちらもICEMCFDtetraの機能を使用しているので面が重なっていても問題なくメッシュが切れます。
このあたりはSCRYUtetraにくらべて便利だと思います。
SCRYUtetraはご指摘のように、面が完全に1枚で且つつながっていないとメッシュは切れないようですね。ですので、別途形状修正ソフト例えばCAD_fixや、ANSAのようなソフトがいるかもしれません。

SCRYUtetraですがそれはメッシュの作成方法がシンプルであることです。メッシュの粗密についても非常に使いやすい印象をうけました(とはいってもデモでしか見たことがありませんが)
STLがきれいに出力できるのであればSCRYUtetraが優位にたつと思います。
ちなみにSTAR-LTのメッシャーはICEMCFDなのでサーフェイスも内部メッシュも8分木法を使用しています。ICEMいわく内部も8分木なのでメッシュがつぶれにくいといっていますが...
一般的な前進法(AdvanceFoward法)も使用できます。
SCRYUtetraはサーフェイスを8分木、内部メッシュを前進法(AdvanceFoward法)で切っているということです。
メッシュ作成時間ではSCRYUtetraが早いようです。

最近ではDelaunay法が早くてきれいなメッシュが切れると言いますね。
(Gridgenがこの方式、STAR-CDのメッシャーPRO-AMもDelaunay法が使えるようになっています。)

次に解析機能の部分解析機能に関しては特に違いはないと思いますが、ソルバーの性質がちょっとちがいますので注意が必要です。
両者とも有限体積法を使いコントロールボリューム法を使用していますが、そのコントロールボリュームの取り方が違います。

STAR-LTはSTAR-CD同様に1つのメッシュを1つのコントロールボリュームに取ります。対してSCRYUtetraはメッシュの重心を結んで新たな多面体を作成しコントロールボリュームとします。
SCRYUtetraの場合テトラメッシュで400万メッシュを作成しても、コントロールボリュームはおよそ1/4程度の数しかないので、STAR-LTでいうと100万メッシュに相当します。
解法が違うので精度の単純な比較は出来ませんが、STAR-LTの100万とSCRYUtetraの400万がメッシュ数の上では同じ精度ということですね。細かい話をすると解法上ではSCRYUtetraの方式のほうが上ですが...それはまた今度の機会にでも。

# No.4951 # 2003年3月14日 # rex_sc #
あまりに長く書きすぎたようで、後半がカットされてしまいました。

続きです。
形状の再現性で言えばメッシュ数が多いにこしたことは無いのでこの点に関しては解法の利点も踏まえてSCRYUtetraの方が優れています。わたしも欲しいです。
STAR-LTの販売元のCDAJによれば同じ方式を開発中とは言っていました。
設計者が使うということなので、精度はあんまり気にしないかもしれませんね。重要なのは使い勝手の部分でしょう。
ハッピーさんの言うように、試用されることをお奨めします。
また、最後になりましたが、サポート体制は絶対に評価してくださいね。ソフトがいくら良くてもサポート体制がダメなら使えませんし、ソフトがいくらダメでもサポート体制がよければ、使えます。

では、いつも長くなって申し訳ありませんがご参考になればと思います。
ご質問があれば、どうぞ遠慮なく。

ひよさんへ
流体解析ではSTLは良く使いますよ。
ほぼどんなCADでも出力できますからね。
また、メッシュになりますので、確実に面情報が得られます。
よくソリッドデータを受け取ると、データ読み込み時に面が裏返っていたり体積が負になっていたりと散々ですが、STLにはそんなことはありませんから都合が良いのです。

流体解析はまだ構造解析などにくらべればまだまだですし市場も小さいので、CADベンダーが流体解析側に適した出力をしてくれないのです。
あと忘れがちですが、流体解析では流体の部分のモデルがいるのです。
まあ、ソリッド同士のブーリアン演算をすれば簡単につくれますが。

STAR-LTの新バージョンでは流体箇所の抽出機能もつくようです。
では。
(編集担当:T学生 2003/05/27)



< ANSA、アンザ?知っている方! >

# No.2967 # 2002年4月4日 # なべ #
初めて書き込みます。メッシャーを探していたら、ANSAという良いソフトがあると
聞き、この掲示板を調べたら、若干の情報があったものの、尻切れトンボになってる
ようです。また、(掲示板内の)別の情報でアンザという優れている(という)
メッシャーの話がありましたが、これまた尻切れトンボ状態(更に、古い書き込み
:98年頃)でした。現在、私どもの職場ではM/FのMIDPLANEを使用して
いますが、充分な性能が得られず、メッシュの作成に手こずっています。
ということで、上記2件、ANSAとアンザ(同じモノか?)について知っている
方おりましたら是非、情報を下さい。よろしく御願いいたします。


# No.2968 # 2002年4月5日 # haru #

> ということで、上記2件、ANSAとアンザ(同じモノか?)について知っている
> 方おりましたら是非、情報を下さい。よろしく御願いいたします。

私も興味があり、ここ数日色々と調べておりました。
ここが販売代理店のようです。

http://www.top-cae.co.jp


# No.2971 # 2002年4月5日 # ハッピー #
> 初めて書き込みます。メッシャーを探していたら、ANSAという良いソフトがあると
> 聞き、この掲示板を調べたら、若干の情報があったものの、尻切れトンボになってる
> ようです。また、(掲示板内の)別の情報でアンザという優れている(という)
> メッシャーの話がありましたが、これまた尻切れトンボ状態(更に、古い書き込み
> :98年頃)でした。
byなべさん
CAE実用大事典に、ANSAコーナーがありますヨ。書き込みは多くないですが...


# No.2972 # 2002年4月5日 # NeutralPlane #
> ということで、上記2件、ANSAとアンザ(同じモノか?)について知っている
> 方おりましたら是非、情報を下さい。よろしく御願いいたします。

大分以前に、その筋の質問投稿したものです。
本掲示板のURLの以降も重なりタイミングを逃しておりました。
情報提供いたします。アンザ=ANSAです。
中立面作成は、御存知のように、その当初困っておりました。
今でも若干
困っている内容は若干異なるとおもいますが、工夫により
MPでもかなりいいところまで作成できます。
しかしながら、その当時は、4節点要素への変換が難しい事などより
本掲示板により、ANSAにたどり着いたのですが、
その当初は国内販売元が出来つつある段階でしたので導入にいたりませんでした。
国内では、某自動車メーカーが使っていたようです。

しかしながら、進化は恐ろしく、いろんな考えでロジックが組まれているようで
比較的精度良い解析を流す中立面作成といった観点から
免疫ができた現在、Mesherの機能差はあまりないと考えてます。

その中で、私が考えるANSAのニーズ特徴は
1.中立ラインからの面作成自動機能
2.MESH情報からコースニング(粗く再生成)といった機能 です。

しかしながら、CADのロジック進化により、某有名MESHERにも、
近似機能があったりしますので、CAD機能をフルに使った方が
精度よい解析もできるのではと最近考えてます。


# No.2973 # 2002年4月5日 # なべ #
皆さん、貴重な情報をどうもありがとうございました。
今回、はじめて投稿させていただきましたが、レスポンスの早さに驚きました。
内容については、皆さんの情報を基に、引き続き調査検討していきます。
今後もよろしく御願いいたします。
(編集担当:T学生 2002/11/30)



< PREにおける質問です。 >

# 2001年5月18日 # リカピン #
やりたいことは,preのなかで、IDESデータから取り込んだ形状をmeshingしたいのです。その図の中は,10ぐらいのラインでかこまれた閉領域が組み合わさったようなもので各閉領域ごとに違うグループ番号をわりつけたいのです。もちろん各閉領域は、3or4or多角形とさまざまです。CADからとりこんだIDESデータを1コマンドで自動的に各閉領域と認識し各閉領域ごとに違うグループ番号をわりつけるようなPREソフトが、あるでしょうか?だれか、おしえていただけませんか?ちなみに日立のMESH/Dというソフトは、この機能があったのですが、すでに販売していません。


# 2001年5月18日 # モLD #
こんにちは、
>やりたいことは,preのなかで、IDESデータから取り込んだ
>形状をmeshingしたいのです。その図の中は,10ぐらいの
>ラインでかこまれた閉領域が組み合わさったようなもので
>各閉領域ごとに違うグループ番号をわりつけたいのです。byリカピンさん。
igesのタイプミスですよね。おそらくsolid形状をそのまま読み込むイメージかと、ワンプッシュとはいきませんが
1.CADでグループ分けなりする手(Layer分け)
2.読み込んで、surfaceにはidが勝手につきますのでそれにて、分ける方法
があるように思います。イメージは、もしかするとM社さんの?とりあえず、今の段階ではよしたほうがいいと思います。尚、MESH化する際の目的なども書き込んだ方がいいかと思います。どうも、私の慌てた書き込み文書よりはましですが、難解です。(^^;;)そのままでは、本掲示板でレスつきにくいと思います。


# 2001年5月19日 # ハッピー #
>やりたいことは,preのなかで、IDESデータから取り込んだ
>形状をmeshingしたいのです。byリカピンさん
>igesのタイプミスですよね。おそらくsolid形状をそのまま読み込む
>イメージかと、byモLDさん
私には、自動車の車体のようなシェル構造がイメージされますが。あっちこっちに板金ブラケットが付いていて領域によって板厚が変わっていたりして、そこを自動判定しないといけないとか、板金成形の稜線にそって領域分けしたいとか。 違いますか?


# 2001年5月21日 # リカピン #
>私には、自動車の車体のようなシェル構造がイメージされますが。
>あっちこっちに板金ブラケットが付いていて領域によって板厚が
>変わっていたりして、そこを自動判定しないといけないとか、
>板金成形の稜線にそって領域分けしたいとか。 違いますか?
> >ハッピーさん、モLDさん、ありがとうございます。
igesの打ちまちがいでした。モデル化したいのは,ハッピーさんの言われるような板厚が、各領域ごとのに違ったようなものです。その2Dの各領域ごとに違うグループデータをわりつけられたFEMデータからプログラムで3DのFEMデータを作成しています。モデル化したい図面の中には,10グループぐらいは、割付したい領域が、存在していますので,手作業でグループわけをするとなると結構大変なのです.ちなみに現在では、うちの会社では、この領域を200~300の要素で分割しています。


# 2001年5月22日 # ハッピー #
>板厚が、各領域ごとのに違ったようなものです。
>その2Dの各領域ごとに違うグループデータを
>わりつけられたFEMデータからプログラムで
>3DのFEMデータを作成しています。byリカピンさん
前に
>10ぐらいのラインでかこまれた閉領域が組み合わさったようなもので
と書いておられましたが、IgesのSurface情報は定義されていないのでしょうか?Curve情報だけだと、どうやって各領域を認識するのでしょうね、日立のMESH/Dは。 例えば、Circle1個で周囲が表されていて、内部が十文字状に配された2本のCurveで90度ずつ4つの領域に分けられているとして、中央の交点、CircleとCurveの交点を求めるのは難しそう。特に、数値誤差で、Curveが直径より短いと。逆に、各領域がSurfaceと対応づけられていると簡単ですしね。シェルのメッシャーに「ANSA」というのが、有名ソフトとしてあったような記憶があるのですが、こういう機能はなかったかな。


# 2001年5月22日 # imada. #
>シェルのメッシャーに「ANSA」というのが、有名ソフトとしてあったような記憶
>があるのですが、こういう機能はなかったかな。
私の知り合いがANSAを売っているそうです。今ちょっと聞いてみたら以下のHPに情報が載っているそうです。
http://www.beta-cae.gr/
ちょっと興味がわいたので、私もちょっと調べてみようかなと思っています。imada.


# 2001年5月22日 # ハッピー #
>私の知り合いがANSAを売っているそうです。
>今ちょっと聞いてみたら以下のHPに情報が載っているそうです。
>http://www.beta-cae.gr/by_imadaさん
情報有り難うございます。HP覗いてみると、Productのコーナーに・幾何データとの関連に基づく高速自動メッシュ・サーフェスメッシュからソリッドメッシュを自動生成と(原文は英語)ありますね。雰囲気的にはリカピンさんのご要望に添っている可能性もありそうですね。
(編集担当:T学生 2001/12/23)





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