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画像間の変換ツールですが、何が画像で何がCADデータか判断に迷うこともあります。

<NastranのBulkデータを使ってCGを作る>

No.816# 2001年3月6日 # STUDIO_KAWARA #
初めまして。
CAEは全くの初心者です。
普段は3D-CADデータからCG(静止画・動画)を作成しています。
あるクライアントから、「"NastranのBulkデータ"を使ってCGを作れ」と
言われましたが、「"NastranのBulkデータ" 何それ?」という状態です。
"NastranのBulkデータ"のもとになったCADデータがあるかと期待したのですが、
図面から起こして作成したそうで、CADデータが無いそうです。
I-DEASが"NastranのBulkデータ"を読み込めると聞いたので、
そこからIgesやSTLに書き出してやれば何とかなるかなとも思ったのですが、
手元にI-DEASが無いため実験すら出来ません。
果たして、"NastranのBulkデータ"からサーフェスデータを取り出すことは
出来るのでしょうか?
それとも、そもそもそういうことを考えること自体が間違っているのでしょうか?
出来るならば、どのような方法があるのでしょうか?


No.821# 2001年3月6日 # imada #
NastranのBulkデータの中にはジオメトリに関するデータは
点の座標くらいしかないと思いますが・・・。
サーフェスは入っていないはずなので、点群からサーフェス
を起こせと言うことではないのでしょうか?
テキストファイルなので、とりあえずエディターで開いてみて
何かのアプリに読み込める形に変換してみるとか・・・。


No.830# 2001年3月7日 # ハッピー #
>あるクライアントから、「"NastranのBulkデータ"を使ってCGを作れ」と
>言われましたが、「"NastranのBulkデータ" 何それ?」という状態です。
by_STUDIO_KAWARAさん
私は、Nastran、MarcのメッシュからSTLを起こすプログラムを作ってます。
要は、ソリッドメッシュの表面に3角パッチを生成してSTLフォーマットで
出力すればよいので、ロジックとしてはそれほど厄介ではありません。
STLに変換すると安価なビュアーでみんなでモデルのチェックが出来ますから。
(今でこそCADからメッシュを作るケースが主流ですが、昔ながらのメッシュ
ジェネレーターをせっせと自作して、CADを介さずにメッシュを生成すること
もあるんですヨ! 今時のアナリストじゃない古手のアナリストは)


No.833# 2001年3月7日 # SHINDO #
初めまして。
過去のログから、I-DEASのような自動的に変換できる
アプリケーションをお持ちでないことを前提に説明させて
いただきます。
いざとなれば、別途、書式を変換するプログラムを作成
する(並べ替えと書式の変更)という方法もあるかと思い
ます。(データの規模や複雑さにもよりますが)
NASTRAN BulkデータはTEXTファイルなので、
CGモデルへの変換は基本的には可能と思います。
実際、手入力で中身を編集することも普通に行われます。
形状データの主なものは、点の座標定義と、それらを連結
しサーフェスやソリッド形状を定義するものです。
(3D-CADデータと似たようなものと思います。)
代表的なものとして、
点:GRIDカード(ヘッダにGRIDとある行がそれです)
4角形シェル要素(サーフェスに相当):CQUAD4カード
3角形シェル要素(サーフェスに相当):CTRIA3カード
その他ソリッドなど
があります。
この他に、材料特性、バネ要素などが含まれていたりします
が、CGでは不要です。
データ変換の際、注意が必要なのは、要素のカード内で
ローカル座標系が定義されている場合があることと、
面の裏表の定義(点の連結の順番)がCGのような見た目の
理由よりも解析上の理由で定義されているのが普通である
ということでしょうか。
もし、このような方法でやるのであれば、
いずれにしても、クライアントの方にデータのサンプル
と、NASTRANの説明書(データの書式)を見せてもらうのが
良いのではないでしょうか?


No.835# 2001年3月7日 # ハッピー #
Nastranのバルクデータは解析の実行に必要なデータが含まれておりますが
CGに必要なのはメッシュ(節点、要素)データのみだと思います。
STLは、立体表面を3角パッチで表現し、各パッチの頂点座標を所定の形式で記述したものです。
STL変換するには、前に書きましたようにメッシュの表面に3角パッチを生成する
わけですが、少し具体的に説明しますと、
(1)メッシュデータ読み込み
   バルクデータから節点データ(GRID)と要素データ(CHEXAなど)を読みこむ
   節点座標が局所座標系(COORD)を参照している場合は、読みこんだ後で全体座標   系に座標変換する。
(2)表面の抽出
   全要素について各面が他の要素と隣接しているかどうか(面を共有しているか   どうか)を調べる。
   この結果、他の要素と隣接していない面=表面が抽出できる。
(3)3角パッチの生成&STL出力
   抽出された各面(4角形)を2分し、2つの3各パッチとする。
   各パッチの頂点座標をSTL形式で出力する。
一連の流れをコーディングすると数100行でOKです。
#勿論、もともと3DCADから作成されたモデルであれば、3DCADモデルから
STL出力するのが手っ取り早いです。


No.843# 2001年3月8日 # STUDIO_KAWARA #
みなさん、アドバイスありがとうございます。
やはりご自分でプログラム書かれる方が多いんですね。
製造業の端くれですが、デザイナーなもんで全くの
アプリケーションユーザーでしかありません。
みなさんのおっしゃること(各点座標からパッチを
生成)の概念はよく分かるのですが、実作業となると
もう"The end."です。
数百行でこのような変換プログラムが書けるのですか・・・すごいなぁ。
現在、元データ(モデリングデータ)の所在を確認中ですが、
無くてもできる道はあるわけですね。
う~ん、また勉強しなきゃいけませんねぇ。
(編集担当:Duffy 2002/04/29)



<動いてるコンピュータ画面から他の形式への変換>

No.682# 2001年2月7日 # GT #
現在、Pro/Mechanicaを使い始め、簡単な振動解析を行っ
ているのですが、その解析結果を依頼者に報告するのに、
皆さんはどのようにされているのでしょう?
端末の前に来てもらいアニメーションでモードを確認して
もらうのが一番いいのですが、関係者全員集めるのが難し
い時が多いのです。
動いている画面をキャプチャし、AVIとかアニメーション
GIFに変換するツールとかあったらいいんですけど。
どなたかよい方法あれば教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。


No.683# 2001年2月7日 # imada #
Pro/ENGINEER Walker さん
( http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/1022/ )
の掲示板で前に話題になっていた記憶があります。
シェアウェア等で探すといろいろとあるそうです。
ちなみに私は snagit ( http://www.snagit.com/ )を使っています。
一応満足していますが、世の中にはもっといいのがあるのかな~、
などと思いつつもほかのものは試していません(^_^;)。


No.685# 2001年2月7日 # DOM #
GT さん
>動いている画面をキャプチャし、AVIとかアニメーション
>GIFに変換するTOOLとかあったらいいんですけど。
私は、Animation GIF Maker というGIFアニメの作成ソフトを
使用しています。
http://www.asahi-net.or.jp/~zb8n-httr/
他にも、窓の杜(http://www.forest.impress.co.jp/)
Vctor(http://www.vector.co.jp/)などで、探すことが
できると思います。


No.691# 2001年2月8日 # ピンクのムカデ #
熱流体解析、樹脂流動解析、振動解析など動きがあるほど
判りやすい結果に付いては、画面をダウンコンバータでビデオに
撮って報告書と併用しています。
今使っている樹脂流動解析では、結果の報告書の自動作成に
アニメーション表示もあり、便利ですが、ビデオにとって
コメンとを入れて「暖かい」報告書を作ることも有ります。
実際の解析手順の操作をコメンとを入れながらビデオに撮ると
教育資料にもなりますので、結構活用できると思います。


No.692# 2001年2月8日 # にゃんきち #
>端末の前に来てもらいアニメーションでモードを確認して
>もらうのが一番いいのですが、関係者全員集めるのが難し
>い時が多いのです。
>動いている画面をキャプチャし、AVIとかアニメーション
>GIFに変換するTOOLとかあったらいいんですけど。
私は、最近はFEMAPしか使ったことはないですが、古いバージョン
(5.0以前かな?)でなければ、簡単にAVIファイルに落とせます。
結構、プレゼンでは重宝しました。
簡単なモデルだったら解析もお客さんの目の前で行い、好評でした。
(編集担当:Duffy 2002/04/29)





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