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Mappingです。マップト(mapped mesh)とも言います。格子メッシュからの写像変換を基本とするメッシュ生成法で、手作業に頼る部分が多い方法です。 |
<マップト、フリーメッシュが可能なメッシャー>
No.1945# 2001年9月25日 # Cancer #
又、今後この解析を進めて行く上でメッシュジェネレータが
必要なのですが、マップト、フリーメッシュが可能で余り値
段が高くないメッシュジェネレータが有りましたら教えて頂
けないでしょうか。ちなみに今回は別の会社にI-DEASを借り
てメッシュを作りました。しかし、I-DEASは値段が高く手が
届きません。よろしくお願いします。
後、マップト手法ってのは6面体メッシュを作成する為の手
法ですか?分割数を指定するのは違う言い方が有るのでしょ
うか?
No.1946# 2001年9月25日 # チャーリー #
IDEAS以外で、本掲示板で見かけたものは、
PATRAN
ICEM
HYPERMESH
FEMAP
kubrix(6面体)に特化したもの
MENTAT
> 後、マップト手法ってのは6面体メッシュを作成する為の手
> 法ですか?分割数を指定するのは違う言い方が有るのでしょ
> うか?
手切りに近い手法です。
直交格子からSURFACEのエッジに、節点座標を写像(マッピング)することを
さしているのでしょう。
(編集担当:Duffy 2002/04/02)
<I-DEASのポストのデータ処理とマップトメッシュ>
No.1424# 2001年6月24日 # ハム太郎 #
> > ピンクのムカデさん、教えて下さい。
> > >ただ、IDEASのポスト処理でNASTRANの結果が変わってしまう現象に
> > >直面しており、PATRANの再登場を考えています。
> > by ピンクのムカデさん
> > ・IDEASとPATRANのポスト処理の手法が異なるということですか?
> > ・なぜ、結果が変ってしまうのでしょうか?
> by P10さん
> ピンクのムカデさんでなくすみません。
> 記憶が曖昧ですが、Nastranに限らず、他のソルバーでも、IDEASの場合に
> ある応力が、節点値でなく、積分点での計算に変換されるものあります。
> ベンダーさんでも教えてくれるでしょうし、記載しているものもあり。
> I-DEAS & Nastranは、わたしの地域でのポリテクセンターでも
> 講習会行ってるので、この組み合わせはなかなかいいな~
by チャーリーさん
なんか面白そうな話題なので、役に立てば・・・
4角形の1次シェルなんかが、典型的に違ったと記憶しています。
Nastranは通常、積分点が中心にしかありませんが、I-DEASでは4つ
(正確には表裏で8つと思いますが)あります。Nastranの結果を読むと、
中心の結果を4つの節点に同じ値で入力します。Nastranで流すときに、
STRESS(CORNAR)だったかの指定で流せば、Nastranの方の結果も積分点が増えて、
4隅で別々の値をとったと記憶しています。
I-DEASの変換ソフトは、どっちでも読めたと思います。
また、Nastranは通常、要素座標系での応力を表示するためPatranも
そうなっていると思いますが、I-DEASは全体直交座標系がデフォルトですので、
I-DEASの中で、表示する座標系を変えないと違って見えるでしょう。
あと、I-DEASのポストって隣接要素の応力の平均化するのがデフォルトだったと
思いますので、この辺も、ぱっと見の違ってくる原因でしょう。
あと、Nastranは面外応力成分は「0」として扱っていたと記憶していますが、
I-DEASはシェルのくせにこれらを考えようとしていますので、
境界条件によっては組み合わせ応力(最大・最小主応力とか最大せん断応力)が
変わってくるでしょうね。
(I-DEASは細かく言うと、Vizualizerと普通のポストでもこの辺の主義主張が
違って別のデータが出たと思います。なにやってんだか・・・)
Nastranの方が、通常の2次元シェル理論にそった考えですね。
No.1428# 2001年6月24日 # ハッピー #
> あと、I-DEASのポストって隣接要素の応力の平均化するのがデフォルトだったと
> 思いますので、この辺も、ぱっと見の違ってくる原因でしょう。
by ハム太郎さん
Patranもデフォルトは接合部も含め平均化されたと思います。
#シェル要素の結果を全体座標系で処理するって、理解に悩みますね。
Patranもシェルに主応力ベクトルを描くと3軸表示されて「何のこっちゃ分からん状態」
だったと思いますが。
#プリポストもCAEシステムの重要な一部なわけですが、解析業務を知らない人が
開発してるんじゃない?と感じられる部分も中にはあるようですネ
No.1429# 2001年6月25日 # ピンクのムカデ #
いろいろ教えていただきありがとうございます。
もっと基本的で見逃しやすい点を追記させていただきます。
例えば20X4X200の片持ち梁(E=21000,ポアソン比0.3)で
荷重を先端に5kgfとした場合、変形理論値は5.95ですが、I-DEASにて
①20X4の断面を200引き伸ばしてモデルを作り、AutpGemを使用
②20X200の断面を4引き伸ばしてモデルを作り、AutoGemを使用
③上記の断面の作成手順を時計回り、反時計回りで描く
ただし、AutpGemはテトラの二次要素を作成してください。
この組み合わせに要素長を変えることを加えて試行すると如何に解析結果が
いい加減に扱われているかが判ると思います。
④まともな結果は、なつかしのマップドメッシュで得られます。
もう少し複雑な断面で、③の断面の描く順を変えられることを深掘りすると
要素数も変わってきますし、加えてアダプティブ法を付け加えるとどんどん差は
広がっていきます。
この辺を整理して開発元に聞くと面白いと思います(言い訳が聞けます)
因みに、I-DEAS以外ではCATIAにも若干ですがおなじ現象があります。
所詮、誰かの作ったソフトですから、現場現物主義に達して物に聞きながら解析を
進めないと、ベンダーの手先になってしまうことを注意してください。
(編集担当:Duffy 2002/04/02)
<モデラ兼マップトメッシャーのI-DEAS + ANSYSの組み合わせ利用>
No.1060# 2001年4月24日 # ハッピー #
ANSYS/JAPANが設立され、その社長が何と...
米国でも(一部業界ですが)ANSYS進攻中の噂が...
だがしかし、私は未だあのGUIに馴染めないでいる...
ANSYSユーザーの方は、統合プリポストで使うことが多いのでしょうか?
それとも汎用プリポストで、実行だけANSYSバッチ処理なのでしょうか?
No.1074# 2001年4月25日 # ちまき #
プリはモデラー兼マップトメッシャーとしてI-DEASを使っています.
これが解析全体の9割くらいでしょうか.
最初からANSYSでやった方が楽な場合もあります.
ANSYSのフリーメッシャ-とポストは秀逸だと思っています。
率直に言ってI-DEASのフリーはおバカだと感じます
(たびたび気分を害された方すいません).
(編集担当:Duffy 2002/04/02)
<CATIA CAEのメッシュ生成機能>
No.486# 2000年11月10日 # w82 #
MS6A(I-deas)のマップトメッシュオプションメニュでは、端点バイアシングの
”端”を意味する”End”を”終了”と訳しています。正直これには悩まされました。
SmartViewではちゃんと訳しているんですけどね。
(編集担当:Duffy 2002/04/02)
<CATIA CAEのメッシュ生成機能>
No.261# 2000年9月12日 # ytaka #
CATIA CAEに関して話題が出ていましたので,
簡単ですが情報を記します;
○プリプロセッサ
・メッシュ生成
(自動メッシュ(OCTREE),マップド など)
(2D,3D など)
(メッシュの評価/修正 など)
・物性値定義
・拘束/荷重条件
など
(編集担当:Duffy 2002/04/02)
<マッピング法とは>
No.717# 2000年5月16日 # みのる #
自動メッシュに使用されている「マッピング法」が記載されている
本を知ってる方、教えて下さい。お願いします。
No.718# 2000年5月17日 # ハッピー #
アイソパラメトリック要素の形状関数が載っている本があれば何とかなる
のでは?例えば4角形要素は、要素座標系では、(ξ、η)=(-1,-1)、
(1,-1)、(1,1)、(-1,1)の4点を頂点とする正方形領域に写像されるわけ
です。この正方形領域を、ξ、ηを一定のルールで増加させて作った点を
形状関数で実際の座標系(x、y)に変換すれば節点が出来上がる....
言葉で説明するのは難しいか。探して見つからなかったら声かけて下さい。
簡単なプログラムを掲示板に書き込みますから(??)
No.720# 2000年5月17日 # みのる #
レスありがとうございます。
No.721# 2000年5月18日 # ハッピー #
マッピング法というか曲面の写像法に関しては、コンピュータ・グラフィックスの
本に意外と載っていたりします。
「C言語によるCG入門」とか「Visual_BasicによるCG」とか。
自分でCGソフトを作る人向けの本に、プログラムリスト付きで写像のロジックが
説明されていたような。
あと、チト本格的になりますが3次元CADの理論書も参考になります。
3次元CADというとParasolid、Acisといった外国産カーネルに対抗する唯一の
国産カーネル「DesignBase」。これを開発したLatticeの千代倉弘明さん(慶応大学
環境情報学部教授)と烏谷浩志さんが書かれた本「3次元CAD の基礎と応用」(共立出版)
が詳しい。でも高かったかな?
*Lattice:http://www.lattice.co.jp/
ちょと話がそれていますが、ついでにこんな本もありました。
『3Dグラフィックス開発キット Blue Impulse ~実践3Dプログラミング~』
http://www.ascii.co.jp/pb/book1/shinkan/detail/blue/html/content.htm#maegaki
(この本の著者は千代倉研の出身のようです)
No.722# 2000年5月18日 # ハッピー #
マッピング/メッシュ生成に関しては、これまでにも何回か紹介しました、日本機械学会出版
「計算力学ハンドブック」(丸善出版)の第13章『プリ・ポストプロセッサ』に、他の
メッシュ生成法とともに概要が説明されています。
(この本はFEM全般の情報が詰まっていますから買って損はしないと思います)
(編集担当:Duffy 2002/04/02)
<paverとマップト>
No.655# 2000年4月22日 # DMS #
ところで、ハッピーさんのちょっと前の書き込みで Paver というメッシュ生成方法が
ありますが、不勉強な私に御教授願えないでしょうか。
No.656# 2000年4月24日 # モLD #
paver =paving法 だったか
アドバンス.フロント法の4角への適用だったと思います。
手元にないので詳しいこと書けませんが
”計算力学ハンドブック”に載っていたのではと
かすかな記憶です。
2~3年前は、複雑な曲面では、なかなか4角は生成できなかったのですが
Paving法によりそれなりに生成できるようになった記憶があります。
ただ手前どもでは、4角を標準で行ってますが、ほとんど
MAPPINGのハンドmeshで行ってます。(^^;
意外と役に立たない場合も多いと思いますが
皆様のところでの裏技ありましたら教えてください。
他、6面体MESHER
貴重な情報ありがとうございました。参考にします。
No.657# 2000年4月24日 # ハッピー #
書き込んだ記憶が既に無くなっていますが...
Patranには、PaverメッシュとIsoメッシュとTetメッシュが
メニューとしてあります。
Paverは、辞書で引くと「石畳」。なるほどとメッシュを思い浮かべて頷
きます。メッシュを切りたい領域の境界に沿って4各要素を並べて行き、一層
並べるとさらに内側に並べていくという具合に、渦巻きのように内側に向かっ
てメッシュを切って行くものです。
あとのIsoメッシュは、いわゆるマップトメッシュで格子状のきれいなもの
です。
モLDさんが書かれたように、「計算力学ハンドブック」にも詳しく書かれて
います。
No.659# #2000年4月25日 # DMS #
モLDさん、ハッピーさん、丁寧な解説ありがとうございます。
Paverというのはてっきり人の名前だと思っていました。お恥ずかしい限りです。
Paverメッシュは極端な例だと、円をオートメッシュする時に向いた方法いうことでしょうか?
FEMAPには無かったような気がします。自信が無いですが.....
No.660# #2000年4月26日 # ハッピー #
>Paverメッシュは極端な例だと、円をオートメッシュする時に向いた方法
byDMSさん
2次元オートメッシュでよく使われるのがDelauny法。領域内に一定のルールで節点を
ばらまいて、あとはその節点を結んで3角メッシュを作る。さらに、3角形をつないだり
細分割して4角形にし、そのままだと歪んでいるのでスムージング(節点移動)して形を
整える。
PaverもDelaunyも任意形状の領域に対応できますが、私がPaverの長所だと思っているのは
まず、周辺にきれいな4角形を配してくれるという事。ものが壊れるのは、大抵は表面から。
このため応力解析では境界近くの応力分布が注目されるケースが多い。すると、表面(境界)
近傍にきれいな形=精度が良い要素ができるPaverはGoodかと。
一方で、メッシュの疎密のコントロールはDelaunyの方が良いでしょう。Paverだと、境界辺上
の節点密度はコントロールできても領域内部はコントロールし難い。一方、Delaunyだと最初に
節点をばらまくときに、座標の関数で密度を設定したり出来るからコントロールは容易だと思います。
ということは、領域の辺近傍の2~3層はPaverで切って、そこから内部をDelaunyとするような
Hybridがベストかも。Patranさん、Femapさん、組み込んでみてはいかがでしょう。
(編集担当:Duffy 2002/04/02)
<ProMechanicaにマップトメッシュ機能?>
# 2000年4月18日 # pro mechanica初心者 #
現在、Pro Mech.で骨のメッシュを切っているのですが、6面体の
メッシュを作製する比較的楽な方法をどなたかご存知ないでしょうか?
もちろん押し出しでは作製できずに、ポイントを作製し1つずつ気長に
作製しているのですが...
私が思うには目的とする場所にポイントが既に作製されていたりすると
まだ少しは楽な気もするのですが...?
ANSYSで以前作成した時は小さなボリュームをたくさん作製し、その小さな
ボリュームを1つずつメッシュで切りました。
是非、良い方法をご教授下さい。
# 2000年4月18日 # モLD #
Promeshって、知りませんが機能はあるのでは?
と思いますが
座標概要がわかっていれば、表計算ソフトでもできそうに思います。
参考ですが、私がよく(?たまに)やる方法です。
①カーブを4本作成して同数のポイントを等間隔におく。
この場合梁要素で作成しても良い。
②ライン毎にFEMデータ(節点)を出力する。できればASCIIデータで
③節点のラインの順序ごとに
ソルバーのプロパティにあうように、テキストエディターで
8点の節点番号を書き込む。
こんなのは、いかがでしょう?
おっといけない
④保存する。
# 2000年4月19日 # ハッピー #
>Promeshって、知りませんが機能はあるのでは?
byモLDさん
ProMechanicaのことだと思いますよ。
Mechanicaは自分では使ったことがないので良く分かりませんが、マップトメッシュ
機能はないのでしょうか?
ちょっとひねったアイデアとして、Pro/Eでメッシュを作ってしまうというのはいか
がでしょう?個々の要素に対応するSolidを作れないかということです。まず、基本
となるいくつかのパターンのブロックメッシュ(Solid)を作っておく。骨をいくつ
かのブロックにわけ、それぞれのブロックに、先のブロックライブラリィから適切な
ものをあてはめパラメトリックに寸法を調整し、骨の形状にフィットさせる。この作
業を繰り返して、骨をブロックの集合体とする。最後に、各ソリッドをメッシュに変
換する。というようなことは可能なのでしょうか?ProMechの通の皆さん方、いかが
でしょう?
骨のメッシュ作成は骨の折れる作業のようで...
(編集担当:Duffy 2002/03/19)
<マップトメッシュはメッシュ生成のアプローチの一つ>
# 2000年2月28日 # DMS #
>前に見た自動車のエンジンブロックのボクセルメッシュは何をするのか良く分かりません.
エンジンブロックはMRIみたいなもので断面写真を連続して取り、ボクセル要素で
補完(?)したのだと思います。拙い説明ですいません。
他に私が見たことがあるのは大腿骨です。これも大腿骨の断面写真を連続して撮って、
解析モデルを完成させるそうです。このようにボクセルメッシュが威力を発揮するのは、
(図面の無い)現物から解析モデルを作成する時だそうです。
ボクセル法で作った解析モデルは厳密に解析するには不十分ですが、形状の最適化の
ように傾向を掴むには十分だそうです。それと形状最適化のように要素を減らしていく場合、
テトラ要素よりもボクセル要素の方が適している(見た目がスッキリ)ようです。
# 2000年2月29日 # ハッピー #
ボクセル法って、Delauney法、マップトメッシュ、Paverメッシュなどと
並ぶメッシュ生成のアプローチの一つだと思っています。
その適用分野として、OPTISHAPEのような最適設計や、断層写真からのモデル生成
があるんでしょうね。でも、あのガタガタメッシュは、どうも馴染み難いです。
それに、熱伝導解析が必須のうちの場合、表面積が実物と食い違うのはマズイし。
(編集担当:Duffy 2002/03/19)