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<MOLDFLOWの上位ソフトを利用できる公的機関を教えてください。>
# 2003年3月19日 # No.4994 # ハレルヤ #
射出成型のソリを解析したいのですが、安価に利用できる公的機関をお教えて下さい。
ソリの解析ができれば、MOLDFLOWでもタイモンでもソフトは問いません。
できれば関東地方が希望です。
宜しくお願い致します。
# 2003年3月20日 # No.5006 # SHIN #
ハレルヤ様
SHINといいます。
関東地方といっても幅広いのですが、たしか群馬の工業試験センター
にハイエンドMoldflowがあったような気がします。
安価で使えるかは知りませんけど。
それより樹脂メーカーさんに相談(依頼)したほうがよいのでは?
# 2003年3月23日 # No.5012 # ハレルヤ #
SHIN様
ご回答頂きまして、有難うございました。
早速当たってみたいと存じます。
公的機関では、安価なソフトを揃えるのではなく、会社で予算がつきにくい高額なソフトをそろえて欲しいと思う昨今です。
ご教示感謝いたします。
(編集担当:Happy 2003/10/18)
<TIMONの材料ライブラリー>
# 2003年4月22日 # No.5147 # Noka #
はじめて書き込みます。Nokaといいます。
4月に部署が変わり樹脂製品の設計にかかわることになりました。
上司から樹脂のシミュレーションソフトを調べろ!と言われいろいろ調査しているのですが、結局東レさんのTIMONにしようと考えています。カタログやHomePageでは材料登録数が書いていないのですが、どなたかご存じですか?やはり東レさんの樹脂が多く入っているのでしょうね。
# 2003年4月26日 # No.5164 # shi-パパ #
3DTIMONユーザーのshi-パパと申します。
樹脂の登録数は現在3000グレード弱です。東レの樹脂ばかりではなく著名な樹脂メーカのデータを多く用意しています。
しかし、樹脂データは、できれば樹脂メーカからその都度確認を含め解析用データをもらうことが一番良いと考えます。
Moldflow用の樹脂データがあれば、転用が出来ます。
最近はカスタムグレードやリサイクル材も増えていることから個別に樹脂の測定サービス(有償)を利用することもあります。
以前は、他の樹脂流動解析ソフトを使用していましたが、サポートの不満と突然の開発中止のため、3DTIMONに乗り換えました。
現在のところサポートにも満足しています。
東レさんにとっては、うるさいユーザーからも知れませんが・・・f(^^;
# 2003年5月7日 # No.5193 # Noka #
shi-パパ様
Nokaです。 ありがとうございました。参考になりました。
Moldflow用の樹脂データってなんでしょう?先日moldexのDEMOに来られた方もそんなことを言っていました。数値の入力の参考になるのか、何かファイルが読めるのでしょうか? 質問ばかりですみません。
# 2003年5月12日 # No.5205 # shi-パパ #
Noka様
Moldflow用(←流動解析ソフト)に測定された樹脂データ(粘度等物性データ)の値が、そのまま流用できるということです。ただし、ファイルを読み込むのではなく、手で入力する必要があります。
たとえば、樹脂の溶融時粘度は、温度とせん断速度の関数であらわされます。
このときの関数には、3定数モデルや6定数モデルといろいろとありますが、TIMONとMoldflowは同じモデルを使っているため、係数の使いまわしができるということです。
生データ(キャピラリレオメーター等を使用した (1)温度 (2)せん断速度 (3)粘度の測定データ)があれば、TIMONでフィッティングを掛けることも出来ます。
# 2003年5月12日 # No.5206 # チャーリー #
私は、詳しく知らないのですが
マドラスとかいう、データベースだったかと思います。
テキスト形式なので、コピペである程度ハンドリングできたと思います。
他には、主要な化学メーカーのものであれば、
万国共通ISO規定のCampusだったかというデータベースを作っているようです。
肝心の動的なデータ(粘度や温特)は抜けている場合があるようですが、主要の材料からある、程度予測できるようになっているようです。
聞いた話なので、どこまでできるのかは構造解析同様、苦労しないとわからないかもしれません。(笑)
# 2003年5月15日 # No.5207 # Noka #
チャーリー様、shi-パパ 様
ご回答ありがとうございました。 いろいろ検討したのですが、政治的な問題(取引先)からMoldexというソフトになりそうです。
(編集担当:Happy 2003/10/18)
<射出成形CAEソフトの比較>
# 2003年1月7日 # No.4413 # ASD #
はじめまして。
今、ブロー成形と熱成形用のCAEを選定しています。
どこかに比較表などはありませんでしょうか??
ご存知の方がいらっしゃったら、お願いしますっ!!
# 2003年1月8日 # No.4414 # チャーリー #
こんにちは、ありきたりの回答ですが
おそらく、市販ソフトで、まともにできるものは、数少ないでしょうし、日進月歩の昨今ですので、参考になるような比較表は、ないとおもいます。
あっても、価格かベンチマークぐらいではないでしょうか?
疑心暗鬼で、キーマンとなる技術者を探り当ててキーテクノロジーを徹底的に聞きまくりましょう。(笑)
# 2003年1月9日 # No.4429 # 峯田治 #
ブローに関しては、東レとプラメディア・リサーチがそれぞれ専用ソフトを出しています。比較のポイントはパリソンに関する条件と解析中の進展条件だと思いますが、両方でかなり違いがあると記憶しています。それから、今はFluentに買収された、PolyFlowなんかは結構、各樹脂メーカーさんが利用されていると思いますが。それから、熱成形は参考になるかどうかわかりませんが、板成形に関しては、アプライドデザインさんに結構、詳細な技術資料がありましたので、情報収集の足がかりにはなると思います。
(編集担当:Happy 2003/10/18)
<Peter Kennedy>
# 2002年12月31日 # No.4376 # 峯田治 #
射出成形CAEの理論の学習という点は、洋書ですが、Peter Kennedyの"Flow Analysis Reference Manual"は非常にいい本ですよ。Moldflow社の開発の取締役で、理論定式化の外部伝達として非常に有意義な本です。参考文献資料も豊富にあるので、もし射出成形CAEをそれなりにやって行こうという方は是非一読を進めます。
(編集担当:Happy 2003/09/29)
<射出成形CAEのソフト選定>
# 2003年1月7日 # No.4413 # ASD #
はじめまして。
今、ブロー成形と熱成形用のCAEを選定しています。
どこかに比較表などはありませんでしょうか??
ご存知の方がいらっしゃったら、お願いしますっ!!
# 2003年1月8日 # No.4414 # チャーリー #
こんにちは、ありきたりの回答ですが
おそらく、市販ソフトで、まともにできるものは、数少ないでしょうし、日進月歩の昨今ですので、参考になるような比較表は、ないとおもいます。
あっても、価格かベンチマークぐらいではないでしょうか?
疑心暗鬼で、キーマンとなる技術者を探り当てて
キーテクノロジーを徹底的に聞きまくりましょう。(笑)
# 2003年1月9日 # No.4429 # 峯田治 #
ブローに関しては、東レとプラメディア・リサーチがそれぞれ専用ソフトを出しています。比較のポイントはパリソンに関する条件と解析中の進展条件だと思いますが、両方でかなり違いがあると記憶しています。それから、今はFluentに買収された、PolyFlowなんかは結構、各樹脂メーカーさんが利用されていると思いますが。それから、熱成形は参考になるかどうかわかりませんが、板成形に関しては、アプライドデザインさんに結構、詳細な技術資料がありましたので、情報収集の足がかりにはなると思います。
(編集担当:Happy 2003/09/29)
<CFD用語>
# 2001年11月14日 # No.2207 # フランソワ #
ある参考書を読んでいたんですが、どうしても調べられなかったので、
知恵をお借りできないでしょうか?
『Psdo-Steady state flow』
「Stedy」は一様な、
「state」は公式
「flow」は流れ、流量 ですよね。
「Psdo」って、何なんでしょう・・・
# 2001年11月15日 # No.2209 # ハッピー #
Pseudo(またはPseud)なら「擬似」「仮」(「Quasi」も似たような意味)ですね。
であれば「擬似的な定常流れ」。つまり「非定常現象である流れ場に近似や時間平均処理を持ち込んで、定常な状態(Steady State)の流れ(Flow)として扱う」と取れますが、「Psdo」は、ちょっと。 ミスプリの可能性はありませんか? Psdoでは発音しにくいし。
# 2001年11月15日 # No.2213 # フランソワ #
ハッピーさん、ありがとうございます☆
しかし、わたし、スペルを間違ってました・・・
正しくは、『Psudo-Steady state flow』でした。
でも、これも間違ってそうですね。
本当に、ありがとうございました☆
あまえて、もうひとつ。
『Fully developed flow』
というのは?
# 2001年11月23日 # No.2255 # ハッピー #
これは「十分発達した流れ」でしょうね。パイプで水を吸い込む場合で言えば、パイプの入り口付近は、パイプ長手方向に流れ場がどんどん変化しています。これが助走区間。一方、パイプの奥の方に行くと流れの状態は安定して長手方向に見てもあまり変わりがありません。この状態が「十分発達した流れ」です。和文の参考書をまず参考にされたら如何でしょう?
その方が早道と思いますよ。
「洋書のハイレベルな参考書を読まれる前に、和文の入門書を手始めに読まれては」
という趣旨です。テクニカルタームは、英語より日本語の方が敷居は低いでしょう。
# 2001年11月23日 # No.2255 # ハッピー #
> 何かよい参考書などありましたら教えていただけないでしょうか?
byフランソワさん
お薦めできるほど詳しくないのですが、少なくとも
・いわゆる流体力学の参考書(大学の講義に使われるような
・CFDの入門書
の2冊が要ると思います。このページの右上に
「--CAEの本を探すなら--」の書籍検索コーナーがありますから、ここで
「流体力学」および「CFD」でそれぞれ検索するといくつか見つかります。
あと、検索エンジンを調べているとこんなリンク集が見つかりました。
数値流体力学関係リンク集(CFD link list)
http://www.utnl.gen.u-tokyo.ac.jp/usr/rohonbu/koshi/CFDlink.html
ひとつひとつ見ているといくら時間があっても足りません。
(編集担当:Happy 2002/04/21)
<樹脂流動解析における充填パターン>
# 2001年11月13日 # No.2201 # フランソワ #
こんにちは、初めて投稿させていただきます、フランソワです。
樹脂流動解析において、
一般的に厚みが変わると充填パターンは変化しますよねぇ。
こういうことって、成形をされてる人は詳しいのでしょうか。
(編集担当:Happy 2002/04/21)
<PLANETSによる射出成形CAE>
# 2001年5月20日 # No.1202 # よはん #
こんばんはです。
以前こちらで大変良いアドバイスをしていただきありがとうございました。
今回は射出成形の解析についてです。
解析ソルバーにはPLAMEDIAのPLANETSを使用しています。
問題になっているのは結晶性樹脂物性を使用
した時のそり解析の設定です。
現在では結果と実現象の変形モードが一致しなく困っています。
みなさんはどんな設定をしているのでしょうか。
また、結果に対してどのような評価を行っているのですか?
なにかあればアドバイスを下さい。
よろしくお願いします。
# 2001年5月20日 # No.1204 # ハッピー #
ここのところ、「設計者のための簡易解析」が話題になっていますが、樹脂流動の分野で「簡易解析」というのはあるのですか? 或いは設計者には手に負えない領域でしょうか?
スミマセン、この分野は素人なので逆に教えてください、よはんさん。
# 2001年5月20日 # No.1206 # よはん #
レスありがとうございました。
>P社さんがいう、3D(ソリッド要素)or2D(シェル要素)解析どちらでしょうか?
By モLDさん
2D(シェル)の解析を行っています。
時間のある限り再度計算を行ってみます。
今日は本屋さんに行って最近の射出CAE技術の動向を確認してきました。
どの本に関しても応力(構造)解析に比べ流動解析については
ブラックボックスになっている部分が多く射出CAEの信頼性に疑問を
投げかけているものが多いことに驚きました。
また、評価をする為には射出成形に深く知識を有するのと同時に
CAEの知識が求められるようです。
私の場合、射出成形について知識がほとんどないのでちょっと困ります。
もう少し、現場の勉強をしてみます。
>「設計者のための簡易解析」
By ハッピーさん
これについてはどの程度が簡易解析になるのか分かりませんが、
初期設定にいくつかのパラメーターを振るだけで解析を行えるもの確かに
あると思います。
ですが、流動解析においては現場の人が一番ご存知だと思いますが、
構造解析に比べ、結果に対する原因が多様でどのファクターが起因しているかを判断するのは大変難しく、時間と手間がかかるのが現状だと思います。
また、上記にも書きましたが、構造解析にくらべ信頼性にも?がつきます。
よほど、理解していなければ難しいのではないでしょうか?
これは私の独断と偏見の今の正直な感想ですのであまり参考にならないと思います。
# 2001年5月20日 # No.1207 # ハッピー #
有り難うございます。そうですか。やはりまだまだ難しいんですね。
車のダッシュボードの合わせ目の隙間を見ると技術の進歩の一端が窺えるような気がしますがあれはシミュレーション技術が貢献しているのでしょうか?
PLAMEDIAさんのHPを見ましたが、
「PDC共同研究体」日本最大のCAE研究開発集団
http://www.plamedia.co.jp/japanese/index.htm
とありますね。
今の世の中、樹脂製品が主役ですからお金もどんどん使えるんでしょうね...羨ましい(^^;;)
#因みにベンダーさんのユーザーサポートはいかがですか?
これだけ悩ましい世界のサポートは結構しんどいと思うのですが。
# 2001年5月21日 # No.1208 # モLD #
まぬけにも自分の文書削除してしまいました。許してください。
またなにかありましたら、レスするかも、、
> >P社さんがいう、3D(ソリッド要素)or2D(シェル要素)解析どちらでしょうか?
> 2D(シェル)の解析を行っています。
> 時間のある限り再度計算を行ってみます。
パラメータが多いと逆にいろんな物理現象が楽しめる気がします。
城壁はたくさんありますが
樹脂流動解析アプリケーションの一番関心した点です。
もう一点の補足しますが、やはり要素形状はきれいにです。
> また、評価をする為には射出成形に深く知識を有するのと同時に
> CAEの知識が求められるようです。
> 私の場合、射出成形について知識がほとんどないのでちょっと困ります。
> もう少し、現場の勉強をしてみます。
材料特性から入られて、材料屋さんから情報頂くのも有効です。
>設計者のための簡易解析
盛り上がってますね。どんな簡易ツールあるんでしょうか?
そちらのほうがちょびっと興味あります。
皆様さまのところはCADに設計力学公式を演算できるような
ツール機能があるかと思うのですが、使ってますでしょうか?
やはり手計算のほうが早い?
(編集担当:Happy 2002/04/21)
<FEMによる樹脂流動解析ソフト>
# 1999年11月28日 # No.336 # ハッピー #
アルミやポリマーなどの押し出し成形用の流体解析ソフト「HyperXtrude」の
販売予告記事を見ましたが、流体解析には珍しくFEMを使っているそうです。
また、以前話題になっていたアダプティブ法としてh法とp法を併用した
「hp-アダプティブ法」を使っているとか。誤差に応じてp法かh法,もしくは両方を自動選択するそうです。ダイ設計専用のGUIを備えているそうですよ。
ご参考まで。
(編集担当:Happy 2002/04/21)
<樹脂流動解析の実用性>
# 1999年9月9日 # No.164 # ピンクのムカデ #
樹脂部品を設計していた頃を振り返ると
私自身、お客様に見えない部分の構成部品には、部品点数削減を目的にして,
かなり,奇妙な設計も行いました。
そのときには,パーティングラインをどうするかスライドやピンを使うのかなども考慮して設計していました。
が、金型設計の専門化ではないために、金型メーカーや樹脂メーカーとの図面合議の際に多くのノウハウを教えられてそれなりの設計が出来るようになったと思います。
解析を担当するようになり,複雑なヒケ,ソリの解析ができるツールは有りませんでしたが,ショットサイクル短縮や成形不良の解消の為に樹脂流動解析を活用して「良い部品」をどうしたら「成形できるのか」を確認するために活用し,実績を上げたことも有りました。
# 1999年9月15日 # No.167 # ギブソン #
No.164「ピンクのムカデ」さんありがとうございます。
私はやはり、「この製品は成形できるのか」に、こだわりたいと思います。
といいますのは、解析を依頼されて、結果を報告します。そのとき、必ず聞かれるのはこのまま、金型を作成してもよいか、どうかを聞かれます。
これに、応えられなければ、解析の価値は半減すると思います。
私は、今からすこしづつ取り組みたいとおもいます。
又、教えてください。
(編集担当:Happy 2002/04/21)
<樹脂流動解析の精度>
# 1999年9月7日 # No.160 # モLD #
>「必要は発明の母」、「努力は進歩の父(自作)」。
>私のモットーは、「一年前と同じ事をするな」で、日々前進あるのみ!!
>(まるで突撃部隊みたいですが)
>シミュレーションを過大評価も過小評価もせず、臨機応変に活用すれば良いんです
と私も思います。実験ができないときなどはシミュレーションは
非常に有効な手段で特に流体などは、目にも見えない訳ですからネ。
金型やさんは最初に、ろうそくの蝋で確かめます。
まあ、偉そうなことをいってますが、当初は全く信じられませんでした。
反りの結果が逆で、金型も逆に設計してしまいとんでもない成形結果
なんてのもありました。
今は、金型を反りにあわせるのではなくリブをたてて反らない設計にしたりも
しますし、当初の強度・剛性設計なんか意味がなくなる時代です。
計算で、はかれない熟練の金型屋さんの感はすばらしいものがあるし
それを定性・定量するだけでも大きな進歩となります。
ご存知と思いますが、樹脂流動解析の簡単な補足をします。
・樹脂の射出成形は、数理モデルと流れの解析で解析の精度が
ほとんど決まります。
(粘度、射出圧、ゲート位置、数、勿論ランナー形状)
また、weldラインとAIRTRAPなども解析できます。
但し、このAIRTRAPは、なかなかうまく出てきません。
・この流れが決まれば、繊維方向の縦横収縮(冷却温度、金型温度)
等で、反りが演算できることになります。
一番の近道は、信頼できる金型やさんの加工工程をノウハウも含めて
じっくり観察することだと思います。
またその反り矯正の応力や、Fiber方向を強度・剛性に当てはめるなど一連の
オプションもついてるアプリもあったりします。
>それにしても樹脂流動解析がそこまで進んでいるとは知らず、不勉強でした。
ハッピーさんのプロからの言葉をどう受け取ったらいいのかわかりませんが、
こういうノウハウは隠すべきなのでしょうネ。
現場(実験)と合わないと、ただのバーチャルになりますから、
本音は、ハッピーさんの発言といっしょのことを言いたいのですが...
# 1999年9月7日 # No.162 # モLD #
いいわすれました。聞きたくもないかもしれませんが、
量産シミュレートも重要です。
焼きついたり、かすがたまったりと問題は少なからずあります。
今は実験でしか行えませんが
もし、なんか心当たりでご存知の方いましたら
御一報いただければと存じます。
# 1999年9月8日 # No.162 # ギブソン #
モLDさん、貴重な意見ありがとうございました。
流動解析で、困っていますが、
まだまだ、勉強不足のようです。
「材料メーカさん中心に完成域に近い。」とは、思いませんでした。
私は、研究ではなく、極めて実務的に考えています。
従って、次の質問に的確に答えがだせれば、それでよいと思っていますが・・・、
1.「この製品は、成形できるのか?」
2.「成形できた場合、そり、変形はどのくらい?」
ユーザのこの質問にある程度自信を持って答えらるのが、当面の目標です。
また、教えてください。
# 1999年9月8日 # No.163 # モLD #
>私は、研究ではなく、極めて実務的に考えています。
>従って、次の質問に的確に答えがだせれば、それでよいと思っていますが・・・、
>1.「この製品は、成形できるのか?」
これは、図面なりを見せて、金型やさんに聞かないとわかりません。
材料も最適な溶融温度がありますし、
低温・高温溶融や、金型温度
抜き勾配などつけないと抜けない場合もありますから
これは実務経験のあるかたに聞くべきです。
もし冗談の質問でしたら、ごめんなさい。
>2.「成形できた場合、そり、変形はどのくらい?」
>ユーザのこの質問にある程度自信を持って答えらるのが、当面の目標です。
反る方向の解析が一番重要です、これが合えばしめたものです。
取り扱うメインの材料物性と、ゲートの位置などなど何種類か変えて、
反る方向と数字と物性などを比較していくといい線までいくと思います。
ただ、あまり形状の簡単なものからは、インフラの維持費と実験費が
馬鹿にもったいなくてやらないほうがいいと思いますよ。
また言葉をかりますが、ハッピーさんの「一月前と同じことはやるな。」
です。
(編集担当:Happy 2002/04/21)
<射出成形解析ソフトを探しています>
# 1999年8月23日 # No.117 # tpepu #
はじめて投稿します。
CAE初心者の者です。
樹脂射出成型用のソフトは,かなり販売されているのですが
プラスチックのスクリュー式押出し成型加工(ダイ押出加工)
解析ソフトを探しております。できれば3D-CAD(Pro/E所有)
とつながるものであればなお嬉しいです。。よろしくお願いいたします。
# 1999年8月29日 # No.145 # ハッピー #
「スクリュー押し出し射出成形」について逆に教えて下さい。
☆まず、スクリュー式以外にどういう方式があるんですか?
プランジャ式のようなものがあるんでしょうか?
☆「スクリュー式」と聞くと、その特徴として想像できるのは
・連続プロセス
・旋回成分が生じる
・速度・密度の周期的変動
・射出条件(圧力&速度)をコントロールしにくい?
というところですが、どんなもんなんでしょう?
☆ tpepuさんの書き込みを見てまず感じたのは、
「金型への流入部での条件(温度&(速度or圧力))がGiven(測定または十分な精度で推定可能)であれば、その上流である押し出し機の形式は関係ないのじゃないか?」というごく素人的な発想です。
☆でも、「そもそもスクリュー式は型内の圧力によって、スクリュー内の流れが大きく変わる、つまり型内と押し出し機内を同時に解かないとダメ」であるとか、「旋回や周期変動が無視できなくて、かつその推定が困難→結果、スクリュー部からモデル化しないとダメ」というのであれば、これは大変かな。
いわゆる「移動境界問題」として解く?そもそもスクリュー押し出しのメカニズムは?..粘性、壁との摩擦云々効果?これを考慮できるモデル?
☆想像するに、前に紹介したTORAY(あのHPの下に、TORAYさんの射出成形解析のレポートも紹介されてます)さんを始め、比較的単純な仮定に基づくモデルでスクリュー部を扱っているような気がします。スクリューをワンタッチでモデル化できるような専用ソフトがあるとは思いにくいし。
(あくまで素人判断です)
#「家電=多様な樹脂製品」がご専門の、ピンクのムカデさんはこの辺はお詳しいんでしょうか?
何せ、金属相手の私には想像の域から出られないので、上に書いたことは耳半分に(掲示板だから目半分?)して下さい。
あと、ProEと直結ということであれば、ProE関係のHPから探るという手もあると思います。以下は、前に私がフリートークで紹介したHPでリンク集もあります。
(この龍菜さんはProEを神業のごとく操るそうです)
>ProEユーザーのHP(龍菜)です。
>http://www.page.sannet.ne.jp/gah01300/index.html
# 1999年9月2日 # No.153 # ピンクのムカデ #
1.樹脂流動解析については、5年ほど前に止めました。
一番大きな理由としては、実際に使用する樹脂の各種物性値が入手できない点です。
例えば、掃除機の外郭部品の材料はABSですが、多種多様のものが有ります。
強度があり成形サイクルが短いという要求を出したとしても、材料メーカーは
この新材料なら、今まで以上に・・・という売込みをしてきます。
その新しい材料の物性値をメーカーが公表するでしょうか。
彼らにとって、まさに企業秘密そのものです。ですから、単に目安として、或いは
自己満足のために樹脂流動解析をするよりも、購入先の材料メーカーに対象の
部品を解析ソフトに合った解析モデルとして渡し、その結果をタイムリーに入手し、
反り解消などを考慮した金型手配をすることが、量産設計では重要と割り切りました。
ただ、最近は内製化を進める上で、再度トライしようとも考えています。
# 1999年9月3日 # No.154 # ハッピー #
#ピンクのムカデさん。勝手な呼びかけにResいただき有り難うございました。
>材料メーカーは
>この新材料なら、今まで以上に・・・という売込みをしてきます。
>その新しい材料の物性値をメーカーが公表するでしょうか。
ふーむ。そういうものですか。成分や製法は○秘止むなしでも、「物理特性=性能」は客が要求すれば出して欲しいなぁというのが素人考えですが。
「この新材料なら...」と言うのならそのEvidenceを出してちょうだいとは言い難いものなんでしょうね.
(金属材料であれば、ミルスペックとして組成と機械的性質を公開します)
#デザインインとかいって、素材メーカーの方もどんどん設計現場に入って来られてシミュレーション(○秘部は素材メーカー自社で)できればお互いハッピーかなぁと思うのですが。
# 1999年9月6日 # No.155 # ギブソン #
No.117,No.145,No.153関連です。
この分野は、私も興味があります。しかし、このCAEソフトが良いといったものは、わかりません。
なぜならば、それ以前の問題があまりにも多いからです。
>
スクリューの解析では、プラメデアイアさんがSCREWFLOWというソフトを開発されています。
>
樹脂流動解析ソフトはいろいろなものが出ていますが、様々な問題をはらんでいます。
ピンクのムカデさんが言われるように、解析を自社でやらないで、樹脂メーカに頼むのが利口なのでしょう。
ピンクのムカデさんは、その原因に「材料データの入手性」を上げられていますが、同感です。
しかし、それ以外にも、たくさんの問題を抱えています。思い付くままに上げてみます。
1.解析モデル作成の困難さ。
すべてをシェルモデルで表現しなければならず、厚肉のようなシェルで表現できない形状や、三次元CADからのメッシュ作成にトラブルが発生します。
2.一般的に成形機にセンサーから充分な測定データがとれておらず、検証が不十分なことが多い。
3.樹脂データ、特に、粘性データが正確に取られているか疑問です。
4.そり、変形は未だ開発半ばにあります。
>
まだまだありますが、このような困難な課題を
上手く使用されている方の意見をお聞きしたいと思います。
# 1999年9月6日 # No.158 # モLD #
はじめまして、宜しくおねがいします。
楽しく拝見させてもらってます。
流動解析に関してかじってますので、書きこんでみます。
一般的な議論でくくってお話しますが、
もはや、流動解析は、比較的材料メーカーさん中心に完成域に
近いのではと考えてます。
金型成形分野が、ハイテク分野に挙げられる所以かもしれません。
>スクリューの解析では、プラメデアイアさんがSCREWFLOWという
>樹脂流動解析ソフトはいろいろなものが出ていますが、様々な問題
ソフトに関しては、詳しくありませんが
昨今の事情で、全世界的にはC-MOLDやMOLDFLOWが主流と聞いてます。
>ピンクのムカデさんが言われるように、解析を自社でやらないで、樹脂メーカに頼むのが
>利口なのでしょう。ピンクのムカデさんは、その原因に「材料データの入手性」を上げられて
>いますが、同感です。
そういう成形加工が必要な製品を開発している段階で
一度はお金を払ってでも、実際に解析をやってもらうべきです。
きっと驚くと思います。
上記アプリには、それなりのデータが準備されてますよ。
新材料でのデータは、材料メーカーさんが普通つけてくれるはずです。
>1.解析モデル作成の困難さ。
これは、全ての解析での悩みですヨネ。
実は、私も皆様に聞きたかったところです。
製造業においては、形状は複雑化をたどり、特にですが。
我々のところは、CAEを実施しないと開発が進まないことも
多々あります。
それでも時間が足らないときは、いろいろ手当たり次第3Dツール
で試すこともあります。
大抵はお手持ちの解析ツールや3Dツールに機能はあると思います。
でも工夫しかありませんです。
CADをいくつも揃えるようなことはしないほうがいいと思います。
参考ですが、CAD上で、サーフェスをオフセットなりして形状を整えていきます。
そこから、専用のプリポストに変換します。
そのI/F間の部分では、CAD上のSTLツールなどで工夫してます。
このノウハウは、必死になればなるほど高度にやっていると思われます。
>2.一般的に成形機にセンサーから充分な測定データがとれておらず
また、ノウハウとなりますが、実際にまじめにやってる金型さんからみるとちゃんちゃらおかしいのであって、実現場で、計測などは、
問題になったりとか、必要にならなければセンサーなどつけないものです。
>3.樹脂データ、特に、粘性データが正確に取られているか疑問です。
研究側から常につく疑問ですが、シミュレートする上での
基準であって、それなりに妥当な値です。
>4.そり、変形は未だ開発半ばにあります。
うーん、どういう印象をお持ちなのか、わかりませんが
構造解析並に結構完成域に達してますョ。
もちろん100%なんて訳にはいきませんが...
何を言いたいかいいますと、必要に迫られて工学的工夫を凝らしてやれば
やったで、シミュレーションは有益であるということを言いたい。
判断の基準に、理論は後にくることは多々あります。
私のところは、そこにCAEがあるからやるということではなく
実験製作上の判断に困るとき、ダウジング的な選択肢程度に
CAE活用を考えてます。その繰り返しと、工学的観察と考察、
それにもとずく計測と実施していけば、精度は自然と高まってきます。
ハッピーさんの過去発言が如くで、理論ですすめるとおおやけど
しかねませんしやっぱり現場の試行錯誤のノウハウも妥当であり、
冷えているかどうかわからないやかんをちょっとでもさわるふりを
してでも確かめるか、冷えるまで待つかのジレンマはありますが...
研究側の現場への歩み寄りと工学的助言は、間違いなく必要です。
ただ、当初は、”事実はCAEより奇なりなんてこと”は
よくありました。(^^;;
今は、うまくいってます。
# 1999年9月6日 # No.159 # ハッピー #
>何を言いたいかといいますと、必要に迫られて工学的工夫を凝らしてやれば
>やったで、シミュレーションは有益であるということを言いたい。
うーん。全く同感。大いに共感。
「必要は発明の母」、「努力は進歩の父(自作)」。
私のモットーは、「一年前と同じ事をするな」で、日々前進あるのみ!!
(まるで突撃部隊みたいですが)
シミュレーションを過大評価も過小評価もせず、臨機応変に活用すれば良いんですよね。
それにしても樹脂流動解析がそこまで進んでいるとは知らず、不勉強でした。
有り難うございました。
# 1999年10月24日 # No.252 # ハッピー #
大幅に遅れたResですが....
>樹脂射出成型用のソフトは,かなり販売されているのですが
>プラスチックのスクリュー式押出し成型加工(ダイ押出加工)
>解析ソフトを探しております。
by_tpepuさん
日経デジタルエンジニアリング11月号に、「富士通・ファナック・東レが射出成形を革新」と題して、射出成形機と樹脂流動解析を結合したシステム「TheMOLDEST」を2000春に販売すると紹介しています。
成形機を選択するとその成形機に応じた範囲で成形条件=解析条件が設定されるとか。素人なので良く分かりませんが、解析で得られたスプール圧というものを射出成形機の制御に必要なスクリューの成形圧に変換して(これがミソらしい)成形機に伝送し、理想的圧力波を実現する制御パラメーターの算出に適用するということです。
今、ベータ版の実証テスト中だそうで、勘ジニアリングからエンジニアリングへの移行、生産立ち上げまでのリードタイムの大幅短縮がひょっとして期待出来るかも。
ご参考まで
(編集担当:Happy 2002/03/30)
<樹脂流動解析ソフト>
# 1999年8月22日 # No.116 # ハッピー #
樹脂関係だと、粘弾性流体としてのモデル化で悩むことになると思います。
東レ(TORAY)さんが射出成形に古くから取り組んでいて、ソフト「TIMON」を市販していますね。
http://www.toray.co.jp/rd/joho.html
樹脂流動は流行なので流体解析ソフトの殆どは「解析できる」となっていると
思いますが、あとはどれだけ現場に密着したノウハウを持っているか、でしょう。
(編集担当:Happy 2002/03/30)
<樹脂流動解析における「中立面」の作成>
# 1997年12月21日 # 旧No.217 # RYO #
中立面作成のアプリケーションを検討してます。
IDEASの中立面作成
MOLDFLOW社のMIDPLANE
など各種ありますが、ちょっとした複雑形状ですとなかなかうまくいきません。
そこで、いろいろ調べてみますとヨーロッパのどこかですばらしい中立面作成アプリが存在すると聞きました。
もし御存知の方いましたら教えてください。
アンザー(ANSER:スペルはもうひとつ不明)とかいうらしいです。
その他、推奨ありましたら御一報ください。
宜しくお願いします。
# 1997年12月22日 # 旧No.218 # チキンジョージ #
回答になってないんですけど。
それはANZAのことですね。って実際に使ったことはないです(^^;
日本ではまだマイナーですが(代理店はどこなんでしょう?)ヨーロッパでは
FEMBやHyperMeshに変わって使われつつあるらしいです。特徴としてはシェル
モデリングの機能が前者に比して格段に優れているようです。
ただ中立面が作成できるかどうかはわかりません(できるんだったら見てみたいですね)。
# 1997年12月23日 # 旧No.219 # RYO #
こんにちは
ANZA:アンザですね。いいこと聞きました。
2時間程、検索しましたがひっかりませんでした。
やはり、中立面サーフェスを作成するわけではない印象をうけました。
MIDPLANEのような、中立面FEM機能なのでしょうか。?
尚、メーカー等わかるかたおしえてください。
# 1998年1月4日 # 旧No.222 # RYO #
>>個人的にはMOLDFLOWのMIDPLANEはかなり優れている
わたしも非常に優秀な中立MESH作成機能(肉厚も演算する)であると思います。
但し、出力のI/Fが乏しすぎるのとMESHINGの自由度がない(たとえば3角要素のみ)などが悩みの種です。
その他のSolverに渡そうとしても、なかなか渡せないのが欠点といえば欠点です。
そこで、中立面をSOLID(STLIGESSTEPでも可のTrans)からサーフェスを演算してくれるものはないものか探しているわけです。
そこでアンザ(未だに正確な名称は不明)に出くわしたわけです。
アンザといわれるものでの処理結果を挙げますと(MIDPLANE 約95%に対し 約98%以上)の感触を得ております。こんなこと書いていいのかな。
但し、中立MESHまでの機能でした。
未だに該当ソフトで処理してくれている人(外人)も正式な名称はわからず困っております。
尚、いろいろな方からアンザに関し、HITする情報をいただきまして非常に感謝しております。
中立MESHを作成するプリプロセッサーは各種たくさんあるかと思いますが
中立面を作成するとなるとなかなかありません。
また、検討する時間と機会と情報がなく困っているところです。
(編集担当:Happy 2002/03/30)