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<MDの破壊力学への応用>
# 2000年2月12日 # No.472 # モLD #
http://sunshine.naoe.t.u-tokyo.ac.jp/yoshinari/reseach.htm
分子動力学についてさわりを発見。
疲労や破壊力学は、いろいろと研究されているんですね!
各種最適化も含めて、大抵のソルバーオプションにはついているみたいですけどみなさんのところは、自前での研究開発派それともアプリケーション依存派ですか?
でも使い方もいろいろ勉強も必要そうですね!
本掲示板は勉強になります。謝謝
# 2000年2月12日 # No.473 # ハッピー #
機械・材料分野でのMD(分子動力学)といえば、やはり北川先生から検索された方がよいのではないでしょうか?機械学会、材料学会でMD関連研究分科会の主査、委員長を務めておられた、この分野の先駆的な方です。
大阪大学 北川研:
http://www-some.mech.eng.osaka-u.ac.jp/html/research/res-contents-98-jp.html
日本材料学会 分子動力学部門委員会
原子/分子モデルを用いる材料評価 研究会
http://www-some.mech.eng.osaka-u.ac.jp/cmd/#LBL1
# 2000年2月12日 # No.474 # モLD #
ありがとうございます。お気に入りに追加させてもらいました。
アプレットは、面白いですね。
まだよくわかってませんが、陽解法的なイメージありました。
勉強します。
# 2000年2月13日 # No.477 # モLD #
http://www-some.mech.eng.osaka-u.ac.jp/
からたどって、拝見できました。
ところで、MD法は、まともにやると通常のハードでは難しそうですね。!
# 2000年2月13日 # No.478 # ハッピー #
>ところで、MD法は、まともにやると通常のハードでは難しそうですね。!
byモLDさん
まぁやはり超並列計算機があった方が望ましいんじゃないでしょうか?
というか並列処理に向いた問題と聞いたような。
ミクロとマクロのハイブリッド問題で京大:小寺秀俊先生(シミュレーションの百貨店のような方。ピンクのムカデさんはご存じでしょう?)がFEMに特殊なスパイスを施した手法でMDよりはずぅーっと大きなスケールで、でも連続体とは言い難い粉体問題を扱っておられましたっけ。
# 2000年2月14日 # No.479 # よし☆彡 #
MD法のHPを見ました。
構造物に亀裂発生するかどうかの解析をしても、最初から初期亀裂があったらどーするの?
なんて事が言われます。私が悩んでいるとそんなの市販ソフトをさがすより、自分で作ったほうが早いじゃないと言われたこともあります。当時、難しそうなので、じゃーどーするの?と私はその先を聞く余裕が無かったの思い出しました。(笑)
いまさらですが、フェールセーフ設計の重要さを痛切に感じています。.
こういった分野で期待できるものの一つがMD法とですかね?とはいっても、MDの考えを私は良く知らないのですが、、、、
ぱっと拝見させて頂くと、通常のエネルギー法と違い要素辺間で局所的に式を解いてると言う感じでしょうか?(ん?と言うことは川井モデル?)
いずれにしても、この分野の研究が進むと良いですね!
# 2000年2月15日 # No.482 # セロ弾きの豪州 #
>分子動力学も化学屋から見れば分子軌道法とかいろんなレベルのものがあって、構造解析に応用されているのは、ごく初歩的な
ものだそうです。クーロン力でくっついたり離れたりという程度の。
分子軌道法はガウス型関数を使う量子化学計算では?
私が学生の頃は分子の置かれている環境は絶対零度・真空でスタティックしか出来ませんでしたが最近は変わったのでしょうか?
化学では例えば溶媒効果をも考慮しなければならず、そのために更にモンテカルロ法やらMDを行うわけです。
# 2000年2月16日 # No.484 # ハッピー #
>分子軌道法はガウス型関数を使う量子化学計算では?
byセロ弾きの豪州 さん
よくある「言葉の定義」の問題かも知れませんが、門外漢のうろ覚えより専門家の豪州さんのお言葉の方がよっぽど安心?できます。本掲示板ではそちらを「正」としましょう!
#ROMってないで、もっと書き込んで欲しいなぁ。
ところでセロ弾きの豪州さん、最近マイクロマシンが注目されていますが、ああいうサブミリ・スケールの構造物を丸ごとMDで解くとしたらどれくらいのcpu速度、メモリーが必要なんでしょう?
或いは、現在のチャンピオン・クラスの問題はどれくらいの分子数,ものの大きさなんでしょう?
# 2000年2月16日 # No.485 # セロ弾きの豪州 #
専門家だなんてとんでもないです。やったのはたった2年ですし。
>#ROMってないで、もっと書き込んで欲しいなぁ
最近忙しくて・・・(今日は二回も見ていますが)
>最近マイクロマシンが注目されていますが、ああいうサブミリ・スケールの構造物を丸ごとMDで解くとしたらどれくらいのcpu速度、メモリーが必要なんでしょう?
或いは、現在のチャンピオン・クラスの問題はどれくらいの分子数,ものの大きさなんでしょう?
現在はいわゆる第一原理でなく古典的なMDなら数百万粒子くらいまでいっているんでしょうか?
残念ながら最近の状況はよくわかりません(そういや雑用ばかりで解析もしとらんな・・・)。
私の学生時代は数十万でタイムオーダーはせいぜい数百ピコ秒でした(お遊びと実験屋に馬鹿にされたものです)。
アルゴリズム自体は並列化しやすいので努力次第で性能をあげられるわけですが、当時はハード的にもソフト的にも手軽に並列処理をやれる環境に無く岡崎の分子研を訪れるたびに自分の研究室とはまるで違う計算環境にため息をついたものです(大艦巨砲主義ってとこですか)。
(編集担当:Happy 2002/04/21)