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<EXIT 1005、Marc>
# 2003年7月28日 # No.5661 # rikou #
こんにちは。
前回教えていただいたひずみ増分理論を用いて計算していたのですが、
上記のエラーが出て途中で解析が止まるようになりました。
上記のエラーを回避するためには、どのような手段が有効なのでしょうか。
とりあえずRELAXコマンドを用いたり、要素分割を細かくしてみたり
増分を増やしてみたりしたのですが、一向に解析が進みません。
どなたかご存知ならご教授ください。
# 2003年7月29日 # No.5664 # MarcUser #
こんにちわ
> 前回教えていただいたひずみ増分理論を用いて計算していたのですが、
> 上記のエラーが出て途中で解析が止まるようになりました。
> 上記のエラーを回避するためには、どのような手段が有効なのでしょうか。
by rikouさん
Marcの1005のエラーは,
1.最初のアセンブリで生じているのではあれば,Connectivity等の間違い
2.計算の途中で生じているとすれば,要素の極端な変形によるもの
とマニュアル(Vol.C A-9)に記載されています.
2.のケースであれば,ステップを細かく区切って極端に異常な変形をしている
要素がないかをチェックしてみてください.材料の挙動が異常(例えば突然,変形抵抗やヤング率がゼロになってしまう)場合にも異常な結果になります.
参考になりますでしょうか?
# 2003年8月1日 # No.5682 # rikou #
MarcUserさん、いつも回答してくださりありがとうございます。
御礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
今回の場合はMarcUserさんの回答の2のパターンになります。
そこで自分なりに要素を正方形に近い形にし、なおかつ変位増分の値も
大きく増やしてみたのですが同様の現象が起こってしまいます。
なおかつ、エラーの出る要素が、ひどい場合は、全要素数の半分くらいが一気に出るという形になってしまってます。
これらを解決するためにはどのようにしたらよいでしょうか。
ちょっと困っています。
これらのエラーを強制的に回避するようなことは出来ないのでしょうか。
よろしくお願いします。
# 2003年8月1日 # No.5683 # ハッピー #
> そこで自分なりに要素を正方形に近い形にし、なおかつ変位増分の値も
> 大きく増やしてみたのですが同様の現象が起こってしまいます。
by rikouさん
変位増分は小さくしないと(増分の回数は増やす)ね。
因みに、自動増分が効いていないということは無いですね? 最小時間増分が1.0になってたり。
> これらのエラーを強制的に回避するようなことは出来ないのでしょうか。
要素が潰れるわけですから強行突破は出来ません。
一度、荷重値をう~んと小さくしてみましょう。
何か単位をミスっているようなことはないですね?
# 2003年8月1日 # No.5685 # MarcUser #
基本的にはハッピーさんの言われるように,増分量を小さくして(増分回数を大きくして).どこがつぶれているかを調べて見てください.きっと何かヒントが得られると思います.
さらに,二点.
1.塑性特性や弾性特性をひずみやひずみ速度,温度などの関数にしていて,何かの間違いで,極端に剛性の低い材料特性になったりしていませんか?
2.低減積分要素を使っていませんか?アワーグラスモードで要素が「いかれて」いないでしょうか?低減積分はやめて,完全積分+CONSTANT DILATATIONにしてみてください.
ひとまず,気づいたのはこれぐらいです.
# 2003年8月28日 # No.5750 # rikou #
前回質問したとき御礼のほうも言わずに申し訳ありませんでした。
あれから指摘されたようにインクリメント数を大きくしてみたのですが、結果は同じでした。
ところが偶然にも1つのモデルの計算が成功したので、
そのモデルと同様の境界条件でインクリメント数を変えて計算してみたのですが、どういうわけかこれが途中からおかしくなってしまいます。
*** warning - no residual forces present,test automatically satisfiede
という記述が出てきてその分の計算は記録できていません。
テキストファイルの比較ツールを使ってdatファイルを比較してみたのですが、計算が成功したモデルと成功しなかったモデルとの間に原因となるような違いは見受けられませんでした。
しいていえば、disp changeの値が違っていたぐらいですが、
計算できなかったモデルのほうがこの値は小さかったです。
これはどのようなことが原因で途中からこのようなエラーが出るのでしょうか。
また、接触解析を試みていますが、friction forceを0にしていることと何か関係があるのでしょうか。
* * * * * * * * * * *
warning: node 198 is not allowed to
touch body 2 segment 10 due to inconsistency with
the specified boundary condition. check it!
THE RESULT HERE MAY NOT BE CORRECT.
* * * * * * * * * * *
というようなエラーが出ているのを確認していますが、
これも関係あるのでしょうか。
わからないことだらけで文章が不明瞭かもしれませんがよろしくお願いします。
使っているソフトはMARCです。
(編集担当:Happy 2003/10/18)