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<制御と物理的な現象>
# No.4312 # 2002年12月24日 # ハッピー #
> ここのところ動解析の話題多いですので、
> やはり積分あたりが、ポイントなんでしょうか?
by チャーリーさん
積分法について、計算力学講演会ではシンプレティック法が注目されていたようです。
講演論文集、未だ手に入るかも知れませんね。
一方、RecurDynは運動方程式の定式化を、Recursive定式化に替えて高速化を
図ったとのこと。
Recursiveって言うと、プログラム開発の立場からは「Recursive Call(再帰呼出し)」
つまり、サブルーチンがその処理の中で、自分自身をCallする、下手をするとメビウスの
輪の無限ループになるアレを思い起こします。
でも、RecurDynの場合は、従来のMBD(Multi Body Dynamics)ソフトが、全体座標系で
定式化されていたのに対し、要素座標系で記述されている点が特徴とのこと。
何故、それがRecursive(再帰ないし帰納)で、計算が速いのか、未勉強です。
速さは、計算機の性能でもカバーできる面があります。
MBDシミュレーション+制御ロジックによるVirtualシミュレーションが、実時間に追いつき
さらに実時間より速くなって、制御CPUに実装されると面白そう。
衝突時のダメージを先回りで予測し、最も賠償金が少ない壊れ方をするよう運転制御するとか(笑)
(編集担当:ピピ 2003/11/27)
<制御系を含んだ機構解析>
# No.4306 # 2002年12月23日 # ハッピー #
>>話は急に変わりますが、物理的な連成問題ではなく、制御と物理的な現象を
>>連成で解析できるソフトって、世の中に存在しますか?
>制御モデルでしたら、Matlab & simulinkがもっともPoplarではないでしょうか?
>3Dシミュレーションで、機構解析(ADAMS Dads &FEM MODAL)
byチャーリーさん、おっしゃるようにMatlabのSimuLinkは業界向けパッケージも
あって強力そうですね。
うちも振動屋さんは、Nastranやインハウスソフトと組み合わせたりしているよう。
動力学解析ソフトはADAMS、DADSが著名で、SimuLinkとインタフェースも当然あるでしょうね。
最近出てきたRecurDynのデモでは、戦車の力学モデルにMatLabで制御系を組み込んで
フライトシミュレーターならぬ、Virtualコンバットシミュレータ?を実現していました。
動力学モデル、制御系とも実験とCorelationしながら実機の特性を組み込んだとか。
# No.4313 # 2002年12月24日 # ピピ #
> 最近出てきたRecurDynのデモでは、戦車の力学モデルにMatLabで制御系を組み込んで
> フライトシミュレーターならぬ、Virtualコンバットシミュレータ?を実現していました。
> 動力学モデル、制御系とも実験とCorelationしながら実機の特性を組み込んだとか。
それはぜひ見てみたいですね。
余談ですが、小学生の頃、御殿場の自衛隊を見学に行ったら、戦車に乗せてくれたことが
ありました。実際に走行してくれたんですが、すごい迫力でしたよ。
(編集担当:ピピ 2003/11/27)