- アンギュラピン(斜めピン)
[あんぎゅらぴん] [金型]
金型開閉に伴い、スライドコアを移動させるためのガイドピンである。アンダカットのある成形品を、金型からはずす時に用いる。
- アンダカット
[あんだかっと] [金型]
成形品を型から取り出すときに、支障となる型または成形品の凸凹部をいう。普通、アンダカット部分は、金型にルーズコアやスライドコアを取り付けて成形し、成形品の突き出し前に、これを手動または自動で取り去る。
- エジェクタピン(突出しピン)
[えじぇくたぴん] [金型]
成形品を突き出すために、金型内に設けたピンをいう。
- カートリッジヒータ
[かーとりっじひーた] [金型]
石綿などでニクロム線を絶縁して、金属チューブに入れた電熱体をいう。水分などにより、ニクロム線が腐食、汚染されないように保護されている。
- 型キズ
[かたきず] [金型]
金型のキズが、成形品にそのまま写された外観上の欠点をいう。
- 金型関連情報サイト
[かながたかんれんじょうほうさいと] [金型]
■(社)日本金型工業会 東部支部 - 通産省認可団体所属の金型企業100社を紹介しています。金型企業が型種別に検索できます。 ■金型屋集団 Value21 - ヴァリュー21の会は、金型に関係する各種の企業が集まってできた任意の団体です。メンバーは主に中小企業ですが、結構強者ぞろい!
- ガイドピン
[がいどぴん] [金型]
金型の雌型と雄型の位置を正しい位置に定めるため等に用いられるピン。
- キャビティ
[きゃびてぃ] [金型]
射出成形用金型において、成形品に該当する空間部分をいう。また、この空間を形成している雌型(キャビティプレート)をいうこともある。
- 鏡面仕上げ(鏡面研摩)
[きょうめんしあげ] [金型]
金型やプラスチックなどの表面を研削、バフ、ラッピング、ホーニング、ポリッシング、超仕上げなどによって、鏡のように平滑に、かつ光沢のある状態に仕上げることをいう。
- ゲート
[げーと] [金型]
射出成形用金型において、溶融した成形材料をキャビティへ注入するための注入口をいう。
- ゲートバランス
[げーとばらんす] [金型]
射出成形用金型において多数個取りの場合、成形材料が各キャビティに同時に充填されるようにキャビティやランナの配置を考慮したり、ゲートの長さや断面積を調節することをいう。
- ゲートランド
[げーとらんど] [金型]
ゲートの長さをいう。
- コールドスラグウェル
[こーるどすらぐうぇる] [金型]
熱可塑性樹脂の射出成形用金型において、コールドスラグ(冷却固化しかけた材料)を収容するために、スプル下端やランナの末端に設けた樹脂だめ、あるいはウエルドラインの強度を増すためにその外側に設けた樹脂だめをいう。
- コア
[こあ] [金型]
射出成形用金型において、成形品の内面を形成するための金型の突起部分(雄型)をいう。
- サイドゲート
[さいどげーと] [金型]
キャビティの側面から成形材料を充填するゲートをいう。
- サブマリンゲート
[さぶまりんげーと] [金型]
トンネルゲートを参照。
- 射出成形用金型
[しゃしゅつせいけいようかながた] [金型]
射出成形機により、成形品を造るのに使用する金型をいう。通常の金型は、スプル、ランナ、ゲートを通じてキャビティに充填された成形材料を冷却固化させた後、自動的に金型を開いて、その成形品を取り出すように作られている。
- 自動突出し
[じどうつきだし] [金型]
成形品を金型から自動的に突き出すことをいう。突出しには通常、突出しピンを用いるが、変形しやすい製品などにはストリッパープレートを用いる場合もある。
- ストリッパープレート
[すとりっぱーぷれーと] [金型]
射出成形用金型において、成形品の自動取出しに用いる金型部品をいう。突出しピンでは取出しの困難な成形品または成形品に突出しピンの跡がつくのを嫌う場合に使用される取出し板をいい、金型が開くとき成形品を自動的に突き出す。
- スプル
[すぷる] [金型]
射出成形用金型の成形材料の流路の一部で、円錐形の部分をいう。
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