プラスチックの知恵袋/分類別

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成形樹脂機械金型品質その他

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  • スリーブ突出し
    [すりーぶつきだし] [金型]
    射出成形用金型において、成形品を取出すのにエジェクタスリーブ(パイプ状突出しピン)により突き出す方法をいう。

  • スリープレート金型(2枚板構成金型)
    [すりーぷれーとかなが] [金型]
    射出成形用金型において、主要部分が固定側と可動側との間にもう一枚のランナー用プレートが挿入され3つの部分から成立っている金型をスリープレート金型と呼ぶ。このタイプの金型は、型を彫る板が三面から構成され、ゲートの位置を任意の位置にとることができること、ピンポイントゲートが採用できることなとが特徴である。

  • センターゲート
    [せんたーげーと] [金型]
    成形品の中央から成形材料を充填するゲートをいう。

  • タブゲート
    [たぶげーと] [金型]
    射出成形用金型において、特別に設けた成形品の突起部(タブ)に付けるゲートをいう。

  • ダイアフラムゲート(ディスクゲート)
    [だいあふらむげーと] [金型]
    ディスクゲートを参照。

  • ダイレクトゲート(スプルゲート)
    [だいれくとげーと] [金型]
    射出成形用金型で、スプルから直接キャビティに連結しているものをいう。

  • 窒化
    [ちっか] [金型]
    鋼材をアンモニア(NH3)ガスあるいは窒素含有物質と反応させて表面硬度を高める処理法をいう。その処理温度は普通500〜550℃で、加熱温度が高いほど硬度は低くなるが、窒化深度は深くなる。この処理は、アルミニウム、クロムなどを含んだ窒化鋼に対してのみ有効である。

  • ツープレート金型(2枚板構成金型)
    [つーぷれーとかなが] [金型]
    射出成形用金型において、主要部分が固定側と可動側との2つの部分から成立っている金型をツープレート金型と呼ぶ。このタイプの金型は、ランナーやゲートが金型の固定側と可動側との分割面上にあることなどが特徴である。

  • テーパ
    [てーぱ] [金型]
    先細の形状をいう。通常、射出成形用金型では成形品の取出しを容易にするために金型に付ける抜き勾配を指す。

  • ディスクゲート(ダイアフラムゲート)
    [でぃすくげーと] [金型]
    射出成形において、穴のある成形品の場合穴の中央にスプルをつけ、穴の周囲全面から成形材料を充填するようにしたゲートをいう。

  • トンネルゲート
    [とんねるげーと] [金型]
    ランナの末端を金型のパーティングラインより沈めて、キャビティの側壁から成形材料を充填する方式のゲートで、製品及びランナの突き出しによって、ゲートが自動的に切断される。

  • パーティングライン
    [ぱーてぃんぐらいん] [金型]
    金型の雌型と雄型の分割面やおも型とサイドコアの分割面のこと。PLと略して呼ぶこともある。

  • ピンポイントゲート(ピンゲート)
    [ぴんぽいんとげーと] [金型]
    射出成形用金型の、極めて断面積を小さくしたゲートをいい、おもに三枚板構造金型に使用されている。

  • ファンゲート
    [ふぁんげーと] [金型]
    成形品の一端に扇(ファン)形に付けたゲートをいう。

  • フィルムゲート(フラッシュゲート)
    [ふぃるむげーと] [金型]
    板状成形品のパーティングラインに沿ってランナを付け、このランナと成形品との間に設けたフィルム状のゲートをいう。

  • プリハードン鋼
    [ぷりはーどんこう] [金型]
    中程度に焼入れ処理した鋼材で射出成形の金型用鋼材などとして用いられる。一般鋼材の場合、金型の耐久性を上げるために切削後焼入れし、研磨仕上げを行うが、それほど性能を必要としない場合にプリハードン鋼を使用することが多い。ショア硬度約30〜50で、切削加工するだけで熱処理せずに使用できるのでコスト低減となり、また焼入れによる変形の問題もなくなる。

  • 放電加工
    [ほうでんかこう] [金型]
    絶縁液中において母型と型材との間の微小間隔に短時間の放電を繰り返すことにより型材を母型に相似した複製型に加工する方法。

  • ボス
    [ぼす] [金型]
    成形品のインサート、ネジ、穴、切欠き部などの補強のために、その周囲を突起状に肉厚にした部分をいう。

  • モールドベース
    [もーるどべーす] [金型]
    射出成形用金型を構成するのに必要な部品を集めて組立てたものをいう。簡単な形状の金型ではモールドベースを用いることにより、金型の製作日数が短縮できる。

  • 焼入れ
    [やきいれ] [金型]
    鋼を高温に加熱し、急冷して硬度を高めるための熱処理の一種をいう。その処理温度は普通750〜800℃で、硬さや耐摩耗性などを必要とする部品に適用される。


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