プラスチックの知恵袋/分類別

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成形樹脂機械金型品質その他

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  • 滞留時間
    [たいりゅうじかん] [成形]
    成形材料が加熱シリンダに入ってから出てくるまでに要する時間。この時間が長いと熱安定性に乏しい材料では、成形不良などのトラブルを起こすことがある。

  • 中空成形
    [ちゅうくうせいけい] [成形]
    ブロー成形を参照。

  • 超音波洗浄(超音波洗浄機)
    [ちょうおんぱせんじょう] [成形]
    洗浄液に超音波振動を与えて液中の物体を物理的、化学的に洗浄する方式(装置)をいう。超音波振動により液中には微細な空洞が繰返し発生、消滅する。これをキャビテーションというが、この空洞が破壊する際の機械的な力は時には1000気圧にも達するほどで、それにより物体に付着した塵挨を吸引、剥離し、また液中への油脂分の分散を促進するので、複雑な形状のものでも短時間に洗浄することができる。

  • 超音波溶接(超音波溶接機)
    [ちょうおんぱようせつ] [成形]
    超音波振動により発生する摩擦熱で行う溶接(装置)をいう。振動は振動素子によりホーン(振動伝達金具)を経て直接接合部に与えられるか、ホーンから材料を通じて接合箇所に伝達される。後者による溶接を特に伝達溶接と呼んでいる。普通、約20〜30kHzの振動が用いられる。比較的低融点で高い剛性を有するプラスチックの溶接に好適であり、またこの溶接によるシール(溶封)も行われる。柔軟な材料の場合は振動の減衰が著しいのでホーンを接合部に接触させないと溶接ができない。ホーンの接触圧は1.3〜22.5kgで、溶接に要する時間は通常2秒以内である。溶剤、熱源、接着剤などが一切不要で火災や中毒の心配がなく、プラスチック自体が超音波エネルギーを伝達するので普通の方法では接合できないような部分の溶接も行われる。更に相溶性があれば異種材料間の溶接もできる。熱可塑性樹脂フィルム、シート、繊維、発泡体、成形品の加工に広く利用されている。

  • 調湿処理
    [ちょうしつしょり] [成形]
    ポリアミド樹脂(ナイロン)は吸湿性の大きいことが、欠点とされているが、吸湿すると寸法変化を生ずるので、高度の寸法安定性を得たい場合には、アニーリング(熱処理)とあわせて強制吸湿処理(調湿処理)をほどこすことがある。調湿処理は、これによりポリアミド樹脂(ナイロン)のもつ本来の強靭性を保たせることが出来ると共に、寸法安定性も改良されるなどの利点が得られる。普通の大気状態(関係湿度 約60%)におけるポリアミド樹脂(ナイロン)の平衡吸水率は、PA6で約3.0〜3.5%、PA66で約2.0〜2.5%である。調湿処理は成形品に強制的に吸水させて、あらかじめ、この程度の吸湿状態にしておく操作であって、これにより使用中の寸法変化を少なくすることが出来るものと考えられている。

  • トランスファ成形
    [とらんすふぁせいけい] [成形]
    圧縮成形と共に広く用いられる熱硬化性樹脂の成形法をいう。圧縮成形では金型のキャビティの中で成形材料を溶かし、圧縮し、硬化させるが、トランスファ成形では成形材料を別の所(ポット)で溶かし、小さな穴を通して金型のキャビティに送り、そこで硬化させる方法。この成形法には大別して圧縮成形機を使用するポット式トランスファ成形と補助ラムを備えたトランスファ成形機を用いるプランジャ式トランスファ成形の二つの形式がある。

  • ドルーリング(鼻タレ)
    [どるーりんぐ] [成形]
    ノズルを金型から離すと、使用条件によりシリンダ内の樹脂がノズルから鼻タレすることをいう。

  • 内部応力
    [ないぶおうりょく] [成形]
    材料内部に、外力以外の原因(たとえば収縮など)によって生じる応力をいう。

  • 内部歪み
    [ないぶひずみ] [成形]
    内部応力などによって固状材料の内部に生じたひずみをいう。

  • 二色成形(ダブルモールド)(多色成形)
    [にしょくせいけい] [成形]
    二色成形とは、二色または二種類の樹脂から成る一体の製品を作る成形法をいう。成形には、二組の射出装置を備えた専用機を使用する。二色成形品の主な用途として、電卓やコンピュータのキー、スイッチ類の押しボタン、機械装置のツマミなどに、文字や数字、記号などを入れる場合に適用されている。二色成形のプロセスで代表的な例として、第一シリンダより一色(一材)めを成形し、一度型開きをして、一次成形品をコア側に付着させたまま、金型回転盤を180゜回転させて型を閉じ、第二シリンダより二色(二材)めを成形し、再び型開きを行い、成形品を金型から取出して、二色成形品ができあがる。このプロセスでは、一次成形用金型と二次成形用金型の二組の金型を使用し、実際の操作では、二組の射出装置がほぼ同時に作動し、半回転ごとに1ショットの成形品が得られる。この他の方法としては、二組の金型を垂直軸のまわりに背中合わせに取付けて、垂直軸を中心にして半回転させる方法や一組の金型内に一次成形用と二次成形用のキャビティ、コアのセットを設ける方法などがある。二色成形の方法をさらに展開して、シリンダを増やせば数色の成形(多色成形)を行うこともできる。

  • 熱成形
    [ねつせいけい] [成形]
    シートを加熱して軟化させ、軟らかい間に形をととのえ、冷却して成形品を作ることをいう。最もよく使用される方法は熱可塑性樹脂を使用した、真空成形や圧空成形(圧縮空気圧成形)なとがある。

  • 発泡成形
    [はっぽうせいけい] [成形]
    機械的撹拌、揮発性、分解性、水溶解性発泡剤を用いて気泡体を製造する工程をいう。発泡成形を大別すると、ブロック成形(厚板)、板状成形、金型を用いる型物成形などになり、これらは、通常の射出、圧縮、押出、真空成形などの適用が可能である。またインテグラルスキン法及びRIM成形法などによっても発泡成形することができる。

  • 鼻たれ(ドルーリング)
    [はなたれ] [成形]
    シリンダ内の樹脂が漏れ、ノズルから鼻たれ状に出てくる状態をいう。対策として、サックバック機構などがある。

  • バリ
    [ばり] [成形]
    成形材料が金型の隙間に流れ出して固まった、製品についた余計な部分のこと。

  • ひけ
    [ひけ] [成形]
    シンクマークを参照。

  • 歪み
    [ひずみ] [成形]
    応力により物体内に生じる変形をいう。特に、内部応力に起因するものを内部歪みという。

  • ひび
    [ひび] [成形]
    クレージングを参照。

  • BMC成形(バルクモールディングコンパウンド成形)
    [びーえむしーせいけい] [成形]
    チョップドストランドを主体として強化繊維基材と、マトリックスをあらかじめ混練した塊状の成形材料BMCを用い、加熱した金型へチャージして型締を行ない成形する方法をいう。

  • P-V-T特性
    [ぴーぶいてぃとくせい] [成形]
    熱可塑性樹脂の固相から溶融相にいたる広い温度領域での圧力(P)−比容(積) (V)−温度(T)の相互関係をいい、その定量化には状態方程式が用いられる。一般に溶融圧縮性は比較的に大きく、比容積は圧力と温度に依存して変動する性質があり、これは成形収縮率、残留ひずみ(充填ひずみ)に大きな影響を及ぼす。またこれらの関係をうまく利用することによって最適加工条件、最適成形品を知ることができるほか、射出圧縮成形などにも利用されている。CAE的な解析法では保圧、冷却のシミュレーションに重要なデータベースの一つになっている。

  • ピンホール
    [ぴんほーる] [成形]
    薄い製品に出来た貫通した微細な穴をいう。


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