プラスチックの知恵袋/分類別

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成形樹脂機械金型品質その他

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  • 工程異常
    [こうていいじょう] [品質]
    工程が管理状態にないことをいう。工程の標準化を行い、管理図を用いて工程を管理していれば、工程が見逃せない原因によって安定な状態でなくなることを検出できる。ヒストグラムの姿を眺めることによっても工程にどんな異常が起きているかを知ることができる。工程に異常が起こった場合には、工程異常報告書を作成し、その原因を追究し、必要な場合にはその再発防止を行う。

  • 工程FMEA
    [こうていえふえむいーえー] [品質]
    工程設計において、予想される工程の不具合や不良品を製造する可能性を検討し、これらを防止するためにFMEAを応用したもの。

  • 工程解析
    [こうていかいせき] [品質]
    工程における特性と要因との関係を明らかにすることである。工程解析には、普通つぎのデータが用いられる。1)日常とられている過去のデータ、2)解析しやすいように、新たに日常作業から層別してとったデータ、3)新たに実験計画的にとったデータ、日常の作業のやり方を変えてとったデータ。統計的方法としてはQC七つ道具、相関・回帰分札実験計画法などが用いられる。工程の管理・改善に先立って十分行われるべきである。

  • 工程管理
    [こうていかんり] [品質]
    通常、工程管理とは、決められた品質、納期、コストを実現できるように工程の実力を維持・向上するために、工程を管理することをいう。工程管理を実施していくうえで、よく管理図が利用される。生産管理の分野ではつぎのことを意味する。「所定の品質、原価、数量の製品を所定の納期に生産するために、工場内の生産資源を総合的に統制し、経済的な生産を実施するための管理活動。」

  • 工程図記号
    [こうていずきごう] [品質]
    生産対象(物)の流れ、つまり材料が加工されて製品へと変化する過程である工程を図示する際に用いる記号。

  • 工程能力
    [こうていのうりょく] [品質]
    安定した工程の持つ特定の成果に対する合理的に達成可能な能力の限界。通常は品質を対象とし、工程が作り出す製品の品質特性値の分布が正規分布の場合、平均値±3σで表すことが多いが、6σだけで表すこともある(σは品質特怯め分布の標準偏差)。また、ヒストグラム、グラフ、管理図などによって図示することもある。

  • 工程能力調査
    [こうていのうりょくちょうさ] [品質]
    工程能力を調べること。工程改善計画の立案と改善の実施や、不合理な規格・図面公差の変更などのために、工程能力を把握し、規格・図面公差と比較・評価を行うこと。

  • 5W1H法
    [ごだぶりゅいちえっちほう] [品質]
    5W1H法は、1)なぜそれが必要か(Why)、2)どこでそれをなすべきか(Where)、3)いつなすべきか(When)、4)誰がなすべきか(Who)、5)何をなすべきか(What)、6)いかにそれをなすべきか(How)の質問をして、アイデアを引き出す方法である。

  • 最終検査
    [さいしゅうけんさ] [品質]
    でき上った品物が、製品として要求事項を満足しているかどうかを判定するために行う検査。最終検査が終わってそのまま出荷される場合は、出荷検査ともいわれる。

  • 作業指示票
    [さぎょうしじひょう] [品質]
    作業を指示する監督者が作業者に対して、作業標準に基づく正しい作業を、的確に、具体的に、しかもわかりやすく指導するための基準となるもの。確実に、早く、安全に作業できることがねらい。

  • 作業標準
    [さぎょうひょうじゅん] [品質]
    効率的な生産をするために決められた人の動き、作業手順などを現場で正しく運営し、あわせて、安全・質・量・コストなども確保できるように、各作業のやり方や条件について、工作図、品質チェック標準、QC工程表などをベースとして標準化したものの総称。代表的なものとして、作業要領書・作業指導書・品質チェック要領書などがある。

  • 社内標準
    [しゃないひょうじゅん] [品質]
    企業の諸活動を適切かつ合理的に運営するため、会社の組織・製品・日常業務などへの適用を目的として定めた標準。対象とする題目の内容により、1)会社規則、2)業務標準、3)技術標準に大別できる。社内標準は、全社的な経済性の向上、製品の品質保証・販売拡充、情報伝達・意思伝達の円滑化・確実化、従業員の作業安全確保などのためのものとされている。

  • JIS
    [じす] [品質]
    日本工業規格(Japanese Industrial Standards)の略称。鉱工業品の形状、寸法、品質、使用方法、安全条件などさまざまな技術的条件について国が定めた国家規格である。国が行う工場審査に合格し、安定したJIS適合品を生産・加工できる能力があると認められた場合は、JISマークの表示が許される。

  • ジャスト・イン・タイム(トヨタ生産方式)
    [じゃすと・いん・たいむ] [品質]
    トヨタ生産方式での用語。生産工程において、必要な原材料・部品を、必要なときに、必要な量だけ、生産したり運搬したりする仕組みとその考え方をいう。在庫を最少にするための方法。生産の平準化を前提とし、「1個流し」、「必要数でタクトを決める」、「後工程引取り」の三つを基本原則としている。

  • 巡回検査
    [じゅんかいけんさ] [品質]
    検査を行う時点をとくに指定せず、検査員が随時工程などに立ち入って巡回しながら行う検査をいう。

  • 製造品質
    [せいぞうひんしつ] [品質]
    設計品質をねらって製造した製品の実際の品質。できばえの品質、適合の品質ともいう。

  • 製品規格
    [せいひんきかく] [品質]
    目的との合致性を確保するために、製品または製品群が満たされなければならない要求事項について規定する規格。製品規格は、社内標準の中核をなす規格で、原料受け入れから製品完成までの各段階における品質確保のための標準は、すべてこの規格が基準となる。この規格に規定する項目は原則として、1)適用範囲、2)種類および等級、3)構造、4)材料、5)形状・寸法・外観、6)機能・性能・成分などの品質特性、7)試験・検査項目および方法、8)包装、9)表示などが含まれる。

  • 製品検査
    [せいひんけんさ] [品質]
    完成した製品が製品規格を満足し、目標品質を確保しているかどうかを判定するための検査。製品検査は、その実施段階によって、製造工程の最終で行う製品検査、製品倉庫の出し入れ時に行う入庫出庫検査、在庫品の品質劣化の有無を検査する在庫検査、出荷時に行われる出荷検査がある。

  • 製品検査規格
    [せいひんけんさきかく] [品質]
    完成した製品が製品規格を満足し、目標品質を確保していることを確認するための検査方法および合否の判定基準を定めた標準。製品検査規格には、通常、次の項目が含まれる。適用範囲、検査項目、検査方法、試験方法、判定基準、検査後の処置。

  • 測定
    [そくてい] [品質]
    ある量を、基準として用いる量と比較し、数値又は符号を用いて表すこと。


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