プラスチックの知恵袋/50音順索引

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  • ブロー成形
    [ぶろーせいけい] [成形]
    押出機から成形材料をチューブ状に押出し(このチューブをパリソンという)これをただちに金型で挟み、内部に空気を吹込んで中空品を成形する方法をいい、中空成形や吹込成形といわれることもある。原理的には古くから行われているガラス瓶の製造方法と同じである。ブロー成形の方法は大別するとコールドパリソン法、エクストルージョンブロー法(押出ブロー法)、インジェクションブロー法(射出ブロー法)、延伸ブロー法などがある。

  • プラスチック
    [ぷらすちっく] [樹脂]
    大きな分子量を有する有機化合物から成り、通常最終状態は固体であるが、それに至る途中に熱や圧力などの作用で流動化し、自由に成形できる一群の材料を総称していう。JIS K 6900-1977によれば「高分子物質(合成樹脂が大部分である)を主原料として人工的に有用な形状に形づくられた固体である。ただし、繊維、ゴム、塗料、接着剤などは除外される。」と定義づけられている。

  • プラスチック関連情報サイト
    [ぷらすちっくかんれんじょうほうさいと] [その他]
    Plascom(プラスコム)さんが有名。国内、海外のプラスチック関連サイト検索サービスを行っている。伝言板/Q&Aのコーナーや樹脂略称一覧等があり、ウェブマスターさんがとても気さくな方で親しみやすい。

  • プラスチック関連の資格
    [ぷらすちっくかんれんのしかく] [その他]
    代表的な資格としては、国家資格である技能検定制度があります。プラスチック関係職種としては、プラスチック成形として、1)射出成形作業、2)圧縮成形作業、3)インフレーション成形作業があり、ガラス繊維強化プラスチック成形として、1)手積み積層成形作業、2)吹付け積層成形作業があります。それぞれ1級・2級に区分して実技試験及び学科試験が年一回、実施されます。また射出成形、圧縮成形、インフレーション成形など職種によっては、1級の上位に位置する特級や2級の下位に位置する3級などもあります。技能検定に合格した者には、職業能力開発促進法に基づいて、プラスチック成形技能士と称することができます。
    --問合せ先:
    --(社)東日本プラスチック成形工業協会
    --TEL.03-3567-4467 FAX.03-3567-4469
    また、技能検定試験用の本も多数出版されています。プラスチック成形技能検定の解説、公開試験問題及びその解説、その他色々。
    --問合せ先:
    --(社)日本合成樹脂技術協会
    --TEL.03-3542-0261 FAX.03-3543-0619

  • プラスチック関連の書籍
    [ぷらすちっくかんれんのしょせき] [その他]
    (株)山城精機製作所さんの書籍や雑誌紹介で主なプラスチック関連書籍が紹介されている。

  • プラテン
    [ぷらてん] [機械]
    射出成形機の可動盤、固定盤をいう。(圧縮成形機の場合、可動盤、固定盤に取り付けられた金型を加熱する盤(板)のこともいう。)

  • プランジャ式射出成形機
    [ぷらんじゃしきしゃしゅつせいけいき] [機械]
    加熱シリンダ内で成形材料を可塑化させ、プランジャにより金型内に圧入する射出成形機をいう。大型機では可塑化が不均一で、成形材料が熱分解を受けやすいなどの欠点があり、現在ではほとんどスクリュ式のものに変わったが、小型機では成形機の駆動が速く、機構が簡単であるといった利点が買われて、ごく一部限られた分野 で利用されている。

  • プランジャプリプラ式射出成形機
    [ぷらんじゃぷりぷらしきしゃしゅつせいけいき] [機械]
    プランジャ式可塑化機構で成形材料を可塑化させ、別に設けた射出プランジャで充填する方式の射出成形機をいう。普通のプランジャ式射出成形機に比べて、可塑化が均一になる、射出量が一定になる、圧力損失が少ない、などの特徴があるが、スクリュプリプラ式やインラインスクリュ式の射出成形機に比べると成形材料が残留しやすく、色換えや材料換えも困難で、現在ではほとんど使用されていない。

  • プリハードン鋼
    [ぷりはーどんこう] [金型]
    中程度に焼入れ処理した鋼材で射出成形の金型用鋼材などとして用いられる。一般鋼材の場合、金型の耐久性を上げるために切削後焼入れし、研磨仕上げを行うが、それほど性能を必要としない場合にプリハードン鋼を使用することが多い。ショア硬度約30〜50で、切削加工するだけで熱処理せずに使用できるのでコスト低減となり、また焼入れによる変形の問題もなくなる。

  • プリミックス
    [ぷりみっくす] [樹脂]
    強化プラスチックに用いる成形材料の一種で、樹脂に単繊維補強材、充填材、触媒、着色材などを練り合わせて作った成形材料をいう。パテ状のものとぺレット状のものがある。

  • プロセス制御
    [ぷろせすせいぎょ] [機械]
    工程の出力特性に望ましい変化をもたらすように、工程の状態量を自動制御すること。

  • ベルトコンベア
    [べるとこんべあ] [機械]
    金型から直接落下、あるいは取出機によって取出された製品やスプルランナを成形機外に搬送したり、製品を一か所に集めたりする装置をいう。

  • ベント式射出成形機
    [べんとしきしゃしゅつせいけいき] [機械]
    多段スクリュを内蔵し、通常第1ステージと第2ステージの中間部分に相当する加熱シリンダ部分に脱気孔(VENT)を設けた射出成形機をいう。水分又は、そのほかの揮発分を含む材料を予備乾燥しないで、そのまま成形することが出来る。

  • PETボトル(ペットボトル)
    [ぺっとぼとる] [成形]
    PETボトルは、透明性と適度のガスバリヤー性をもっており、またガラスびんに比べて耐衝撃性、軽量性に優れているため、炭酸飲料、果汁飲料、生ビール用の大型ボトルやソース、ドレッシング、食用油、日本酒、化粧品、シャンプー、洗剤、医薬品などの容器として多用される。PETの溶融粘度は低いため、押出ブローではドローダウンが問題となる。そのため射出成形によりプリフォームを作製し、融点以下の低温でブロー成形を行う射出延伸ブロー成形法が用いられる。小型容器や内容品が酸素によりフレーバーが悪化する内容品、たとえばビール、ワイン、高濃度果汁などの場合、ガスバリヤー性が要求される。PETボトルのハイガスバリヤー化は現在、PVDCコーティングやMXD6ナイロンとの共射出成形による多層化により行なわれている。

  • ペレット
    [ぺれっと] [樹脂]
    直径または、一辺が2〜5mmぐらいの球形、円柱形または、角柱形に造粒した成形材料をいう。

  • 放電加工
    [ほうでんかこう] [金型]
    絶縁液中において母型と型材との間の微小間隔に短時間の放電を繰り返すことにより型材を母型に相似した複製型に加工する方法。

  • 保持圧力(保圧)(二次圧)(調整圧)
    [ほじあつりょく] [機械]
    射出成形においては、射出工程で金型に溶融樹脂を一応充填された後、ゲートが固化するまで保持しておく圧力をいう。射出圧力とは別の任意に調整可能な圧力。この操作によりキャビティ中の成形材料が逆流して充填圧力が低下するのを防止し、また積極的に成形材料が冷却収縮するのを補うことができる。

  • ホットランナーモールド(ホットランナー)
    [ほっとらんなーもーるど] [成形]
    ホットランナーは、マニホールドおよびノズルをヒータで温度制御し、ランナーレスの成形品を得る方式をいう。また、ホットランナーを組込んだ金型をホットランナー金型と称する。ホットランナー金型の方式を分類すると、1.断熱式 2.バルブゲート方式に大別される。

  • ホッパ
    [ほっぱ] [機械]
    成形機などに取付けられ、成形材料を供給するための、通常は円すい形をした容器をいう。

  • ホッパドライヤ
    [ほっぱどらいや] [機械]
    加熱乾燥装置の付いたホッパをいう。


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