- SI単位
[えすあいたんい] [その他]
物理量や化学的物理量、単位などの名称と記号について国際度量衡委員会が定め、使用を推薦している国際単位系。このなかでSI基本単位とはメートル、キログラム、秒、アンペア、ケルビン、カンデラ、及びモルであり、SI基本単位の積または商の組合せによってSI誘導単位が作られ、ある種の誘導単位には特別の名称と記号が与えられている。更にSI補助単位と呼ばれるものもあり、また10の累乗倍を表す接頭語としてSI接頭語の使用をも定めている。
- SPI
[えすぴーあい] [その他]
Society of The Plastics Industry Inc (アメリカプラスチック工業会)の略称。プラスチックに関する科学的、工業技術的及び一般的な情報の収集と普及を目的とする団体で、アメリカ及びカナダ政府のプラスチック工業に関連ある諸機関及び軍関係諸機関とも密接な連絡をとりながら各種の活動を行っている。会員はプラスチックに関連のある企業、業界団体、教育機関及び研究機関その他から構成され、本部はニューヨーク市におかれている。
- SPIゲル化試験
[えすぴーあいげるかしけん] [その他]
不飽和ポリエステル樹脂の硬化反応性を測定する試験法をいい、SPIで規格化されたのでSPI法とも呼ばれるが、我が国にもこれと類似のJIS法(JIS K 6901)がある。この方法では、不飽和ポリエステル樹脂の硬化発熱に伴う温度上昇を時間の関数として示し、試験法には1)高温ゲル化試験、2)常温ゲル化試験の2種類がある。
- SPI分類
[えすぴーあいぶんるい] [その他]
アメリカプラスチック工業会(SPI)のエポキシ樹脂フォーミュレータ部会で作成したエポキシ樹脂及び硬化剤の皮膚刺激性の分類をいう。Class1(実質的に刺激性なし)から Class6(動物にガン惹起の疑い)まで6段階に等級化されている。
- SPE
[えすぴーい] [その他]
Society of Plastics Engineers Inc (プラスチック技術者協会)の略称。アメリカのコネチカット州ブルックフィールドに本部をおく世界最大のプラスチック技術者の集り。アメリカをはじめヨーロッパ、日本、インド、その他各地に支部組織を持つ。数多くのプラスチック関連出版物や年次技術者会議、地域的技術者会議の開催を通じて、プラスチックに関する科学的及び工学的知識の向上を目指して活動している。
- 環境関連情報サイト
[かんきょうかんれんじょうほうさいと] [その他]
■群馬テクニカルリサーチ - 各種生分解性プラスチック応用製品設計開発・製造販売 各種生分解性プラスチックの紹介等。 ■学びと環境の広場 - ダイオキシンを含む環境ホルモン、ごみ、水問題、教育問題の広場。関連リンク集もあり。 ■環境ビジネスとエコグッズ - 環境ビジネスに取り組む企業やエコグッズ一覧、環境に配慮した買い物のすすめ等を掲載。 ■三浦さんちのホームページ - ダイオキシンや環境ホルモン等、環境問題の解説等。 ■中興化成工業(株) - 生分解性プラスチックのメーカー。生分解性プラスチックの解説と製品情報等。 ■(株)赤石 - 健康器具を製造。健康関連商品の紹介と通信販売の案内。 ■EICネット - 財団法人環境情報普及センターが運用しているサイト。環境に関する情報を利用できるEICネット「環境情報提供システム」の案内、アンケート等。 ■ぐんま生分解性プラスチック研究会 - 地方都市から地球環境を考える 生分解性プラスチックの食器製造プロジェクト 生分解性プラスチックのカラーコーン製造プロジェクト 各地に広がるグリーンプラ研究会等。
- 環境ホルモン
[かんきょうほるもん] [その他]
環境ホルモンとは、生物の内分泌機能に影響を及ぼす化学物質をいう。環境中に放出された化学物質が、体の中に入り生物がもつホルモンと同じような働きをしたり、ホルモンの働きをじゃましたりするものである。現段階では、内分泌撹乱作用が疑われている化学物質は70種類くらい知られているが、環境ホルモンは多種類あり、影響を及ぼす機構・作用・体内蓄積度合い、分解されやすさ等は様々で、雄と雌で感受性に違いがあるものもある。また、細胞レベルで観測した現象と実際の人間への影響の関係、及び野生動物におこっている現象が同様に人間にもおこるかどうかについても不明確な部分が多い。
- 技能検定(技能士)
[ぎのうけんてい] [その他]
技能検定とは、労働省が職業能力開発促進法に基づき実施をしている国家検定です。この技能検定は、現在約130種の職種があり、検定職種ごとに特級・1級・2級・3級及び単一等級に区分し、技能者がもっている技能の程度を一定の基準によって検定します。それぞれ学科試験と実技試験とによって行われます。これを国が公証することにより、技能者の技能が一層みがかれ、社会的・経済的地位の向上を図ることを目的とした国家検定制度です。技能検定に合格した者には、特級・1級・単一等級は労働大臣名の、2級・3級は都道府県知事名の合格証書と技能士章が交付され、職業能力開発促進法に基づいて、それぞれ特級技能士、1級技能士、2級技能士、3級技能士と称することができます。受検手続き、受検資格、受検料などについては、もよりの都道府県にある職業能力開発協会もしくは中央職業能力開発協会の検定課に問合せをするとよい。なお、プラスチック成形関係職種では、射出成形作業および圧縮成形作業についての場合には、全日本プラスチック成形工業連合会を構成する4つの工業協会または工業会ならびに各地区のプラスチック成形工業に関連する団体へ問合せをするとよい。 --問合せ先: --全日本プラスチック製品工業連合会 TEL.03-3567-4005 --(社)東日本プラスチック成形工業協会 TEL.03-3567-4467 --(社)神奈川県プラスチック工業会 TEL.045-321-5501 --(社)中部日本プラスチック成形工業協会 TEL.052-331-6074 --(社)西日本プラスチック製品工業協会 TEL.06-6531-8791 インフレーション成形作業についての場合には、日本ポリオレフィンフィルム工業組合へ問合せをするとよい。 --問合せ先: --日本ポリオレフィンフィルム工業組合 TEL.03-3639-8936
- サブミクロン
[さぶみくろん] [その他]
一般的にサブミクロンというと、1ミクロン(0.001mm)から0.1ミクロン(0.0001mm)までを示す。
- JIS(日本工業規格)
[じす] [その他]
Japanese Industrial Standards (日本工業規格)の略称で、日本工業標準調査会が審議している国家規格をいう。JISは鉱工業の種類別に分類されアルファベットによって表示されている。例えば JIS K 6900 のKは化学工業に関するJISで、プラスチック関係のJISは大部分この中にふくまれる。
- 東日本プラスチック成形工業協会
[ひがしにほんぷらすちっくせいけいこうぎょうきょうかい] [その他]
国家資格であるプラスチック成形技能士を習得するための通信教育や技能検定受検申請の手続きをはじめプラスチックに関連する各種の講習会や訓練校を開講している協会です。 --問い合せ先: --社団法人 東日本プラスチック成形工業協会 (Association of Plastics Molders East Japan) --東京都中央区銀座2-3-5(三木ビル) --TEL.03-3567-4467 FAX.03-3567-4469
- プラスチック関連情報サイト
[ぷらすちっくかんれんじょうほうさいと] [その他]
Plascom(プラスコム)さんが有名。国内、海外のプラスチック関連サイト検索サービスを行っている。伝言板/Q&Aのコーナーや樹脂略称一覧等があり、ウェブマスターさんがとても気さくな方で親しみやすい。
- プラスチック関連の資格
[ぷらすちっくかんれんのしかく] [その他]
代表的な資格としては、国家資格である技能検定制度があります。プラスチック関係職種としては、プラスチック成形として、1)射出成形作業、2)圧縮成形作業、3)インフレーション成形作業があり、ガラス繊維強化プラスチック成形として、1)手積み積層成形作業、2)吹付け積層成形作業があります。それぞれ1級・2級に区分して実技試験及び学科試験が年一回、実施されます。また射出成形、圧縮成形、インフレーション成形など職種によっては、1級の上位に位置する特級や2級の下位に位置する3級などもあります。技能検定に合格した者には、職業能力開発促進法に基づいて、プラスチック成形技能士と称することができます。 --問合せ先: --(社)東日本プラスチック成形工業協会 --TEL.03-3567-4467 FAX.03-3567-4469 また、技能検定試験用の本も多数出版されています。プラスチック成形技能検定の解説、公開試験問題及びその解説、その他色々。 --問合せ先: --(社)日本合成樹脂技術協会 --TEL.03-3542-0261 FAX.03-3543-0619
- プラスチック関連の書籍
[ぷらすちっくかんれんのしょせき] [その他]
(株)山城精機製作所さんの書籍や雑誌紹介で主なプラスチック関連書籍が紹介されている。
- UL規格
[ゆーえるきかく] [その他]
1984年に米国に非営利機関として設立された。科学的調査、研究、実験、試験により、いろいろな材料、器具、製品、機器、構造、方法、システム又はその使用が生命と財産に与える危険性を調べ、確認を行い、定義づけ、規格、分類、その他安全のため必要な情報の発行を行うための Under-writer's Laboratory の頭文字の略であり、ここで制定された規格をUL規格という。現在約500近い規格を発行しており、この規格に基づいてULは、リスティングサービス、分類サービス、部品認定サービス、証明書サービス、検査サービスを行なう。ULに認定された部品は年一回発行される Directory of Recognized Component 通称、イエローブックに記載される。高分子材料関係では、UL-94 プラスチック材料の難燃性試験法、UL746B ポリマー材料の長期的性能評価などが良く知られ、業界で広く利用されている。
- UL(保険業者研究所)
[ゆぅーえる] [その他]
Underwriters Laboratories Inc (保険業者研究所)の略称で、米国で販売される製品の安全性の試験を行う独立の非営利機関で、その安全性に関する規格を一般にUL規格といっている。UL規格に合格しない製品は保険会社が取扱わないため、UL規格は法律ではないが極めて強い効力がある。
- レオロジー
[れおろじー] [その他]
物質の流動と変形について研究する科学の一分野であり、レオは流れを意味し、ロジーは学問を表わす。この呼び名は1929年にアメリカの化学者ビンガムによって提唱されたのに始まり、アメリカ、日本などにレオロジー学会が組織されている。自然界における流動と変形には、材料のもつ粘性、弾性、塑性といった3大要素によって種々様々な形態があり、これらの分野はいずれもレオロジーのはんちゅうに入るが、一般には溶液、溶融体や固体の混合流およびプラスチック、ゴムなどの粘弾性体の流れ挙動を取り扱う例が多い。これらは線型粘弾性理論や非線型粘弾性理論がいくつか提唱されているが、多くは現象論的な研究例がなされている。
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