プラスチックの知恵袋/50音順索引

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  • 背圧(スクリュ背圧)
    [はいあつ] [機械]
    射出成形機においての背圧とは、スクリュが回転して樹脂の可塑化と混練を行い、これをスクリュ先端に送り込むが、この先端に送られる溶融樹脂によってスクリュが後退する。この際スクリュの後退方向とは逆に射出方向に働かせて樹脂を加圧する圧力を背圧という。

  • 箱形熱風乾燥機(箱形熱風循環式乾燥機)
    [はこがたねっぷうかんそうき] [機械]
    外周に電熱ヒータを備え、室内の空気をファンによって攪拌しつつ循環させて、内部に挿入された浅い箱形容器(トレイ)上の材料を加熱乾燥する装置をいう。

  • 発泡成形
    [はっぽうせいけい] [成形]
    機械的撹拌、揮発性、分解性、水溶解性発泡剤を用いて気泡体を製造する工程をいう。発泡成形を大別すると、ブロック成形(厚板)、板状成形、金型を用いる型物成形などになり、これらは、通常の射出、圧縮、押出、真空成形などの適用が可能である。またインテグラルスキン法及びRIM成形法などによっても発泡成形することができる。

  • 鼻たれ(ドルーリング)
    [はなたれ] [成形]
    シリンダ内の樹脂が漏れ、ノズルから鼻たれ状に出てくる状態をいう。対策として、サックバック機構などがある。

  • 半自動成形
    [はんじどうせいけい] [機械]
    作業開始ボタンを押すことにより1サイクルの各操作がプログラムによって自動的に行われる成形をいう。通常、作業者が成形品を取り出した後、再び作業ボタンを押すか、安全扉を閉じることによって次のサイクルが開始する。

  • 汎用プラスチック(汎用樹脂)
    [はんようぷらすちっく] [樹脂]
    一般的には、価格が安く、加工容易な熱可塑性プラスチックで、広く工業用から日用品雑貨に至るまで使われているプラスチックをいう。代表的な汎用樹脂に、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩化ビニル樹脂、スチレン系樹脂、メタクリル酸樹脂などがある。

  • バックフロー
    [ばっくふろー] [機械]
    逆流防止機構付きスクリュヘッドの摩耗あるいは、ストレートタイプのスクリュヘッドを用いたときの成形条件、樹脂特性などにより射出時に先端部の溶融樹脂がホッパ側へ逆流することをいう。

  • バリ
    [ばり] [成形]
    成形材料が金型の隙間に流れ出して固まった、製品についた余計な部分のこと。

  • パージ(パージング)
    [ぱーじ] [機械]
    成形機の加熱シリンダに残留する材料を、スクリュを前後進させ取り除く操作をいう。

  • パーティングライン
    [ぱーてぃんぐらいん] [金型]
    金型の雌型と雄型の分割面やおも型とサイドコアの分割面のこと。PLと略して呼ぶこともある。

  • ヒータ容量
    [ひーたようりょう] [機械]
    加熱シリンダ及びノズル部の合計ヒータ容量。

  • 東日本プラスチック成形工業協会
    [ひがしにほんぷらすちっくせいけいこうぎょうきょうかい] [その他]
    国家資格であるプラスチック成形技能士を習得するための通信教育や技能検定受検申請の手続きをはじめプラスチックに関連する各種の講習会や訓練校を開講している協会です。
    --問い合せ先:
    --社団法人 東日本プラスチック成形工業協会 (Association of Plastics Molders East Japan)
    --東京都中央区銀座2-3-5(三木ビル)
    --TEL.03-3567-4467 FAX.03-3567-4469

  • ひけ
    [ひけ] [成形]
    シンクマークを参照。

  • 非結晶性樹脂(非結晶性プラスチック)
    [ひけっしょうせいじゅし] [樹脂]
    結晶性樹脂とは異なり、高分子鎖を形成する原子団が大きすぎたり架橋が結晶の妨げになったりするため、分子が規則的に集まることができないものがある。これを、非結晶性樹脂という。

  • 歪み
    [ひずみ] [成形]
    応力により物体内に生じる変形をいう。特に、内部応力に起因するものを内部歪みという。

  • ひび
    [ひび] [成形]
    クレージングを参照。

  • 標準化
    [ひょうじゅんか] [品質]
    標準化とは、「標準を設定し、これを活用する組織的行為。」標準化には、それを推進する規模から、1)国際的標準化、2)国家的標準化、3)団体標準化、4)企業内標準化がある。標準化をうまく進めるためには、一般的に、標準化しようとする対象に対し、目的を明確にして関係者全員がその必要性を十分に理解し、明文化に当たっては、実施する関係者全員で十分に討議する必要がある。

  • 品質
    [ひんしつ] [品質]
    品物又はサービスが、使用目的を満たしているかどうかを決定するための評価の対象となる固有の性質・性能の全体をいう。クオリティの本来の意味からすれば、品質は、品物の質だけでなくサービスの質をも示している。品質の形成には、提供する財貨そのものの品質のほかに、品質を形成する仕事にも目を向ける必要がある。

  • 品質管理
    [ひんしつかんり] [品質]
    買手の要求に合った品質の品物またはサービスを経済的に作り出すための手段の体系・品質管理を略してQCということがある。また、近代的な品質管理は、統計的な手段を採用しているので、特に統計的品質管理(Statistical Quality Control、略してSQC)ということがある。市場調査、研究開発から始まり、販売、アフタサービスおよび人事など、全社的に進めるTQCが一般的になっている。

  • 品質判定基準
    [ひんしつはんていきじゅん] [品質]
    検査単位を試験した結果について、欠点と判定するための基準、又は良品・不良品に区別するための基準。


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