- ライニング
[らいにんぐ] [機械]
貯蔵タンクやシリンダなどの素地表面または内面に耐食、耐摩などを目的として内貼りを施すことをライニングという。
- ランド
[らんど] [金型]
成形用金型におけるゲートの平行部(長さ)をいう。
- ランナ
[らんな] [金型]
成形用金型においてキャビティに溶融材料を流し込む径路のうち、スプルからゲートまでの部分をいう。
- 離型剤
[りけいざい] [樹脂]
成形品が金型に粘着するのを防止して容易に離すことが出来る薬品のこと。
- 離型性
[りけいせい] [成形]
成形品が成形用金型からの離型のしやすさをいう。
- リブ
[りぶ] [金型]
製品の肉厚を厚くしないで、剛性や強度を持たせ、また広い平面部のソリを防ぐために用いる補強部分を呼ぶ。
- 流動成形
[りゅうどうせいけい] [成形]
粉体またはペースト状液体の常温における流動性を利用し成形する方法で、粉末成形、流動浸漬、ペースト成形などがある。
- 良品
[りょうひん] [品質]
品質判定基準に適合する検査単位。いくつかの品質判定基準がある場合には、すべての項目を満足する検査単位。
- リングゲート
[りんぐげーと] [金型]
円筒状の成形品の一端の周囲から、成形材料を充填するゲートをいう。
- 冷却時間
[れいきゃくじかん] [機械]
金型キャビティ内に射出された溶融樹脂は、金型に熱を伝えて冷却されていくが、通常成形品の両表面の中央部(最大肉厚部)の温度が材料の熱変形温度以下に達した時に冷却が終ったと見て、それまでの時間をいう。
- レオロジー
[れおろじー] [その他]
物質の流動と変形について研究する科学の一分野であり、レオは流れを意味し、ロジーは学問を表わす。この呼び名は1929年にアメリカの化学者ビンガムによって提唱されたのに始まり、アメリカ、日本などにレオロジー学会が組織されている。自然界における流動と変形には、材料のもつ粘性、弾性、塑性といった3大要素によって種々様々な形態があり、これらの分野はいずれもレオロジーのはんちゅうに入るが、一般には溶液、溶融体や固体の混合流およびプラスチック、ゴムなどの粘弾性体の流れ挙動を取り扱う例が多い。これらは線型粘弾性理論や非線型粘弾性理論がいくつか提唱されているが、多くは現象論的な研究例がなされている。
- ロケートリング
[ろけーとりんぐ] [機械]
成形機のシリンダノズルとスプルブッシの入口及び、金型取り付け穴に対する金型の位置関係を正確に保つために金型の中心部に取り付けてあるリング状の物をいう。
- ロット
[ろっと] [品質]
等しい条件下で生産され、又は生産されたと思われる品物の集まりのことをいう。生産時のロットを生産ロット、検査の対象となるロットを検査ロットなどという。
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