プラスチックの知恵袋/分類別

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成形樹脂機械金型品質その他

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  • 測定誤差
    [そくていごさ] [品質]
    サンプルによって求められる値と真の値との差のうち、測定によって生じる部分をいう。

  • チェックシート
    [ちぇっくしーと] [品質]
    チェックシートとは簡単なマークを記入することによってデータが簡単にとれ、しかもそのデータが整理しやすいように、また、製品や作業などの点検・確認項目が漏れなく、合理的にチェックできるように、あらかじめ設計され、必要項目の表や図が記入してあるシートのことをいう。チェックシートは、簡単にチェックするだけで必要なデータをまとめたり、点検・確認項目を漏れなく、手順よく点検・確認できるという便利な手法であり、データの分類項目別の分布を知ることができる。チェックシートをうまく活用するには、1)目的に合ったものを選ぶか、または作成する、2)簡単にチェックできる、3)チェック項目はつねに検討し、必要により改訂する、4)チェックのしかたをルール化しておく、5)点検項目は作業の順序と合わせておく、6)データの履歴を明らかにしておく、7)時期を失わないうちにアクションをとる、などが大切である。

  • チェックポイント
    [ちぇっくぽいんと] [品質]
    工程(業務)を管理するためにチェックすべきすべての点をいう。生産(仕事)を順調に行うためには、製品(仕事の結果)はもちろん工程(業務遂行上)のいろいろな箇所が対象になる。

  • チェックリスト
    [ちぇっくりすと] [品質]
    仕事が正しく行われているかどうか、または、製品などが基準に照らして、正しく製作されているかどうかを点検・確認し、その結果を記入する一覧表のことをいう。この一覧表にはあらかじめ点検・確認する項目を具体的に記入しておき、簡単に、迅速に、楽に点検・確認ができるように様式化されているのが普通である。チェックリストは仕事の落ち・漏れを防止することや、手際よく仕事を進めることがねらいである。そのために、あらかじめ点検・確認事項を漏れなくリストアップすることが大切である。また、そのチェックリストは、何をチェックするのか、対象となる品物または仕事を、いつ、誰がチェックするのかなど、あらかじめ明確にしておくことが大切である。チェックリストの使用例としては、安全点検、設備点検、計測器点検、作業条件点検、工程検査、始業点検、活動の自己点検など多くのものが職場のみならず、日常生活や家庭でも活用されている。

  • 日常管理
    [にちじょうかんり] [品質]
    それぞれの部門で当然日常的に実施しなければならない日常業務について、その業務目的を効率的に達成するために必要なすべての活動。現在の管理水準の維持と、改善によるレベルアップとを含む経営管理の最も基本的な管理活動であり、品質保証、生産量管理、原価管理などがある。

  • 抜取検査
    [ぬきとりけんさ] [品質]
    検査ロットから、あらかじめ定められた抜取検査方式に従って、サンプルを抜き取って試験し、その結果をロット判定基準と比較して、そのロットの合格・不合格を判定する検査をいう。この場合、ロットの大きさとサンプルの大きさとの関係、サンプルの抜き取り方、ロット判定基準などは、経済性も考慮して統計的方法によって決める必要がある。

  • 標準化
    [ひょうじゅんか] [品質]
    標準化とは、「標準を設定し、これを活用する組織的行為。」標準化には、それを推進する規模から、1)国際的標準化、2)国家的標準化、3)団体標準化、4)企業内標準化がある。標準化をうまく進めるためには、一般的に、標準化しようとする対象に対し、目的を明確にして関係者全員がその必要性を十分に理解し、明文化に当たっては、実施する関係者全員で十分に討議する必要がある。

  • 品質
    [ひんしつ] [品質]
    品物又はサービスが、使用目的を満たしているかどうかを決定するための評価の対象となる固有の性質・性能の全体をいう。クオリティの本来の意味からすれば、品質は、品物の質だけでなくサービスの質をも示している。品質の形成には、提供する財貨そのものの品質のほかに、品質を形成する仕事にも目を向ける必要がある。

  • 品質管理
    [ひんしつかんり] [品質]
    買手の要求に合った品質の品物またはサービスを経済的に作り出すための手段の体系・品質管理を略してQCということがある。また、近代的な品質管理は、統計的な手段を採用しているので、特に統計的品質管理(Statistical Quality Control、略してSQC)ということがある。市場調査、研究開発から始まり、販売、アフタサービスおよび人事など、全社的に進めるTQCが一般的になっている。

  • 品質判定基準
    [ひんしつはんていきじゅん] [品質]
    検査単位を試験した結果について、欠点と判定するための基準、又は良品・不良品に区別するための基準。

  • 品質方針
    [ひんしつほうしん] [品質]
    企業の経営者が、品質および品質管理に関する基本的な考え方を明示する方針。この方針は、1)企業のすべての階層において、2)商品の品質に関連するすべての活動の中で理解され、実行され、維持されなければならない。この方針は商品の使用目的に対する適合性、使用者の安全および社会的要求事項に関する品質目標とこれを達成するためのコスト目標の設定の指針となるものである。

  • 品質保証
    [ひんしつほしょう] [品質]
    消費者の要求する品質が十分に満たされていることを保証するために、生産者が行う体系的活動。すなわち、消費者が安心して品物を買うことができ、しかも十分に満足して使うことができることを保証する企業活動のことで、そのためには、市場調査、企画、設計、製造、販売、アフタ・サービスなど企業活動すべてのステップで品質確保のための全社的活動が必要である。

  • 品質保証システム
    [ひんしつほしょうしすてむ] [品質]
    品質保証のしくみのことであり、品質保証体系とも呼ばれている。市場調査やユーザの要求分析から企画・設計・製造、販売および販売後のサービスに至るまでのステップにおいて、どのように品質を実現するか、保証していくかを規定するものである。品質保証システムを構築するためには、各ステップにおいて、どのような役割をはたすべきかを明確にするとともに、それらがどのような連携をとるべきかを十分に検討することが必要である。

  • 品質保証体系(図)
    [ひんしつほしょうたいけい] [品質]
    市場調査から販売、アフタ・サービスにいたるまで、どの製品にも共通的に、どのように顧客に満足される品質を実現し、保証していくかを明確に規定するために、製品が企画されてからユーザに使用されるまでの各ステップにおける設計・製造・営業・品質管理などの各部門の役割を明確にしたプログラムをいう。

  • 品質目標
    [ひんしつもくひょう] [品質]
    企業の品質方針に基づき、達成すべき目標を明らかにしたもの。企業の管理者は、つねに達成すべき目標を明示し、具体的な計画を策定して、実行していかなければならない。主な品質目標の対象としてつぎのものがあげられる。1)企業として備えるべき商品の開発と製造の能力、2)開発すべき商品とその品質、3)保守、サービスの充足度、4)安全に関する事項、5)設計、開発方法の改善とレベルアップ、6)調達品の品質向上、7)製造、据付における不適合の削減、8)市場クレームの減少。

  • 不良品
    [ふりょうひん] [品質]
    品質判定基準に適合しない検査単位。すなわち、欠点を一つ以上含む検査単位。不良品の数を不良個数ともいう。

  • 不良率
    [ふりょうりつ] [品質]
    品物の全数に対する不良品の比率。百分率で表した不良率を不良百分率という。

  • ブレーンストーミング
    [ぶれーんすとーみんぐ] [品質]
    集団による自由連想法であり、発散的思考法である。ブレーンストーミングの四つの鉄則はつぎのとおりです。1)他人の批判は絶対してはならない、2)自由奔放を歓迎する、3)アイデアの量を求む、4)他人のアイデアを利用し、改善または結合したアイデアを出す。人員構成は、リーダーが1名、リーダー補佐1名、レギュラーメンバー5名、ゲストメンバー5名の計12名が理想的であるとされている。また、時間は30分〜45分くらいが最適のようである。

  • 要因
    [よういん] [品質]
    特性に影響する原因をいう。要因と特性の関係を調べるのが要因解析である。一つの特怯に対する複数の要因の影響を体系的に表した図が特性要因図である。実験で取り上げた要因を因子という。要因はいくつかの観点から分類されるが、因子の分類と同様に、制御可能性という観点から制御要因、標示要因(層別要因)、誤差要因と区別することが、取り得るアクションを明確にするうえで有効である。

  • 良品
    [りょうひん] [品質]
    品質判定基準に適合する検査単位。いくつかの品質判定基準がある場合には、すべての項目を満足する検査単位。


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